先週の土曜日(9月5日)、東京中野サンプラザにて、浅川嘉富氏の講演会「4つの窓から眺めたアセンション」が行われました。
この講演会は、先月出版された浅川氏の新刊「2012年アセンション 最後の真実」を土台に、「アセンションに向けて人類が抱えている問題点」を「4つの窓」というモチーフにしてそれぞれ紹介したものです。
※尚、この講演会内容の詳細は浅川氏新刊「2012年アセンション 最後の真実」をご参照ください。
浅川氏はたびたび、人類の現状について「外の景色が見にくい曇りガラスの家の中で過ごしてきたようなもの」という比喩を用いています。
今回はその「曇った窓ガラス」が何か、そして、その原因についてが主な講演内容でした。
<<曇った4つの窓>>
【1】宇宙
【2】霊的世界
【3】地球・人類の歴史
【4】現代
――以下、講演内容を列挙します――
ひとつ目の窓【宇宙について】・現在、メキシコや中国四川省にてUFOの集団目撃がされている。しかし、公的機関は一切調査に乗り出さず、それらを「集団幻覚」で片づけている
(解説※1参照)・特に中国四川省に関しては、去年の大地震より頻回に目撃されている。昨年などは、村民が3時間に渡って見物出来る程の長時間に渡り、UFOが目撃された。その理由は、四川省における「原子汚染」があり、その調査の為訪れている可能性もあるが、そうした情報について公的機関の発表は一切ない。
・銀河の中心部から注がれるエネルギーが増大化している昨今、その人の素(霊性)が如実に表面化している。その為、真理を見てすぐに受け入れられる人、そうでない人の二極化が見られる。
・アポロ14号の元宇宙飛行士、エドガー・ミッチェル氏は、「NASAが宇宙人とコンタクトを続けてきた」とはっきり記者会見で発表をした。それほどの権威と肩書きのある人物がこうした発表を行うというのは、それ相応の覚悟と勇気があったことだろう。しかし、それ程までの「確信」および「信念」が、ミッチェル氏の中にはあったのである。
・ミッチェル氏は真理に触れ、それをずっと黙秘続けてきたが、このまま「真理を喋ることなく死ねない」と、そう思ったのだろう。それで、NASAや政局における制限を振りほどいてまで勇気ある会見に至ったのである。しかし、そうした内容について日本はいっさい「報道しない」。
(解説※2参照)・「インプラント現象」について
インプラントとは、UFOや宇宙人に誘拐された人が、その先で「金属片を埋められる」という現象である。そうした金属片の成分を医学者が分析したところ、その一部が「地球上にある物質ではない」ことが判明した。しかし、そうした公の報道、後追い調査は今のところされていない。
(解説※3参照)ふたつ目の窓【歴史について】・我々が捉えている「世界史」そのものが、実は歪まされ、検証の必要性が問われている。
・ピラミッドなどの先史文明の軌跡は、今の世界史における知識だけでは証明しきれない。先日、NHKがピラミッド建造の謎の解明として、「仮にレールを引いて石を積み上げたにせよ、そうすると理論的に言ってもナイル川に入ってしまうこととなり理論上成立し得なくなる」ことを証明していた。今までの学説を覆す、斬新な内容であった。
・オルメカ文明の象徴、ラ=ヴェンタ遺跡も、現存の考古学知識だけでは紐解けない。「玄武岩」から出来ており、玄武岩を削るにはダイヤモンドの歯が入った堅いものでない限り、切断さえも難しい。実際に玄武岩を切断する実験を行ったところ、現在使われている電動カッターでも切れないことが判明している。
・こうした技術の発展は、時代の順番を追ってこそなし得るものである。すなわち、「エジプトやオルメカより『それ以前に発展していた文明があった』ことを証明せずして、説明がつかない」のだ。
・本来の歴史は、世界史が学術的に捉えているものよりも実際は非常に永く、また、今の人類よりも何回か文明があったことをこうした遺跡は示唆している。しかし、学会などではそうした問題について触れようとしていない。表面的に信じられる歴史だけを仮説とし、それがいつのまにか「真説」となってしまっただけの話に過ぎない。
・すでに「現象」があるのだから(ピラミッドやラ=ヴェンタ遺跡など)、その真理と向き合い、それを論じられる方が遙かに意義がある。しかし、学者は後付けの理由ばかり優先させ、都合良く真理を歪めてばかりいる。
・進化説についても、歪んだまま継承されているに過ぎない。猿から人間は進化しない。その証拠に、どこにも「猿が人間の赤ちゃんを産んだ」という話は聞かない。また、猿には夕陽や美しい景色を見て「感動する心」がない。猿は、猿のままでしかない。
(解説※4参照)みっつ目の窓について【霊的世界】・日本人は元来「仏教国」だった絡みもあるのか、「死んで無になる」と思っている人は少ない。しかし、キリスト教圏内だとその点は非常にシビアである。キリスト教では、イエスが復活した後に「死者を蘇らせる」為、死んだ後はそのまま「眠りについている」と解釈されている。すなわち、イエスが復活するまで、死者は「待たなければならない」のである。
(解説※5参照)・クラリオン星人のコンタクターであるカヴァーロ氏も、対談(「超次元スターピープルの叡智」 徳間書店超知ライブラリー出版)にて「霊界の否定」をしているが、彼が否定しているのは「キリスト教圏内」で説かれている霊界の否定である。すなわち、キリスト教が説くように「イエスの復活をずっと待っている」という霊界を否定しているのであって、我々が解釈している霊界(※例えばフォーカス23~27のような)の否定ではない。むしろその存在については、クラリオン星人によって「ある」と肯定されている。
・第一次大戦、第二次大戦を前にして、「第1次スピリチュアル・ブーム」が起きた
(解説※6参照)。それは、両者の大戦で多くの死者が出る為、迷う霊を少しでも減らす目的があったからである。
・1937年に亡くなった有名な英国司教は、霊界通信(降霊術)に降りてきて、次のように発言した。
「自分は『霊界はない』と、多くの信徒達に教えてきた。しかし、それは嘘だった。本来は死んでも魂は不滅である。今、亡くなった多くの英国兵達が自分の元に来ては『嘘を教えた』と責められるのが、何より辛い」と。
・人は死んだ瞬間、明確な意識を持ち続けるので、死の知識をしっかり持っていないと霊界に帰れなくなる(何故なら、生きている感覚とまったく変わらないからである。
解説※7参照)。だからこそ、死の本質に気がつくことは人間にとって何よりも優先されるべきことなのである。
・死を自覚出来ないまま彷徨っていると、この世で生を受けていた時のような制限がない為、どこにでも移動出来るようになる為、この世の居心地が良くなってしまう
(※女性の皆さん! 入浴時要注意!←篠崎談)。
そうするとこの世にいつまでも未練が残り、成仏出来ない浮遊霊と化してしまうのである。
・経典をいくらあげても、意味がない。何故なら、経典をあげる方が意味がわからなければ意味がないし、あげられる方も意味がわからなければ、さらに意味がないからである。それよりも、「死の本質」について語り聞かせてあげた方が、遙かに成仏への手ほどきとなる。
よっつ目の窓【現代】・9.11のテロ事件は、未だにアルカイダがやったとされている。
(解説※8参照)9.11を境に、世界は様変わりした。イラク紛争、中東の惨状は、あの時からすべて始まっている。
・フセイン大統領時代の方が、まだマシだった。今やアメリカ軍は撤退したものの、同じことをアフガニスタンで繰り返している。そうした真実をアメリカが明かさない限り、アセンションは起こり得ない。
「アセンション」とは?・アセンションとは「元の星に戻る」というこである。
・他の次元から来た人達が、地球で学びを得る為に「F35(フォーカス35)」という空間を作った。そこから直接三次元に行くことが出来なかったので、そこを経由するために「F27(フォーカス27)」を作り、そこから地上へ転生を繰り返しながら、学びを経ることとなる。
・しかし、そうしたことをシステマティックに行う為に「分魂」という仕組みを作った。すなわち、ひとつの魂を複数に分離し、あちこちに転生させることで学びの過程を進めようという仕組みである。
(解説※9参照)・我々の上には、そうした「類魂」が存在する。この生を終えた後、人々は類魂の元へ戻り、もと来た星に戻るのがアセンションの意味ではないのだろうか。
・また、地球はこれ以上保たないという段階まで追い詰められている。その為、地球そのものも次元上昇せねばならない。それにあわせて人類も次元上昇するが、いったんその為に人類は地球を一度は離れることとなるだろう。ただし、どちらになるかについて、まだ確証は何もない。
・ただし、こうしたアセンションの流れに来た際「意識改革」が進むようにと、人類のDNAには予め「起動スイッチ」が埋め込まれていたという説もある。(埋め込んだのはシリウス星人という説有)
――――――(以上、講演内容メモから抜粋)――――――
◆以下、篠崎による解説◆
解説※1
児童文学「アミ 小さな宇宙人」は、作家エンリケ・バイオス氏が「メキシコで起きたUFO集団目撃」をヒントに執筆されたと言われています。この時も、「集団幻覚」という言葉で片づけられてしまった模様。
解説※2
日本が何故、そうした報道をしないのか――おそらく、宇宙物理学などについては残念なことに日本は「遅れているから」という可能性が高いです。最近では斬新な理論を打ち出す物理学者も出ていますが、やはりアメリカなどに比べたら、まだまだ少ない――。アメリカにおいては、「パラレルワールド」として、複数次元の存在を物理学者が明確に唱えた本もあります。
解説※3
個人的には、「密かに後追い調査が、されているのではないか」と推測しています。ただ、それを表沙汰にすると不利になる組織や、或いは、あまり良くない影響のある組織がある為、水面下で調査されているだけなのではないか、と。その証拠に、旧ソ連ではUFOについての調査が積極的にされていたことが、明るみにされています。ソ連がそこまで動いていたのなら、アメリカが動いていないわけがありません。それを「じっと黙している」方が、ある意味「不気味」に思えてなりません。
解説※4
上述したマウリッツィオ・カヴァーロ氏の対談本の中で、カヴァーロ氏は「猿は、人間を生み出す際の失敗作である」と述べています。
解説※5
これは決して、イエスが実際に説いた教えではありません。キリスト教は、ローマの国教とされた際、かなり大きく歪められた可能性が高いです。(事実、イエスが転生に言及していた――とする説もあります。)
何故、時代の権力者たる教父達が「霊界を否定したか」と言えば、「恐怖が人を支配するのに、最も好都合だから」でしょう。(恐怖……教父……、皮肉ですね。)だからこそ人々はキリスト教の信者となり、死んだ後も「イエスの復活で蘇る」ということにすがったのかもしれません。(だから西洋では土葬が一般的なのです。火葬は「死後、復活が出来なくなる」ということで忌み嫌われました。そうした意味で、彼らにおける「火あぶりの刑」というのは、肉体的苦痛だけではなく霊的消滅を意味するのです。)
ちなみに、こうした背景を思うと、1700年代に「霊界の存在」を主張したスウェデンボルグは、本当に偉大で、かつ斬新な天才だったと評価せずにいられません。(ちなみに、彼は「狂人だ」として教会から猛反発喰らったのは、言うまでもありません。しかし、スウェデンボルグの貢献なくして、以下に記載する第1次スピリチュアル・ブームも、決して起こらなかったでしょう。)
解説※6
第1次スピリチュアル・ブームの背景についての詳細は、浅川氏最新刊「2012年アセンション 最後の真実」をお読みください。
ちなみに、現代は「第3次スピリチュアル・ブーム」です。これは、自ずとアセンションに何らかの関わりがあることと思います。
解説※7
これは、私自身が体外離脱をした中でリアルに体験しているので、まさしく「その通り」としか言いようがありません。
突発的な事故や、死の本質を見据えない中での自殺は、自分が死んだことを自覚出来ないまま、「まだ生きているんだ」という迷いを生じさせます。死の本質を見据えずに迷う霊を多く輩出することは、人類にとってだけでなく、地球にとってもマイナスな一要因です。
解説※8
私も9.11を境に人生が大きく変貌した一人ですが、その後ずっと8年間に渡り9.11問題を追い続けた中で、どうしても「アメリカ自作自演説」だけでは片付かない「裏事情」があるように思えてなりません。ですが現在、それはまだ調査中です。
解説※9
こうしたシステムが必ずしも「その学びを全う出来るか」と言えば、そうではありません。不確定性原理の際に説明した通り、人間に働く自由意志や、環境、その他の人々の影響により、「必ずしも予定された通りの人生を送れないから」です。
そうした意味では、「高次システムでさえも、読み切れない何か莫大なエネルギーを、人間は持っている可能性がある」ことも、考えられます。10月3日(土)に東京・中野サンプラザにて浅川嘉富氏講演会が行われます。
今回は「エジプト文明の謎を解く①」です。
興味のある方は、浅川氏サイトにてご確認ください。※札幌、名古屋、大阪、福岡など、それぞれの都市でも講演会が行われています。【浅川嘉富氏サイト 参照過去記事】
UFOとエイリアン情報① UFOとエイリアン情報② 超次元スターピープルの叡智 四つの窓【ブログ内関連記事】
アセンションをブームで終わらせない為に2012年アセンション 最後の真実(1)アセンション情報における不思議な符合 (2)アセンション情報における不思議な符合「死の本質」を見つめる※多くの方に、アセンション・ブームとしてではなく「真剣な目で地球人類の進化」に意識を向けて欲しいと願っています。ひとりでも多くの方に読んで頂けるよう、以下のクリックにご協力をお願いいたします。

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私としては確信的な意見だと想っていることです。
脳はチューナーであり、発信器である。と。
実は三次元の人間にしか変えられない事があると。
私の想いでは、脳はチューナーであり、発信器であり「アンプ(増幅器)」であるのだという想いがあります。
何を持ってそう言うのか?と具体的な事例を挙げるのも大変ですが、そういった意味合いを持ちつつ考えて行くと、当てはまる事例が見つかるかと思います。
神は黙して語らず
これも慈愛の形ですよね。
篠崎様がおっしゃるように、子が自力で立ち上がり、自身で気づく時まで見守る。
これが慈愛の一つの形であると。
これが、立ちあがろうとしている我が子に手を挿し延ばして立たせても、「立った!立った!」と自己満足=自愛しているだけだと。
ここらへんが理解出来ると、物事の観方が変わっていくのだと観じています。
> 私の想いでは、脳はチューナーであり、発信器であり「アンプ(増幅器)」であるのだという想いがあります。
よく哲学用語である「想起」というのは、「すでにある記憶を、思い返す」という意味で使われます。
シュタイナーなどは、「『学ぶ』という行為は新たなものを学んでいるのではなく、『すでに記憶されていることを想起する為のもの』だ」なんて言っていますね。
私にもこれ、よく分かります。
私自身、子供の頃「多大なジレンマ」を抱えていて――それは、「自分はもっといろいろなことを知っているはずなのに、それが表現できない」ことへのジレンマでした。
だから、幼少期にして哲学書や宗教書を読みあさったのだと思うのですが――それはすなわち、「学んだ」のではなく、「霊性にインプットされていた記憶」を三次元化させる為の行為に他ならなかったと、そう思うのです。
脳がチューナーであるというのは、本当にその通りですね。霊性にインプットされた記憶を「三次元で表現する」為には、脳は絶対必要不可欠です。なければ、どんなに霊性が高くてもそれを表現出来ないので。仏陀に頭がなかったら、どんなに覚者になったとしても、その教えを伝えられなかったでしょう(笑)。←ってか、「首から先がない」なんて、覚者云々外の問題ですが――;;
ただ、あまり脳が暴走してしまうと、それは高次(本体である霊性)の意図したものとはかけ離れたものとなるのでしょうね。それこそが、利己の暴走なのかもしれません。
私達はそれらのバランスを、うまくとっていく必要があるのでしょうね。
これは私も、そう思いますね。
というか――私にとって、「もっとも嫌いなエゴ」のひとつです。
本当に慈愛を実践でしている人は――ものすごい厳しい状況下に自分を追い込んでも、必死に歩いています。それこそ、地獄を歩く地蔵菩薩の境地ですよね。
でも、「自愛」で「慈愛」をする人達は、本当の痛みを知ろうとせずに、手を伸ばすことだけで「自己満足にいたる」――私はこの行為は、最も恥ずべき行為だと思います。
本当の「慈愛」は、いつでも「痛みと苦悩」の中にあります。
> 篠崎様がおっしゃるように、子が自力で立ち上がり、自身で気づく時まで見守る。
> これが慈愛の一つの形であると。
ただ、世界には「自力で立ち上がることが出来ない人達」というのも、大勢います。
自力で立ち上がることさえ出来ず、上からのエゴに押し潰され、生きる気力をなくしている人達も、大勢いるのです。
ルワンダ紛争にしても然り、ソマリア紛争にしても然り。
中東はまだイデオロギーが背景にあるように見えているのでそうでもないですが(でも実際は、シオニスト達による策略である可能性や、武器輸出人達、資本主義の頂点たる先進諸国の人々のエゴの犠牲になっているだけの背景もあります)、アフリカはそれ以上に最悪で、おそらく先進諸国の人達からしたら理解を絶するような現状だと思いますよ。
スピリチュアリストで「自愛」的行為で慈愛を語る人もいますが、
本当に慈愛を知っている人は、とにかく「情報を探す」。
自分で努力し、自力で立ち上がることの出来ない人達を「如何にして立ち上がらせるか」の模索を、絶対に欠かしません。
神は黙して語らずとも――絶対に苦悩の涙を流していると、そう思いますよ。