いつ頃からだろう。「スピリチュアル」という言葉に、妙な抵抗を覚えるようになったのは──。
もともと篠崎は
横文字に弱いので、何でも漢字で言い当てる方が「スッキリ☆」する傾向はあります。
なので、最初から「スピリチュアル」という言葉にしっくり感はなかったのですが──自分の活動を言い当てるのには、どうにもこの「スピリチュアル」だの「精神世界」だのといった、若干
「もやっ」とした言葉を使わずに説明することが困難でした。
それで致し方なく、その文言を使ってはいたのですが──
だけど、ここ最近。
とみにこの「スピリチュアル」という言葉に嫌悪感を抱くようになったのです。
そのことについて、今日1日たっぷり考察していたのですが、おそらくこの「スピリチュアル」という言葉が
現実側面においてどうにもならないことや、都合良く自分の考え方をまとめる際によく使われる言葉だからだということに気づきました。
このブログで長いこと述べていたように、篠崎は
典型的なリアリスト(現実主義者)です。
それは、目の前の現象を刹那的に追っているということではなく
目に見えない世界の事象も、すべてこの『現実の前』に現れているという確信からです。
私たちが見ている現象のほとんどは、私たちを包む空間すべてにおける情報の「ほんの一部」です。
光だって、赤外線から紫外線までの間の光しか認知することが出来ません。
でも、そうした「目に見えない物質存在達」があってこそ、今、私たちが認知出来る「現実」というものが存在しているのだ──私はそう考えています。
すなわち、
現実世界はすでに、スピリチュアルを内包しているということです。
それを、現実世界を切り離してスピリチュアルだけを特化させる──ということに、私は嫌悪感を抱いているのだ、ということに気がつきました。
今回の熊本の地震に際しても、スピリチュアリスト達は「祈り」を捧げたと言いますが──私は、祈りを捧げること自体を否定はしないけれども、
「それだけで自己完結して欲しくない」そう思います。
もっと具体的なアプローチや、これから先日本のあちこちでこうした地震が頻発した際、
「自分達に何が出来るのか」ということを模索することの方が大切なのではないか、そう思えるのです。
例えば、自分が仮に被災した際、私は「祈る」ことよりもまず、包帯と救急箱を持ってあちこちを走り回るでしょう。
それが、看護師という国家資格を持った「私の役目」であると思えるからです。
私は祈るよりも、目の前にいて痛みに苦しむ人に直接的な手を差し伸べることを考えます。
祈るだけなら、宗教家やセラピストにお任せ出来ます。
しかし、傷を負う人達の命を守ることが出来るのは、医師や看護師しかいないのです。
私がやりたいことは、
現実世界がスピリチュアルを内包しているという視点に立ち、現実に現れている事象を捉えていきながら、これからの未来を模索することなのではないかそう思うようになりました。
思えば私の原点は「地球の未来を創造する」ということから始まっていました。
途中、自分が看護師に戻ったことから「医療を変えていくこと」が自分の天命であるかとも思いましたが、「どうもそうではない気がする」──最近そう思いました。
医療がスピリチュアルに目覚めて、まだまだ日が浅いです。
すなわち、今はまだ「分離の時期」で、西洋医学の推進とスピリチュアルの推進の両者を味わう必要のある黎明期と言えるでしょう。
いずれはこれが互いに譲歩しあい、協力、補完しあっていけると思いますが、そうなるのはもう少し先の時代になるだろう──そう思います。
それまでの間、私は医療だけに留まらず、もっと地球全体の視点で「これからの未来に、何を構築していけばいいのか」を模索したい──そう結論するに至りました。
そのため、ブログを再度こちらの「地球の未来を創造する」に戻しました。
いやはや──こちらの方が、何だか私らしくて「しっくり」来ます(笑)。
本日、私は「脱スピリチュアル宣言」をし、新たに自分の主義を明確化したいと思います。
それは、
私たちが信じようと信じまいと、すでに現実の中に神や真理は内包されており、それは決して分かつことが出来ないのだ、という主義。
いわば、
私たちがこうして今、存在しているということそのものが、私たちの生きる指針であり、生命の証であるということ。
「実存主義」というのがしっくり来る気もしますが、人間だけを哲学の中心に据えているわけではないので、あえて言うなら
「超実存主義」というのが妥当でしょうか。
人間だけでなく、自然の万物も、宇宙の森羅万象も、すべてが実存しており、その実存の中にある絶対的な法則性とシステムの中で「生かされている」ということを知るということ。
これが、私の立ち位置なのだと思います。
そんなこんなで、再スタートを切ったこちらのブログ。
相変わらずの不定期更新となりますが(汗)、末永くあたたかい目で見守って頂けたら幸いです。
●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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