明日からフロリダに行ってきます

 フロリダには、約1週間にわたって開催される「アメリカ・ホリスティック看護協会」のカンファレンス(というか、シンポジウム的イベントと思われます)に国際ヒーリング看護協会の中ルミ理事長が招待されたのですが、今回も篠崎は取材目的で同行します。
 実に6年ぶりの海外で…ちょっとドキドキです(笑)。
 しかも、相手は銃社会ですから(爆)。←私は19歳の時に初めてアメリカ(ロス)に行き、赤ちゃんを抱っこしているママの片腕にケースに入ったピストルがぶら下がっているのを見て、「ああ…。ここは日本じゃないんだな」と痛感しました。

 6年前の海外は、エハンさんが企画したイギリス・コーンウォールツアーに、取材参加させて頂きました。(イギリス滞在中のインタビューは、「アセンション完全ガイド」の巻末に掲載されています。)
 しかし、帰国するその日にアイスランドが噴火して…そこから約10日間、ボルケーノ難民となりました…。(エハンさんの機転のおかげで、マルタ島出身の修道女達が開いているBBに宿泊出来たので良かったですが…篠崎ひとりだったら、間違いなく空港で野宿してました…。)

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エハンさんと、後ろ姿の篠崎。この「大地の儀式」の翌日、アイスランドが噴火しました…。


 フロリダ滞在中、カンファレンスの取材記事もそうですが、新刊本の執筆も進める予定です。
 今年は篠崎、作家活動再開YEARとして、ひたすら書き続けます。
 ブログも(不定期更新ながらも)出来るだけ書いていきますので、宜しくお願いいたします^^

 それから──これは「知る人ぞ知る」なネタですが…
 2000年に白昼夢として訪れ、2001年から2009年にかけてネットで連載しておりました小説「be Alive」も、今年の秋から復活しますので、当時の読者の方がいらっしゃいましたら、楽しみにお待ち頂けますと幸甚です^^。(すでに第三部までの改稿版があがっております。)

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2016-05-30 | 雑談 | トラックバック(0) |

メリーポピンズ ─意識のシフトチェンジが出来る作品─

            20120808_236120.jpg
          ※「当たり前」と思っていたことを「ひとつ違った視点」で見れたら
              その時点で、私たちは意識のシフトチェンジが出来ているのかもしれない。


 映画好きな私にとって「大好きな映画TOP3」に入る作品に「メリーポピンズ」があります。
 ディズニー好きな人なら誰でも知ってる(と思われる)アカデミー賞受賞のミュージカル映画です。

 この映画の素晴らしいところは、とても奥行きあるメッセージが、コミカルに描かれているという点が挙げられます。

 去年の年末、「スターチャンネル」でメリーポピンズが放映されていました。(今でもまだ放映されているかもしれませんので、契約されている方は要チェックです。※スターチャンネルでは2~3ヶ月ぐらい、繰り返し放映されることがあるので。)
 私がこの映画を初めて観た時は15歳の頃でしたが、その時から大好きな映画となり、ビデオデッキが壊れるまで何度も繰り返し観たのを覚えています。(私が当時持っていたビデオは「ベータ」だったので、ハードが壊れてしまうと他の機種では再生出来ないという悲劇的な状況でした。…って、ベータが何かを知らない世代も多いでしょうね…;)
 
 二十数年ぶりにメリーポピンズを観て、そのメッセージ性の濃さに改めて驚きと感動を噛みしめた次第です。
 (ここから先はネタバレになるので、「まずは自分で感動を味わいたい」と思う方は読み進めないようお薦めします。一度ご自身で観た後に、改めて以下の解説を読まれるとまた新たな発見があるかもしれません。)


  ───ここからネタバレ注意───


 舞台はロンドン。桜通りに住んでいる銀行(Bank)家のバンクス氏は、規律正しい生活を送る典型的な「イギリス紳士」でした。
 しかしその妻は、夫に隠れて「女性の選挙権獲得」の為に闘う勇ましい活動家(見た目はとても可憐ですが)。
 夫の前では「大人しい従順な妻」を演じながら、心の奥では男性顔負けの強さを持っている女性でした。

 そんな世間と(妻は陰で)闘う二人の板挟みになっているのが、二人の子ども達。
 姉のジェーンと弟のマイケルは乳母(ナニー)に育てられていますが、厳格な乳母の元、なかなか無邪気さを押し隠すことが出来ず、やんちゃに育っています。もっとも、二人の無邪気さは「普通の子どもらしさ」でしかなかったのですが、厳格な乳母はそんな二人に手を焼いて、乳母の仕事を辞めてしまいます。
 そんなある日、辞職した乳母の求人を出したところ、新しい乳母がやってきました。
 それが「メリーポピンズ」だったのです。
 メリーポピンズが数々見せる「魔法のような現実」に、二人の子どもは引き込まれていきました。

 ──って、冒頭のあらすじはこんな感じです。
 ここから先は、精神世界(スピリチュアル)な視点で解説していきます。

 メリーポピンズの起こした魔法は、「ただの魔法だったのだろうか?」と考えることが出来ます。
 有名な歌「お砂糖ひとさじで」では、「たった一杯のお砂糖だけで、苦い薬を飲める」ということを歌っていますが、これこそ視点を変えるだけで、どんな辛いことも楽しい出来事に変えられるということを端的に述べています。
 表層的にこの場面を見ると、「魔法使いはいいよな、スナップ(指鳴らし)ひとつで家が片付くんだから」で終わってしまうでしょう。
 しかし、この「スナップ」は、いわゆる私たちの意識のシフトそのものを言っているのではないか──私はそう感じました。

 そして、この映画の中でこの「奇跡的なスナップ」はあちこちにお目見えします。

 メリーポピンズと旧友であるバート(どういう関係かは謎)は、ある日には大道芸人、ある日には街路で絵を描く芸術家、またある日には煙突掃除をしているという人物です。
 労働階級に位置されるバートですが、彼は実に活き活きと毎日を楽しんでいるのです。
 明日の稼ぎを気にすることもなければ、肩書きを気にすることもなく、将来を気に病むこともありません。
 銀行マンであるバンクス氏の「対極」にいるような存在です。

 ここもまた、スピリチュアル的な解説をいれると──銀行という組織は一種の「システム」で「制限」です。
 かたや、そうした制限を気にもせず伸び伸びと生を楽しんでいるメリーポピンズやバートは「自由な存在」と言えます。

 こうした「自由な存在」こそが、私たち人類の目指す「意識シフト変化後の人類」なのではないでしょうか?

 私たちがどれほど美しい世界に住んでいるかを、バートを代表とする煙突掃除人はみんな知っています。
 かたや、建物の中でまるで働き蜂のように動き回る人達(作品の中で、権力のある銀行で働く人達が、厳かでありながらも「何か」に支配されているような印象を醸し出している)は、空やロンドンの街並みの美しさにも気づけないまま毎日に疲弊し、苛立ち、規律を守っていることだけに美徳を感じたりしています。
 この映画に描かれているこうした人物像は、決してファンタジーに限定されたことではなく、現代の私たちにだって当てはまるのではないかそう思えます。

 そしてもうひとつ、この映画の中に描かれている素晴らしいメッセージ。
 それは、さりげない日常の一場面を意識するということです。

 ここからもちょっとネタバレなのですが──
 バンクス氏はメリーポピンズに薦められて(なかば「はめられた」感あり…)、自分の職場である銀行にジェインとマイケルを連れて行くことになります。
 はしゃぐ二人を前に、メリーポピンズは「お父様でも気づいていないことがあるのよ」と言って、「2ペンスの餌売りの女性」のことを語ります。

 この老いた女性は、聖ポール寺院の前に座り、鳩たちのために「2ペンスの餌袋」を売っているのです。
 子ども達は当日、2ペンスを持って老女から餌袋を買おうとしますが、父親のバンクス氏から「無駄遣いしてはいけない」と諭され、銀行で「2ペンスを口座に預ける」よう説得されます。

 この「2ペンス」の扱い方は、とても対称的です。

 銀行では「2ペンスを預ける」ことで、世界各国の偉大な事業が成し遂げられるといった説得をします。(これがまたコミカルで面白い!)
 一方で2ペンスは、鳩という平和の使者達に餌を与えることであり、それが老女の癒しに繋がる道でありながら──
 もう一方で2ペンスは、世界各国の事業に参加するという道。
 そしてラストには、「2ペンスのさらなる『別の使い方』」が明かされます。(これは是非、実際に映画を観て「なるほど!」と感じでみてください。)

 こうした「同じ金額のお金でも、全く異なる使い方がされる」ということを提示されると、お金というのは、本当に「ただのエネルギー」でしかないんだということを実感出来ます。
 すなわち、額面ではなく、「使う側の目的と意識次第」ということが分かるはずです。

 この映画を「ただのファンタジー」で括ることがどれほど勿体ないかを、お分かり頂けたのではないでしょうか?
 この作品の中には、私たち現代人にとって大切なメッセージという宝物が「ごまんと」詰まっているのです。
 
 私たちは、ただの額面に追われて生活を送っているのではないでしょうか?
 3分おきに来る満員電車に無理矢理飛び乗り、
 上に運んでくれるエスカレーターを忙しなく駆け上がり、
 四角いガラス張りのようなビルの数十階にあるような高いフロアの中でさえ、同じ高さにいる鳥たちの存在に目を向ける余裕がない生き方をして、
 電車の中では窓の外に広がる世界に楽しむこともなく、手元の携帯を見つめ、

 そして「早く地球がアセンションしないかな~」なんて、考えているのではないでしょうか。

 でも、そんな日常の中でひとつ「スナップ!」をしてみたら──途端に世界は早変わりするかもしれません。

 ホームに入ってくる電車が、まるで生き物のように見え、
 エスカレーターを駆け上るのではなく、じっくり止まって周りの風景を楽しむだけで、江戸時代から急に現代にトリップしてしまった人のような新鮮さを味わえるかもしれません。
 四角いガラス張りのビルの数十階の窓から、同じ高さを優雅に飛ぶ鳥に語りかけることが出来るかもしれません。(だってあなたは、ビルの上から鳥と同じ視界を共有しているのですから。)

 今日は携帯を閉まって電車の窓の外を眺めてみたら、地平線に沈みかける真っ赤な夕陽に挨拶出来るかもしれません。
 夕暮れ時は、それこそ「魔法の景色」です。
 地平線近くまで染まる茜色の空と、天高くは紺色のヴェールが静かに降りてくる光景に、インターネットでは味わえない広大な世界観を味わえるかもしれません。

 普段は「ただの人工物」としか思えないビル群も、夕焼けを反射させて、自然に溶け込んでいるように見えるかもしれません。
 そこであなたは、「自分達は自然から切り離されたのではなく、『自分達が心を閉ざしていただけ』なんだ」と気づけるかもしれません。

 私たちが世界を変えるために必要なことは、メリーポピンズの「スナップ」である「視点のチェンジ」なのでしょう。
 それこそが、人類の意識の成長にも必要なことなのだと私は思います。

 一度観たことがある方も、是非また観てみてください。(TSUTAYAは100円で借りられると思います。)
 スピリチュアルを知った後だからこそ、この映画から新たな発見を沢山得られると思います。 



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2015-01-24 | 雑談 | トラックバック(0) |

情報を整理していくことの大切さ

 今月末に引越を控え、なかなか落ち着いてパソコンの前に座る時間が持てないのですが、それでも合間を利用しながら新作の執筆に入りました。
 2010年に「アセンション 真実への完全ガイド」を出して以来、4年ぶりの本になります。前作ではとにかく執筆期間がなさすぎで…1~2ヶ月で書き上げたような状態だったため、「ああすればよかった」や「ここはもっと調べるべきだった」などの後悔はもうすさまじく…(涙)。
 その反省を活かし、今回は時間をかけてじっくりと腰を据えて書き(そもそも看護師をしながらだと、そうそう時間も取れないので;)、完成は早くて2年~3年を目標にしています。

 これほどまでにネットやYou Tubeが普及している今、「あえて本を出すのか?」という疑問を持つ人も多いと思います。
 私が以前から「文章」というものに拘る理由は、「直観を現実化して落とし込むツールが、文章化であるから」です。
 今の時代、欲しい情報はすべて「ネットにある」と言っても過言ではありません。
 しかし、そうしたネットから得られる情報は「手軽」であるからこそ、その人にとって血肉になったり、或いは魂の一部になるということがなかなかしづらい世の中になっているようにも思えます。

 私がそのことに気がついたのは、皮肉にも新作の原案を書き始めてからのことでした。
 自分が今まで情報収集して「知っていた」ことも、実は表層的な情報に過ぎず、自分の魂にまでその理解を落とし込めていなかったのではないか──そう感じたからです。
 現代という時代はまさに玉石混淆の世界で、未来に輝く希望を見いだせるものもあれば、反対に気持ちがどんよりと沈んでしまうような現象が、同時多発的に起きています。事象があまりに「同時に」「即発的に」起きているので、それぞれの事象について記憶はしていても、それらの事象の背景に、どのような意味があるのだろうかという視点を私たちは忘れてしまっているのではないか──そんなふうに考えさせられました。

 情報が多すぎる、そして、かつ即発すぎるという状態を前に、私たちは気づいたら「思考操作」されているのではないか──そんなふうに考えて、末恐ろしくもなりました。
 あまりに多くの情報を与えられると、脳はそれ以上の情報をきちんと処理出来なくなり、機能しなくなってしまうのではないか? それが、「今」という時代なのではないか?
 情報操作とはサブリミナルなどの技術ということではなしに、「多すぎる情報、早すぎる展開を与え、思考停止させようとすること」なのではないか──そんな考えにまで行き着いてしまった程です。

 私が新しい本で試みようとしていることは、今起きている現象を「全体的に観る」ということだけでなく、ひとつひとつの事象の検証をしていくということです。
 そして、それはただの検証だけでなく、ではこれらの知識を、どのように未来に活かせるだろうか、どんな可能性があるのだろうかというところにまで考察していきたいと考えています。

 スピリチュアルや精神世界の情報は、今や飽和状態となっており、「不足した情報はすでにない」と私は感じています。
 だからこそ、今いちど、私たちはここで「立ち止まって、情報を整理する」ということが必要なのだと思います。

 今回の本は、「スピリチュアルと科学を、限界ギリギリまで近づける」という試みの本でもありますので、多少理屈っぽい本になるかとは思います。
 しかし、大量生産された情報ではなく「自分の得ている情報や知識を血肉化できる程『現実化』させて、社会や生活に実用出来る本」にしていければと考えています。


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2014-03-19 | 雑談 | トラックバック(0) |

個々の魂に相応しい環境、その環境に呼応する魂

 国家試験も卒業式も終え、もっとのんびり出来る時間があるだろうと思いきや──なんだかんだで結局、バタバタと毎日を過ごしている篠崎です。
 とはいえただ忙しなく生きているという感じではなく、日常を過ごしながらも意識はこのブログのタイトルそのままである「地球の未来の創造」──いわば人類や世界の行く末、或いはその未来を築くために「どのような問題が阻んでいるのか」、また、「その問題を解決するために、まず何に取りかかればいいのだろう」ということを日々考えているような感じです。

 この構想はYOU are EARTHの活動を始めた頃からずっと持っていたものですが、具体的な形になるにはおよそ3年かかりました。
 その理由は、精神世界や目に見えない世界を実証していくためには、限りなく「現実的」であることが必要だからです。
 この「現実の目」を育てるのに、医療や看護は私にとって相応しいものでした。私にとってこの道は、三次元レベルでの達成感を持ちながら、同時に「スピリチュアルをより身近なものにする」という目的を達成してくれるものだからです。

 実際に私が今考えていることを原稿としてまとめるのに数年はかかりそうですが、ようやく少しずつ着手しはじめたといった段階です。就職した後は時間の関係上原稿にするのが精一杯で、なかなかブログにその記事をあげることは出来ないかもしれませんが、構想などの一部分はこちらにも出来る限り掲載していこうと考えています。

 さて──
 今日はそんなお堅い話ではなく……先ほど「何となく閃いた」ことを書きます。

 私は今までに様々な紆余曲折を経験してきましたが、そんな私の人生を見て数人の友人に「あなたのような辛い人生、私だったら耐えられない…」という言葉を何度か言われたことがありました。
 当の本人にしてみれば「何をいう失敬な! 私の人生ほど、やり甲斐がある最高の人生はないぞ!」と思うのですが、どうやら周囲からはそう見えないらしくて……その理由を自分なりに考えていました。

 それで、ふと思ったのは──
 例えば──です。
 「銀河鉄道999」の主人公・星野鉄郎を思い浮かべてみてください。(知らない世代の方はごめんなさい;)
 星野鉄郎といえば、お母さんを殺された腹いせ(?)に機械伯爵を殺し、謎の金髪・マツエク美人(??)から高額の銀河鉄道のパスをもらい、惑星のあちこちを旅しながらいつも熱血に行動して、場合によってはその星を滅ぼしてしまう原因にもなっていたような──そんな主人公です。
 もし彼が、いきなりホームドラマ的世界…「サザエさん」の主人公と入れ替わったとしましょう。

 間違いなく……浮きますよね……。

 一方逆に、サザエさんが銀河鉄道999の主人公「星野鉄郎」の立場となったとして──
 まず間違いなく……地球を離れないンじゃないか、って気がします。

 サザエ「え──っ、いいわよぅ。そんな機械の体なんかアタシいらないし──」
 メーテル「えっ? でも……永遠の命が手にはいるのよ?」
 サザエ「そんな永遠に生きてたってしょうがないじゃなぁい! マスオさんやタラちゃんの方が先に死んじゃうってことでしょ。そんなの耐えられない~」
 メーテル「ならせめて、宇宙を旅したいと思わない?」
 サザエ「ぜぇんぜん思わないわぁ。ウチの縁側でうぐいす待ってる方がよっぽどいいもの!」


 ああ……
 だんだん、自分の妄想がどこを着地点としているのか分からなくなってきた……orz

 アニメ作品で例を挙げてしまいましたが、結局それぞれの個性に応じた環境や現象があるということをここでは述べたかったのでありました。
 時折「その環境に生まれたから、そういう個性になった」という考えも聞かれますが、私は魂と環境の関係性もすべて相互作用だと考えています。最初からゼロだった状態で環境に染まっていくのではなく、そうした環境や現象を求める魂がそこに生まれ、また、環境や現象がその魂をさらに成長させ──そうやって循環しながら、霊性が研鑽されていくのだろう……そう思います。
 ですので、今ある環境は「最初から、自分という魂にとって相応しかった」ということなのでしょうね。そこを打破したい場合は、きっと魂そのものがとても強いものでしょうし、そうは思わない「縁側でうぐいすを待っている」のが好きな魂は、その土地や環境に溶け込みながら、のんびりと生きることを目的としているのでしょう。

 星野鉄郎も自分の人生に満足しているでしょうし、サザエさんも然りでしょう。
 一番大切なことは、ありのままの自分や今ある環境や現象を受容し、その中の恵みに気づけることなのかもしれませんね(笑)


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2014-03-13 | 雑談 | トラックバック(0) |

2014年の挨拶

           2014年初日の出
            ※2014年初日の出。太陽の光が何だか聖杯みたいです※

 皆様、遅ればせながら新年明けましておめでとうございます。

 今日、とても不思議な夢を見ました。
 気がつくと私は、美しい花畑の真ん中に立っていました。
 夢なのに花のかぐわしい甘い香りが漂っているのも分かり、空気はとても濃くてそれ自体に香りがついているかのようでした。
 咲いている花のひとつを手にすると、すごく強い生命力を感じます。
 その場に咲く花々、生えている草木、そよぐ風でさえもが私に生命力を与えてくれているのが実感してとれるのです。
 そして私自身も、その循環する生命力の中に組み込まれていました。

 ああ、ここは「天国」なんだ。
 こんな美しい場所が、現実であるわけがない。
 私は眠りながら、天国に迷いこんでしまったんだ──
 そう思った、「その瞬間」。

 場面はいきなり、ありきたりの日常へと変化しました。
 自然豊かな場所でもない、いつも見慣れた横浜の街でした。
 アスファルトに囲まれ、排気ガスに満ちた、人工的な風景です。
 それなのに──そこにも天国に通じる生命の輝きが見てとれました。

 ふと目を向けたそこには、小さく伸びた草木の姿がありました。
 さきほどの美しい花畑に比べたら僅かな輝きしかないけれど、それでも懸命に生命力を循環させようとしていました。
 しばらくすると、アスファルトに囲まれた大地にも、高くそびえるビルにも、僅かながら生命力が通っているのが分かりました。こうした人工物は「完全に死んだ状態」なのではなく、「生命力を限りなく抑制されている状態なのだ」というふうに感じました。

 生命力を循環させるということは、共鳴させてそのエネルギーを増幅する働きもあるのかもしれない──私は夢の中で、そんなふうに考えていました。
 だとしたら、私たちは循環を途絶えさせ、共鳴させることさえなくエネルギーをただただ浪費していることになってしまうのかもしれません。

 本来、世界は「そのままの姿」で充分に輝けるだけのエネルギーがあるのだと思います。
 しかし、それは循環させずに滞らせてしまうことで、輝きが失われるどころかマイナスの作用しかしなくなる──それが、今現代における様々な問題点になってしまっているのではないだろうか、私はそんなふうに感じています。

 循環の原動力は「動」です。
 制止は、循環を損なうだけでなく腐敗させる作用もあるように思います。血液の循環を滞らせることが、ほとんどの病気の因子になるのと同じように。
 何かを得よう、蓄積させようとさせることなく、周囲の調和を考えて循環させていくことだけでも、すべては進化するのかもしれません。少なくとも、私が夢の中で見た天国のような場所は、「調和と循環」だけで成り立っていたように思います。

 世界の輝きを取り戻すためには、まず何よりも「循環を目指すこと」が大切であるということを、再認識させられた夢でした。


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2014-01-11 | 雑談 | トラックバック(0) |

植物の力

       観葉植物3

 この鉢植えは、篠崎宅の子です。半年程前に購入した時は葉が3~4枚だったのですが、今はここまでに成長しました。
 私は以前から植物が大好きで、子どもの頃には大きな樹の根元に座ってぼんやり過ごすことも多々ありました。誰にも語れない悩みや傷を抱えた時でも、樹や植物といると癒されるような気持ちになったからです。(それからしばらくして、植物には音楽を聞き分ける力がある──なんてことが話題になりましたが、私にはごくごく当然のことのように思えたぐらいです。)

 この子も大切に育てていたのですが…先月、私が深くこころに傷を負う事件があったその翌日ぐらいから、葉の一部が枯れてしまいました。
 今でもその痕が若干残っていますが、実はこれでもかなり「再生」したのです。私のメンタル面が弱っていた一週間ぐらいの間は、この茶色になった部分は葉の一面ぐらいに広がっていました。
 この子の傷に気づいた時、私はすぐに「自分のせいだ」と気づきました。
 
 植物には、本当に「癒す力」があります。
 宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」で、腐海の樹々が人間達が破壊した世界の毒素を体内に取り込み無毒化していた──という内容がありますが、植物にはそうした作用が実際にあると私は感じています。
 また、「オーラの泉」で美輪明宏さんが「植物は持ち主が疲れていると、自分のエネルギーを分け与えて自分が枯れてしまう」というような話をしたことがありました。植物の働きは「自己犠牲」──自らのエネルギーでその場を浄化するのですが、まさしく私は浄化が必要な程滅入ってしまっていたのだと思います。

 植物のそうしたパワーはこのブログを読んでいる皆さんやスピリチュアルに詳しい方であれば当たり前のことかもしれませんが、あまりに目の前でその作用が現れると驚くと同時に、自分のネガティブな念が植物さえも傷つけてしまうということを目の当たりにさせられたようで、深く反省させられました。

 植物は人間以上に繊細で、思いやりにあふれ、優しい生き物であり──
 かつ、強大な生命力の持ち主なのだと思います。
 写真にとったこの子もまた、枯れかかった葉を残したまま新たに新芽を生やしています。
 人間も同じように、こころに受けた傷は一生涯消えることがないのでしょう。
 しかしその傷に焦点を宛てるのではなく、それでも尚新たに芽吹くことへ力を注ぎたい──そんな勇気を、この子から教えてもらったように思います。


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2013-10-27 | 雑談 | トラックバック(0) |

誰もが『創造者』

 今からもう10年以上前の話なのですが、とある深夜番組で、何とも失礼な発言をしたタレント(芸人?)がいました。
 もともと私はテレビを見ない方なので、その人がタレントなのか女優なのかさえも分からないのですが、視聴者をものすごく見下した言い方をしているなと感じたのを覚えています。要約すれば、以下のような言葉でした。

「みんな、サラリーマンとかOLとかさ、よくやってられるわよね。あんな単調でつまらない仕事、私耐えられない!」

 当時の私は司法書士受験生で、むしろ「サラリーマンやOLの皆様が頑張ってくださっているからこそ、自分がのうのうと受験生活なんてものが送れるのだ」という立場にいたので(もちろん、一番そのことを感謝していたのは当時の夫に対してでしたが)、そのタレントの言動がとても不愉快に感じました。
 そもそもあなたのような人が芸能生活が送れるのだって、視聴者という存在がいるからなんじゃないの──と。(若いタレントではなくて、おばちゃんタレントだったと思います。しかも無名……。少なくとも、私は知らない人でした。)

 それから十数年が経ち、私も色々な経験を積んできました。
 その中でひとつ、痛切に実感していることがあります。

 それは、人生は、どの部分をとってもすべて「創造性」がなくてはならないということです。

 最近、30代前半から20代にかけて、引きこもりになってしまって仕事をしないという人たちが散見されます。ともすれば、「それは社会の創造性に欠けるからだ」と思われがちですが、そうとも言えない──私はそう感じます。
 なぜなら、私たちには誰ひとり欠けることなく創造性が与えられているからです。

 もし「神の存在意義は何か?」と問われたら、ひとえにそれは創造だと私は思います。
 美しい宇宙を──生命を、世界を創った神の仕事は、創造の何物でもありません。
 だとすれば、その一部を担っている私たちにとってもまた「創造」が使命のはずなのです。

 しかし、多くの人は「創造(クリエイティブな仕事)」というと「自己表現する仕事だけ」と勘違いしてしまっています。
 そんな勘違いだけならまだしも、表現できる自己の探求さえ疎かな状態になっている人も少なくないのです。

 そうなってしまった原因は──ひとえに社会にあるのは事実でしょう。
 もう何百年……いえ、何千年も「人々の中に眠っている神性」から目を背けて来たのですから。

 だからこそ、今、若い子たちの間で爆発的に「創造性」が伸びているのも実感します。
 しかし、それと同時に「まだ、その創造性の意味を表層的にしか捉えていない子たちも多い」というのも実感しています。

 いわば、冒頭に書いたタレントと同じように、「社会に出て働くなんて、単調でバカバカしい」そう感じている人たちも少なくないのです。
 ですが、はっきりと断言できます。

 社会に出て単調にしか働けない人は、所詮、クリエイティブな仕事についても「単調にしか働けない」──ということを。
 環境が自分の表現力を左右するのではなく、自らの創造性が、環境をも左右していくのです。 


 視聴者に対する暴言ともとれるタレントが一体どんな仕事をしていたのか、私には分かりませんが──それが深夜帯だったということからしても、おおよその見当がつく程度の仕事ぶりだったと思います。「サラリーマンやOLなんて、単調な仕事」と言っていたその人「こそ」が、芸能界という見た目だけが派手な世界で「単調な仕事」をこなしていたのかもしれません。

 人間は、神の一部である以上「誰しもに創造性が与えられている」のです。
 それをストレートに芸術方面に活かすか、会社における企画や営業で活かすか、或いはデリバリーなどの仕事で活かすかは個々人の選択の自由です。
 どの仕事であっても、「創造性のない仕事」なんて「あり得ない!」のです。
 創造性を発揮出来るか否かは、あくまでも「個々人の力量にかかっているから」です。

 世の中はすべて「創造の機会」に溢れており、改革の機会も常に溢れています。
 もちろん、それがスムーズに進行するかしないかという問題はありますが、一枚のキャンパスを前にして「何の葛藤もなく絵が描ける人など皆無」なのと同じように、社会における創造も「産みの苦しみ」がつきまといます。
 その産みの苦しみの中で「どう耐え抜いていくか」が、社会を改めていく力の根源へとつながっていくのでしょうね。

 芸能人や芸術家だけが「クリエイティブ」なのではない──。
 人間、ひとりひとり「全員がクリエイティブ」なのです。



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※お知らせ※ 
最近篠崎は多忙により、mixiもFacebookも放置状態;です(ごめんなさい; メールやメッセのお返事も返せていません)。そのため、mixiやFacebookにコメントを頂いても通常ほとんどレスが出来ないということをお知らせするとともに、(お返事出来ていない皆様に)この場を借りてお詫び申し上げます……。


【12月30日 第十九章「失われた『自分』」公開しました】
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2012-12-30 | 雑談 | トラックバック(0) |

ネットから離れて「見えたもの」

 先々週の金曜日から一昨日の金曜日まで、学校の定期試験期間でした。(二期制なので、9月と2月に学期末試験があるのです。)
 今回は専門性が高くなった上に、難易度も上がっていたので──今まで以上に勉強が必要となりました。

 そうした事情もあり、ほとんどこの期間はインターネットをしていなかったのですが……改めてこうしてインターネットを離れてから、自分が如何に、ネットの奴隷になっていたかを痛感したのです。
 電車を通勤に使っている人であれば、必ずみんな目にしたことがあると思うのですが──満員電車の中で6~7割の人が一斉に「i-phone(なり携帯)」を覗いていたりしますよね。今までは自分もそのうちのひとりだったのかもしれないな、って思いつつも……何だか異様に思えてしまいました。
 窓の外には秋になって高くなりつつ空と木々と、建物のコントラストが流れていくにも関わらず、景色の美しさよりも「小さな画面で展開される娯楽」の方に人々は意識が向いてしまっているのかもしれません。

 実は、私が「ネットから離れていた時期」に、大きな事故もありました。
 ご存知の方も多いとは思いますが、「京急脱線事故」です。私が使っている路線だったので、私は他の路線を使って通学せざるを得ませんでした──が、何だかとても殺気だった雰囲気でした。
 最寄り駅に着き、下車すると──大勢の人と車と、それを整備する為なのかパトカーがいて……クラクションの渦と、人々の声、大きな声で携帯電話で話す声など、様々な「ノイズ」が響いていました。

 しかし──目の前の花壇では、コスモスが夜風に靡き、
 どこかから虫の声が聞こえ……
 空を見上げると、おぼろ月夜が優しげな光を地上に降り注いでいたのです。

 三次元で展開される出来事に翻弄されていると、こうした「小さな自然の美」は、気づきにくいものかもしれません。
 私ももしかしたら……ネットをしている頃にこうした出来事に遭遇していたら、「あ。このことをつぶやきに書こう」とか、「あ、これをネタにしよう」とか、そんなことを考えていて、コスモスの優しいささやきやおぼろ月夜の光に、気づけなかったかもしれません。

 そんなことを考えながら、道を歩いていた時のことでした。
 私は、ふと──本当に必要な情報は、すべて「空気」の中に書かれている、そう閃きました。
 ここでの説明は割愛しますが──私が問いかけていた疑問、その他の状況への問いが、冷たい夜風に触れた瞬間に脳裏に過ぎったからでした。

 それを感じた時──私はふと、思ったのです。
 「私たちは、インターネットなりテレビなり、情報源を他者に委ねすぎなのではないか」と。
 どんなに情報に触れたとしても、自分の中に「気づき」がなければ、その情報は決して血肉になりません。ただ「読んだ」と烙印を押され、脳内にあるごったな本箱に入れられるだけになってしまうでしょう。

 本当に大切なことは、「気づき」の瞬間を鍛えるための、霊性の向上に他ならない──そんなふうに感じた次第です。

 試験で忙しかったから──という事情はあったものの、ネットに触れる時間が激減せざるを得なかったのは……意外にも私にとってプラスに働いたかもしれない──そう思いました。
 私は、自分では気づいていなかったですが、思った以上に「ネットに束縛されてた」ような、そんな気がするのです。
 帰宅途中、i-phoneでネットを見て、休み時間にもネットを見て──そんな時間が持てない程の忙しさだったとはいえ、そうなったことがかえって「今ある瞬間に集中する」という意味と目的を教えてくれたように思えます。

 精神世界でよく言われる「今、この瞬間」というのは、ネットという電子的な情報で展開される事柄よりも、もっと身近な瞬間──木の枝が風にざわめき木漏れ日が揺れる瞬間や、子供が嬉しそうに笑った瞬間、花びらに蜂が止まった瞬間など、外部の環境と自分が「ひとつ」になれた瞬間なのではないかと、私はそう思います。
 脱線事故の影響で多くの人達の喧騒の中、まるでそれを包み込むように存在する「静寂」に気づくということ──こういう「瞬間的に、自分という存在を見つめる」ということは、とても大切なことでもあるような気がします。

 せっかく得た機会なので、少しネットの世界から離れてみようと思います(笑)。
 小説の更新とブログの更新は定期的に週1~2ぐらいでUPします──が、mixiや他者様のブログでのコメントなどは差し控えることになると思いますので、なにとぞご了承ください。



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【9月30日 第十三章「深海砂漠」公開しました】
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2012-09-30 | 雑談 | トラックバック(1) |

皆既月食を見ながら、地球での「絆」を感じてみよう

 私は子供時代から「天体ショー」の大ファンなので(笑←9歳の時、部分日食観察用のサングラスを作成途中、やけどをしてしまったなどというマヌケな思い出もあります)、今回の皆既月食もマスコミが騒ぐずいぶん前から、密かに楽しみにしておりました。
 今回の天体ショー、高台で広く星が見渡せる今の居住地ではさぞかし大勢の人が見物するだろうと思いきや、意外にも見物客は私だけでした……。22:25頃の段階では少し薄曇りだったのですが、23時の時点では雲がすっかりなくなっており、神秘的な赤い月を天頂で仰ぐという、またとない機会にあうことが出来ました。

 私が月食を好きな理由は、宇宙の神秘を感じる以上に地球というひとつの星に、私たちが生息しているのだということを感じられるからです。
 月食が何故起こるのか、みなさんすでにご存知とは思いますが「地球が太陽を向かいにして影を作る部分に、月が入ってしまう為」に起こります。要するに月食の時はその短時間の間、地球の影を月が横断することになる──というわけなのです。

 私たちが生きている間、私たちの人生は、地球という小さな惑星の上で起きていると感じることが、果たして何度あるでしょうか?
 日常の中で生きていると、それぞれが醸す人生の劇に感情移入したり、もしくは観客の一人になったりで、なかなか「これら人生そのものが、地球という星の上で行われている」ということを実感しにくい──そう思います。
 しかし、こうした天体ショーの中で私たちは、あたかもショーを見に来た見物客のようになりつつも、「自分はこの小さな星の上に暮らしている生命体のひとつなんだ」ということを実感せずにはいられないでしょう。こうした宇宙の美しきショーは、まるで地球人達に「お前たちはみな、宇宙の一員なんだよ」ということを呼び掛ける為に準備されているのではないか──そんなふうにまで思えてしまう程です。

 今、月を見上げている人達の中には、様々な人生、様々な価値観、様々な想いがあるはずです。
 そして、月食を観測出来ない地域の国の人達にとっても、地球というのは「母なる星」です。
 月に映った闇は、そうした私たちの地球が造り出した「影の部分」です。
 もしも月が鏡で出来ていたら、月に映る闇の代わりに、そこには私たちと同じ地球の姿が映し出されているかもしれないのです。
 そう思いながら月食を見上げると──また違った感慨が生まれてきませんか(笑)?

 私には今、とても愛しい友人や仲間達が大勢います。
 夢を追う中で親との狭間に立たされて葛藤している友人や、人付き合いがうまく出来ないことを悩む友人、真面目な生き方をしてきてしまったが故に自分で決めることが怖くて出来ないとこぼす友人もいれば、自分をうまく表現出来ないことに苦悩している友人もいます。
 友人達はスピリチュアルも知らなければ思想にも疎い──でも、悩みを抱えながらも、全力を尽くして「今」を精一杯生きようとしている、素晴らしい地球の仲間です。

 そんな彼女たちと共に、私は今「地球で生きている」
 これを読んでいるあなたも、そして、あなたを取り囲む色々な友人、知人、大切な仲間達も、今「地球で生きている」
 そして、あなたの友達の仲間達を取り囲む友人、知人、さらなるその仲間達も、今「地球で生きている」
 そうやって辿っていくことで、地球は「友情の絆」に包まれていくこととなるでしょう。

 生まれてきて、誰とも一度も接触したことがないという人は、まずいません。
 そうである以上、誰かが必ず誰かと接触していて、その繋がりと絆は切れることなく、地球の全体を包みこんでいる──。
 そんな私たちの絆を支える星「地球」の影が、今、月に映りこんでいるのです。
 そこには目に見えなくても、あなたや、あなたの大切な人との絆も、映りこんでいるかもしれません。

 月食をそんなふうに観測出来たら、さらに楽しさが倍増しますよね(笑)。
 まだまだ続くようなので、是非みなさん、これからもお楽しみください。

※月食が見えない地域の方は、以下で動画中継が見られます。
 http://www.ustream.tv/channel-popup/rikubetsu-ginga


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2011-12-10 | 雑談 | トラックバック(0) |

『○○を信じないと、あなたは死にますよ!』

 先日、茶道教室を開いている母の元にある女性が訪れました。
 その女性──仮にAさんとしておきましょう。
 母はもともとAさんと顔見知りで、茶道関係で何度かやりとりをしていました。そんなAさんがたまたま家の近所に引越してきたということを知り、母は親切心から「今度ゆっくり遊びにいらっしゃいよ」と声をかけたそうです。
 それから数日後、Aさんは約束通り訪れたそうですが──何故か、見知らぬ女性と「二人組」で来ました。母は茶道関係の友人を招く時は必ず茶席を設けるので、炭をおこし、抹茶や和菓子も用意していたのですが二人で来るとは知らなかった為、慌ててもう一人分用意したそうです。

 そして楽しい談話の時間になるはずが……。
 Aさんは「談話目的」で来たのではなく、宗教の勧誘で来たことが分かったのです。
 正式な宗教名を聞きましたが、私も聞いたことがないような集団でした。話を聞いてみたところ正式な宗教団体(宗教法人など)ではなく、誰かが個人的に人を集めて、宗教化してしまったという感じの団体だったようです。設立自体が平成10何年だったので、出来て数年前後の「新興宗教」と呼ぶにも知名度がないぐらいの「新々興宗教」かもしれません。

 その団体では、日蓮を「神」としていたそうです。(日蓮を神格化している団体は数多くあるので、思い当たる団体があっても一概に該当団体とは限りません故、ご注意ください。)
 そして、日蓮以外に、神はいない──その上、宗教も法華経以外はすべて「偽り」で、悪いものだとAさんは主張したそうです。
 さらに極めつけ、「今すぐ改宗しないと、あなたは死にますよ」と断言されたそうです。
 その上、「今回の震災でも、日蓮を信じている人はみんな助かったけど、信じなかった人は亡くなった」と言ったのだとか。(注意※これは、あくまでもそのAさんの「偏った言動」を露呈する為に書きましたので、決して真実ではないことをご承知おきください。私もこのことを書くのに抵抗がありましたが、むしろ「こんな考え方をする人がいる」ということを知って頂きたかったので、あえて書くことにしました。)

 母が憤慨したのは、言うまでもありません。
 帰宅した私を捕まえて、「あなたがいてくれたら、Aさんなんか簡単に論破できただろうに!」と悔しそうに叫ばれました……。

 ──いやはや。
 誤解なきように申し上げますが、私はどの宗教に対しても「否定はしません」。
 なので、Aさんと私が鉢合わせしても「ふ~ん、そうですか~。すごいですね~。日蓮、ちょ~よく知ってますよ~。鎌倉幕府つくった人でしたよね~! えっ、違う? じゃぁ、島原の乱の人でしたっけ~? あ、違う違う。花の名前だ──って、あれは木蓮か~! あれぇぇぇ?」と、「知ったかぶり☆」をして誤魔化して終わるでしょう。

 とはいえ、Aさんがそこまで「盲信」してしまったのには、Aさんなりの理由があるようです。
 Aさんも様々な辛い出来事があり、心がくじけそうになった際、何かしらのきっかけがあってその宗教に魅力を感じてしまったのでしょう。
 確かにAさんの排他的な姿勢は受け入れられるものではありませんが、だからといってAさんが信じることを「否定する」こともまた同じように排他的な姿勢となってしまいます。
 よく新興宗教の勧誘について憤る方々がいらっしゃいますが──なんのことはない、イヤなら断ればいいだけの話です。
 勧誘されるという事実ひとつをとって、その人の信じているものを「全否定してしまう」というのは、私は「結局それもまた、排他的だ」と思えるのです。

 Aさんは(というか、おそらくその団体の教祖?がそういう教義を伝えているのでしょうが)、やはり「2012年」のことを言っていたそうです。
「2012年に地球規模の災害が起こるけれど、日蓮に守られた日本だけは助かる。でも、日蓮に改宗しなければ、その人は死ぬ」と言ったのだとか。
 それを聞いた母はさらに憤慨し、「ウチの娘は『あなたは地球で、地球はあなただ(※母は未だに、英語でYOU are EARTHが言えないのです……)』と言ってます! 地球全体の危機に、自分たちだけのうのうと生き残りたいなんて思いません!」と啖呵をきったそうです。
 その怒りが、Aさんにどう伝わったかはわかりませんけれども──。

 2012年、アセンションについて色々な説が飛び交っていますが──もし仮にアセンションが本当に起こるなら、「もうすでに始まっているのでは?」と思うことが多々あります。
 そうした中で、「○○をしていれば、助かります」だの「××を信じていれば、死ななくてすみます」だの──もう「時代錯誤も甚だしい」と、私には思えるのです。
 勿論、先程も言ったように「信じている方々の信仰そのもの」を、私は否定しません。どんな宗派であろうが、自分が信じているものは最後まで「責任もって」信じとおせばいい──そう思います。それこそが、本当の意味での「信仰心」です。

 ずっと前にこのブログでも書きましたが、親鸞の言った言葉「そのまま」です。
 親鸞は「誰でも極楽浄土に行ける」と言った人ですが、ある日弟子に「もし本当は極楽がなかったら──どうしますか?」と聞かれた際、こう笑って答えたそうです。

「そしたら地獄に行くまでよ」

 Aさんや、Aさんと同じように何かを信じている人達は、是非、この「親鸞の境地に至って欲しい」──そう思います。
「そんなことない! 絶対に極楽はあるんだから!」と言うのであれば、それは信仰ではなく「自分だけが助かりたいというエゴでしかない」のは、説明するまでもないでしょう。 
 世の中にはきっと、Aさん達のように「○○を信じましょう! そうすれば、救われます」と、未だに他力本願な人達もいるでしょうね。
 でも、本当の意味で自分を救えるのは「自分しかいない」──本当の意味での信仰は「自立した関係でしか成し得ない(親鸞は極楽に依存していたのではなく、自立していたからこそああ言えたのでしょう)ということを、その方達には是非、気付いて頂きたい──そんなふうに思った出来事でした。


【お知らせ】
 メールの返信が相変わらず遅れております……。今週末にお送りしますので、今しばらくお待ちください。大変永らくお待たせしてしまい、本当に申し訳ございません──。

 
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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