地球にそっくりな不思議な地球

           地球にそっくりな不思議な地球
            (c)ワンドロップ事務局
 

 ある日突然目の前に現れたジャーメインと名乗る紳士に「もう一つの本当の地球」に招かれ、旅に出るマコト。
 そこに暮らす人々が一番大切にしているものは、心の平和だった。
 「もう一つの本当の地球」に暮らす人々は、「人と自然が喜ぶ事で自分の出来る事を精一杯する」ことを「仕事」とよんでいるのだった。 
 そして皆、人から喜ばれることばかりを考えていて、年齢に関係なく多くの人たちに喜びや愛を与えた人が尊敬される世界。
 宇宙創造の一滴「ワンドロップ」が自分の中に宿っていると気づいた人々がつくる世界があることを、そして宇宙創造の意志(あい)を感じて生きている人々がつくる世界があることを知ることになる。

 (http://onedrop2014-12-27.peatix.com/より引用)


 12月27日(土) 新宿文化センターにて「地球にそっくりな不思議な地球」のミュージカルが公演されます。

 私がこの作品に惹かれた理由は、「地球の未来」を創造するためのモデル像が描かれているからです。
 それはいわゆる「アセンション後の世界」とも言うべきものでしょう。
 
 ただ、ここで皆さんに一言お伝えしておきたいのは、(このブログでも5年に渡って繰り返し書いて来たことではありますが)アセンションは、「ただ他力本願に待っているだけ」では起こらないということです。
 2012年冬至が過ぎてから、「いや、アセンションは実は2015年だった」とか「あと何年か続く」とか色々言われていますが、私は待ってるだけでは、永遠に待っていても「その日は来ないだろう」そう思います。

 本当にアセンションを望むなら、私たち自身の「想像力(イマジネーション)で創造(クリエイト)しなければならない」のです。
 ファーストフードのように「アセンションひとつお願いします」と頼んだら、レジのお姉さんがトレイにすべてを整えて「お待たせしました」と出してくれるのとはワケが違うのです。

 だからといって、どこぞのカルト教団のように修行しなければならないワケでもなく、「私たち人類は、イエスを殺した罪人だ」と言って鞭打つ必要もありません。

 私たちに必要なことは、様々な「アセンション」が描かれた作品に触れながら

(1)高次元とは、一体どういう世界なのだろう。どんな秩序の中にあり、どんな人達が住むのだろう。
(2)自分がその世界に行ったとしたら、どんなふうに感じ、どんなふうに過ごせるだろう。今の生活がどんなふうに変わるだろう。


 そんなことを考えながら想像力をフル回転し、日々の中で意識して、少しでも理想に近づけるような実践をしていくことなのだと思います。

 アセンションという視点で考えるのが難しい人は、「どんな世界だったら、自分は生きやすいのかな」そう考えるだけで充分だと思います。

 今のストレス・フル社会が、決して「理想的な社会ではない」ということは、皆さんも重々ご承知と思います。
 しかし、そうした社会の細部ばかりに目を向け、重箱の隅をつつくように批判をしていても、何も変わりはしないでしょう。政治家達が議席をとるためにマニフェストをただ並べるだけで、100年後に日本がどのような社会となることが理想的なのかを語らず、結果的に全体像の視野が欠けたままになっているのと同じことになってしまいます。

 本当に大切なのは、「理想世界の青写真」なのです。
 地球全体の理想像──すなわち理想的な社会システムを少しでも知ることで、意識のスイッチを入れることが、今の時期にはとても大切になってくると私は思います。

 27日という年の瀬ではありますが、お時間がある方は是非ご覧になってみてください。
 私も楽しみにしています^^

 ミュージカル「地球にそっくりな不思議な地球」
 http://onedrop2014-12-27.peatix.com/

 ↑のリンク先で前売り券購入出来ます。
 ※当日券 4200円 前売り券 3800円

 YOU-are-EARTH経由でも、前売り券扱っています。
 左のメールフォームからご連絡ください。折り返しご連絡致します。


 このミュージカルの公演は一回こっきり!です。どうぞ、この機会を逃さないでくださいね^^

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辛くても、全体を見なければならない

 先月の11日に起きた震災から、私は自分の中で揺れ動く「何か」を感じていました。
 被災地にいる方々があの日に体験したエピソードは、本当に胸が張り裂けるようなものばかりです。それだけでも痛みとなるのに、福島では人類が過信してしまっていた力によって、震災の痛みだけでなく放射能の不安や、一部心ない人々による偏見という痛みまで背負う羽目となってしまいました。
 そうした記事に触れるたび、私は「今、自分が出来ることは何だろう」ということばかり考えていました。根本解決にはあまりにも長い時間がかかるだろうし、かといってそれまでに何もしないでいるということ自体、とても歯がゆかったのです。

 私がこのような状態に陥ったのは、決して今回が最初ではありません。
 2001年におきた9.11の時にも、今とまったく同じ状態になりました。
 私にとっては起きた事件が他国だろうが自国だろうが、そんなことは関係ありませんでした。「今、自分がここに生きている以上、私が出来ること、私が考えられることは何だろう」ということばかりに、意識をシフトしていたからです。
 9.11の時は今ほど国際情勢に明るくなかったので、紛争に関わる本やイスラム文化、中東の歴史に関わることを徹底的に調べ尽くしました。
 そして今回、私は「2012年に纏わる書籍」について、再び読み返しを進めています。
 報道も今は震災がメインになっていますが、実際には中東の情勢も揺れ動いています。もう今となっては、精神世界に興味ある・なしに関わらず、誰もが「時代が何か、変わりつつある」ことを自覚しているはずです。「今ある既存の考え方ではナシに、新たなスタンスを構築しなければならない」ことも、感じ取っていることと思います。
 被災地にいる方々にしてみれば、まるで時が止まったかのように、まだ哀しみの渦中にいることでしょう──しかし、普通に生活を送れている私たちは、彼らの哀しみと痛みを感じながらも、今、地球全体で何が起ころうとしているのかを感じる必要もあると思えるのです。

 とはいえ、私もネットの記事で被災地にいる方々の状況に触れる度、その心がくじけそうになることが多々あります。「今だからこそ、全体を見なければならない」と思う反面、「まずは、日本における被災の傷が癒えてからにすべきではないか」とも思い、その両者の間で私の心は大きく揺れ動いているのです。
 ですが、昨日の記事や冒頭にも書いたように、やはり本当の意味で日本が立ち直るには、しばらく時間が必要でしょう。その間にも刻一刻と情勢は変わっていき、時代の変化も進んでいきます。哀しみに立ち止まってばかりいるのではなく、この体験を経て「改めること、対処すべきことは何か」を、私たちは考える必要があるのだと思えるのです。

 既存のシステムを打破する為には、今存在している学識だけでは困難でしょう。それを超えた──今私たちがいる次元を超えた知識こそが必要なのだと、そう思えるのです。
 精神世界という言葉は、どことなくファンタスティック──或いは幻想的、幻視的に聞こえる言葉ですが、でも、本来「精神こそが、すべての基盤である」ことを思えば、実はこれほどまでのリアリティは、存在しないのではないかとさえ思いました。
 問題は、私たちの次元においては個々人が「相対的な存在」であり、精神的な融合が成されていません。だからこそ、個々人の体験を外的世界における現象で検証するしか方法がない為、精神世界で言われていることが必ずしも「真実である」とは言えない点にあるのでしょう(勿論、本人には虚偽を言っているつもりはないでしょうし、逆に言えば「ちょっとした表現の違いだけで、誤解されてしまっている」というケースだって中にはあると思います)。
 しかし、そういった問題点を除けば、本来「リアリティ」として基盤にあるべきは「精神世界分野」でなければいけなかったのではないか──そんなふうに感じる昨今です。

 そう考えると、今起きている「すべての現象」に対して、何かしらの意味があるように思えるのです。
 そして、基盤となっている精神世界において「今、私たちが創造すべき新たなリアリティは何か」を模索する必要があるように思えるのです。

 今、日本全体が自粛の傾向にある中で──しかも、多くの方々の苦悩が今尚存在している中で、私がやろうとしていることは、不謹慎極まりないことなのかもしれません。
 しかし、どんなに辛くても時はその場にとどまることはありません。そうである以上、哀しみのみにシフトするのではなく、「全体を見る」ことも大切であり、また同時に「全体を見て将来的にどうしていくかを考えることで、再び起こる哀しみを防ぐことも出来る」と、私は考えている次第です。
 

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計画停電を出来るだけ回避出来るよう、健康で支障のない方は積極的な節電にご協力頂きますよう、お願い申し上げます。
私も率先して節電生活を送っています。是非、篠崎と一緒に、節電ライフを送りましょう。


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いつか再び、立ち上がる日の為に

 東北太平洋沖地震から、20日あまりが過ぎました。早かったのか、或いは長かったのか──もはや時間の感覚さえもないような気がします。それと同時に、被災地にいる方々にとっては「○日の経過」というのさえもはや何の意味も成さないのだろうと思うと、どんな言葉も陳腐に思えてしまう程です。

 先日も、世界の人達の祈りをここでご紹介しましたが、おそらく多くの日本人が、世界各国の人達が日本を応援し、また助けてくれていることに感動していることと思います。先進諸国のみならず、東南アジアやアフリカ諸国など、自分たちの生活も貧しい中で生きている人達が「日本の為に何かをしたい」と言って物資を送ってくれるその気持ちが、本当に嬉しいしありがたい──そう感じている方も多いのではないでしょうか。
 今はまだまだ多くの問題が残されている為、日本が今までのように立ち上がって世界中に御礼が出来るようになるには、かなりの時間がかかると思います。
 でも、世界にいて日本を助けてくれる兄弟達に、せめて感謝の気持ちだけでも伝えたい──そんな気持ちを抱いているのは私だけではないはずです。(政治家の方々も公の場で、援助してくれる国々に対しての感謝を述べて欲しいとさえ思います。他国から届く物資や、義援金がどれほど送られているかは、みなさんご存知のはずです。被災地にいる方々や、国民が直接言えないその「気持ち」を、菅首相にはもっと汲み取って頂きたいものです。心ある一国の代表者であれば、まず国民に向かって激励し──そして、国民を代表する言葉として、他国に謝意を伝えているでしょうから。)

 勿論、多くの方々の支援があっても──応援があったとしても、被災地にて身内を亡くしてしまったり、大切な存在を失ってしまった方々の痛みを埋められるものではないでしょう。
 本当にこればかりは──どんな慰めの言葉さえも無力であると、思わずにいられません。
 しかし、それでも多くの方々の優しさや思い遣りがそこに集まれば、痛みが癒えなくても「希望は生まれる」と、そう思います。荒れ果てた大地に再び緑が蘇るように、いつしかまた幸福が芽吹いてくるように。どんな暗闇でも、明けない夜はないのですから──。

 そして、いつしか。
 いつしか再び、日本が立ち上がることが出来た時。
 きっと日本は、今まで以上に世界に向けて「思い遣り」を発信することが出来るようになるでしょう。今、世界が日本に向けて多くの優しさを送ってきてくれているのと同じように。
 そしてそれと同時に、資源が枯渇しつつある世界に向けて「新しい生活スタイル」を、日本は提案出来るようになるかもしれません。

 日本は原爆を投下された国でありながら──多くの人達がその中で命を落とし、そして未だにその影響が残る国でありながら、今度は原発によって再び人々の生活が脅かされるという皮肉な目に遭ってしまっています。
 最近は計画停電が実施されることも少なくなりましたが、私は今でも節電生活を送っています。
 何故なら、不便に感じないから。
 むしろ、今までの方が過剰供給だったとさえ思っています。
 夜は暗いのが当たり前です。なのに、今までは街中で星を見ることも出来なかった。それが今では、節電の影響なのか、見える星の数が以前よりも増えた気がします。
 思えば星明かりがない夜の方が、本来は不自然だったのでしょう。

 先進諸国でありながら徹底的な節電をして、それが日本の「新しい文化スタイル」となった時──。
 ある意味、「資源の尊さ」を最も切実に訴えられる立場になるような気がします。
 資源の確保ばかりに奔走するのではなく、「限りある資源を、どのように分かち合うか」ということで模索した方が、遙かに有意義です。そうすることで、私たちが「この地球から様々な恵みを与えられ、それを利用して生かしてもらっていたのだ」ということを思い出すことでしょう。
 シェアの精神があるところには必ずや調和の姿勢が生まれます。そうしたところには絶対に争いの思想や、支配の思想も生まれて来ません。そしてゆくゆくは、「何故、人々はかつて争っていたのだろう」という疑問を抱く日が、来るかもしれないのです。

 そうなれるのには、まだまだ時間がかかりそうですが──「大丈夫。まだまだ希望の種はある」そう確信し始めた昨今です。

 
 ★本日、twitterに登録をしました。時間がある時に、簡易更新(?)をしていこうと思っています。 
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(1)第二の地球を創造(想像)する

 この連載に関しては、何かしらの答えや篠崎自身の意見を書く──というよりも、この記事を読まれている皆さんに、想像してもらうことを目的にしています。
 新たなものを創り出すのに大切なのは、知識や情報よりも、生みだそうとする想像力だと、私は常々考えています。
 最近は情報が溢れすぎていたり、また、書く側も断言口調の文言を続け、読み手に考える余地を与えようとしないものも散見されます。
 しかし、言葉の本当の意義は「コミュニケーション」にあって、一方通行を目的としてあるわけではありません。表だったコミュニケーションにならずとも、その情報を目にした人が個々人の中でその情報を「いかに濾過し、いかに解釈するか」ということこそが、抽象的なものを文章化することの意義なのだろうと、私はそう思っています。
 想像というのは、いつでも「創造」に繋がります。未来を創り出す上で「想像」というのはとても大切なことなのにも関わらず、昨今はゲームや映像が発達化しすぎて、人々に「想像」する余白を奪っているように思えてならない今日この頃です。

 そのため、「第二の地球を創造するとしたら、一体どのようにして生命を創り出そうとするだろうか」ということを、皆さんひとりひとりが積極的に考えて頂けましたら幸いです。
 また、ブログを書くというのはどうしても私ひとりの作業になってしまう為、「自分だったら、こういうふうに第二の地球を創るだろう」「私だったら、こうしたい」といった意見がありましたら、お気軽にメールフォームからお寄せください。このブログで紹介させて頂く場合もございますので、その際にはご本人様にご連絡します。

 さぁ──では、一緒に「第二の地球を想像」してみましょう。

**********************

 生命ある星を造り出そうとした場合、一番最初に必要なのは何よりも目的意識です。
 ただのシミュレーションゲームとは違い、うまく行かなかったからといってリセットするわけにはいきません(仮にそれが出来るなら、私たちの文明もとっくにリセットされているかもしれないし……)。
 その為、この「目的」というものが実は何よりも重要で、かつ大切なものとなってきます。

 人は誰でも、「自分は何故、この世に生まれたのだろう」ということを一度は考えるでしょう。思考力のある生命体であれば、必ず「起源」というものを知りたいという衝動に駆られると思います。それはおそらく、第二の地球に生まれる人類にとっても同じことなはずです。

 第二の地球上で、ひとりの少年がこんな祈りを捧げています。
「神様(注※この場合の神様は『私たち』です)。何故あなたは、この星を創り、私たちを産んだのですか?」

 さて──皆さんは、どのように答えるでしょうか?
 この答えは、必ずしも少年の耳には届きません(私たちだって、神に同じ問いかけをしてそうそう簡単に答えを返してはもらえませんから。※ちなみに、ここでいう神というのは森羅万象の源ではなくあくまでも「創造主」のことです)。
 少年には届かないものの、「かくかくしかじか、こういう理由でなんだよ」と創造主(私たち)が思うもの──それが、第二の地球を生み出した動機に他ならないはずです。

 私たちが「第二の地球を生みだそう」と思った時、その動機は、果たしてどのようなものだと思いますか?
 勿論、色々な動機が考えられると思います。(ここでも、意見の対立や分裂は「ないもの」と想定して考えてみてください。)自らの文明がある程度の発展を遂げた為、新たな生命の育成を見てみたいと思うか──或いは、親が子を産み出すように「愛の受け皿」として育成したいと思うか──もしくは、映画「アバター」ではないですが、いずれは自分たちが移住出来ることを想定し、あくまでも「実験施設」として作成するか。
 そういえば、以前「宇宙人が地球人を造り出した動機」として「従順な奴隷が必要だったから」という説を目にしたことがあります。そういう動機も「あり」でしょうね。

 鋭い方は何となくお分かり頂けるかと思いますが、動機が「どういったものか」というだけで、実はまったく、世界の造られ方が変わってきます。
 例えば「いずれは侵略、もしくは支配」という動機であれば、絶対に自由意志を与えるようなことはしないでしょう。
 先日も例にあげましたが、映画スターウォーズに出てくる「クローン兵」を見れば一目瞭然です。自由意志を発揮する「自我」ほど、支配者にとって厄介なことはありません。だからこそ、あの映画の中のクローン兵は、みな前頭葉を操作されて自我を抑制されているのです。

 みなさんがどのように選択されるかによって変わってきますが、ここでは「自由意志」を与えるという前提の為に(出来るだけ、現在の地球と条件を同じにしたいので)動機を「愛の受け皿」とすることにします。そして、聖書にも書かれているように神に似せる──すなわち、自分たちに似せるように、人間を育成していくとしましょう。(違う想像をした方は、ごめんなさい──個別にシミュレーションを進めてみてください。)

 さて、次に「動物達の存在の問題」が出てきます。
 聖書では、動物達は「人間の僕」たる位置にありました。
 でも、その考え方は果たしてどうなのでしょうか?
 現在の地球上において、環境悪化の問題、そして多くの絶滅種が出ている理由も、すべては動物や植物、他生命達に命の尊厳を与えることなく、あくまでも「人間の付属物」としか考えなかったことにあるのではないでしょうか?

 さて──皆さんだったら、動物たちの位置づけをどのようにしますか?

 ここで少し、文献をご紹介します。
 このブログで何度も紹介したイタリアのUFOコンタクティ、マオリッツオ・カヴァーロ氏の一作目「超次元の扉」に、興味深い内容が記載されています。
 このシチュエーションは、長年に渡ってカヴァーロ氏に助言したり案内したクラリオン星人の「スエル」という青年に連れられ、カヴァーロ氏がスエルの兄弟である夫婦(一時的のようですが)が暮らす家に行った時のことです。彼らの家でクラリオン星人から食事をすすめられた時のエピソードを、以下転載します。


「これは風味のよい魚よ。クラリオン星の海にも滋味豊かな魚がいて、地球と同じように、私たちも様々な調理法で食するの」
 私の疑問はまだ解決していなかった。肉は食べるのだろうか?
 こんな私の思考に、今度はスエルが答えてくれた。
「僕たちは肉は食べない。僕たちの新陳代謝システムは、物理的な体が必要とする基礎エネルギーを直接、僕たちの星から得ることができるんだ……」
(中略)
「銀河連邦に属する世界の民族で、量は限られているとはいえ、動物の肉を食べる人々もいる。肉食自体に何ら問題はない。君たちと僕たちとでは原子レベルで体の構造が違うけれども、物理的な体を有する限りは、栄養摂取は必要行為であり、殺傷行為とはみなされない。しかし、生き延びるために必要だという理由もないまま、有機体や生命体をいたずらに虐殺すれば、それは犯罪となる
 そこでユエーラが口を挟んだ。
「栄養摂取は、進化の法則の一端を成すのよ。すべては、巨大な生成の流れに変換され、再び生命が与えられるの。森羅万象の調和の中に、生命と死は継続的に交互に発生するの。現在は過去を糧として、そして、未来は現在を糧として、永遠の生成が成り立つというわけ。
 肉食を<罪>と考える人たちは、たぶん、大きな自己矛盾を抱えているのよ。(中略)本当に罪となるのは、これという必要もないのに生命体を疲弊させ、破壊し、絶滅させることよ」(超次元の扉 徳間書店刊 239~240ページ)



 高次元である彼らが「必ずしも肉食を否定していない」ということを知って、意外に思われた方もいるかもしれません。
 しかし、そこには厳然たる秩序をもって接する必要性が説かれているように思えます。無秩序のまま乱獲することは、やはり罪であることに代わりはないようです。世界的に飽食とされている日本は、何よりも反省しなければならないかもしれませんね(苦笑)。

 こうした高次元の知恵を参考にして、動物や植物達の命は最大限尊重するとしましょう。その中での淘汰は、自然の摂理として受け入れる──という方式を、第二の地球にも取り込むことにします。

 そうすると、だいぶ惑星における文明の方針が固まります。ここまでは、現存の地球と大差ないかもしれません。動植物の接し方についても、自然信仰をしていた種族やネイティブアメリカン達は、普通に生命に尊厳を感じていました。ネイティブアメリカンのある種族は、狩猟する時に必ず「殺める動物達の為の祈り」を捧げていたぐらいですから。間違いなく乱獲はしていなかったと思われます。

 このままで行けば、おそらく理想的な世界が築けるかもしれません。しかし、第二の地球人にも、私たちと同じように「自由意志」があります。
 自由意志というのは、人間にとって本当に望ましいギフトなのか──或いは、堕落へと誘うドラッグなのか。
 その辺りについて、次回は少し考えてみたいと思います。


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【参考文献】
超次元の扉―クラリオン星人にさらわれた私 (超知ライブラリー)超次元の扉―クラリオン星人にさらわれた私 (超知ライブラリー)
(2009/02/26)
マオリッツオ・カヴァーロ

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【お知らせ】
篠崎が質問させて頂いた解答を掲載した本が、ヒカルランドさんより10月28日に出版されます。その他にも興味深いインタビュー記事が掲載されています。(後日、改めて詳細をご紹介いたします。)

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(2010/10/31)
マオリッツオ・カヴァーロ

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◆ご注意◆本日以降お申し込みの方、入場料は当日徴収となります。自動返信メールとは別途、担当者から詳細のメールを送らせて頂きますので、お申し込み後しばらくお待ちください。(返信までに1~2日かかる場合がございます。)

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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

アセンション真実への完全ガイド―2012年のイベントホライズン (5次元文庫 し 2-1)アセンション真実への完全ガイド―2012年のイベントホライズン (5次元文庫 し 2-1)
(2010/06/09)
篠崎 由羅

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【第Ⅱ部に篠崎の質問文が一問一答形式で掲載されています】
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【インタビュー本第二弾】
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