昨日は三発も撃ちかました篠崎ですが、今日は――かなりの「グロッキー(死語)」です。
先日体調不良で寝込んでいた、と言いましたが――病み上がりでちょっと無理しすぎたのか、またもや発熱してしまいました。
そんなわけで、今日もまた「アセンション後に関する連載」はお休みします。(「またかよ!」と思われた方。ごめんなさい……;)
その前にちょっとお知らせなのですが――。
近々、アセンションに関する「小説」を執筆する予定です。自分が得た情報を踏まえて、それを一本の小説としてまとめようと思っています。その方が、皆さんにも伝わりやすいかなと思いまして。(長編にするのは体力がいるので――短編でまとめようと思っています。それでもおそらく、原稿用紙軽く500枚は超えるでしょうが……)
有料出版はしないつもりです(というより、篠崎が投稿していた出版先が、潰れてしまったので((苦笑)))。ネットで無料公開としますので、興味のある方はご覧になってみてください。またその件については、改めてご連絡致します。
さて――今日は、私が愛してやまない存在――「地球」についてのお話です。
カヴァーロ氏によると、知的高等生命体であるクラリオン星人は、地球のことを「悲しみの星 サラス」と呼ぶらしいです。
何で「悲しみの星」なのか――詳しい理由は分かりませんが、確かに「悲しみの星」と言えるぐらい、略奪・殺戮が、この星では繰り返し行われてきました。
根拠のない楽観主義者達は、そうした現状をどのように受け入れているのだろうと、至極疑問に思うこともあります。
しかも、皮肉なことにそうした楽観主義の出所は、すべて支配国側からですよね。迫害されているアフリカ人達や中東の人々からは出てきません。
そりゃ、世界の頂点で「我が物顔」に振る舞っていれば、「人生、楽しいことばかり」ってなって当然です。そういう根拠ない楽観主義に、日本人は乗せられるべきではありません。……深い憤りさえ感じます。
私はいつでも「惑星は、ひとつの生命体だ」と感じでいます。
惑星はただの物質ではなく、私達と同じ「生命体」なのです。心もあれば、霊体もある――そうでなければ、太陽に生命力を漲らせる力はなかったでしょう。物質だけで、目に見えない力を加えるなんてことは想定出来ないからです。
もし、地球が――サラスが、生命体であるとしたら……彼女は、どんなふうに世界を見ているのでしょうね。
最初は、自分の中に生命が生まれていく姿を、本当に楽しんでいたことだと思います。
海にプランクトンが現れ、それが少しずつ進化していき、多種多様な生命になっていく様を、ワクワクしながら見つめていたに違いありません。様々な動物が生まれ、様々な可能性が広がり、「自分の生み出した世界を、素晴らしい天国にしたい」そう思ったことでしょう。
やがてサラスは、自分と意思疎通が出来る存在を望み、それで人間が生まれたのかもしれません。
でも、サラスは――あまりにも寛大で優しくて、そして、素晴らしい母親すぎました。
人間に自由意志を与え、人間の自己を伸ばすが為に、彼らに選択権を与えてしまった。
それ故に……「悲しみの星」となってしまったのかもしれません――。
何故なら、選択権を得た人間は、「自由」という言葉の裏に隠された「支配」により、自分達の思い通りにしようとしたからです。(こうしたところも、私が「思念で人は幸福になれない!」と断言出来る点です。思念で支配出来るのは三次元だけです。支配と被支配を繰り返した果てに、人類の幸福は絶対に訪れようはずがないのです。)
愚かな大人達は、利己と利欲の為に戦争を繰り返し、サラスは、多くの子供達の悲惨な死を目の当たりにしなければならなくなりました。
母親から引き離され、泣き叫ぶ子供達。
お腹を空かせ、泣く力さえ失った子供。それを抱きかかえ、無力さに絶望する母親達。
去年、ガザ地区で行われた悲惨な攻撃――まだ、皆さんも記憶に新しいと存じます。
日本ではあまり報道されていませんでしたが、その現状――よろしければご覧になってみてください(※リンク先はアラビア語ですが、写真は普通に閲覧出来ます。)
http://smartsoft.maktoobblog.com/こんな現状が、去年……まだ一年も経ってないうちに行われたのです。
母なる地球――サラスが、どれほど悲しんでいることか。
ただ領土を拡大していくという、一部の権力者における愚かすぎる程の利己により、純真無垢な子供達の祈りやサラスの願いは、ことごとく砕け散りました。
しまいに人間は、自分達を生み出してくれた大いなる母であるこの惑星の存在や、有り難ささえも忘れてしまった。
強欲に走り、国を支配し、人を奴隷にしてはその上に君臨して、子供達の笑顔を奪い続けました。
人間は「自分達は、最初から選ばれし者だった」と傲慢な解釈をして、他の生命達が生きる領域さえ奪い続けました。
自分達の利得の為に、動物の生態系を狂わせ、飽食させては捨て――森林を伐採し、鳥達の住処を奪う。
まるで癌細胞のように、サラスの肉体を痛めつけ、苦しめ、嘲笑い続けた――。
そんな地球の姿を、異星人達が「悲しみの星」と名づけるのは……至極当然なのかもしれません。
サラスはもう、限界に来ている――私はそう思います。
生み出した人間達から忘れられた孤独と、生み出した生命が絶滅していく状況を目の当たりにして、サラスは絶望しきっている……そんな気がするのです。
それでも、サラスは今まで、私達人間のことを決して責めたり、蔑ろにしようとはしませんでした。本来なら、こんな愚かな人類はとっくに見捨てて、滅ぼしてしまっても良かったのに――サラスはそれをしなかった。最期の最期まで、人間と共に生きることを、約束してくれたのです。
悲しみの惑星であると同時に――母なる惑星。
私は、地球……サラスを思うと、決まって涙が溢れます。それは、自分達の愚かさに対する懺悔と、同時に、サラスの痛みに対する共鳴なのかもしれません。
私が強くアセンションを望むのは――自分が「良い世界に行きたい」からではなく、
これ以上、サラスに「悲しい想いをさせたくないから」です。
もしも人類が、今までのように闘いを繰り返すというのなら――私は、そうした愚かな一部の人類が消滅することになったとしても、地球を救って欲しい――そう神に祈るでしょう。
「人類はそんな愚かじゃない」と仰る方がいるとするなら、そういう方には是非、現在中東で何が繰り返されているのか、何故、アフリカで未だ紛争が起きているのかをご一考頂きたく思います。
アフリカの紛争の図式は、白人達の「植民地化」という歴史があったからこそのものなのです。そのように血塗られた歴史を振り返ることなく、「楽観主義になりましょうよ!」なんて言える精神が、私には理解出来ません。
勿論、白人に限ったことではない――私達、日本人だって同じです。
先日、中国に対するイメージが「悪い」と答えた人が7割だったというアンケート結果がありました。しかし、それは中国における社会状況を踏まえてのことなのでしょうか?
私達日本人が、戦争時代に中国にしたことを、すっかり忘れていないでしょうか?
勿論、過去に縛り付けられてばかりで国交が開けないのは当然のことですが、だからといって歴史を無視していいわけではありません。その歴史を踏まえた上で――手を取り合う術を、私達は模索すべきではないでしょうか?
上辺だけの愛を唱えても、迫害された人々の怒りは消えません。
彼らと本当に手を結ぶ為には、まず「彼らの痛みを知ること」が大切です。
彼らの痛みを知り、苦悩を理解し、そうすれば、ようやく手を取り合えることが出来るでしょう――。
私が「世界の闇を見て欲しい」と叫ぶのは、その為です。
そうでなければ、本当に「迫害された人達の苦悩」を理解することが出来ないからです。
本当に「愛の伝道師たる活動がしたい」と願う人であればある程、
どうか、世界の現実を見てください。
地球が――サラスが見ている悲しみを、サラスの視点で、見る必要があるのだと……私はそう思います。
同じ民族同士で争い、闘い続ける姿を、サラスはきっと絶望の中で見ているに違いありません。
アセンションは、起こる・起こらないではなく「起こさなくちゃならないものなのだ」と、私は確信しています。
それは、今まで辛い想いをしてくれた地球――サラスの為に。
サラスの幸福の為にも、絶対にその道を選ぼう――私は深く、そう決意しています。
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