昨日(6日)の朝7時に寝た後、途中何時間かは起きたものの――今日(7日)の17時に至るまで、ほとんど寝続けていました。
言いようがない程の疲労感で頭は動かないし――ここしばらく平均睡眠時間3時間だった私にしては珍しいぐらいの、爆睡っぷりでした(苦笑)。
その他書かなければならない記事、やらなければならないことも多くて――更新が滞ってしまい、誠に申し訳ありません(滝汗)。
今回こそは、浅川氏の講演会内容レポをUPしたかったのですが……その前に、ちょっと自分の中で気になっていることがあるので、そちらから先に記事にします。
去年の10月。「巨大なUFO出現」の噂が、ネット上で湧き上がりました。
※ちなみに、この頃の私は「アセンション否定派」で、今以上に独立独歩の姿勢を貫いていた関係上、そうした情報は耳に入っていませんでした。友人でありブロともの麻日さんからその話を聞き、「へ~、そんなことがあったんだ~」ぐらいで聞き流してしまっていたのです。
結局UFOは出現せず、情報発信者はひどく責められたそうですが――。
私個人としては、発信者である方に深く同情する一方、責めたてる人達を安易に非難は出来ない――そう思っています。
それは、前記事にある「自己責任」に絡みます。
確かに、そうした情報を知った多くの人達にも、「それが信憑性に足る内容か否か」を考察する必要性があったでしょう。
しかし、一番の責任は――どうしたところで「発信者に求められる」と、そう思うのです。
だからこそ、私は自分の言動に対し慎重になるし――考察を欠かさない。
また同時に、読者側の皆さんに対して「考察の必要性」を強く呼びかけている次第なのです。
何故、私がこうした情報に「慎重になるよう」呼びかけているかと言えば――
「真理を見誤り、失望する人を一人でも増やしたくないから」です。
こうした失望は、今までに何度も繰り返されてきました。
一番最近は――1999年、でしょうね。
ミレニアムになる前に「何かが起こる」――そう期待した人達が、大勢いたことでしょう。
しかし――「何も起こらなかった」。
※いえ。現実には「起きています」。多くの人が、気づいていないだけで。そのことは後述します。
それを目の当たりにした人達は失望し、掌を返すような生き方を選ばざるを得なくなりました。
これは、その人の問題だけでなく――人類全体で見た上での「大損失」なのです。
地球は、「ただの物質ではない」ということを過去記事に先述しました。
地球は、思念に反応する「生命体」なのです。
ひとりでも多くの人が失望し、真理に対する疑念の中で覆れば――地球への悪影響は、はかり知れません。
私は浅川氏の記事を書く際、過去記事を参照していたところ、上記「UFO出現」の記事にあたりました。
それ以降、この内容を改めて考えさせられています。
さらに今日(7日)、読者の方から非常に興味深いメールを頂きました。
新世紀を前にして「イエスが降臨する」ことを信じていたキリスト教一派の人が、その事実が覆されたことにより失望し、それまでの生き方とはまるで異なる道を進んでしまった、と――。
私は、その人の痛みに同情の念を禁じ得ません。
そして同時に――「同じ過ちを、アセンションで繰り返したくない」と、強く思っています。
大きく宣言してしまうことで、人は「期待」こそすれ、その期待が大きく上回る程の現象となって現れない限り、それが「現実になった」とは認めません。
事実、去年の10月にUFOを目撃したという人が数人いたようですが――あまりに情報が膨らみすぎてしまった為、数名の証言なんて、「焼け石に水」となってしまったのです。
まるではち切れそうな風船のごとく膨らんだ情報を前にしたら、それこそ、「オリンピック開幕セレモニー」的に、大々的に色鮮やかなUFOが姿を現し、テレビ放映も電波ジャックして、その姿を見せない限り――人間は、宣言された内容を「肯定出来なくなってしまう」のです。
そんな危険なことを、高次の人達がすると思いますか?
真理は「黙されたまま、実行される」――これが高次の法則です。
有言実行ではなく、「不言実行」なのです。
彼らは地球に接触し、地球人の習性をよくわかっている――そうしたら、大きく宣言することで「それがかえって、人間の心理にネガティブな要素を残す」ということを、一番知っていて然るべきです。
そういったことを見抜いている高次の人達が、そのような大宣言をするだろうか――まずそこを、発信者側も情報を受け取る側も考察すべきだったと――私はそう思えるのです。
それに――「慎重になることで、真理を見逃す」ということもあり得ません。
何故なら、私ほど疑い深く、慎重な人間が――それまで「完全アセンション否定派」だった人間が、マウリッツィオ・カヴァーロ氏のクラリオン星人の写真を見た瞬間、「アセンション肯定派」に翻ったのですから。
パウロにしたって、そうです。
ずっとキリスト教を迫害する側だったパウロが、イエスのたった一言の呼びかけで目が覚め、キリスト教に大きく貢献することとなりました。
真理は、どんなに慎重になったとしても、「絶対に見逃すことはない」のです。
だからこそ、こうした大きな宣言を前にしたら、ことさらに慎重になることが――私達にとって重要な姿勢なのではないでしょうか。
この教訓は、今回のアセンションについても活かされます。
私達は決して情報に踊らされてはいけないし、受動的に「アセンションを待つべきでは『ない』」のです。
このアセンションで必要なのは、奇跡的な次元上昇でもなければ、苦労もなしに報われることでもない。
「ひとりひとりの目覚め」、そのものなのです。
私達が自発的に真理を受け入れ、そこに働きかけていこうとせずして――何が変わるというのでしょうか?
――何も、「変わるわけはない」のです。
今、すでにアセンションに向けて人々の意識が変わろうとしている――それは、私自身にも分かります。何故なら、何よりも私自身が、大きく変貌したうちの「ひとり」だからです。
自分の変化をこれだけ目の当たりにしていたら……「アセンションの信憑性」を、痛感せずにいられません。
しかし、私が危機感を抱いているのは――
こうした「アセンション」という言葉のみが一人歩きをして、ただ受動的にその時を待ち、
自ら何も変えていこうとしない人達が増えていくとしたら……それは「危険極まりない」――そう思っているのです。
それは、次元上昇どころか――下降にしかならない、と……。
先程あげた1999年の件ですが――メールを頂いた方以外にも、他のカルト宗教で似たようなことがあったという話を以前聞いておりました。
しかし、ノストラダムスは決して「予言を外してはいない」のです。(それは過去記事にも先述したとおりです。)
また、2000年を境に、人間の意識シフトが大きく変貌しているのを、私自身感じています。
実際に、「時代は幕開けしている」のです。
情報だけに翻弄されていると、その真理が見抜けなくなる――私は、そのことを深く危惧しているのです。
今回のアセンションは、「ブーム」で終わらせてはいけないものです。
何故なら、地球そのものの「生命存続」が、かかっているからです。
このまま、抜本的な改革なくして、息絶え絶えの地球にぶら下がっていきますか?
それこそ、延命治療を続け、無意味に命を長らえさせているのと何も代わりはないのです。
私は「今こそ」、ひとりひとりが自己改革に目覚め、それが少しでも地球全体に廻っていくことを強く願っています。
アセンションとは、まさしく「そういう意味」です。
そうすることが、結果的に人間の科学を超えた「未知なる次元への開幕」に繋がるだろうと、そう確信しています。
夢想の理論ではなく、それを「現実にしていかなければならない責任」が、私達にはあるのだから――。
余談ですが――。
最近の体外離脱で、地球を追い詰めるネガティブな波動というのが、必ずしも「負の想念ばかりではない」ことを知りました。
すなわち――「利己愛に満ちた偽善」。
これが一番厄介なものなのだということを、知ったのです。
考察なき真理は、いつでもそうした罠に堕ちかねません。
深く考えないまま「愛」「光」を連発していても、その愛のエネルギーは地球へは「届かない」のです。
むしろそう叫ぶことが「利己存続」を満足させてしまう為、それ以上深く考察することを妨げてしまいます。
そうした「人間の利己的な満足感」が――結果的に、地球を深く痛めつけているということを知り、深く考えさせられました。
それらを発信しているのは――総じて「先進諸国」です。
日本も例外ではありません。
私達は先進諸国に生まれた以上、本来であれば地球全体のことを思い遣り、世界で苦しむ兄弟達のことを考えることが出来る余裕があるのです。
それをせずして、何故、先進諸国に生まれた意味があるのでしょうか?
勿論、みんながみんな、世界の闇を直視することは出来ないでしょう。
でも、それならせめて、「身近な幸福の意味」を、深く感じ取って頂きたいのです。
アセンションとは「地球規模」のものです。しかし、ひとりひとりが地球の生命体とシフトしている以上「私達個人のもの」とも言えるのです。
だとしたら、まずは身近に「自分の幸福とは何か」――そして、その幸福の為に自分はどうやって生きるのかを考察することが、アセンションへの第一歩だと、そう思えるのです。
そして……そこに満足した中の、3割程度の方でいい。
地球のことを――世界の闇を、「私と一緒に考え、行動に移して頂きたい」のです。
アフリカに住む人達や、紛争地域にいる人達は、そうしたことを考えるだけの余裕がありません。兄弟達の苦難を、余裕のある私達が真剣に考え、そして、向き合う必要性があると――私は強く実感しています。
アセンションを「ブーム」で終わらせず、苦難に満ちた兄弟達を救う為に――私達は表層的な情報に踊らされるべきではありません。
情報には常に慎重な姿勢を持ち、かつ、自分の洞察力でもって真理を見抜いて、正しい行動をしていくことが望まれるでしょう。
2012年を迎えた時
「なんだよ! やっぱりまた嘘だったか」と非難する側に廻るか、
それとも、「――ああ。やっぱり、本当だった」と実感する側に廻るかは、
みなさんの洞察力と行動力に、かかっているのです。
少なくとも――。
私は、浮ついた気持ちでこのアセンションと向き合っているわけではありません。
2001年からネット活動を開始し、今年に至るまで多くの日記、ブログを書いて来ましたが――今回ほど、真剣に向き合っているブログはありません。
例え2012年にそれが訪れず、時代がますます悪くなる兆候の中にいたとしても、私の命がある以上は果てしなく地球の為に叫び続けるでしょう。
アセンションは「待つもの」ではなく、「自発的に起こすべきものなのだ」と――。
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