本音で生きる

 今回は、篠崎にしては珍しく感情的な内容かもしれません(笑)。

 以前、子供の頃の悩みでも書きましたが──何故人は、本気で生きられないんだろう、そう思うことが多々ありました。
 「本音で生きたら、人間なんてろくな生き物じゃないから世の中がグチャグチャになる──」そう言う人もいるでしょうね。(知ったかぶりな人ほど、善意を憎むものですから──)
 でも、ホントにそこまで人間って、最初から「悪」でしょうか? 
 性善説・性悪説ではないですが、生まれた瞬間から人は「誰かを殺そう」と思うものでしょうか? 
 もしそうなら、歯が生えたと同時に母乳をあげているお母さん達は、我が子から殺意を感じるのではないでしょうか?

 世の中を悪くさせているほとんどのことは、すべて「環境」から生じている──そう思います。
 環境というのは、「肉体を持っている」という条件も入ります。何故なら、私達は肉体がなければ、本音でしか生きられないから。肉体こそが、「嘘をつける為の隠れ蓑」でしょうからね。

 私は極力、人と接する時「本音」を伝えようとします。
 違和感があればそこを正直に伝え、不満も正直に伝えます。
 でも、今までそれで揉めたことはありません。「正直者はバカをみる」という言葉は、エゴ的に正直さぶった人だけのことを指す言葉であって、本来「正直にあろう」とする人は決してそうはならない──そう感じることが多いです。むしろ、私の誠意に信頼を寄せてくださる方も多かったです。

 しかし、世の中は何故か「嘘」ばかりが蔓延し、その上、その嘘を信じて「真実を見ようとしない」人も多いです。
 また逆に、「自分をかばう」一心で相手に言い訳をして、決して本音を伝えてくれない人もいます。

 最近、私にもそういうことがありました。
 「本音かどうか」って、意外に人は見抜いているものです。
 私はチャネリングという言葉が好きではないし、自分がチャネラーだなんて欠片も思ったことはないので(リモコンを手にしてテレビをつけ、「私ってチャネラー!」って巫山戯て言ったことはありますが)、本当に「直感」としか言いようがないですが・・・・・・大抵、その人の「本音」はすぐに見抜いてしまいます。
 この勘は誰しも持っていて、それを変に理性で押し曲げたり、或いは言い訳して誤魔化してしまうかのどちらかなのでしょう。或いは、情に流されてしまうか──の。私は、情に流されて直感を押し曲げてしまうことは、今までにも多々ありました。

 心って・・・・・・超能力なんかなくても、充分伝わります。
 その人の真意がどこにあるかも、大抵みんな分かります。
 どんなに体裁のいい言い訳をしても、それが言い訳だって見抜くものです。ただ、相手を尊重する為に「言い訳を聞き流す」だけで──。

 にも関わらず。
 何故、人は本音を隠すのでしょうか──?

 この世で友人を欺いて、あの世にいって再会した時、どうするのでしょうか?
 この世では誤魔化せても、あの世でばれて──それでいいのでしょうか?
 とどのつまり、「肉体があれば、なんでも誤魔化せる」という思いがそこには見え隠れしているように、私には思えるのです。
 そういうことが友人との間で起こると・・・・・・私はすべてを捨てて、山に逃げ帰り、二度と里に下りたくなくなります(苦笑)。

 「どうせ誰にもバレやしない」という言葉──それは違います。
 絶対に、欺けない「目」が、そこにはあります。
 それは──自分自身
 誰かを欺いた時、その人は「相手」だけでなく、自分をも──もっともつきあいの長い自分でさえも、欺くことになるのです。
 そういう生き方、私は「したくない」ですね(苦笑)。
 
 それでも、世の中は嘘が満載です。
 でも、一番問題なのは本音で生きる大切さを教えない教育にあるような気がします。
 そして、嘘を吐くことは、結果的に相手だけでなく自分をも裏切り、すべてを失うことになるのだと。
 いったい、誰がそのような大切な教育をしてきたでしょうか?
 偏差値を尊重し、化学記号と方程式は教えても、人生の教訓は誰も教えてなどくれません。

 オウム真理教問題の時に得たもっとも大切な教訓を、誰もが忘れています。
 それは、個性を大切にすることを、どれだけ社会が蔑ろにしてきたかということです。
 だからこそ、オウム真理教の問題直後にはあれほど精神世界の本が姿を消したのに、今は当時よりももっと危険な言葉が満ちあふれている。
 みんなが求めているのは、ただの非現実ではない──この苦しい現実世界を生きる自分の、存在意義に他ならないのだと、私には思えるのです。

 皆さん。
 「本音」で、生きてみませんか?
 バカにされてもいい、損をしたっていい。
 魂に──霊性に忠実でいれば、必ずや報われる。
 勿論、救ってくれるのは神様でありません。宇宙の──地球の分身である「自分自身」です。
 本音で生きれば、絶対に「自分は自分を『裏切らない』」──。

 天国とは、その人の「心のあり方」の問題だ──その言葉の意味が、今、心に染みて実感出来ます。



※お知らせ※
公開鑑定、結局週末中に間に合いませんでした(涙)。今週末までお待ち下さい──。楽しみにして下さっている方々にはご迷惑をおかけしていて、本当に申し訳ございません・・・・・・。


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2010-02-06 | 真理 | トラックバック(0) |
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


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