宇宙の構造はマトリョーシカ

 ロシアのマトリョーシカ人形を、ご存知でしょうか? 
 ひとつの人形の中に、違うサイズで同じ形のものがいくつも入っている人形──持ってはいなくても、記憶にある方は大勢いらっしゃることと思います。
 私は時折、宇宙の構造は、マトリョーシカのようになっているのではないかと思うことがままあります。
 ここで言う宇宙というのは生命を存続させる場のすべてを言うので、「森羅万象」と言うべきかもしれませんが。それに、私たちが目にする「三次元宇宙」だけではなく、五次元、六次元……すべてを指しています。
 すなわち、私たちの三次元宇宙がマトリョーシカの一番小さい人形だとしたら、それを包む人形が五次元、さらにそれを包むのが六次元──果てはどこまで続くのか分かりませんが、そのように内包、内包を繰り返しているのではないかと、そんなふうに思えるのです。
 マトリョーシカの人形を形取っている木製の部分は「その次元における物質化の膜」で、次元(マトリョーシカ)が大きくなるにつれ物質化の膜も変わっていきます。マトリョーシカ人形も中に入っている人形の絵柄がそれぞれ違いますが、それと同じような感じで、その次元の宇宙もすべて「彩りが異なる」のでしょう。それでもどこかしらが似ていて、どこかが異なる──それが、私たち三次元宇宙と高次元の違いなのかもしれません。

 想像してみてください。
 もし、私たちの宇宙が「マトリョーシカ」と同じような仕組みだとしたら、私たちも程度は低いとはいえ、高次元の人達と「似たような思考」も一部は担っているはずです。
 だとしたら、この地球を創った創造主達の気持ちを、僅かにでも味わうことが出来るかもしれません。
 例えば、私たちの星地球が、突然「実験」として次元の異なる場をつくり、そこに生命を育成させることになった──としましょう。
 その場所は、仮に「月」だったとします(いや、近場だったので、何となくのノリです。意味はありません)。
 月に周波数の低い場を作りだし、物質の周波数を落として、そこに「第二の地球」を作り出すとします。
 その研究には、世界各国の人達がこぞって参加するでしょう。新たな生命を生み出すという大事業には、多くの人が興味を持つこと間違いなしだからです。

 ここでひとつ、注意事項──。
 現実世界では、まずこの時点で「あれこれ揉めごと」が起きる可能性大です。
 やれどこどこの国は実験の舵を握りすぎだの、
 やれどこどこの国は出資額が少ないから研究者も出すなだの、
 やれどこどこの国は宗教的な問題があるからそっちを先に片付けろだの──。
 ──考えただけで、げんなりしますね(苦笑)。
 でも、ここでは高次元の創造主達の意識に近づく為に、そういうもめ事は「いっさいない」という前提に立つことにします。

 平和的に、国家がみんな協力しあって「第二の地球」の磁場を月に確立させました。
 さて、いよいよ生命の移植ですが──微生物の次は、植物の移植です。設定された環境に合わせるのは優先事項ですが、もし「第二の地球に、植物を移植します」と言われた場合、皆さんだったら、何の植物を「移植したい」と思いますか?

 やはり、自分が一番「美しい」と思っている花、或いは「好きな花」──ですよね?

 植物学の専門的なことは研究者に任せて、一市民達の心情としては、やはり「自分たちが、一番好きな花」を植えたいと思うことでしょう。日本人の多くの人は、「桜」と言うかもしれませんね。
 理由は──本心の中に、「美しいと思うものを、新たな生命にもシェアしたい」という思いがあるからなのだと、そう思います。
 そういう思いこそが、星々に生命を生み育てようと思った創造主達の「願いの根幹」なのではないでしょうか?
 創造に参加した存在が地球を覗いては、「あっ! あの花、俺ン家の庭から移植したんだ」なんて言ってたら、笑えますね(というか、口調があまりに品格なさすぎですね;)。

 次に「動物」を移植することになりました。
 さて──ここで問題が生じます。
 それは、「弱肉強食」の問題です。
 みな、心の中で「弱肉強食も、ひとつの自然の摂理だ」と分かってはいます。でも、もし──もし、そうした犠牲がなく生命が互いに共存共栄出来るのなら……そう考える一派が出てきても、不思議はありません。少なくとも、私はその考えに惹かれるものを感じるので。

 さて、困ったことになりました。
 植物の移植までは出来たものの、動物の移植で二派に分れてしまいました。地球と同じような生態系のまま、動物を移植させよう──という派と、遺伝子操作をしてでも(そういうことが出来ちゃう時代になったのね、と仮定してください)新たな調和を保てる生物を生みだそうという派。

 さて──みなさんは、どちらの意見に賛成しますか? 

 この問いに答えはありません。「みなさん各々が選択した答え」が、正しい答えなのです。
 そこから先、「パラレルワールド」になって、星に生まれる生命体と共に、歩む運命が変わっていくかもしれません(笑)。

 マトリョーシカから始まって、遊び半分で始めた「第二の地球創造(想像)」ですが──いざ書き始めて「実は意外に深い」ということ、および、「この想像を深めることで、現在の地球と高次(異次元)との関係性が垣間見られるのではないか」という思いに至ってしまいました。
 その為、少し本腰いれて考えたいと思います(笑)。←篠崎は計画的に見えて、実はかなりの「行き当たりばったり派」。
 しばらく連載を続けてみようと思いますので、みなさんも是非、私と一緒に第二の地球を創造(想像)するチームに参加しているつもりで、後日の記事をお読み頂けると幸いです。


<「第二の地球を創造(想像)する」に続く>


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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