(2)J.C.ガブリエルさんのインタビュー[3月1日]

(前回からの続き)

 クリスチャンの世界では、今年の5月20何日だっていうんですよ。何故ならば原理主義──クリスチャンはノアの方舟のエピソードが、7千年前に事実あったとしているわけだ。そして、その時に「7千年後に、世界が終わる」と言われていたのを知っているわけだから、原理主義のクリスチャンはみんな待ってる。まぁ、これはサイエンスの分野ではないけどね。

 それと、もうひとつの要素としては、カール・コルマン博士──スウェーデンのマヤの研究者の人がいるんですね。彼らの分析した結果は、「2011年10月28日」です。
 僕は数年前、「フラクタル太陽」というタイトルでそれを説明しました。時間・空間の関係性を、九段のピラミッドで象徴したわけ。そのステップごとに20倍早くなっていくわけで、最後「銀河意識」に到達する九段目の段における3月9日から10月28日までの260日間でそのフラクタル構造が終了する。もしそれが正しいのであれば、今までのスピードの20倍です。
 でも、最近のアフリカ北部の出来事をみていたら、あり得ないスピードで進行しているわけでしょ? どんなに政治のエキスパートを集めて聞いても、こんなこと去年聞いたら「そんなこと何年かかるんだよ。独裁主義は何十年も続いているんだ」って言われただろう。ここまで急撃だと、戦争の可能性だってある(※筆者注 この20日後、多国籍軍によりリビアに軍事介入がされた)
 ガダフィも正常じゃない。今日のBBCのインタビューで「おお、俺の国民はみんな俺を愛しているんだ」って言ってるんだよ。だから国連の方では「ああ、この人はもう正常心じゃないな」とはっきり確信したわけ。
 これ全部同時進行だよね。ですので、どう理論的に考えても「来てます」、波が。予想しているように。


 でも──その中でどうも気になるのが、日本がどうも置いてけぼりを喰らっている感が抜けないんです。というか、日本全体に膜がはっているような不透明感を感じるのは、どうしてなのでしょう?

 それは日本だけじゃない。カナダでも同じことです。
 もう強烈に2グループに分れてる。少数のグループの人間は、今の時代のパズルピースが全部分かる。でも、ほとんどの人は否認状態で「お断りします」と。見聞きもしたくないんだ、と。現状を見ようともしないんだよね。
 でも、食糧の値段はすでに3分の1上がっているんですね。世界的に。だからチュニジアであれが始まった。あれは食糧問題から始まってるの。去年の暮れから30%も自分たちにとってもっとも大切なものが高くなるなんて──。
 食糧危機が現に今、起こってるの。まだここに来てないだけなんだよね。(以下略)


【新たな時代の幕開けは、すぐそこまで来ている】

 4月にすごいアメリカ人がやってくるんですよ。「マトリックス・エナジェティクス(※文末参照)」という本──日本語になってます。ナチュラルスピリットから出てる。これどういうことかというと、簡単に言いますね。
 「新しい次元」に私たちは間違いなく接近している。だからこそ、その次元のエネルギーも意識体も来てるんだ。その中で、新しい人間の能力──特にヒーリング能力が新しい次元からダウンロードされているんだよ。
 それはレイキとか、そういうもんじゃないの。キリストが起こした物理学的なリアリティが今、来てるの。それに気付かされたもとカイロプラクティックの先生──リチャード・バートレットという先生が、いるわけ。彼は貧乏生活でものすごく苦労したけど、今、アメリカで一番注目されているセミナーリーダーになっているのね。
 どういうセミナーをやるかというと、大体数百人単位で、マトリックス・エナジェティクスというシステムをみんなに紹介する。これは量子力学的なフィールドを、即座に変える物理学なんですよ。
 つまり、あなたの体も僕の体も電子で──またはフォトンで出来てるでしょ? 全部そうでしょ? だから量子力学的に言いますと、完全に固定化されてないわけよ。それがもう「奇跡の原理」。意識レベルの高い人──キリストのような人であれば、即座に「フィールドごと」変えちゃうんだよね。それが「奇跡の定義だ」と彼は言うわけだ。そのために彼はかなり天使と大天使に助けられたと思われます。
 色々な人生の奇跡が彼に起こってから、それこそ全部ダウンロードされたの。みんな「ヒーリング」だと思うんだけど、彼自身は「俺はヒーラーじゃない。これはヒーリングじゃないんだ。これは新しい生き方なんだよ」と。
 彼のセミナーに来ている人で、二十年間背中が曲がっていた人が「ビシッ」と治った。一秒で。一秒ですよ? その人のフィールドを、量子力学レベルから「変えた」。
 彼自身が今、何をやろうとしているかと言うと──明確ですね。
 「新しいフィールドを創ること」。
 新しい次元のエネルギーをおろす──でも、教祖的な人ではなくて、良く笑う素晴らしい男なんですよ。彼のワークを受けたいと思うぐらい、魅力を感じます。このぐらいのものが今出てこなければ、2012年なんて嘘なのよ。
 来てるんだよ、もうすでに。
 新しい時代は、確実に来てる。

 
(以上)
マトリックス・エナジェティクス―量子論的手法による変容のテクニックマトリックス・エナジェティクス―量子論的手法による変容のテクニック
(2010/12/11)
リチャード・バートレット

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☆「これからだよ 日本は!」
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2012年問題のパイオニア。意識研究家のJ.C.ガブリエル(旧エハン・デラヴィ)氏が日本の窮地にカナダから急遽駆けつけてくださいました。氏が携えるのは『希望の本』。女川市と縁のネルソンから、九州、大阪、金沢、東京…被災地の皆さまへの応援メッセージをつないでいきます。オートバイにまたがって、被災のど真ん中に希望を届けるJ.C.ガブリエル氏の活動をみんなで盛り上げていきましょう。
□東京講演「これからだよ 日本は!」2011年4月8日(金)、9日(土)
□あなたのメッセージをお待ちしています。※2011年3月28日~
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(1)J.C.ガブリエルさんのインタビュー[3月1日]

 今月の1日、エハン・デラヴィさんことJ.C.ガブリエルさんと半年ぶりにお逢いしました。
今回は特に取材目的ではなかったのですが、思えばジョン・クレイグさんからはいつも興味深い話ばかり聞かせて頂いているような気がします。
 この日も例外ではなく、あまりにタイムリーな上面白いお話でしたから、是非多くの方にシェアしたいと思い、途中からジョンさんの許可を頂いて録音させて頂きました。すでに1時間以上経過してしまっていた為「一部」といった感じですが、お楽しみ頂けましたら幸いです。


青字──J.C.ガブリエルさん  赤字──篠崎

【現在、地球に起きている現象──何千羽の鳥が突如落下死した現象(アメリカとイタリアの二カ所で起きたとのこと)などの話題を受けて】

 結論を言いますと、「太陽の暗号(※1)」で紹介しましたギャラクティクスーパーウェーブ(※2)が、今来ているでしょう、と。
 去年12月にNASAのフェルミ宇宙望遠鏡から撮った映像が、具体的にみんなの目に入ったと思いますが、その映像では、銀河の中心部からとてつもなく大きい物体──二万五千光年の幅をもつものを、フェルミの特殊なガンマ線を捉える望遠鏡が捉えたわけだ。
 ちょっとこれをお借りします(お皿を二枚、内側に重ねる)。
 これが「天の川銀河」だとしますね。直径十万光年です。地球は中心から約三万光年から二万五千光年の間だと思われる位置づけです。銀河の中心部は、ほとんどの科学者がブラックホールだと言っている。でも、電気的宇宙論の立場からすれば、それは違う。他の似たようなスパイラルギャラクシー(渦巻系銀河)を遠くから見たって、「ビシューン!」と中心部から何か出ているんだよね。スパイラル状のものが、猛烈に。
 結局、フェルミの望遠鏡で撮ったのは、「私たちの銀河系を横からみた際に出ている、電流みたいなヤツ」だったんです。で、この幅が「二万五千光年」ときた。とんでもない大きさのガンマ線を放つ物体が、発見されたわけです。それがずっと以前からあったかどうかというのは、わからないよ。こんなの初めてだから、科学者も。このスゴイエネルギーはなんだろう、って。

 つまり、銀河の中心は「クリスマスツリー」みたいにライトアップしてる状態が分かったっていうことですね。

 どう考えても、これはラヴィオレッテ博士が書いたギャラクシーウェーブに関係しています。
 もうすでに銀河の中心は「バヒューン」と「爆発状態になっているのだ」と。
 時間の関係でみると何万光年離れているが故に、私たちには「今となって」それが見える状態になった──ということは、ここにギャラクシーウェーブが向かってることになっているのではないかと思われます。彼は喜んだと思いますね。「ああ、俺の説は立証されたんだ」と(笑)。
 これがひとつ「分かったこと」。これで「電気的宇宙論が100%正しい」ということも、分かったというわけ。
 ガンマ線はどうやって出るかというと、これは電気の一種なんですね。非常に強烈な電気線で、そういった放射線は、DNAをプラス的に変えたり、ダメージを与えたり、両方のメカニズムがあるということで、また変態のプロセスが分かるわけよ。人の体にガンマ線が強烈に入ってくる場合、癌になって健康を害して行く人もいれば、その反対にエネルギーをもらって元気になって変態する人もいる。そのエネルギーがまた太陽に影響し、同時進行に地球にも影響している。

 太陽は今、長い居眠りから目覚めようとしているの。あのニュージーランドの地震の前の黒点の発展するスピードはハンパじゃなかった。2、3日でいきなりですよ。でも、まだまだです。(筆者注※これと同じ現象が、東北太平洋沖地震の前にも起きていました。)
 それも実はラヴィオレッテ説で、まずはコズミックダストが銀河のウェーブの前に押されてくるわけだから、太陽にひっついて一時的に太陽の活動をダウンさせる。そして、バカーンとまた大活動期にはいると言っているのだけど、もう「その通り!」なんだよね。だから、精神世界ではないの、これは現実問題なの(笑)。どう考えてもこれは、地球が大きく影響されてくることになるわけだ。

 実は、地球外生命体の要素も実際に出てるんだね。これは日本でニュースにならなかったけど、エジプトの紛争が起こっている最中に、UFOがエルサレムのドームの真上に降りてきた。でもこれはすぐフェイクだと言われた。でも、他のツーリストの撮った写真も出てきた。七つのオレンジ色の光──まぁそれがフェイクであるかを問わず、エジプトの紛争の最中にエルサレムの真上に出たということは、ちょっとこれは気色悪いね。


 そうですね。何だか示唆的な感じですね……。

 そして、太陽の周りに今、「6つぐらいの真っ黒な球体」が発見されています。

 球体なんですか? 星とかではなく──。

 球体。反射してる物体です。コロナの中に入っている球体と思われるものをクローズアップすると、「7つぐらいの球体で形成されている」のが分かる。だから星などといったものではなく、人工的な物体であることが分かる。

 何だかモノリスみたいですね(笑)。

 大きさは地球以上です。6つとも。
 ナッシム・ハラメイン曰く──彼は子供時代にアブダクションされた経験があるんだけど、異星人と共にブラックホールを抜けて旅をしたっていうんですね。それで、すべての星の中心核は「ブラックホール」だと彼が言うわけ。
 つまりすべての星の「向こう側」にすべての次元があるということなわけだ。
 だからひょっとしたら、私たちの太陽系ごとに、地球ごとに、そのホールを抜けていく可能性が「あるかもしれない」──という、これは「スーパーテレポーテーション」の話なんですよ。
 その為に巨大なエネルギーが必要なわけでしょ? 今、それが来てるわけよ。
 なので、今の位置にある地球はもうこれは維持出来ないんですよ。だからすごいことが起こるね。たぶんそれこそ量子力学でいうその電子はどこにあるのかわからない世界で、ふたつの地球の次元になってくることがないわけではない。

 ということは、今年来年にそういったプロセスが起こりえる証拠は充分にあるということです。それに関連する我々の先輩達が帰ってきてるわけだ。それが「アヌンナキ」。
 だから太陽の前に浮かんでいる物体はアヌンナキだと、私はそう思う。ナッシーム・ハラメインもそう思ってる。
 私たちは非常に大切な種だからね。だって子供だもの──だから滅亡させるわけにはいかない。そういうすごいイベントが起ころうとしている最中です、今は。



(2)J.C.ガブリエルさんのインタビュー[3月1日]に続く

◆注釈◆
※1 太陽の暗号
太陽の暗号―あなたが地球に生まれた理由太陽の暗号―あなたが地球に生まれた理由
(2005/07)
エハン デラヴィ

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※2 ギャラクティクスーパーウェーブ
銀河宇宙線(スーパーウェーブ)とも言われる。銀河の中心部から放たれる宇宙線粒子のこと。

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放射能に過剰反応しすぎることへの懸念

 先日、東京の浄水場で暫定規制値を超える放射性ヨウ素が検出されました。
 そして、今日は埼玉県川口市の浄水場から──。
 おそらく、こうした検出結果は日に日に周囲へ波及していくことでしょう。

 私が懸念しているのは、それに対する人々の過剰反応です。
 すでに東京では、飲料水の買い占めが始まっています。しかし、そうやって買い占めれば買い占める程、本当にそれが必要な人達──原発のすぐ近くにいる福島の人達に渡ることが出来なくなってしまいます。

 私は、こういうニュースを聞くと、とても哀しくなります……。
 「被災者の人達と痛み分けをしよう」みんなでそう思ったのは、一時的なことなのですか?
 それとも、自分にとって対岸の火事の時はいいけれど、ちょっとでも自分に害が及ぼされると分かったら手のひらを返す程度の、上っ面な思い遣りでしかないのですか?

 本当に辛いのは、福島で避難生活を送っている人達なのです。 
 家もあって、食事もとれて、暖もとれる「私たち」ではありません!


 福島県相馬市の市長の話によれば、今、すでに「食糧も尽きかけている」と言います。物販輸送の人達が行きたがらない為に、自由に食糧が手に入らない──。
 また、同じ福島で避難させられている市(どの市だったかは覚えてないのですが)の市長が言うには、物販輸送の際に「ここまで取りに来い」と指示されたそうです。(その指示は、明らかに「自分たちは寄りつきたくない」といった姿勢からでしょう。)避難生活を強いられ、ガソリンもない市の職員達は、それでも必死に指定された場所まで向かったそうです。
 私は、その話を聞いて、とても哀しく思いました。
 同じ「日本」にいるのに、餓死しかけている人達がいるという現実を、もっとしっかり受け止める必要があるでしょう。

 昨日、大槻教授が「出荷止めしたほうれん草も牛乳も、全部自分が食べる」と言ったそうです。
 私はその話を聞いて、正直言って大槻教授を見直しましたね(笑)。私も、同じ気持ちだからです。
 大槻教授は、ご自身が放射能の研究をしていたから「検出された値が、人体に無害であることを実感している」のだそうです。長期摂取していれば多少の害もあるでしょうが、「だいたい、この騒動が一年以上続くと思っているのか?」と教授は言っていたのだとか。

 ちなみに、皆さん──。高度経済成長の頃、「知らないうち」にどれほど人体にとって有毒なものが周囲にあったかをご存知でしょうか?
 アスベストの含まれる建物が多く造られていたのはもとより、廃水を海に垂れ流ししていた関係でダイオキシンを含んだ魚介類がたくさんあがり、その時代にそうした食物を(知らずに)食べて育った女性の多くは「子宮内膜症」になる率が高まったそうです(ちょうど私の世代の人達です)。
 それに比べたら、ほうれん草や牛乳・飲料水問題は、まだまだ「微々たるもの」だと言えるでしょう。
 「長期摂取していたら、害があるもの」なんて、実際に調べたら「山のように」出てくると思いますよ。

 とはいえ、何故このように「飲料水の買い占め」といったパニックになるかと言えば、政府の言っていることが「主旨一貫していないから」というのが、一番の原因と言えるでしょう。
「ほうれん草も牛乳も、人体に害はないが、出荷止めしておく」と、「人体に害はない」としておきながら「出荷止めにした」ということを受けて、過敏に反応してしまう人達も少なからずいるでしょう。
「人体に害がないなら、何故出荷止めにしたのか? 今回も人体に害はないと言っているが、本当なのか?」という疑いを持ってしまうのも、……まぁ、無理もないことなのかもしれません。

 もっとも昔の政府であれば、規定値を超えたことさえ「内密」にしたかもしれません。こうやって公開してくれるだけ、私は「ありがたい」と思います。
 だからこそ、私たち市民の方が冷静になって判断することが大切だと、そう思います。

 私は、今こうして深く傷ついている人達がいる中で、自分だけがのうのうと幸福になりたいとは思いませんし、仮に日本がこれから先もっと厳しい試練にあうのであれば──「共に自分もあおう」という決意があります。
 私は、いっさいの買いだめをしていません。飲料水も勿論、食べ物もです。
 何故なら──3月11日のあの日を、思い出してください。多くの村や町が津波に呑み込まれた時、人々はそういったものを持って逃げていたでしょうか?
 ほとんどの人が「着の身着のまま」だったはずです。
 
 災害とは、そういうものです。
 どんなに備えたところで、家が潰れれば意味がない──。ましてや、波に呑み込まれてしまえば、すべては流されてしまうのです。
 そうした時、たまたま運よく「自分たちの分だけ、備えがあった」としましょう。
 でも、周りの人達には備えがない──その上、分け与えられるよりも大勢の人達がそうだったら……。 

 私は、かえって「自分に備蓄があること」によって、苦しむと思います。
 分け与えたくても、分け与える程の数はなく──多くの人達が共にいるのに、助けることが出来ない。

 それなら、私は「最初から、何も持っていない方がいい」──そう思うでしょう。
 助けることが出来ないのなら、せめて「共に苦しみたい」──そう思います。

 勿論、それは人それぞれの考え方です。皆さんに「そうして欲しい」というのではなく、あくまでも私自身のスタンスでしかないので。
 また、それは私が「ひとり身」だから出来ることでもあります。もし私に子供がいたら、そこまで覚悟出来たかどうか……それは分かりません。
 ただ、だからといって必要以上の買い占めはやはり「無意味」だとしか、言いようがありません。タレントの江頭さんのように、自分で買い込んでそれを被災地に単独で持っていく──というのなら、話は別ですが。
 今は何よりも、自分たちよりも、もっと厳しい環境におかれている人達がいるんだということを、念頭に措くべきだとそう思います。

 多くの人が、「被災地に、何か出来ることがあるだろうか」と模索していることでしょう。
 日本人の良さは、その「優しさ」にあります。
 しかし時折、人によってはその優しさがあまりにも表層的で、簡単に手のひらを返してしまう人も中にはいます。
 今、私たちが置かれているこの状況下における学びは「人間としての深さを、築き上げること」なのでしょう。昨日の記事にも書いたように、太陽が象徴する生き方を目指すのであれば、付和雷同的な同情の言葉だけをちらつかせるのではなく、もっと深いところから、誠意のある言葉と決意で、行動することが大切だろうと思うのです。

 このブログを読まれている読者さんの中には、同じようにブログ、或いはツイッターなどでご自身の意見を発信している人もいるかと存じます。
 そうした方は是非、ひとりでも多くの方に「買い占めをやめるよう」呼び掛けて頂けたら幸いです。

 一番辛いのは、「被災地にいる人達」なのです。
 いつ解除がとけるかもわからない状態で避難所生活を送っている福島の方々は、精神状態もギリギリなはずです。
 そして、そこには年端もいかない子供達だって、大勢いるのです。
 無意味な買い占めや、放射能に対する過剰な反応は、現地にいてそうした苦悩にひたすら耐えている人達に申し訳がたちません。 
 彼らに手助けすることが出来ない以上、せめて私たちが、冷静な視点で日々を送っていくことが大切なのではないでしょうか?
 
 ひとりでも多くの方が、節度ある行動をしてくださるよう──願ってやまない昨今です。

 ──24日16時追記──
 参考までに、放射線に関わる記事をリンクしておきます。

 ●東京電力福島原発事故について─放射線のレベルについて─
  http://www.aesj.or.jp.cache.yimg.jp/info/pressrelease/pr20110316.pdf

 ●被爆すると健康にはどんな影響が
  http://www.yomiuri.co.jp.cache.yimg.jp/science/news/20110313-OYT1T00281.htm

 ●放射線は「甘く見過ぎず」「怖がりすぎず」
  http://synodos.livedoor.biz/archives/1710889.html

 起きてしまったことは、もう仕方ありません。今私たちに出来ることは、冷静に状況を判断することだけでしょう。
 ですが、これから起こる災害について、回避する必要性はあります。
 私は以前から「原子力発電反対者」であったというのは、先日の記事にも書いたとおりです。具体的に危険、危険じゃない云々ではなしに、社会的にこれほどのダメージを与えるという意味でやはり原子力における発電には疑義を掲げます。(それ以上に、私は「核分裂を起こさせる」という行為そのものに反対しています。私たちが知らないだけで、核の中にもミクロな生命が存在するかもしれないからです。もともとある自然の元素を「破壊してエネルギーをとる」という行為そのものが、危険をはらんでいると思える次第です。)

 現地で精一杯作業を続けている東電の方、およびその協力会社の人々には本当にありがたく思います。
 起きてしまっていることについては、私たちひとりひとりも協力する体制が必要でしょう。
 しかし、今回の社会現象を教訓にしてこれからの未来に対しては、新たな方向性を見出していくことが出来ればと、心から願う次第です。 



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「太陽」が象徴する生き方を目指す

 先日、NZでの地震の前日に「Xフレア爆発があった」ということを記事にしましたが、実は東北地方太平洋沖地震の前日──10日にも、Xフレア爆発が起きていました。
 以前から私は「フレア爆発と自然災害の関係」について調べていて、拙著でも軽く触れていました。ただ、執筆をしていた去年の時点ではまだ黒点活発がさほど目立っていなかった為タイムリーに検証することが出来ず、ここ最近になって漸く出来るようになったという感じです。
 科学的根拠としては、Xフレア爆発と災害は「直接的な関係性は乏しい」と思います。しかし「関係性が乏しいことが、イコール『関係がない』」ことには直結しません。私は、前回2004年前後に太陽活動が活発だった頃の状況と比較しても「何らかの関わりがある」ような気がしております。そして、今回ますますその確信が強まりつつある──といった感じです。

 2月中旬以降から今に至るまで、急激に太陽の活動が活発化した印象を受けます。勿論、最大活動期が2012年と言われていることを思えば、今から少しずつ活発になっても不思議はないのかもしれません。ただ、如何せんそれが「急激に来た」ように思えたのは、多少不安の種ではあります。徐々に来るのであれば分かりますが、ほとんど無黒点状態だったことが去年もちらほら続いていたにも関わらず、先月から急激に続くフレア爆発──。この太陽の様相については、今後も注意深く見守る必要性がありそうです。

 前回「覚醒する太陽」の方にも書きましたが、西洋占星術における太陽の働きは「意識」です。
 太陽の活動が活発化するにおいて起こる自然災害については、ある意味「太陽の物質的側面」と言えるでしょう。ですが本来、太陽の働きとしては「もうひとつ、別の側面がある」と感じています。

 それこそが、霊的個人としての確立を促す作用ではないかと、私は思っています。

 太陽が西洋占星術においてどれだけ重要な惑星かは、言うまでもありません。また、生命が繁栄していく意味で考えても「どれほど重要か」は、特筆するまでもないでしょう。
 要するに、太陽というのは「社会全体、国全体」或いは「その系に属する惑星全体」だけに留まらず個人に対しても、重要な意味を持っているわけです。
 日本は今月の11日に、とても甚大な被害を受けましたが──かたやリビアでも、再び戦争の惨劇が幕をあげていました。
 宇宙が「フラクタル」であることを思えば、どの問題もすべては「類似した傾向のものとして、どこか違うところでも浮上している」はずです。こうして結果的に、どんなに遠く離れた国の惨事であったとしても、私たちは「別の形で」その追体験をすることになるのでしょう。

 地震が起きてから10日余り──私はそのことを、ずっと考えていました。
 今、私たちの国や世界で起きていることは、とても規模が大きいことかもしれない。
 しかし、そうであったとしても結局のところ問われるのは、その問題と向き合う「個々人の意識状態」なのではないかと──そう思うのです。

 今回の震災を受けて、数名の方から「今後、さらに緊迫した災害は起こりえるか」といった質問を頂きました。
 「それは、残念ながらわかりません」──それが私の答えです(笑)。
 ただ、ひとつだけ明確に言えることがあります。

 上記したように、これから数年の間「太陽の動きについて注目すべき」であるのなら、太陽の意味である「個々人の意識」というものにも、注目すべきだろうということです。
 フラクタルである対比を思い浮かべれば、太陽というのは「空に浮かんで輝いている太陽」だけでなしに、「私たち、個々の人間に置き換えることが出来る」ということがお分かり頂けると思います。
 太陽系にとってなくてはならない星、太陽──。
 では、「私たち人間の霊性を支える上で、なくてはならないもの」と言ったら──何でしょう?

 それは、先にも書いた「意志」──。
 私たちの精神を中枢に集めるのは、まさしくこの「意志」であろうと思います。
 これからの時代、太陽の意味である「意志」そして「信念」を自分の中に築き上げ、どのように生きていくかこそが問われるのではないか──そんなふうに思っています。

 現象に惑わされ、いたずらに不安を抱くことなく、「今、ここに存在する以上、自分は『どのように』生きるべきなのか」ということを、私たちひとりひとりが常に意識する必要があるのかもしれません。
 肉体の死は、いずれ必ず訪れます。早いか、遅いかだけの違いしかありません。
 しかし「霊性の死」は、自分の努力でしか避けようがありません。どんなに肉体が生きていたとしても、他者をさげすみ、自分だけが生き残ろうとするような、そんな生き方をしていたら──決して霊性にとって望ましい生き方とは言えないでしょう。

 今回の震災でも、生き残った人達に「勇気」を与えてくれるような死を迎えた方々が、大勢います。
 何故、彼らの死が心に響いたか──それは、彼らが危険を前にしながらも「精一杯」、自分の信念に従い、他者の為に「自分が出来ること」を貫いたからに他なりません。
 こうした死は、必ずや人々の心に「灯」として残り続けるものです。彼らの生き様は、家族の方や被災された方々にとってまさしく「太陽の如く」勇気を与え続けるに違いありません。
 本当に大切なことは、ただ「生きるか、死ぬか」ではなく、「どのように生きて、どのように死ぬか」ということなのだと、私は確信しています。
 
 太陽が活発化する時代──。
 その時代に向かうにつれ、必要なことは一体何なのか──それは、太陽が象徴とする生き方こそにあると、そんなふうに思いながら、世の出来事を眺めている今日この頃です。  


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世界中からの祈り

 とても感動的な動画を見ました。

 東北関東大震災 宝地図ムービー あなたたちは一人じゃない
 http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc&feature=player_embedded

 この動画を、被災地で辛い避難所生活をしている方々にもお見せしたい──そう思いました。

 今日、オバマ大統領も演説の中で「日本はひとりじゃない」という言葉を強調していたそうです。
 こうした世界各国からの応援を頂いて、日本は本当に幸せだと思います。
 勿論、こうしたメッセージを一番に届けるべきは、被災地にいる方々、避難所にいる方々ですが、こうした応援メッセージをすぐに見られる恵まれた環境にいる私たちにとっても、「自分たちに出来ることは、何でもしよう」「多少の不便など、どうってことない」──そんな勇気を奮い立たせてくれるように思えます。

 計画停電による列車の運休はだいぶ緩和されましたが、それでも平日のラッシュ時における本数の少なさが原因で、都心の混雑はひどい有様です。夕方になると、ホームに向かう列が改札口からはみ出していることも多々あります。
 しかしそうした中でも混乱はなく、列は整然としており、みな黙って順番を待っていました。諸外国の方々が日本を賞賛するのは、こうした日本人の姿勢にあるのかもしれません。

 日本は災害に襲われても、神々が守っている国だから大丈夫──。
 そういうメッセージも、精神世界系のブログで散見されます。
 しかし私は、神々よりも何よりも、こうして「世界にいる人々の応援メッセージ」ほど、素晴らしい励ましはないのではないか、そう思えるのです。
 例えて言えば、兄弟の多い家族の中で、いつも「お父さんが守ってくれるから大丈夫」と思うのと、「兄弟達がいるから、大丈夫」と思うのでは、依存の度合いが違うのと同じことです。
 いつでもお父さんだよりで、兄弟達の助け合いがないような家族と、お父さんはただ見守っているだけで、兄弟達が率先して助け合うような家族であれば──私は、後者の家族の方が理想的な気がするのです。
 お父さんを「神」、兄弟達を「世界中の人々」と置き換えれば、今の日本の状態を言い宛てているように思えます。

 神は、確かにいつでも見守ってくれているでしょう。
 でも、幸福に生きていく為の努力をするのは、私たち子供である「人間」です。
 兄弟達である世界中の人々がこうして送ってくれる応援を勇気に変えて、私たちはみなで助け合いながら、厳しい状況を、共に乗り越えていく──それが、今の日本の学びであり、この災害を共有した私たち全員の学びでもあるように思っています。

 私は今回の一件で、改めて日本人の「思い遣り」「節度」そして「自分の身を削っても、他者の為に捧げられる勇気」を見せられた気がします。
 改めて、日本人として生まれたことを、誇りに思う次第です──。


☆エハン・デラヴィさんこと、JC・ガブリエルさんから頂いたメッセージ☆
 日本はこれからだよ!


─節電の呼びかけ─

 現在、計画停電が行われています。
 しかし、こういった計画停電は条件による供給区別が出来ません。例えば呼吸器をつけて自宅介護をしている家の電気も止められてしまいますし、赤ちゃんのいる家も止められてしまいます。
 また、妊娠されている方にとって冷えは大敵ですが、そうした家も止められてしまいます。
 例え微々たるものであっても多くの人が心がけることで、計画停電の地域が少なくなるよう、節電にご協力頂ける方は是非、積極的な節電をお願い致します。
 私も1日の中で電気はほとんど使わず、夜も照明をつけずPC画面の明るさのみで凌ぎ、PCを閉じた後は読書をせず早めに寝るようにしています。(PC使用も帰宅してから23時までと時間を区切っています。)
 是非、みなさんもご一緒に、出来る限りの節電生活を送りましょう。
 



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原発事故によって考えるべきは「生活の見直し」

─節電の呼びかけ─

 現在、関東~東北地区では計画停電が行われています。
 しかし、実際には停電にならない地区もあるようです(おそらくは変電所の関係なのでしょう)。一方は停電にならず、かたや1日二回停電になる地区もあるなど、地域によって差が出ています。
 実を言えば、私が居住している地域は何故か停電になりません。おそらくそうした地域は他にもあるかと思いますが、それならば自らの意志で節電しようと、私は思っています。

 私は現在、1日のほとんどを照明つけずに生活しています。微々たる節約でも、多くの方々の協力があれば大きな電力の蓄えとなるはずです。
 被災された方々の痛みや辛さを共に味わい、それを祈りに替える意味でも、停電にならない地域であってもひとりでも多くの方が節電にご協力頂くことを願う次第です。

 2011年3月17日 18時追記



 未曾有の巨大地震から、もうすぐで一週間です。
 この一週間──いつもよりも長く感じたのは私だけでしょうか? 地震の前日、職場の友人達と楽しく食事をして過ごしたのがだいぶ前のことのように感じます。被災された方々も、きっとそのような複雑な想いと感慨に耽っておられるような気がします。

 仕事先は業務開始となりましたが、今度は計画停電の関係で電車が運休することが多く、遠距離通勤の私はたびたび仕事を休んだり、早退を余儀なくされています。
 横浜にあるデパートもほとんどがシャッターを閉めていて、おそらく自宅待機になっている方々は思いの外多いのではないかと推察します。横浜駅自体とても人通りが少なく、平常時の3分の1ぐらいにまで減っているような印象でした。仕事などの事情がある人以外は、みな外出を自粛しているのかもしれません。

 地震の被害はもとより、福島原発事故についても警戒が続いています。毎時といってもいいほど、このニュースばかりです。一時期は被災された方々の情報が多かったのが一転、今は原発の情報に集約されているという感ありです。
 諸外国の中には、この事故を悲観して撤退する人達もいるようですが、まぁそうなっても無理はないのかもしれません。

 私は以前から、原発を発電に使うことに関して怪訝視している人間のひとりでした。
 それは、ずっと前の記事にも書いたように「核分裂させる」という行為そのものが、人間の所業を超えていると思えるからです。(いわば遺伝子操作をして、新たな生命を造り出すのと似たレベルでの過ちです。)
 それだけでなく、日本は「原爆」によって多くの人の命を失ったという過去を持ち、未だに子孫達にまでその影響が残っています。いくら「エネルギーはいいように使えば問題なく、生活が便利になる」とはいえ、そうした過去を踏まえるならば「安易にその力に頼るべきではない」ように思えるのです。
 原子力に発電を頼っている国として、日本はフランスに次いで「第二位」だそうです。原爆の被害にあった国でありながら、その恩恵を被っているというのは──思わず首を傾げたくなってしまいます。

 今、こうして「計画停電」として順次地域別に停電をしていますが、逆に考えれば今までの電気供給率自体が、過剰だったのではないかと思うこともあります。

 例えば、パチンコ屋のネオン──あそこまで華やかである必要が、あるのでしょうか。
 娯楽施設も、24時間営業している必要があるのでしょうか。
 昼間の電車内で車両内の電気をつける必要が、はたしてあるのでしょうか。
 コンビニの店内が、あそこまで明るい必要性はあるのでしょうか。
 夜景のライトアップは、そんなに長時間する必要があるのでしょうか。

 以前、ナショナルジオグラフィックが「LIGHTS OF THE WORLD」として、「世界の夜」だけをつなぎ合わせた写真をポスターにして配布していました。
 ↓これがその写真です。

small-IMGP0210_convert_20110317005036.jpg

 カメラの性能がいまいちで、あまり綺麗に撮れないのですが──日本が「光まみれ!」になっているのが、何となくでもお分かり頂けますでしょうか。
 ↓これは日本をアップにしたものです。

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 お隣の韓国も、華やかですが──(北朝鮮との対比が、ものすごくありますね)。
 これほど、日本の夜は「明るい」ということです。
 今、日本が電力の問題に立たされている以上、「果たして、今のままの生活でよいのか」を問う時期に来ているような気がします。

 私たちは「便利さ」にかまけて、あまりにも人工的な力に依存しすぎたのではないでしょうか?
 それが結果として、福島原発事故における現状を招いたのだとしたら──今からでも遅くはないので、もっと真剣にこれからの「エネルギー供給方法」を考えるべきなのではないかと、そう思えるのです。
 「電気が『まったく必要ない』」とは言いません。医療関係では、電気が命を繋ぐ場面も多々あります。
 しかし、まるで「浪費」するかのように電気を垂れ流ししている分野も、中にはあるように思えるのです。
 浪費する為に、万が一の事故で多くの人命が失われ、子孫にまで影響を及ぼすなんていうのは──あまりにもリスクが高すぎです。

 イギリスなどは「風力発電」に移行しているところも多く、のどかな牧草地帯に数機、大きな「かざぐるま」が廻っているのを何度も目にしました。
 日本ではまだ風力発電がそこまでではないでしょうが(もっとも、イギリスにおいても風力発電については「景観を損なう」として、歓迎されていない側面もあるようですが)、「エネルギーを産み出すこと」ばかりを考えるのではなく、今ある資源で、如何に節制した生活を送るかを考えた方がより将来の為なのではないかと、そんなふうに思えるのです。

 こうした大惨事を前にしたからこそ、「今」ここで生活を改める必要があるのだと──私はそんなふうに思っています。


【参考までに】脱原発入門講座
http://www.geocities.jp/tobosaku/kouza/index.html
原発の仕組みや、原発における災害との関連性などを分かりやすく説明したサイトです。

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今こそ、日本の民族性を発揮すべき時

 地震が起きた11日──それはとても寒い日のことでした。
 3月とは思えない冷たい風が吹いていて、電車が全線ストップしてしまっていた横浜の某駅周辺では、みなが凍えて待ち呆けていました。
 マクドナルドがあったので入ろうと思ったのですが、残念なことに閉店していました。おそらく地震による影響で臨時休業にしたのでしょう。
 電車は「17時まで運転見合わせ」と言っていましたが、17時を過ぎてもいっこうに復旧の気配がありません。1時間もずっと待ち続けていた人達に、やや諦めの空気が見られた──その時。
 マクドナルドの店員が、トレーに温かい珈琲を持って来てくれたのです。
「皆さん、寒いでしょうからこれで温まってください」と。
 その場にいた人達は施されたその珈琲によって、体だけでなく心も暖まったに違いありません。

 私自身も、人の優しさによって救われたひとりです。
 22時以降に一部の電車は復旧したものの、私の最寄り線は運休したままだったので、横浜駅での野宿は「ほぼ決定」でした。会社に戻ろうにも階段の壁や天井の一部が崩落してしまった関係で、「危険故立入り禁止」が言い渡されていたので戻ることも出来ず──官房長官が「職場待機」を呼び掛けていても、「それがしたくても出来ない」といった状況にあったのです。
 とても寒い日だったので、どうしようかと悩んでいた時、偶然一緒に避難した職場の方が「よかったら、私の家に泊まっていかない?」と誘ってくださったのです。
 その方との関係は顔見知り程度で、地震の後に避難した場所で話をしたのが「初めて」でした。同じ職場にいるとはいえ素性もほとんど知らない人間に親切にも宿を貸してくれたその方の優しさに、心から感謝しています。
 あのまま横浜駅で野宿をしたら、間違いなく私は体調を崩したでしょう。ホテルをとろうにもすでに22時を過ぎていたし、おそらく多くの人がそう考えただろうからほとんど満室の可能性もあるし、その方が自宅を提供してくれなければかなり厳しい夜を明かさなければならなかったはずです。

 未だに被災地では行方不明の方々、厳しい避難所生活を強いられている方々も大勢います。
 世知辛い世の中と言われるようになって久しいですが、こうした時期だからこそ、私たちは「思い遣り」をもって状況を見つめ、人と接することが大切なのかもしれません。
 東電が発表した計画停電の影響で、首都圏は大混乱となりました。私の職場もその影響により、今日は「業務中止」が言い渡されました。明日以降の業務再開も、目処がたっていない状態です。こうした企業は他にもあるでしょうから、おそらくは日本経済に大きな打撃をもたらすこととなるでしょう。

 しかし、こういう時こそ痛み分けの精神が必要だと──私はそう思います。

 日本民族は今までにも、色々な危機を経験してきました。先進諸国における災害としては世界史上初とも言える災害に見舞われてしまいましたが、神もきっと乗り越えられない試練を与えないと思えるのです。
 日本民族が思い遣りや細やかな感受性を持った民族であることは、このブログでも再三書いてきたことです。忘れられつつあった「日本の民族性」を、今こそ発揮すべき時なのかもしれません。

 互いに思い遣り、助け合う精神──。
 それこそが、日本人の特徴を表す言葉だと……私はそう思っています。


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東北地方太平洋沖地震

 よもや、このような事態になろうとは──。
 皆さまの状況は、如何でしょうか?

 昨日地震が起こった時間、私は仕事中だった為、横浜のビジネスビル内にいました。
 最初の揺れの時は小さな横揺れだったので「すぐに治まるだろう」と思ったのですが、徐々に揺れが大きくなり──しまいには立っていられなくなってしまった程です。
 フロア内、あちこちで悲鳴があがっていました。業務の関係で置かれている複数台のモニターが棚から落ちそうになっているのを、必死になって男性職員が押さえていた程です。みな机の下に避難しましたが、揺れはいっこうに治まらず──ですが、揺れ方の具合から「震源地は近くじゃない」とすぐに分かったので、震源地の被害が一体どれほどのものだろうと思うと背筋が凍る思いでした。

 ようやく揺れが治まって机の下から出てきたところ、机の下に潜る前と出てきた後では「社内の風景が一変」していました……。使用していたPCのモニターは傾き、机の仕切りはすべて倒れ、会社が発行している雑誌、ガイド誌は一面に散乱──各部署ごとにぶら下げられているチーム名のプレートも、天井から落ちかかっていた程。
 震源地が気になっていた私はすぐにTVの前に行きましたが、宮城沖と知った時、数日前に起きた宮城の地震に関連があるのではないかと思った次第です(偶然にして、その時も社内で地震にあっていたので──)。

 職場のあるビルは決して古くない──むしろ、ビジネスビルにしては新しい方ですが、階段の壁にのきなみ罅が入り、揺れのすごさを痛感しました。後からニュースで見たところ、震度5強とはいえ、横浜も場所によっては相当揺れが酷かったようで、おそらく私がいたところもその一地区だったのでしょう。

 多くの首都圏勤務者の方と同じくして、私も電車不通により帰宅難民となりました。幸いにして、職場の方が親切にも自宅に泊めてくださったので難を逃れましたが、聞いたところによると私の家近辺は広い範囲で停電だったようです。私の最寄り駅路線の復旧が著しく遅れたのは、それが理由だったのかもしれません。(今日の朝から復旧した為、1時間ほど前にようやく帰宅出来た次第です。)

 地震の前日には、太陽で「Xクラス」のフレア爆発が起こっていました。それを知った時、直感的に「また地震が起こらなければいいけど」と思ったのですが(前回のXフレアの際、ニュージーランドで地震があったのは先日の記事に書いたとおりです)、中国と──そしてそれに続いて日本でも、起きてしまったという感じですね。
 私はその前日の夜に「広い範囲で土砂崩れが起きる夢」を見ていた為、何とも複雑な感ありです……。

 それにしても──何よりも気になるのは、被災された方達の状況です。
 3月とは思えない寒さの中での避難生活は、本当に辛いことでしょう。1日でも早い復旧を願いたい次第です……。
 精神世界系のブログでは「地震が人工的なもの」とか「意図的なもの」といった探りがあれこれされているようですが、まずは何よりも被災された方の救助が最優先だと思います。人工的だろうと意図的だろうと、本当の自然災害だろうと、多くの方々が被災している事実、亡くなっている事実ほどリアルな現実はないはずですので……。  

 私のブログや拙著を読んで下さっている読者の方の中にも複数、宮城・岩手など東北地方在住の方がいらっしゃいましたが、皆さまのご無事を心からお祈りしております──。



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あえて、「共に傷つく」

 以前、知人からこんな話を聞きました。
 その人は「人を癒す」部類の仕事をしている人でした。セラピストやカウンセラーではないですが、それでも「人と直接相対して、相手の痛みを和らげること」を生業にしている人です。
 彼女はよく、私にこんなふうに言っていたのを思い出します。

「よく『他人を癒す仕事の人って、<(クライアントから出た負のエネルギーを)受けやすい>』って言うじゃない? 
 でも、私はそういうことがいっさいないの。
 全部、その場で<流しちゃう>から、残らないんだよね!」


 私はただ笑って、その話を聞いていましたが──どこかに違和感を感じていました。
 彼女にしてみれば、全部流して「受けない」というのは「誉れ高いこと」なのでしょう。
 でも、私は「必ずしも、そうなのだろうか」と疑問だったのです。
 私自身も、スピリチュアルとは必ずしも関係なくても「人と相対して、人の相談にのる仕事」というのを多々こなしてきました。
 だからこそ感じたのですが──

 「『全部受け流す』ということは、相手を真に癒していることとなるのだろうか──?」と。

 人は誰でも、自分と異なる人達を相手にコミュニケーションを交わして生きています。そうした人達の中には、自分の価値観や今まで生きてきた道程からは「到底、想像のつかない人」というのもいることでしょう。
 私自身この不惑の四十と言われる年齢を向かえるまで人生歩いてきても、驚くような価値観の人と出逢うことが未だに数多くあります。おそらくそれは、「人と相対する」ということを続けていく以上、寿命尽きるまで永遠に続く驚きなのかもしれません。
 逆に言えば、「自分とは異なる人達と出会うことこそが、玉石混淆のこの世の学び」とも言えるからです。

 そうした出逢いの中には、思いがけず傷つくようなこともあるでしょう。
 また逆に、自分に悪気がなかったことでも、相手を傷つけてしまう場合もあるかもしれません。
 人のこころの中には、いつどこに「触れられたくない傷」が隠されているか、わかりません。第一印象からなどで汲み取ることも出来なければ、「話し合えば理解出来る」といった簡単なものでもないからです。
 人のこころというのはそれほど繊細なもので、どんなに「強い」とされる人であったとしても、まったく傷つかずに生きられる人などそうそういはしないでしょう。

 そうした「相手の傷」──相手の痛みを知る方法が、もしもあるとしたら……
 それは、相手と同じ傷を、自分も受けることなのではないか──そんなふうに思うことがあるのです。 

 勿論、「まったく同じ視点に立った傷」というのは、受けようがありません。相手も自分も「異なる人間」である以上、見方は必ず違うからです。
 でも、どんなに角度が違う傷でも、「痛み」は受けることが出来ます。

 例えば、誰かと言い争いをした時。
 誰だって、言い争いなどしたくない──にも関わらずそうなってしまった時、自分も「嫌な気持ち」がするでしょうが、相手だって「同じように、嫌な気持ち」がしているはずです。
 これぞ「痛み分け」であって、相手が大切な存在であればある程、そうした「痛み」は深く残り、こころを支配するでしょう。

 でも、もしも仮に──。
 仮に、冒頭で書いた人のように「すべてを受け流す」としたら、どうでしょうか。
 「言い争った」という事実だけが残り、相手を傷つけ、相手を傷つけたことによる痛みさえも残らなかったら。
 
 それはあたかも、「相手の存在を、無視しているのに等しい状態」のように、私には思えたのです。

 相談される側の人間も、同じことです。
 依頼者の方は、「苦しくて」相談に来るのです。勿論、数多くの相談をこなす中で、いつまでも前回対応した人の痛みを引きずるわけにはいきません。それでは業務の量と比例して、押し潰されてしまうのも時間の問題です。 

 でも──それを「受け流す」と言い切ってしまって、果たしていいのでしょうか?

 確かに、多くの相談、多くの依頼をこなしていく中で、自分のこころに「重くのしかかる影」のようなものを感じることもあります。
 でも、もしもその「影」を自分が引き受けることで、相手が少しでも軽くなるなら──私は「あえて、共に傷つく道」を選びたい、そう思うのです。
 人を癒すことを仕事にしていると口では言いながら、「私はそういう負のエネルギーを、受けないから」と言い切ってしまうことに、どことなく「事務的な姿勢」が窺えてしまうのは、私だけでしょうか……?

 人を癒すという以上、相手は「人」なのです。
 人である以上、「こころ」もあります。
 その「こころ」が傷ついている時に、機械的に相談だけのって(或いは施術だけして)、あとは「はい、さよなら」というのは、何だか今時のコンビニエンス社会を反映しているようで、「一体、何がスピリチュアルなのだろう」と思えてしまいます。
 また、中には「私は負の想念に負けないぐらいの、素晴らしいポジティブパワーがあるから関係ないの!」という方も、いるかもしれませんね(笑)。
 それはそれで素晴らしいことですが、今でも世界には「完全なポジティブパワー」が満ちていないからこそ、社会で問題があり、世界では紛争があるのです。そうした背景がある以上は、完全に負のエネルギーを否定することなく、受け入れることも必要なのではないか……そう思えるのです。

 世の中の哀しい事実の背景には、哀しい「こころ」と哀しい「理由」があるはずだと、私は思っています。
 そうした背景を否定して、多くの哀しみを「癒すことは出来ない」──そう思えるのです。
 負を「はじく」ことばかりを考えるのではなく、それを受け入れても尚あまりあるぐらいの慈しみを持つことが出来るようになるのが、本来の筋道なのではないか──私はそう思っています。

 「共に傷つく」という道は、とても辛い道のりかもしれません。
 でも、哀しみの中に沈んだ人達が求めるのは、うわべの慰めや励ましなどよりも、「自分の痛みを分かって欲しい」ということなのではないかと、そう思えるのです。

 「人を癒す仕事」に携わっている人にとって、今いちど、そのことを思い返していただくきっかけとなれれば幸いです──。 



【お願い】
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覚醒する太陽

 二週間ほど前のことでしたか──太陽が数年ぶりにXフレア爆発を起こしました。
 その週はXフレアに留まらずMフレアも立て続けで、「もしかして、何かしらの自然災害が起こるのではないだろうか」と危惧していたところ、その後にニュージーランドで地震がありました。
 直接的に太陽の活発化が関係していたかどうかは不明ですが、それを度外視したとしても、昨今太陽の不安定なまでの活発化は目を見張るものがあります。今日もMクラスのフレア爆発があり、またここしばらく「放射線帯電子が強くなっている」という文言を連日目にしているような気がします。

 http://swc.nict.go.jp/sunspot/

 私はどのような事態になったとしても「常に平常心」というのが自分のモットーなので、こうした現象をとりわけ特別視するつもりもありません。
 ただ、「自分自身を変革していくひとつの情報として」、自然現象の中に含まれているサインを汲み取ることはとても大切なことだし、また、霊的な向上を目指す上でも有意義なことだと考えています。
 現象はあくまでも「現象でしかなく」、そこに善悪の判別をつけるのは人間の思考の問題です。ただ「ありのまま」を見つめ、この「ありのままの中で、自分はどうあるのか」ということを、今の時代における個々人に突きつけられた課題のような気がする昨今です。

 先週、エハン・デラヴィさんことJ.C.ガブリエルさんにお逢いした時、とても興味深い話を伺いました(一部録音しておりますので、機会があれば記事にして皆さまにご紹介します)。
 拙著にも書きましたように、銀河の中心部から放出される電磁波の波が、今まさに太陽に到達しようとしているようです。仮に上記示したような現象が「銀河からの影響」も含んでのことであるのならば、本当に黙示録(アポカリプス)の幕が切って落とされたのかもしれません。
 J.Cさんは、「太陽からの電磁波が、人そのものを二極化させる可能性がある」という話をしていました。すなわち、電磁波を受けて健康を害する人──或いは、それを受けて元気になってしまう人、その両極に。
 どちらに転ぶかは、おそらく「肉体という物質的問題だけ」ではないのでしょう。意識の在り方そのものが、その人の運命を決めるのかもしれません。

 西洋占星術を勉強したことのある人なら、不思議な符合に首を傾げているかもしれません。
 太陽というのは「獅子座」の守護星ですが、太陽の役づけは「意志」であり「信念」──いわゆる「意識」そのものを示しています。
 西洋占星術における太陽の意味を熟知していれば、「今、太陽に起きようとしている変革が、どれほどひとりひとりにとって重大な意味を成しているか」が、理解出来ると思います。
 同時に、この現象は「決して個人(個性)を蔑ろにしているわけではない」ことも、理解出来るでしょう。何故なら、西洋占星術において太陽は「自我」をも意味し、他者との境界を明確にするラインでもあるからです。
 そうした意味で太陽の活性化は、相対的現実を生きてきた個々人の経験を引き上げ、より高い段階へと導くきっかけになるのかもしれません。

 太陽が覚醒する時──。
 それは、私たちが「今、生きている」という事実に対して、意識的な目覚めをする瞬間なのかもしれません。
 外界の生活に追われ、ただ流されて生きてきてしまった現代人における「生の実感を得る瞬間」こそが、もしかしたらこれから訪れるのかもしれない──そんなふうにも思える次第です。


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

アセンション真実への完全ガイド―2012年のイベントホライズン (5次元文庫 し 2-1)アセンション真実への完全ガイド―2012年のイベントホライズン (5次元文庫 し 2-1)
(2010/06/09)
篠崎 由羅

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【第Ⅱ部に篠崎の質問文が一問一答形式で掲載されています】
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【インタビュー本第二弾】
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