私は偶然にして同時期に、タイトルにありますDVDを「ほぼ連続して」みることになりました。
THRIVEは有名な作品なので、観た方も大勢いると思います。また、非常に評価も高い作品なのですが……正直言って、私は「いまひとつ」という印象でした。
前半のトーラスやフラワー・オブ・ライフ(という名称では語られませんでしたが)についてはとても興味深く、すごくのめり込みました──が、後半部分「何故、この次元では貧富の差があるのか」という内容については(いえ、本来この作品のテーマはここにあるのでしょうが)、少々「大切なことだけれども、少し的を外しているのではないか?」という印象を受けました。
今までの隠謀をさらけだす──ということは、決して悪いことではありません。
むしろ、アポカリプスの時代にとっては「必要なこと」とも言えるでしょう。
しかし、人類の大半は
未だに、霊性を深く眠らせたままなのです。
THRIVEの後半部分で、今後の改善の為の提案がいくつか成されていましたが、仮にこれらがすべて「霊性が深く眠ったままの人達が、ただ『反対のための反対』で行えば」どうなるでしょうか?
それこそ、アナーキーなデモ活動だけが進行することになってしまいます。
「ただただ『反対のため』のデモ活動」を行い、何の改善策も見出さない──代替案のない反対をするだけでは、まったくもって意味がないはずです。
私たちが支配・被支配、無意味な争い、紛争、すべてを脱却出来るただひとつの方法は
「慈愛と調和」に他なりません。
この視点は、どんなに賢かろうが、どんなに偏差値の高い大学に行こうが──或いはどんなに賢人達の書籍を読もうが、論理的に語れようが、
「霊性が開かれていない限り、慈愛も開かれません」。 私が嫌いなタイプは「論理的と言いながら文章の上っ面だけを拾い、周囲や他者と協調しようとせず見下すだけで、何かあれば『隠謀だ』と叫ぶ、そんな人々」です。
THRIVEを製作した側にそんな目的はなかったにせよ、霊性が開かれていない段階でこの映画を観てしまうと「そのような過ちを犯す人を増やしてしまう危険が、少なくないのではないだろうか?」──そう思えてしまったのです。
前半の「トーラス」はとてもいい視点だったのに……本来は「二部作」として、一部目に「私たち人類が、如何に神秘で、如何に宇宙と呼応した存在なのか」を語り、二部目で「それにも関わらず、搾取されていう事実」を証せば良かったのかもしれません。
一方、「ピラミッド 5000年の嘘」──これは、とてもいい作品だったと評価出来ます。
まず一番評価出来る点は、ピラミッドを探索する上で「神秘思想に入ること」「精神世界視野で語ること」を
「いっさいNG」とした点です。
何かを検証する際、どんな視点でもOKという姿勢で検証すれば、必ずしもその研究内容は暗礁に乗り上げます。
しかし、創作者はどのような「史実における矛盾」にぶつかっても、「神秘思想を元に検証する」という姿勢を最後まで取らなかったのです。
その結果、何が分かったか──。
……とても驚くべき内容が分かりました(皆さんの目で実際に確認してもらいたいので、ここには書きません)。
ここでは「フラワー・オブ・ライフ」は出てきませんが、その分、エジプトにおける創作物の随所に「円=π」が関わっていること、「黄金数」が関わっていることが証明されていきます。(個人的にはフラワー・オブ・ライフを形成する立方体の比率は、ピラミッドと同じ比率だろうと推測しています。)
THRIVEをさらに圧倒するほどの内容が明かされていると、私には思えます(ナッシーム・ハラメインの理論にも充分通じるものです)。
2万6000年の歳差運動における周期は、フラワー・オブ・ライフの中にも触れられています。
今や、その周期にかかっている私たち──もしかしたら、もう「すでに!」隠謀だの何だの言ってる段階では「ない」のかもしれません。
仮に──どこの誰がどんな隠謀を企てようと……
誰がどんなふうに誰を搾取し、高笑いしようと──
地球が
「はっくしょん!」とくしゃみした程度で、私たち人類は
「一瞬にして消滅してしまう」ぐらい、ちっぽけなものなのですから……。
「ピラミッド 5000年の嘘」で、私はそのことを心底痛感しました。
誤解しないで頂きたいのは、私は自暴自棄に陥ったり「地球が地軸回転したり、自然災害起こしたらもうしょうがないじゃん! 隠謀なんてどうでもいいんだよ」と言ってるわけでは「ない」ということです。
隠謀を明かすことが役目であり、使命の方も、沢山いらっしゃるでしょう。ディヴィッド・アイク氏なども、その一人なのかもしれません。
しかし、本当に大切なことは、「誰が敵だ?」「いや、あいつが隠謀を企てた」と疑いの目であちこちを見ることではなく、
すべては私たちにとって、霊性の成長のために必要なことだったんだと思える視点です。
そして、それを学んだのなら──
次、どうしたいのかを考えることです。
このブログ──
「地球の未来を創造する」。
名前のとおり、
「新たな地球の未来を創造したい」──そういう願いの元に、3年前の8月に立ち上げました。
しかし、三次元に横たわる問題があまりにも多すぎて、3年経った今でさえ、本来の目的に到達出来ていなかったように思います。
しかし──。
もう、私は「三次元における問題」については、
「これ以上、どうしようもないところまで来ているのではないか」そう思うようになりました。
尖閣諸島問題にせよ、他の領土問題にせよ──中東の問題にせよ、未だアフリカの子ども達が飢えている問題にせよ……
私がこの3年間、どれほど叫び続けても、何も変わりませんでした。
それは、
「本当の意味で、人々が『変わろう』と決意しない限り、無理だから」なのだと私は思えるのです。
それなら──私は、リアルな社会で医療に携わり、ひとりでも多くの生命を守るために勤しんでいる分、ネットの世界では
三次元の世界ではない、高次元に生まれ変わった地球の未来を語っていこう──そう思っています。
この次元の終わりの日が、どのように来るのか……私には分かりません。
本当に今年の冬至に来るのか……そんなことも分かりません。
もしかしたら、「明日」かもしれない。
いや、一週間後か──はたまた5年後か(笑)。
ひとつだけ明確に言えるのは、
「世界がこのままであれば、いずれ必ず『終末は来る』」ということです。
人口が70億を超えたという、この地球が長らえていられるのは──(仮にアセンションなり、ポールシフトがなかったとしても)私の寿命とほぼ同じぐらいだと思います。
どのみち、地球が「ターミナルケア」な状態にあるのは……精神世界を知らない人でも、科学者でも、社会学者でも、多くの方が自覚していることだと思います。
それなら……「その後」、地球はどんなふうに生まれ変われるのだろう。
どんな地球を、新たな人類は築いていけるのだろう。
私たちは、どんな人類となっているのがいいのだろう。 以上のようなことを中心に、これからはブログの記事にしていきたいと思っています。
●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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【参考】「ピラミッド 5000年の嘘」THRIVE(↓日本語翻訳版:無料動画もあります)
http://www.youtube.com/watch?v=yp0ZhgEYoBI&feature=related【10月 7日 第十四章「それぞれの闘い」公開しました】
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3月31日、第十一章(1)公開。最終章は4月14日公開予定です。※あともうしばらくお待ちください;◇メインサイト◇