篠崎が、地球外知的生命体の存在を確信している理由

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        映画「コンタクト」の1シーン

If it is just us it seems like an awful waste of space.
(もし地球人だけだったら、広い宇宙がもったいない。)


 これは、篠崎が大好きな映画「コンタクト」に出てくる台詞です。
 ジョディ・フォスター主演の1997年上映作品ですが、地球外知的生命体(宇宙人)の探究がテーマとなっています。実際の科学者達が「起こり得る可能性があると考えられるSF作品」の一位にも選ばれたという、リアリティの高い作品です。

 この言葉のとおりだと、私も思っています。
 いえ。むしろ、満天の星空や宇宙の写真を見るたびに、「地球だけに生命が存在するって考える方が、とても傲慢な考え方なんじゃないか」とずっと思っていました。
 もちろん、私達が想像するような形では存在していないかもしれません。私達は五感でしか他者を認識することが出来ませんので、そんな五感では対応出来ないような繊細で緻密な存在なのかもしれません。

 長年このブログを読んで下さっている方であれば、有名なUFOコンタクターであるカヴァーロ氏とやりとりをしていた篠崎が「何を今更、そんなことを言ってるんだ」という感じかもしれませんが──
 最近篠崎は、「地球外知的生命体の存在は、一部のスピリチュアリストが受け入れるというレベルではなく『もっと多くの人が、普通のこととして受け入れられるようになる必要がある』」そんなふうに感じているのです。

 だって、「地球人だけだったら、広い宇宙がもったいない」でしょ?
 …っていう理由だけじゃなしに(笑)。

 今、人類は本格的に宇宙に手を伸ばそうとしています。
 でも「宇宙には他に生命が存在しない」と思って手を伸ばすのは「あまりにも礼儀知らず」のように私には思えるのです。

 「今まで語られてきた法則性を受け入れて賛同していれば、無難に過ごせる」という感覚も決して否定はしません。それはあたかも、周囲がいう天動説を疑うことなく、地動説を闇雲に否定した人たちと似たような感覚なのでしょう。
 特に日本は、精神性において純真な人が多いといわれる一方で、「周囲の意見に染まっていれば問題ない」──むしろ「赤信号、みんなで渡れば怖くない」という考え方も多く、宇宙人の存在については諸外国に比べて浸透率が低いように思います。
 その理由のひとつとしては、宇宙人の情報を低レベルな娯楽でしか扱わないメディアばかりだからかもしれませんが。(某テレビ局でやってる某ファイルなんかは、その典型例でしょうね。…個人的に、たけしさんは大好きなんですが。←って言ったら何の番組かバレますね;)

 また、宇宙人の存在を「信じている」という場合でも、宇宙人のイメージが必ずしも友好的とは限りません。
 ハリウッド映画で描かれるような「好戦的な存在」で、「地球を攻撃してくる」というイメージも少なからずあるようです。(「エイリアン」に限らず、「インディペンデンスデイ」や「サイン」はその典型例ですね…。というか、ハリウッド映画で描かれる宇宙人ものは「好戦的8割/友好的2割」かもしれません。)
 でも、考えればすぐに分かることですが、何万光年も離れている宇宙空間から地球に来れるという科学技術は、相当なものです。
 科学技術には、破壊的な力も備わっています。それは、前回のブログでも記事にしましたが原爆や核ミサイルの悲劇からすぐに分かることです。
 科学の進歩には、背景に破壊的な力も存在します。それは光と闇が表裏一体で存在し続けるようなものでしょう。
 だとしたら、最初から好戦的な存在が科学の力を得た場合に起こり得る可能性は、自滅する道しかないように思えるのです。
 何故なら、闘いは「まずは身近に向けて発するもの」だと思えるからです。
 科学の進歩と共に世界が広がっていき、そうすることで「自分たちよりも遠くにいる存在」に気がつくことが出来、そこへと攻撃をし向けるようになっていきます。
 バラバラな個から、全体へと攻撃が広がっていくという流れで説明も出来るでしょう。
 
 しかし、「より遠くへ目を向ける」ためには、それまでの個が団結するなりの関係性を築かなければなりません。
 そして、遠くへ遠くへ向かうためには、それなりのコストとそれなりの努力が必要不可欠になります。
「好戦的で、自らのエゴを充たすためだけに行動するような存在」が、そのような高尚な努力に時間をかけるでしょうか?
 いえ──それならば「より自分たちのエゴを充たそう」とするために、身近な存在を侵略しようとすることだけに意識を向けるでしょう。
 でも、全体という存在の目から見れば、「身近な他者への攻撃」は、何をかえそう「自分自身への攻撃」に他なりません。
 すなわち、侵略的で好戦的な意識は、結果的に身近な他者への攻撃=自分自身を攻撃する=自滅への道を歩むことにしかならないと私には思えるのです。
 科学は「調和の精神」を持って、自律してコントロールする必要性があるものだと思います。仮にそうでなかったら、生命は存在したその瞬間から、科学の力を与えられていたことでしょう。
 でも、そうではなかった──進化と共に科学の力を持ったということは、「自らの力で制御しないものでないといけないから」なのだと思います。

 さて、だんだんとりとめもなくなってきてしまったのですが…(汗)
 地球外知的生命体を考える際に、思考プロセスとして何段階かあるように思えます。
 それは、まず最初の段階として①私達と同じような物質的肉体を持った存在なのかということ、もしくは②私達が五感で感知出来ないような異なる組成の存在なのかというこの二点があげられるでしょう。
 ①の段階の方向性としては、ロズウェル事件の探究やUFOコンタクターの体験が含まれるのでしょうが、②の段階の方向性はチャネラーや意識下でのコンタクトをする人達のことが含まれます。
 私個人的には、両方ともあり得ると思っています。
 例えば、人間の肉体で考えてみましょう。
 ①の方向性で人間の肉体を見つめた場合、それは西洋医学で象徴される「解剖学」の分野に相当するでしょう。では、②の方向性で考えたら──これは東洋医学でいう気であったり、経絡だったりするかもしれません、
 東洋医学は「証明しきれないじゃないか」と思われるかもしれませんが、物質の証拠としてそれを示すことが出来なくても「効果」はあると考えられています。そうでなければ、東洋医学はとっくの昔に滅んでしまっていたでしょう。むしろ、最近の医学界では西洋医学に限界を感じた医師が「東洋医学も併せて勉強する」というケースもあるそうです。

 また、もっと身近な例にたとえれば、①は脳波と言えるかもしれません。しかし、脳波は「その人が何を思っているか」までを証明しているわけではないのです。こころや思いは、物質的に表せることがなくても「常に」存在し続けます。これが②と言えるでしょう。

 両者の喩えで言えるのは、①と②「どちらかでなければならない」というのではなく「どちらでもありえる」ということなのだと私には思えます。表か裏かという違いだけで、コインはコインなのと同じように。

 なので「目に見えるものだけを追い続ける」というのでもなく、また「意識だけで感じられるものだけを肯定する」というのでもなく、その両者をニュートラルにすることで、地球外知的生命体とのコンタクトを可能に出来る要素となるのかもしれません。

 アメリカではかなり進んだ地球外知的生命体の探究が行われていますが、さすがに今日は疲れすぎて頭がしびれて来ているので(実は今日から新学期で、その上前期の学期末試験が行われたという…)その紹介についてはまた次回にさせて頂きますね。

【篠崎お薦めの友好的な地球外知的生命体を描いている映画作品】
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※色々な意味で、篠崎の中で「ベストワン」に輝く映画です。

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※この映画は、自ら「自分は地球ではない『K-PAX』という星から来た」という主人公と、その主人公の主治医とする精神科医のやりとりを描いています。コンタクトのような地球外知的生命体探究作品ではないですが、「こういうことって、あるかもしれない…」って思えるようなリアルさもあります。

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※1980年代の映画のため特撮は多少「残念;」な部分もありますが、ストーリーがすごく良いです。宇宙人とおじいちゃん達のやりとりがとても面白いです。ラストが意外で、それでいてすごく感動しました。続編の「コクーン2」も良かったですv


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【活動再開☆】どんなに小さくてもいいから、第一歩を踏みだそう

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 皆様、お久しぶりです。
 3月31日に最終更新してから、約5ヶ月ぶり……でしょうか。
 個人的には、「えっ? 1年以上経ったんじゃなかった?」っていう感覚なので、本当に最近の時間の流れ方は「F1レーサーもびっくり!」です(苦笑)。

 本来で言えば、PCを開いている時間もないような現状でして──今年の篠崎の夏休みなんて「ない!」に等しいも同然でした。(1~2日「遊べたなぁ……」っていうぐらいのもので、たぶん巷の社会人よりもはるかに休みがない状態です。)
 でも、そんな私が何故(しかもまだ国試が控えているというのに)またブログを書いているかというと、どうしても「今」書いておきたいことがあったからです。

 今日、私は諸々の用事を済ませるために横浜駅を歩いていました。
 ひととおりのことを終わらせて、さて帰路につこうと思った──その時。
 ふと、私の目に「原爆展示会」という文字が飛び込んできました。

 その展示会には多くの家族連れが足を運んでおり、ブースの中ではアニメ「ピカドン(文末参照)」の上映がされていました。その周囲には多くの立ち見客もいて、この展示会に対する人々の注目度が窺い知れました。
 私はひとつひとつ、展示の内容を見ていきました。スケッチの下に書かれていた内容を丁寧に追っているうちに──頭の奥と胸が締め付けられる思いに駆られ、いてもたってもいられない気分になりました。

 こういう時、言葉は本当に「役立たず」です。
 凄惨な体験談をこうした展示会に提供してくださった方々に深く感謝の念を抱くと同時に、
「戦争が終わって、世界は何が変わったのだろう、何を学んだのだろう」
「どうして未だに争うということが続いているのだろう」
 という果てしない疑問や憤り、絶望感と同時に、今の自分たちがこうして日々生きていることへの感謝、日常の小さなことから喜びを感じられることへのありがたさなど、様々な思いが優先順位や時系列なく「いっきに噴き出すような感覚」に襲われていました。
 次第に、私の目には涙が浮かんで来てしまい、それを堪えながらも「泣いてしまわないうちに、募金箱にお金を投じて会場を後にしよう」──そう思った時のことでした。

「良かったら、署名お願い出来ませんか?」
 
 募金箱の横に座っている女性から、声をかけられました。私が何の署名か分からずにきょとんとしていると、

「ひとりの力では、何も出来ないんです。だから、二度とこのような悲劇を繰り返さないためにも皆さんの協力が必要なのです

 それは、核兵器廃絶のための署名でした。
 私は頷いて、すぐに自分の名前と住所を記載しました。
 あっさり署名をしている私を見ながらスタッフの女性は、「ありがとうございます。…みなさん、署名となると躊躇う方が多いんですよ」と話されました。

 その言葉を聞いて、私は──
「ああ。未だに平和が実現されないのは、そういうことだったのか……」
 ──そう思ったのです。

 私は何も、署名活動を推進しているわけではありませんし、署名しなかった方々に抗議しようとかそういう気持ちは欠片もありません。
 そうではなく、これほど大勢の人が集まり、多くの人が原爆のアニメーションを観ているという関心の高さに比べ、まだまだ世の中では「平和のために実際に行動しようとする人が、少ないのかもしれない」──そう感じたのです。

 もちろん、中には「署名とかはいっさいしないけど、私は『世界の平和を意識して、毎日笑顔を絶やさずにいます』」そういう人もいるでしょう。※前記事参照
 それはそれでOKです。
 私がここで言いたいのは──

 どんなにささやかでもいい
 どんなに小さなことでもいい
 いつも意識している程までいかなくてもいい

 それでもいいから、
 「地球が平和になれる日」を願って、ささやかな第一歩を踏み出すことが大切なのではないか


 ──ということなのです。

 それに、署名や募金は出来なくても、「祈ること」なら誰にでも出来ます。
 私は、展示会にある体験談を読みながら、無意識に「想像」をしていました。
 それは、その体験を綴った人達、その中に書かれた人達が「光の中にいること」を──「光の中にいて、笑顔で大切な人達と一緒にいる姿」を想像していました。
 その人が幸福でいる姿を想像する──これもまた、祈りのひとつだと思います。
 いえ、もしかしたら「すべての人が幸福で、笑顔を浮かべている姿を想像すること」は、最高の祈りなのかもしれません。

 まだまだ地球には、沢山の問題があります。
 でも、決して「問題に呑み込まれてしまっているだけではない」──そう思います。
 この記事を読んでくださっている皆さんが、どんな小さなことでもいい──
 子ども達と一緒に笑顔でいる時間を増やすでも、
 隣に住む人に笑顔で挨拶するでも、
 バイト先で自分の中で最高の笑顔をするでも、
 何でもいいです。

 そうした「小さな積み重ね」が、いずれ大きなウェーブとなって地球を幸福な惑星へと生まれ変わらせるのだろう──
 私はそう信じています。


※新学期に入るので更新は不定期ですが、就職した来年4月以降は定期的にブログや活動をしていく予定でいます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします^^

【参考までに:ピカドンのアニメ】注※アニメとは思えない程のリアリティがあります。受ける衝撃が大きすぎる方もいらっしゃると思うので、その旨ご理解の上「自己責任」でリンク先をご参照ください。↓
 https://www.youtube.com/watch?v=eEOZ1sBppWs

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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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