「地球のルーツを知る」ということは、「自分のルーツを知る」ということ

 グラハム・ハンコックの来日、いよいよ1ヶ月に迫ってまいりました。
 皆さんはもう「神々の魔術」を読まれましたでしょうか

 「神々の魔術」を読んでいると、随所に既存の学説を唱える研究者からの反論もあるのですが、私はそれを読むたびに「何故、学者達は既存の説ばかりに拘り、『真実の検証』に背を向けるのだろう?」と疑問で仕方ありません。
 以前、ピラミッドの研究に関してこんなことを聞いたことがありました。「既存の学説」を覆す可能性のある研究には予算が出ないので、やむなく予算が出る範疇の研究をするのだと──。
 まぁ、先立つものがなければ動きようがないのもよく分かりますが、本来研究者の使命は「真実探究」に他ならないはずですから、これでは本末転倒ですよね…。

 おそらくは取材されたハンコック氏自身が一番歯がゆい思いをしたかと思いますが、本を読んでいても、何だか「肝心なところは、研究者達によってオブラードに包まれてしまっている」ような印象を受けました。そこをハンコックはあの手この手、およびハンコック自身の直感を用いながら掘り下げていくのですが、私たちは私たちが住んでいるこの地球の歴史でさえ、ほとんどろくに分かっていなかったのだな──ということを改めて実感させられます。

 最近私の好奇心が刺激されているのは、「地球と人類のルーツを知る」ということです。
 既知の歴史は「嘘だらけなのではないか?」という疑問、および、何故か宗教や古代からの学問においてちらつく「12」「13」という数。そして、どの伝記にも必ず現れる賢人が文明の発端になっているという事実。
 特に、あまり着眼されていないけれども興味深いと思っているのはこの「13」という数字です。
 何かの比喩なのか、はたまた暗号なのか…?
 キリスト教においては、かつてユダも入れて「十三人の弟子」がいました。(でも、ユダが裏切ったことにより「十二弟子」となっています。)
 真言密教においては、十三仏がいます。
 あと、私たちの天空の運を読み解く黄道にあるのも十二星座です──が、一時期「本来は『十三星座』だ」という議論が湧いたのをご存じでしょうか?
 簡単に説明しますと、黄道十二宮というのは黄道の近くにある星座を十二等分したスペースのことを言うのですが(そのスペースを太陽が移動している間が、○○座の時期ということになります)、その黄道に「ちょろっっ」と「へびつかい座」がかかっているため、「へびつかい座も入れて十三宮にすべきだ」という議論が今から20年ぐらい前にあったのです。結局、立ち消えてしまいましたが…。

 タロットでは、「12」は吊された男のカード。「13」は死神です。

220px-RWS_Tarot_12_Hanged_Man.jpg

「吊された男」=まるで現世での修行を物語っているかのようですね。しかも後光がさしています。

tarot_13.jpg

「死神」=いわずとしれた死神さんです。

 なんだかこの数字に、意味があるような気がしてならないのです。
 何でイエスは15や14弟子にせず13弟子(ひとり欠けましたが…とはいえ、私はユダもキリスト教の布教において大きな役目を果たしたと考えています)にし、真言仏は十三仏なのでしょうね。
 他にも色々調べたら出てきそうなので、わくわくしています。

 さて、話を地球のルーツに戻しますが…
 一時期ブームとなっていた「自分探し」…最近はあまり言われなくなりましたが、本来、「自分を知りたいのであれば、まずは地球と人類を知るべし」と私は思います。
 頭がおかしいとかイッてるとか言われようが(全部放送禁止用語かしら??)、私は、地球と私たち人類の意識は「繋がっている(ひとつである)」と確信しています。
 私たちが自分のことが分からないのは、地球のことがろくに分からないからなのではないか、私はそう思っています。

 そして、地球のルーツを探すためにはもうパズルのピースはすべて出そろっていて、あとは「並べるだけ」なのです。
 地球の秘密の鍵を解くために、あとはピースを並べていけばいいのだということを知ってそこを整理してくださっているのがグラハム・ハンコック氏のような方々なのだと思います。

 皆さんにも是非、「自分を知りたい!!!」と思ったら、セラピストの門を叩く前に、グラハム・ハンコックの話を聞かれることをお薦めします。(もしかしたら、今回がラストチャンスかもしれません。是非、お見逃しなきよう。)

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2016-09-24 | 真理 | トラックバック(0) |

10月23日(日)グラハム・ハンコック氏講演会

 来る10月23日(日)、グラハム・ハンコック氏が来日します。

【くわしくはこちら↓】
グラハム・ハンコック氏  『神々の魔術』出版記念講演
主催:カクイチ研究所 協力:角川書店





【参考までに】グラハム・ハンコック氏をご存じない方は、6月18日の「エハン塾」でエハンさんが紹介されているので、こちらの動画をご参照ください。




 私は「神々の指紋」はだいぶ前に読ませて頂いたのですが、「神話における共通点」ということにつき改めて疑問符を抱いたのはこの本がきっかけでした。
 それまでは、「似たような話(洪水伝説など)って、どこにでもあるものなんだなぁ」ぐらいの認識しかなかったのですが、「そう言われてみれば、『どうして』そうなんだろう?」と考え直すきっかけを与えてくれたのが、まさに「神々の指紋」だったのです。

 今回の「神々の魔術」ではそうした疑問符の問いかけをさらに「飛び越え」、これらの遺跡達が残している共通のメッセージについて、ハンコック氏は掘り下げていきます。
 遺跡に残されたメッセージを解読していけば必ずといっていい程辿り着くのが「星々との関連性」ですが──逆に考えたら、何故、遺跡に残されたメッセージとして、古代の人達は『星々』を使ったのだろうかという疑問にも行き着きます。

 仮に、その時代を生きる人達「だけ」に伝える教訓なりメッセージであれば、使用するものは何でも良かったのだと思います。
 でも、「何故、あえて『星』を選んだのか」──。
 そこを掘り下げていくと、ハンコック氏が行き着いた答え時代を超えたメッセージとして伝える必要があったからなのではないかという仮説に充分納得がいきます。

 「神々の魔術(下)」では、とても気になる結びも書かれています。以下、引用します。

 もし神話の基準で次の失われた文明になる……すべての条件に当てはまる社会があるとしたら、それは私たちの社会ではないだろうか。
 私たちは地球という荘厳な庭園を汚染し、その世話を怠っている。
 地球の資源を乱用し、海や雨林を痛めつけている。
 お互いに憎しみや疑惑を抱き、激しい地域紛争や宗派間の争いで、それが何百倍にも膨れあがっている。
 何百万の人々が苦しんでいても、傍観するだけで何もしない態度を貫いている。
 無知から生じる偏狭な人種差別や排他的な宗教にとらわれ、人はみんな兄弟姉妹であることを忘れている。
 狂信的排外主義に傾倒して好戦的になっている。
 国家や信仰の名の下に、あるいは単なる貪欲から、ひどく残酷に振る舞っている。
 過度の競争心やエゴに駆り立てられて、憑かれたようにモノを生産し、消費する。
 物質がすべてであり、霊性など存在しない……人間は生物学と化学から偶然生じたにすぎない……と考える人が増えている。
 物質科学の勝利がそれに拍車をかける。他にもまだまだあるが、こうした現実は、少なくとも神話的には好ましい状況ではない。

「神々の魔術<下> P243より引用」


 この世界の状況を見て、「うん、人類は良くなっている!」と言える方はどのぐらいいるでしょうか?
 私は──正直に言って「望ましいとは言えない」と思っています。
 いえ、それは控えめな表現で、むしろ「徐々に悪くなってきている」と感じています。

 もちろん、善も悪も「考え方次第」で、もしかしたら大いなる目的を達成させるためには、必ず通らなければならない通過儀礼を歩んでいるだけだとすれば、この状況を悲観視する必要もありません。
 ただし、私たちには真実を知りたいという欲求もあります。

 今起きている現状を「いい」とか「悪い」といった判断を抜きにして、ありのまま受け入れ、既知の情報や学説に囚われることなく、真正面から向き合いたい

そういう方は是非、「神々の魔術」をお薦めすると同時に、「グラハム・ハンコック氏来日」というこの数少ない絶好の機会を逃す手はない──と、私はそう思っております。

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2016-09-12 | 真理 | トラックバック(0) |
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


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