最期の大晦日

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※イエス・キリストのアセンション※


もうすぐで2017年も終わりですね。
今年、私は本当に色々なことがありました。やっぱり一番大きなことは「卵巣がんに罹患したこと」ですが、それを機に人生の大転換をはかり、こうして執筆や精神世界と向き合える時間が持てるようになったことは、むしろ「喜び」と言えます。ここまで「がん」に感謝している人間も、珍しいかもしれません(笑)。

さて、件名ですが──これは、私自身の決意の表れというところがあります。
実は私は、明日1月1日にヤベツの祈りでご紹介した平野耕一牧師から洗礼を受けます。
すなわち、篠崎はクリスチャンとして生まれ変わるのです。

理由は──色々あります。
ですが、一番大きな理由は「どんなにスピリチュアルな知識や情報を持っていても、信仰心を持っていない者は無力である」ということを痛感したからと言えるでしょう。
別に、宗教に属していなくても「私は宇宙人を信仰しています」でも、「私は釈迦を信じています」でも、何でもいいと思います。単に私が最も信頼しているのはイエス・キリストであったから、クリスチャンになる──ただそれだけの話ですので。

正直、今のスピリチュアル界を見ると疑念ばかりが過ります。
安易にヒーリングや、安易にヒーリングスポットをエネルギー的に見出しているけれど、それでいいのだろうか、と。
私は最近、ヒカルランドさんで書籍の紹介をさせて頂く機会を頂いておりますが、著者の方々はそれぞれ皆さん、きちんと学んだり訓練をしてきた経緯を活かしてヒーリングなりチャネリングをしていますが、昨今ブログなどで安易にしている方々を見ると、「本当に学ばれているのだろうか? 単発講座だけ受けて出来たつもりになっているのではないか?」と疑問視したくなることが往々にしてあります。

ルドルフ・シュタイナーは「神秘思想に関する講師をするのであれば、50歳を過ぎなければならない」とまで言いました。
すなわち、人間としての完成を経てからでないと、超世界に関する事柄を語ってはいけない、ということです。
その意味が、私はよく分かる気がします。特に、目に見えない領域──エネルギー療法や遠隔ヒーリングを扱う方は、よくよく注意して頂きたく思う次第です。

ニューエイジから派生したスピリチュアルは、正直言って信仰の対象が非常に「曖昧」です。
勿論、先ほども言いましたように「誰を対象とするか」は自由なのですが、問題は、「曖昧のまま、スピリチュアルな事柄にだけ手を出す」という行為です。
特に日本は、信仰ということに対して否定的で、都合のいい場面でしか信仰しないことも往々にしてあります。そういう民族性で来てしまっている以上、信仰を持つのもなかなか難しいところはあるかと思いますが──何かを信じるということは、自己軸を持つということであり、とても大切なことです。

私は今後も、今までとまるで変わらず精神世界について執筆をつづけていきますが、今後はそこに「イエスへの愛と信仰」が加わる、ということになるでしょう。
自分の信仰に「軸」を持った上で、今の精神世界を見つめると、また新たなものも沢山見えてくると思います。

2018年の1月1日に私は洗礼を受け、「イエスの御名元」において復活します。ですので、今日は「無信仰だった篠崎由羅」の最後の大晦日、ということになります。
新しく生まれ変わった篠崎も、どうぞ宜しくお願い致します。

追記:今見たら、この記事がなんと2009年の公開以来「500記事目」でした。最期の大晦日が「500記事目」。洗礼を受けた後から「501」となるというのは──これはもう、偶然にしては出来すぎですね(笑)。

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【対談4回目】アトラクターフィールドを整えて、意識レベルを上昇させる

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※今回の対談で出て来た街「ブリストル」。
とても美しい街ですが、その過去には驚くような発想と努力があったのです。


去る12月12日(火)、エハン・デラヴィさんとの対談が行われました。(いつもはスクリーンショットで写真をお載せするのですが、スクリーンショットを撮った後、保存するのを忘れてしまい…orz。今回は写真がなくてすみません;)
前回の記事「【対談3回目】究極の問答「どうすれば意識を変えられるか」でも触れたのですが、私達は前回の対談の中で「人々の意識レベルを上げる方法」についてそれぞれ課題を持ち、1週間考察することになりました。

そして、私が出した答えは──まずは「祈り」
これは「意識がすべての原因になっている」というところから導き出した視点で、祈りを通じて「意識に刻み込む」という作用と、また、私達の想像を遥かに超えた宇宙(神)の叡智に届かせる──という意味もあるということで挙げました。
そして、もうひとつの方法は、「常に、『意識的に生きる』こと」
これはある程度すでに「意識が、現実化の土台になっている」ことに気づいている方のみに通用する方法かと思いますが、「自分が今、どのような意識状態で、それによりどのような言動をし、どのような行動をとっているか」を常に観察するという方法です。

思うに私達は、あまりに「意識を野放し」にさせすぎていたのではないでしょうか?
おそらく、「意識」が周囲にどれほど強く影響するかについては、私達日本人が「一番、分かっている民族」だと思うのです。
皆さん、よく「気を読む」っていうでしょう? KYなんて言葉もあるぐらいだし。
ある集団の中で、ある意識を放った人を敏感に察して、全体がその意識レベルに包まれる──ということを、私達は日常的に、何度も体験しているはずです。

例えば、私が通った看護学校では──ほとんど「恐怖」が学生を支配していました
実習なんて、全然「楽しいものじゃない」。
それどころか、同じ仲間である学生同士の「足の引っ張り合い」まで起きていました。

そうなった原因は何かといえば──ひとえに「先生の意識」でしょう。
というのは、先生自身も「恐れていた」からなのです。
先生は何を恐れていたかというと、「実習先での学校評価」です。それは、卒業させた学生たちをひとりでも多く入れさせたかったから。
また、先生自身の評価が下がれば、職を失うという危険もあったのでしょう。看護協会に筒抜けですので。

看護協会──あまりにも狭く、あまりにも古く、あまりにも支配的なシステムです。
医師会にしてもそうですが、こうした集団がある以上、医療に大きな改革は期待できない──私はそう実感しています。

このように、「恐怖は人に伝染」するだけでなく、人を「無気力」にもしてしまいます。
私が思うに、人の意識レベルは「ステップアップ」も可能ですが、同時に「ステップダウン」もしてしまうものなのだと思えるのです。

だからこそ、「意識を常に観察している」ことが大切なのだと、私は思いました。
何故なら、野放しに垂れ流された意識は、自分だけの問題ではない「多くの人に影響してしまうから」です。

それが、私の出した「答え」でした。
それに対し、エハンさんが提案した答えは──思わず「なるほど!」と手を叩いてしまいたくなるものでした。

エハンさんは、ニューヨークとイギリスのブリストールの環境改善について例を挙げました。
ニューヨークが「かつては汚く、犯罪が多い場所だった」というのを、記憶している人も多いでしょう。当時、吉田秋生さんの「バナナ・フィッシュ」という漫画が流行っていたのですが、あの漫画の舞台であるニューヨークを見ていると「行きたくない…」って思ってしまうような印象でした。(この漫画は1980年代に流行しました。)

しかし、今やニューヨークは観光街です。
それは、街のダークなイメージを払しょくしようとした人達の努力の賜物だったわけです。

それと似たケースが、イギリスのブリストルという街で起こりました。
かつてブリストルではたばこ産業の工場街だったのですが、たばこに対する世論が変わっていき産業も先細りとなって、多くの人が失業しました。
汚れた街には、汚れた意識が生まれ、次第にブリストルは「犯罪の街」となってしまったそうです。
それを変えた市長は、何と政治経験のない「建築家」でした。
彼は街を綺麗に整え、環境を大きく変えたのです。

調べたところ──2014年にブリストルが「イギリスで一番住みやすい街」に選ばれたそうです。
http://www.beo.co.jp/blog/2014/03/20140326.html

実は私も、「環境の影響」というものはかなり大きいということに気が付いていました。私が連載しているSF小説「beAlive」の中で、こんなセリフがあります。

「いやはや……、それにしても驚いたな。アジトというからてっきり薄暗いほったて小屋を想像していたが、中はこんな近代的で美しい建物になっているとは……」
「エデンで使用されていたホログラムです」
「そうだろうな。しかし、薄汚いところでは薄汚い発想が浮かび、美しいところでは美しく調和のとれた発想が浮かぶものなのやもしれん。ジョリスというリーダーは、きっと調和を愛する人物なのだろう」

第三部「闘いの兆し」 第二章「精神の牢獄」より



私も、多々環境が人々の意識に与える影響についてを考えたことがありました。
エハンさんは、モスクワの地下鉄の美についても言及していました。
皆さんもぜひ、味わってください。これがモスクワの地下鉄の美です。

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地下鉄だなんて、思えないですよね!
では、次に…日本を見ると…

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あ…あれぇぇ??
まだ「1964年の東京オリンピック」におけるインフラのままですか??
この写真だけだと比較できないので、もう一枚「ごくごく普通の日本地下鉄の風景」を掲載しますと…

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うん。上よりは綺麗だけど…でも、超ウルトラ「事務的」な感じで、超ウルトラ「シンプル」
これは、逆立ちしてもモスクワの「美」には適いませんよね…。
Simple is the best とはいうものの…美について、この「シンプル」っていう言葉はあてはめてはいけませんよね。仮にそれをあてはめたら、「じゃぁ、日本人が懐石料理で見事な包丁裁きで美を見せるのは何なんだ??」って話になっちゃいます。

私自身は、「日本はインフラが整っているように見えて、実は全然『放置されている』」と以前から感じていました。
特に、東京の地下鉄はスゴイものです…(^^;)
工事してはいますが…「ねぇ、もう10年ぐらいやってない???」って聞きたくなるものもしばしば…。
横浜も同じくなのですが…横浜は、「え? 10年前にやったばかりなんだから、また工事しなくていいんじゃない?」というところばかりに着手し、本当に綺麗にした方がいい──例えば西口五番街などは、全く手を付けられておりません。
神奈川にお住いの方であればご存知の方も多いと思いますが、ビブレを前にした川沿いには、営業を禁止された屋台が「二十年も放置されっぱなし」なのです。(色々と法手続きがあるのでしょうが、ここに手をつけずに何に手を付けるというのでしょう…)

正直、「これで2020年オリンピックなんて、やっていいのかね??」というか「出来るのかね??」というのが本心です。

なるほど…。
日本人の意識レベルが落ちた理由は、「環境というアトラクターフィールドの劣化」も充分に影響しているのではないか、と考えずにいられませんでした。

意識レベルを上昇させるには、色々な方法論がある──ということが、今回の対談で得られた学びでした。
問題は、そのことに対して、皆さんが「どこまで本気で取り組もうとするか」だと思われます。

私は全身全霊を籠めて、この対談本でその答えを──私達日本人の、そして、地球の未来が向上する「考案」を探し出したいと思っています。


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ファシズム化しつつある日本社会

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※自由の暴走は無秩序だが、行き過ぎた管理はファシズムへと繋がる


今日、とても驚いたことがありました。
地域名は伏せておきますが(以下、A市B地区とします)、非常に「ファシズム再来」の危機感を持たずにはいられないような場面に遭遇したのです。

A市B地区は、「学歴の高い人が多く住んでいる」というのが住民の誇りで、かつ大企業に勤め、1000万円以上の年収は「当たり前」という裕福な人(といっても、世界的に見たら「プチ裕福」ですが…)が住んでいることを自慢にしているような地区でした。
しかし、その裏では教育ママ…いえ、「教育モンスターママ」の熾烈な争いが繰り広げられ、かつ、学校と教育モンスターママ達における周辺住民に対する圧力もかなり酷いものがありました。(おそらく学校側は意図していなくても、モンスターママ達の言いなりにならざるを得ないという状況なのでしょう。)

そんなB地区で今日コンビニに寄ったところ…妙な違和感に気づきました。
なんと、酒類が1本も置いていないのです。
その横には、店主と思しき人の一筆が書いてあり「事情により、しばらく酒類の販売を中止します」と書いてありました。

その理由は、「クリスマス、お正月による未成年者への販売防止」でした。
見たところ、どこのコンビニにも置いてある「成人雑誌」さえ、そこには置いてありません。B地区に詳しい人から聞いたところによると、そこの地域には「自分達の都合優先で圧力をかけるお母さま方団体」がいるそうです。
 
私は心底「ぞっ…」とさせられました。
別に私は「酒類販売」や「成人雑誌」を置くことを推奨しているわけではありません。
そうではなく、一店舗の営業方針にさえ口出しする団体がいるということ自体に、恐怖感を覚えたのです。
恐怖感──いえ、嫌悪感に近いかもしれません。

この行き過ぎた「管理社会」を、皆さんはどう思いますか?
正直、こんな行為に出た団体は「おバカ」としか思えません。
成人雑誌をどんなに禁じても、見たい未成年者は「あの手この手」を使って、潜り抜けてネットを見るでしょう。酒類だって、よほど欲しければどんな手段を使ってでも手に入れるでしょう。ぶっちゃけ、今の時代は大人より、子供の方が遥かにネット社会に精通していて、頭が廻るのですから。

むしろ、「販売制限」をかけられたコンビニの方が気の毒です。完全に売り上げは「落ちる」でしょう。ある意味「被害者」と言えます。「店舗、建てる場所を間違えたね…」と、慰めてあげたい気分です。
クリスマス、お正月と言えば「一番、酒類が売れる時期」です。
クリスマスならシャンパン、お正月なら日本酒など、準備しておいても足りなくなってコンビニに飛び込む人は少なくないでしょう。
その時期に、「販売中止」を強いられるんですよ?
むごいとしか言いようがありません。

ですがもし、この「き〇がいじみた管理体制」について違和感なく受け入れられたり、或いは「別にどうでもいいことだから」と思うとしたら…その人は間違いなく「日本病(参照:こちら)」にかかっています。
また、そういう「ワケの分からない圧力」をかけてくる人たちは、日本病を通り越して「ファシズムの元凶」と言えるでしょう。「自分たちがやっていることが正しい」と思ってやっていたら、彼(彼女)らはもう重病です。
 
日本は思想の基盤がないせいか、何事においても極端に偏りがちです。
教育の中で「倫理」「哲学」を学ぶ機会もなく、信仰心を知る機会もなく、ただ高学歴と一流企業に入ることだけを目標に育った子供は、一体大人になってからどこへ向かうのでしょうか?

余談ですが。
仮に私が悪の親玉だったり、イルミナティの一員だったとして…「世界の中で『奴隷』を推奨するとしたら、どの国民を選ぶ?」と聞かれたら、一番先に「日本人」というでしょう。
頭はいいけれど、ずば抜けて天才というよりも平均して秀才的
民族的な血筋として忠実な精神も宿っている。
その上、「恥」を重視した歴史が長いので、周りを見ずに意見する者がいるわけでもない。また仮に、そういう意見をする者がいても多くの者は追随しない。
その上努力家で責任感も強く、仕事をやる上では完璧にやりこなす。でも、主人に抗うことはないだろう。

そういう理由で、「奴隷にするのだったら、日本人を」というのはすごくよく理解出来ます。
仮にそうなったら、私は容赦なく「NO!」と言いますけれどもね(苦笑)。

ファシズム化した社会において、アウトローは「正義」なのかもしれません。
私はいつの時代も、どんな時代になってもアウトローで居続けようと思います。


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2017-12-19 | 社会 | トラックバック(0) |

「自分達さえ幸せ」であれば、それでいいのですか?

TRRE of PEACE

※何度かご紹介したことのある篠崎が大好きなイラスト。
この絵のように、みんなが心を「ひとつ」に出来るのはいつの時代になるのか…※


この世界は「マトリックス」──このことについては、前回のエハンさんとの対談本の中でもご紹介させて頂きました。
この世は「幻」である。仏教でも言っている言葉です。

では、意識が本質の世界だとしたら、あなたはどのようにしますか?
何を選び、どのように生き、どのように行動しますか?


こんな意見もあります。
「この世が幻であるならば、何もする必要がないではないか。ただ遊んで暮らせばいいだけだ」

あなたは、この言葉に「YES」と反応しますか?
それとも「NO」と反応しますか?
少し、ご自身なりの意見を考えてみてください
私の答えは、スクロールした下に書きます。




































では、私の答えを申し上げましょう。
私の答えは「断じて『NO』!」です。
この世が意識が造り上げる世界であるからこそ、そのような「自己中心的な意識を持つべきではない」のです。

周りの社会を見て下さい。
何が見えますか?
歩きスマホをして、自分の世界だけに浸り、他の人のことは何も考えない。
世界で何が起きていようとも、自分の幸福な日常だけをSNSに投稿して、自己満足に終わる人達ばかり。
スマホを挟んで、お互いに真のコミュニケーションをしようとしない人達の増加。
思考が浅薄になっていく人々。

「何が原因ですか」と掘り下げれば、かえってくる答えは「私達の意識」、それだけでしょう。
もし、「この世が幻なら、ただ遊んでいればいい」そのような人が増えたら、どんな結果になりますか?

この世に「娯楽」が満ちるでしょう。もうすでに、そうなっています。
争いの終わらない世界の人達にとっては、自分達が見ている世界が「意識の投影」ですので、そこから逃れることが出来なくなるでしょう。すでにそうなっています。トランプ大統領のおかげで、さらに拍車がかかりそうです。
傷つき、自らを犠牲にしてきた植物たちは、再び芽吹くことなく大地に枯れていくでしょう。

それら今の地球の状況が「すべて私達の意識のせい」なのだとしたら、
同じ人類として「それらを改善していくために、『意識を変えよう』とする」のが道理なのではないですか?

苦悩する環境の中で生きる人々を救うために「彼らが救われるよう意識に投影する」ことが道理なのではないですか?

自分たちのために使うのではなく、
この惑星のために、
苦しむ人々のために、代わりに「祈りを捧げる」ことが、本来「幸せ」な人達がすべきことなのではないですか?


先日、「自己と向き合い神と繋がる『ヤベツの祈り』12/14セミナー紹介」にて、「ヤベツの祈り」をご紹介しました。
それは以下の祈りです。

「私を大いに祝福し、
 私の地境(じざかい)を広げてくださいますように。
 御手が私とともにあり、
 わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないように
 してくださいますように」


私はこのお祈りを、寝る前に必ず唱えています。
私は実は幼少期から寝る前に必ず祈りを唱える人間だったのですが、大人になってからは遠ざかっていました。
今は、この「祈り」を必ず何度も何度も唱えています。

それも、「真剣に」です。
その結果、発見したことがありました。

地境を広げる──ということ。
それは、「私だけでなく、周囲の人や社会に生きる人、地球の人々すべてに通じる」ということです。

ですので、本当に意識を高くもってヤベツの祈りを唱えるのであれば、ここでいう「私」「すでに地球全人類が含まれているのではないか」と、そう解釈したのです。

もしも、あなたが、「日本病にかかった(参照:日本病)ふわふわゾンビ」でないのであれば、
もしも、あなたが、真に地球にグラウディングして、地球の全人類と意識を繋げていく勇気を持った方であるならば、
もしもあなたが、少しでも「このマトリックスを打破しよう」と思う方であるならば、

どうか、「何もする必要がない」なんて思わず、
この地球のために、
まだ苦しんでいる人達が、少しでもその苦しみから解放されるように、
争いがこの世からなくなるように、

そのために「祈ってください」

最初は「あなた自身の幸福のために」で、全然構いません。
でも、もしも少し余裕が出来たら──もっと周りに目を向けて、困っている人、苦しんでいる人に手を差し伸べて欲しいのです。

地球が「波動上昇する」とは、そういうことだと私は思っています。
一人でも多くの人が、地球のために、地球に生きる全生命のために、そして、全人類のために「意識を使うことが出来るようになること」なのだと。

どうか、「この世は幻だから」と言って、無関心にならないでください
何故なら、この世界の結果は「あなた自身の意識の在り方に原因」があり、かつ「私自身の意識の在り方に原因があった」からです。

そう。社会や世界が混沌としているのは「私達のせい」なのです。

本当は公表するつもりはなかったのですが…
最後に、私の「祈り」をここに掲載します。
私は昨晩、このように祈りました。ヤベツの祈り通りにではなく、自分の素直な祈りを込めて願うのが幼少期からの私の祈り方でした。

私を大いに祝福すると共に、この地球に生きるすべての人々を共に祝福し、
私の罪を赦すと共に、彼らの罪も共にお赦ししください。
私の地境を広げると共に、
彼らが自分たちの行いが分かるように、彼らの地境を広げてください。
そして、彼らが正しき道に目覚めますように。
御手により、私と彼らをお導きください。
どうぞ地球を、正しい道へとお導きください。
この願いを聞き入れて頂けるのであれば、喜んで私は「自らの肉体」を捧げます。
どうぞ、地球から災いを遠ざけ、すべての人々が苦しまないようにしてくださいますように。


彼らというのは、まだ地球上で「この世界が幻である」ことに気づいていない人達すべてをさします。
気づいているのに、何もしない…それも自由選択のひとつであるとは思いますが、そのような人が多くなってしまって「今の現実があるのだ」ということに、一刻も早く気づいて欲しい──魂からそう願います。


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【対談3回目】究極の問答「どうすれば意識を変えられるか」

3回目の対談

先日12月5日に、エハンさんとの第3回目の対談が行われました。
昨日テープ起こしが終了し、本日は体調不良にてへばっていた関係で編集が押してしまい、明日には編集、および要点の整理が完成すると思われます。

この対談の後、篠崎は不思議な夢…といいますか、啓示的な夢を見ました。その内容は以下のとおりです。

私は夢の中で「あること」に関して調査をしていた。
それは、「ここに来れば答えが分かる」と、ある人(現実世界では会ったことがない人)が案内してくれたからだった。
その人から渡された資料をすべて書き写し、「なるほど、そういうことか」と概要を掴むことが出来た。

ところがまた別の人がやってきて、「それは『偽の情報』で、本当の情報は別の部屋に隠されている」と言われたのだ。
それなら、その部屋に案内して欲しいと私は彼に頼み、彼は私を案内しようとした。
ところが、まるではぐらかすように「ここじゃなかった」「ああ、ここでもなかった」と言ってなかなか部屋に案内しない。

途中で私は頭に来てしまった。彼が「わざと」はぐらかしているように感じたからだ。
一体、どこに真実があるの? さっきのが偽情報だというけど、今あなた達が言っていることこそが偽である可能性だって、否定できないでしょ!

すると、案内していた男性は私を振り返り、こう言った。
「その通りだよ」と。

その言葉を掘り下げようとした時に、目が覚めた。


夢から醒めた後、しばらく考えてしまいました。

一体、彼の「その通りだよ」という言葉は、どこにかかっていたのだろう。
「自分たちの言っていることこそが、偽である」ということを認めた「その通りだよ」だったのか。
或いは、もっと深い意味で──「その通り。真実なんてものは『どこを探してもないんだ』」ということを言いたかったのか──。

今回の対談では、次回の対談までに「究極の課題」が出てしまいました。
「どうすれば、人々の意識を変えることが出来るのか」

前々回、前回からの対談の流れで、「今、がんになる人は2人に1人と言われている状況」であることや、「がんになるというのは、実は『解放』なのだ」ということなどに触れてきました。
そして、「世界はダウンスパイラルにはまっており、そこから脱出するには『気づき』しかない」という到達点まではやってきました。

前回の記事でご紹介したヒカルランドさんから出版された坂の上零先生の著書「日本病」の紹介はとても反応が良く、「ああ、結構多くの方が『日本、ヤバいかもしれない』って気づいているんだ」という実感を与えてくれる結果となりました。

気づいた後、何をするかといえば──行動ですよね。
どうやって変わっていけばいいのか──或いは、どうすれば変わっていけるのか。
方法論は色々あるかもしれない。
だけど…答えが「掴めそう」で、掴もうとすると「するっ」と逃げて行ってしまうような感じもある。
なんとも歯がゆい感覚。

実は大学時代、私はこんな短編小説を書いたことがありました。要約すると以下のような内容です。


ある男が、大きな河の濁流(だくりゅう)を流されていた。
いつから流されているのか、何故流されているのか、どこまで流されていくのかも分からずに、ただ流され続けている。

周囲を見ると、流されている人のほとんどは眠っていた。だから、流されていることに気づいていないようだ。

男は、流されていることに苦痛を感じ始めた
この流れから、どうすれば脱出出来るかと考え始めた。

すると、河の向こうで老人が座っているのが見えた。その老人を見た時に、「そこに陸地がある」ということを男は悟った。
陸地がある、ということに「気づいた」のだ。

男は流れに逆らい、必死に泳いだ。その陸地に辿り着くために、危険を冒しても泳ぎ続けた。
無事に泳ぎきった男は、陸地にただ座っているだけの老人にこう言った。

「あなたは何故、『ここに陸地がある』と叫ばないのか。みな、気づかないで眠ったまま流されているではないか」と。

老人は言った。
「私がここに座っているだけで、お前は自ら『陸地がある』と気づいてここに来た。
自ら気づくものは、叫びを聞かなくてもやってくる
叫んでも、眠ったままの者は目覚めない。むしろ『眠りを邪魔するな』と怒る者もいる。
だから、『自ら気づく者のためだけ』に、私はここに座っている」と。

それを聞いて、男は納得した。そして男も、黙って老人の隣に座った。


この小説は、私が考えて書いたものというよりは、頭に浮かんだ内容をそのまま文章化した──という感じでした。
だから、人によっては自動書記とかチャネリングとか言うかもしれませんが、あえて「創作した短編小説」とリアル主義者な私は表現しておきましょう。

この小説に書かれているように、究極の「気づき」は、やはり自らの体験自らの気づきによってしか、起こり得ないのかもしれない。誰かから教えられたとしてもそれは「きっかけ」でしかなく、それを転換期と捉えるか否かは、その人の「魂の準備段階」に左右されるかもしれない。

だとしたら、私達に「何が出来るのか」
まずは自分たちから「マトリックスである社会」を打破し(テロで攻撃するとか、そんな過激な話ではなしにね)「陸地がある」ということを、知らしめるしか方法がないのではないだろうか?

今現在、誤った陸地を指し示しているスピリチュアリストも増えてきています。
本来、「覚醒」と人格は正比例します。自ら「覚醒者だ」と名乗りつつも、行動や言動が明らかに低次元なエゴイズムを表出しているような人は、みな「覚醒したと勘違いしているだけ」です。
そして、本当の覚醒者であれば──見てすぐに分かるでしょう。あの仏陀も、そして復活したキリストも、魂の輝きを「隠しきれないぐらい」に輝いていたのですから。

せっかくマトリックスを見抜き、そこから脱したいと願う──河の流れから脱出しようとしている人が、間違った声を聞いて河の底に引きずり込まれようとしているような感覚を私は受けてしまいます。

ですので、今回の課題は「二つ」に分かれてしまいますね(笑)。
「どうすれば、人々の意識を変えることが出来るのか」そして、「正しい方向を指し示すことが出来るのか」と。

…ああ、なるほど。
やはり、あの夢は今回の課題の啓示で、
「真実に到達するためには、案内人を求めてはいけない。『自らの気づき』を生かせ」と、そういうことなのかもしれない。

もう少し、次回対談まで問答を続けようと思います。


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自己と向き合い神と繋がる「ヤベツの祈り」12/14セミナー紹介

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篠崎が「自分の魂が死にかけている」っていうことに気が付いたのは…2年ぐらい…いえ、正確には5年ぐらい前からかもしれません。
おそらく忙しすぎるあまり、魂と対話する時間を失っていたからなのでしょう。
それだけでなく、表層的で深い会話のない生活も、私の魂の死を促進させる原因だったかもしれません。

人は「パンのみで生きるにあらず」で、どんなに物質的に生活が安定していても、そこに魂の成長がなければ生きているとは言えません。
勿論、それには個体差があって、テレビが放映している内容をちょろっと対話する程度で満たされてしまう人、もしくは同僚の愚痴や噂話をするだけで内面が満たされてしまう人、ちょっとセラピストに話を聞いてもらうだけで満たされた気になってしまう人、「覚醒した」と勘違いしている人のセッションを受けたから魂が成長したと思ってしまう人など、さまざまかもしれません。

ですが、私は上記の「どれも」私の魂を満たすものでは到底ありませんでした。
また、それまでの人間関係の友人に話しても深い話までは掘り下げることが出来ず、同じく満たされることが出来ませんでした。
精神世界の書棚に行って本を数冊手に取ってみても、どれも私の魂の状況を言い当ててくれているものはありませんでした。

そこで私は、宗教に求めてみました。仏教の「般若心経」を、朝晩2回、唱えるようにしたのです。
今でもそれは続けていますが、さほど変化はありません。

そうこうしているうちに、私は「がん」になりました。
「ああ、やっと解放された!」その時はそう思ったものの、その理由ははっきりと分かりませんでした。しかし、明らかに「待ちわびた瞬間」であったことは確かです。

しかし、そこから先の展開は…本当にガラッと大きく変わりました。
ただ、まだ「困惑」も残っていました。

これからどうなるんだろう…
看護師の仕事続けられないけど、どうすればいいんだろう…
そもそも、看護師に復帰していいのか……などなど。


その頃、エハンさんから「ヤベツの祈り」について聞きました。
「この祈りを唱えてごらん。奇跡の祈りだから!」
エハンさんは私が入院中にお見舞いに来て下さり、エレベーターが閉まる直前にもこう叫びました。

「祈り、絶対に唱えてね!」と。

篠崎は半信半疑でしたが、「エハンさんがそこまで仰って下さるなら…」という気持ちで、祈りを唱えるようにしました。
非常に短い祈りですので、般若心経よりも全然暗記しやすいです(笑)

「私を大いに祝福し、
 私の地境(じざかい)を広げてくださいますように。
 御手が私とともにあり、
 わざわいから遠ざけて私が苦しむことのないように
 してくださいますように」


すると本当に、みるみるうちに「地境」が広がっていきました!
上記あげた迷いも、今はまったくありません
何とも説明のつかないタイミングで、次々とことが展開し始めたのです
具体的には……そうですね、今はまだ書くのを控えておきましょう(笑)。
ですが、確実に人生が180度転換した──私の魂は「蘇った」、そう確信できたのです。

この「ヤベツの祈り」を日本で広げている方が、平野耕一牧師です。

私は子供の頃、神に祈りを捧げているような子供でした。ですので、祈ること自体に抵抗はなかったのですが、魂との対話が出来ない状況が長く続いたせいか、「神を感じることが出来ない」ということを最初のうちは悩んでいました。
そのことを、正直に平野牧師に打ち明けました。
すると、牧師からこうご返答があったのです。

「あなたが持ってる霊の渇きは特別です。
~渇いているものは我に来れ~が主の口癖です。
主がほしいのは理解より深い欲求です。
他民族に比べて日本人の特質は、この渇きが無いことです。
だから霊の現実が奥底まで染み込まないー原動力にならないのです。」


この文章を読んで、私に「稲妻」が走るような感覚が起こりました。
そうか! 「渇き」こそが原動力になり得るんだ!
この数年間、私が藻掻きに藻掻き苦しんだ、この「魂が死にかけている」と感じるこの渇きこそが、霊性の成長を遂げるチャンスだったんだ!と。


それからは、「神を感じる」ことが出来るようになりました。
どう感じているかなど、具体的には説明出来ません。何故なら、それが仮に説明できるとしたらそれは「妄想」だからです。
本当の意味で「神を感じる」というのは、仏教的に言えば「不立文字(ふりゅうもんじ)」──言葉に出来ないものです。
言葉にできず、深く深く、ひたすら「感じ入る」ものなのです。

昨今では「覚醒した」と勘違いしたスピリチュアリストが、かつての某新興宗教を彷彿とさせるような活動を展開しているようですが、はっきりと言っておきます。
オウムと同じ過ちを、繰り返さないでください!

神と繋がる際には、自分をカラッポには出来ません。それはただの「憑依」です。
自分の軸を通じて、そこから繋がっていくのです。
それこそが「祈りの効果」です。はっきりと言っているではありませんか、「私を大いに祝福し、」と。

長くなってしまいましたが、この「奇跡の祈り」である「ヤベツの祈り」を広めている平野牧師のセミナーが、14日にヒカルランドで開かれます。
興味のある方は、是非、参加なさってみてください。

【ヒカルランド年末特別講演会】The Power of Prayer :四つの祈り/人生に破壊と再建をもたらす祈祷文 講師:平野耕一 12/14
→ 詳細はこちら


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2017-12-05 | 真理 | トラックバック(0) |

「世界はダウンスパイラルに入っている」貴方はYES or NO?

2回目の対談


先日11月28日に、エハンさんと篠崎の対談「第二回目」が行われました。
前回の中心的テーマは「がんによって、魂が解放されたという神秘」。今回はそれをさらに掘り下げていくことを目的に、対談を進めました。

実は、この時点でまだ、篠崎は「何故、がんに罹患することで魂が解放されたと思ったのか」が明確に分かりませんでした。
しかし、今回の対談を編集している時点で「なるほど! こういうことか」と明確に実感できた答えがありました。ですが、それはまた次回の対談テーマにするとして、ここではお話しません(笑)

今回のテーマは、「社会は狂い始めているのではないか」というところがメインでした。
いえ、この表現はかなり消極的です。私とエハンさんの見解としては、「完全におかしくなっている」というのが共通の見解です。
まず、人は「自己満足」だけにひたるようになった。
様々な自己啓発があるけれども、それによって「自分が幸せになったような気」がしていても、世界全体がどうなっているかを考察する目を失っている。


Facebookを見ていると、中には様々な洞察をして呟いている人が散見されますが、それはただ「独り言」で終わっており、そこから先のコミュニケーションは「何もない」。
私はパソコン通信時代からのユーザー(1990年代初頭)で、インターネットは1995年頃から使っていますが、当時はまだ、誰かが洞察ある意見を提示すると、それに対して同感、或いは反論などのリアクションがありました。
ところが、今は「いいね」を押して、「おしまい」。

洞察というのは、実は自分ひとりだけでは何の意味もないのです。ただの「考え事」にすぎません。

自分はこう思っている、だけど、君はそう思っているのか。
なら、そこからこういう考え方が導き出せないか?


そういう「思考ゲーム」が全く行われていないのが、今のSNS社会です。

奇遇なことに、私は昨日、自分と同じ考え方をしていた作家さんの本を書評しました。ヒカルランドさんから出版されている「死に至る病い 日本病」「日本病脱却マニュアル」です。

【日本病脱却マニュアル】日本病を克服できなければ、新たな時代に生き残れない?!
http://blog.hikaruland.co.jp/2017/12/post-1754/

この著書を書いた坂の上零先生は、歯に衣を着せぬ言い方で、現代日本の欠点を指摘しています。もし、今回のタイトル「世界はダウンスパイラルに入っている」という答えに「NO」の方は、この先生の本を読んで自分なりの反論を構築してください。反論を構築する、ということは自分軸がある、ということになりアイデンティティが確立していることになります。闇雲の批判ではなく、エビデンスが明確になった反論が出来る人が、果たしていまの日本にどれほどいるだろうか──私は非常に興味があります。
逆に、「YES」の方は、この本を読んで「どこが自分と同じ意見なのか」を掘り下げてみてください。

私はこのブログを始めた2009年当初から、ずっと繰り返し言い続けている言葉があります。
それは、「私の言葉を、鵜呑みにしないでください」ということです。
今回は、それをさらに広げて「どんな人の言葉や意見も、鵜呑みにしないで『あなたの魂』で思考してください」そう付け加えましょう。
賛辞を向けるなら、「何をどういう理由で賛辞したいのか」、何を感じ、どう考え、どう自分は解釈し、それをどう受け入れたのか。
そう思考訓練することが、今の現代日本──特に若い世代の人達には求められている、私はそのように思います。

さて、今回は「現代社会」が中心軸となった対談ですが、次回はどうなるでしょうか?
楽しみにお待ちください。


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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