霊性と現実問題は表裏一体

 私のすべての活動における根源には、「霊性(スピリチュアル)」が欠かせません。
 これをなくして、何も語れない──そう断言出来るほどです。
 「哲学は、万学の祖」という言葉もありますが、それで言うなら「霊性は、すべての生命活動における土台」とも言えるでしょう。生命が「ただの肉体機能」だなんて、昨今誰も考えません。そこに何らかの作用があることを、多くの人は直感しています。すなわち、生命が霊性の顕現である以上、生命が活動するにおいて「霊性も必要不可欠なもの」と言えるのです。

 先日、「霊を氷山に喩えれば、海面から出ているのが『こころ』として作用し、多くは水面下に隠れている。しかし、どちらを切り離すことも出来ない両者はひとつのものだ」ということを書きました。現実問題も「同じ原理」で成り立っていると私は考えています。
 例えば、「殺人事件」が起きたとしましょう。
 罪なき人が殺されて、犯人は罪悪感さえ感じない人だったとします。
 だからといって、その容疑者に「こころがない」と、断言出来るでしょうか?
 人間、生きている以上は肉体だけが行動することはあり得ません。心神耗弱と言ったところでそれは「判断能力が欠けている」というだけであり「こころが失われたこと」を示しているわけではありません。

 霊というものが大きな海のような集合体であるならば、その一部分である「こころ」も実に様々な様相をしているはずです。些細なことから多くのことを学びとれる優れたこころもあれば、他者の痛みを何とも思わず同情さえ感じないような人もいます。
 それでも──豊かなこころか、ひとかけらのこころかという差はあれど、誰にでも「こころ」はあるのです。
 すなわち、「人にこころがある」以上、それは「人の霊性の顕現」であり、同時にそこから生じた事件、派生した状況は「こころの影響により生じたものだ」と言えるのではないでしょうか?

 政治に関してだって、同じです。
 政治家も人間である以上「こころ」があります。
 彼らが相手にする国民にもまた「こころ」があります。
 しかし、どうも実際の政治の場面になるとそうした「相手にしている人々が、対象としている人々がこころを持つ存在だ」ということが無視されて、利便性、合理性、メリット、そんなことばかりが追求されているように思えてなりません。

 私達は気づかないうちに、「こころ」というものを軽んじて社会を構成してきてしまったのではないでしょうか?
 だからこそ、本来は現実生活や現実問題と表裏一体の関係にあるこころの全体像──「霊性」についてが、まるで特出するようにクローズアップされてしまったように、私には思えるのです。
 スピリチュアル・ブームの波及は、蔑ろにされてきた「こころ」のレジスタンスのようにも思えます。
 その人の個性を否定し、国に従わせたり、親が敷いたレールの上を歩かせたり、ただ学歴、肩書きなどレッテルばかりを求めさせたり、いつだって「こころ」がなおざりにされてきた。それに対する全身全霊を籠めた抵抗が、この「スピリチュアル・ブーム」に象徴されているようにも思えるのです。
 そうでなければ、1995年に起きたオウム真理教の事件から10年も経たないうちに、精神世界の本がこれほどまでに売り上げ部数を伸ばすでしょうか?
 こうしたスピリチュアル・ブームにはまった人達の多くは、面白半分に超常現象を追うような人ばかりではなく、「失ってしまった自尊心を取り戻したい」「自己存在を突き詰めたい」という人達だったように思えるのです。
 勿論(ここでも何度も言っているように)私はスピリチュアル・ブームに対して警鐘を鳴らしている人間です。しかし、そのブームへと行き着いた理由を辿れば必ずしもそれが否定されるわけではなく、むしろ「物質崇拝主義から継続して流れている、ひとつの極端な揺れに過ぎないのではないか」、そうも思えるのです。
 そうである以上、安易にスピリチュアルを否定するのではなく、その現象の背後にあり蔑ろにされてしまった「こころの問題」と向き合う必要があるのではないか、そんなふうにも思えます。

 もっとも、そうは言ったところで昨日、一昨日にも記事にしたように、「そうした大きな揺れも、バランスを保って元の位置に治まろうとしている」ような印象を受けます。
 日本は戦後、バブルが崩壊するまでの数十年間、「物質」ばかりに翻弄されてきました。
 それが今にきて、人々の精神のバランスを取ろうとして過剰にスピリチュアルへと傾いているだけなのかもしれない──今日、ふとそんなことを思った次第です。

 時代の流れは加速しています。
 今は大きく揺らいでいた霊性と現実の隔たりも少しずつ調和がとれてきて、「両者の合致」へと向かおうとしているのではないか──そんな期待を抱く今日この頃です。



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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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