─お知らせ─
昨晩、19:09と19:57に「YOU are EARTH」のサイトから機関誌、およびイベントの申込みをされた方へ。
メールフォームからの送信内容が文字化けを起こしておりました。恐れ入りますがお心あたりの方は、当ブログのメールフォームよりお知らせください。
────── 昨日は山川鉱矢さん・亜希子さんとの打ち合わせでした。
来る5月3日、横浜にあります神奈川県民センターにてご夫婦にセミナーをお願いしており、その打ち合わせに行って参りました。(詳細は後日、改めてお知らせ致します。)
山川ご夫妻は多くの精神世界系出版の翻訳を手がけており、自著も出版されています(詳しくは後述)。精神世界系にどっぷり浸かった方よりも、むしろそうした世界に疑義を抱きつつも、でも「この世には、違う何か法則性があるに違いない」という直感に導かれている方にお薦めしたい本です。とても
私がご夫妻にセミナーを依頼した経緯は、ご夫妻が「日本の特徴的とも言える価値観の中から脱っし、精神世界へと至る道程を辿った」というところに着眼したからです。
山川ご夫妻は両者共に東大出で、鉱矢さんは元大蔵省で仕事をされている──いわばエリートでした。しかし、40代を前にして転機が起こり、今までの人生を180度転換するような生き方を選んで、今に至っているのです。
ご夫妻は戦時中の生まれですが、こうした戦後から今にかけて「精神世界を日本に広めた人達」の中には、ご夫妻のように大きな決断の元歩まれた方も大勢いらっしゃいます。そのひとりとして挙げられるのが、日本で初めてルドルフ・シュタイナーを広めた高橋巌氏。彼は慶応大学の教授という職にいながらにして、「シュタイナーを本気で広める為には、この職を辞さなければならない」と覚悟をし、自ら教授職を擲った方です。唯物主義、金儲け主義、目に見える価値観を追う時代の中で、そうした先駆者達の存在があったことを、私達はありがたく感謝すべきだとつくづく実感します。
ご夫妻はとても温厚な方で、直感を非常に大切にされている方でした。私は自分自身が疑い深い性格故(苦笑)、フィルターのない清らかな心ですべてを眺めることの出来るご夫妻をとても羨ましいとも思いました。もしかしたら、ある程度年の功もあるのかもしれませんが──。でも、いずれにせよ多くの経験、辛い思い、それを消し去る程の喜びや感動もたくさん体験されたからこそ、あのような透き通る心を持たれたのだと、そう感じました。
ご夫妻はただスピリチュアルなお話が出来るというだけでなく、国際情勢の話なども出来たので非常に嬉しかったです。
私はやはり、精神世界を突き詰めれば、それは結果的に外部──社会、世界に通じると思っています。勿論、そのまま突き進んで「独覚(さとり)」へと行き着く人もいるのでしょうが、私はあまりそれには興味がありません。すべてがフラクタル理論であることを考えれば、「ひとりが覚る=みんなの覚り」となるのも納得出来ます。
ですが、頭で納得出来るのと心で納得出来るのはまた違う問題であり、私は愚か者の烙印を押されたとしても、「みんなの覚り」を優先してしまうところがあります。それこそ、地蔵菩薩の境地のように──。
そういう視点で昨今のスピリチュアル・精神世界の価値観を眺めると、大きく二つに分かれると思います。
一方は、
「すべては決められているのだから、悲劇も戦争の死も、その人の学びとして必要なことだった」という考え方。
そしてもう一方は、
「例え決められていたとしても、この世から悲劇や戦争の死を少なくしたい」というあり方。
私は言うまでもなく、後者のタイプです。
しかも、それがただ単に現地に赴いて奉仕活動に従事すれば納得出来るような衝動ではないから、厄介です。仮にそうであったとしたら、私は必死にただアラビア語を勉強し、中東に渡ることだけを目標としていたでしょう。
ですが、私の中には
従来のやり方では、本当に平和な世界は訪れないという、説明のつかない確信があるのです。
勿論そうした確信は、今後人々が意識覚醒をしていくことで緩和はされていくでしょう。でも、「じゃぁ、ただ待っていればいいんだ」と言って、のんびり構えていられるぐらいなら──私はYOU are EARTHの活動などは始めていません(苦笑)。
自分でも説明のつかない感情としか言いようがありませんが、いずれにせよ私の中には「今までのやり方では、駄目なんだ」という衝動と確信だけがあるのです。だからこそ、自分自身も答えを探しているからこそ、YOU are EARTHの中では様々な講演会やイベントを企画しているのです。それは、ただの利益追求といったことではなく、私自身が誰よりも強く答えを探しているからなのです。
本当に万民が幸福になる法則が、あるのだろうかと。
きっとこれもまた、人それぞれの役割なのだろうな──そう思います。
山川ご夫妻のように、多くの方々へ意識を目覚めさせるきっかけとなるような役割を持たれている方、また、シュタイナーという当時の日本では受け入れがたい思想を世に広めた高橋氏のような役割の方、みんなそれぞれ、自分の腑に落ちる形での「あり方」を追求し、その生き方を全うしようとされているのだろう──そう感じるのです。
だとしたら、私は「どうあろう」としているのか──。
おそらく、私はただ自分が覚ることだけを求めているのではない、そう思います。仮にそうであったら、9.11をきっかけに自分の人生が180度転換してしまうようなことは起こらなかったでしょう。テレビ画面の向こう側に起きた惨劇を眺め、それを対岸の火事としながらも、平和に日常を送れたことでしょう。
しかし、残念ながら私にはそれが「出来なかった」──。
そしてまた、ただ海外に渡って国連の活動やNGO的な活動にも参加することも出来なかった。最初はそのつもりでしたが、「国連の中にあるのは、本当の正義なのだろうか」という疑問が、私の足を止めてしまったから。今語られている正義や秩序は人間が生み出したものでしかなく、本当に万民の為になっていないのではないか──そんな疑問が、激しく私を突き動かしていました。
私は、答えが出るまではずっとそうやって探求し続けるのでしょう。
「万民を幸福にする法則性は、どこにあるのか」と。
どんなに体験の為この世に生まれてくるということが分かっていたとしても、お腹を空かして泣いている子供を前に「あなたはそれを体験する為、この世に生まれたのだから」と私は言うことは出来ない。「この子は死んだ後、天国のように素晴らしい世界へ行くんだ」そう確信していたとしても、その子の生命がこの世にある以上、私は全力を尽くしてその子を助けようとするでしょう。
私は、この世にいる以上は「覚る必要などない」──そう思っています。
そうすることで、他の人の痛みが分からなくなるのであれば、覚りたくなどない。死んだその後、すべてに気づけばそれでいい。
そしてきっと、それは私が生まれてくる前に選んだ「私の役割」なのだろう──そんなふうにも思っています。
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