「賞味期限切れ商品」を使い廻したとして、あちこちの企業の代表者が頭を下げている記者会見場面を目にしてから──2年ほどでしょうか。
「食の安全はどこに行ったのか」という見出しが──今は一点。
「食の安全」よりも「安価」に人は飛びついているそうです──。
中国の冷凍餃子問題が起きた時、私は某大手食品メーカーの冷凍食品受注センターにいました。
その時期、冷凍食品の売り上げはかなり低く、営業達も相当苦労した模様です。
あの頃の風潮など今はまったく消え失せ、人は
安ければいいという価値観に流れているそうですが──
──果たして、それでいいのでしょうか?
勿論、私自身主婦の時代がありましたので、家計の為に「ついつい安いもの」を買ってしまうことが多々ありました。スーパーの「お買い得」の曜日はきちんと心得ていて、その日を狙って買い物になどもいったものです。
ですが、今の状態はそうした「少しでも家計を節約」というレベルではなく、企業側も身を削る思いで安価に下げ、それに消費者が群がるという仕組みです。
本当に、そこまで景気が悪いのでしょうか? ある報道番組で、非常に安価な食材を売っている中小企業の社長をインタビューしている場面がありました。悲痛そうな顔で、その人はこう言いました。
「いや──もう、正直身を削ってます。これ以上、下げられないところまでやってます。でも、そこまでしないと売れないんです」 彼らにも、生活はあるでしょう。生活する以上、ある程度の利益は必要です。でも、消費者が安価に流れ過ぎるが故に、中小企業の人々は、それに応じた対応をしなければならなくなるのでしょうね・・・・・・。
食の安全から一転して、食の安価。
まったくもって「付和雷同」です。
これもまた、昨日書いた「循環」の問題に関わってくる──私はそう思います。
循環が滞っているということは、
どこかでそれを、蓄えて出そうとしない人もいるのでしょう。
新たな時代に向かう為には、まずこうした「お金」の問題もクリアにしていかなければなりません。
よく、精神世界系の本では
お金はエネルギーだと言いますが・・・・・・私は「不適当な説明だ」と思います。
だって、今までにもすでに私達は
「エネルギーを奪い合って、戦争を繰り返している」のですから。原子力だって「原子エネルギー」です。「お金はエネルギー」と言ってしまうと、それは結局
奪い合いを肯定していることにしかならないと、私には、そう思えるのです。
もっと「いい喩え」が他にある──私はそう思います。
それは、
酸素です。
空気──と言ってもいいのですが、日本語の場合「空気」というと別の意味で捉えられることが多いので(KYとかね;)、あえて「酸素」と言わせて頂きます。
地球(地球の自然、樹々)は毎日、毎分、毎秒、酸素を供給してくれています。その供給に差別はありません。国もなければ、民族もない──みなに平等に、供給してくれています。
そうやって平等に供給された酸素を、人々が争って奪い合ったら──何とも滑稽だと思いませんか?
ある国では酸素ボンベを持ち歩き、その上「高原の酸素」だの「森林の酸素」だの、プレミアまでついていて、それを浪費し、余らせていたとしましょう。
でも、別の国では──その酸素が他の国に独り占めされているが故に、呼吸困難で死んでいく人達が大勢いたら──あまりに不平等ではないでしょうか?
地球が供給出来る酸素の量には限界がありますが、それでも、本来は
全員に行き渡るものであることは、誰でも承知しているはずです。
みんな、誰しもが「呼吸が出来ている」ことを、知っているはずです。
お金も、それと本来は「同じこと」なのだと──私には思えるのです。
今、世界不況と言われていますが──世界から一斉に、お金がなくなるわけはありません。
もしかしたら「どこかに、集中している箇所(異常な儲け方をしている場所)があるのではないか」と、私は思っています。
私は「陰謀論」という考え方が嫌いです。なので、そういう悪の組織の仕業だとか、そういうことを言うつもりはありません。すべては
「エゴ」から生じているのであって、組織がたとえ存在していてもそれ自体が問題なのではなく「エゴそのもの」が解決されない限り、問題は解決されないと思っているからです。
でも──もしも、その私の予測が外れていないのであれば・・・・・・私達は、
「一体、この世界不況を生み出したのは何なのか」に向き合う必要があるのであって、いたずらに「デフレ日本」といった言葉に踊らされてはならない、そう思うのです。
デフレという言葉が飛び交えば飛び交う程、人は保守的になり、循環を遠ざけます。
循環を遠ざければ遠ざけるほど、流れが滞ってすべてに制限がかかってしまう──。
何が正しくて、何が間違っているのか──私達はそれを見抜く「目」を、私達自身で自ら培う必要があるのでしょう。
ここ最近、ひとりひとりが目覚める必要性を、本当に痛感しています──。
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