逆回転した世界を、如何に元に戻せばいいのか

 正式に「オカルト(という言葉は先行するイメージがどうも私は好きになれないので、霊学と今後言わせて頂きますが)」が学問的に探究されるようになったのは、1800年代ブラヴァッツキー夫人から端を発した神智学が最初だろうと私は解釈しています。
 それまでにおける「精神世界の探究」というのはどうしたところで「心身の覚り・浄化」が主であり、現実世界とは一線を引いていた感があります。インドの修行僧を見てもわかるように、俗世というのはあくまでも「精神(霊性)の濁りを生じるものでしかなく、そこから如何に切り離し、本来の霊性を取り戻すことが大切かを、人々は悪戦苦闘しながら探し求めていたという印象を受けます。

 当時の霊学に対する把握といえば、キリスト教国家においては「異端」でしかありませんでした。キリスト教は政治や為政者と完全に結託していた為、キリスト教に反する思想はイコール国政を脅かすものでしかなかったからです。当然、そこに信教の自由などということはありませんでした。
 しかし、だからといって民衆が教父達に教わる教義だけで満足出来ていたかと言えば──答えは「NO」だと思います。だからこそ、キリスト教神秘主義など、どこか秘教めいた──かつ、「真理は常に隠されたもの」として言い伝えられる必要性があったのかもしれません。
 私はそうした神秘主義を掲げ「これぞ真実だ!」というつもりもありません。
真実というのが、往々にして時代に隠蔽されてしまう事実については理解出来ます。ですが、私はそれ以上のことを神秘主義に対して検証出来ているわけではないので、「自分が確信出来るもの以外、イエスとは言えない」──つまりは「必ずしも、それも真実の答えとは言い難い」というのが、私の姿勢だからです。

 ただ、「現代」という時代を経て実感するのは──たったひとつの真理などどこにもなく、すべては人々の見方次第なのではないかということです。
 もはや、真理を探究するというその姿勢こそが、旧態依然のものでしかないのかもしれない。
私たちはすでにもう(自覚があるにせよ、ないにせよ)「すべてを知って」いて、後は「実践すればいいところに来ているだけなのではないか」そんなふうにも思えるのです。

 私がここでも何度も書いてきたことですが──私は、霊的真理も現実的現象も「すべては表裏一体であり、『ひとつのもの』だ」と確信しています。
霊性が高度で優れている──それこそ天使のような人が、肉体を持った途端「人の悪口三昧で、何かにつけてはお金に執着する」なんてことはあり得ない、私はそう思います。
勿論、肉体を持ったが為の葛藤や誘惑に負けることはいくらでもあるでしょう。しかし、等身大の自分を乗り越えるほど、崇高な魂が宿ることはまず絶対に不可能だと、私は思います。(なのでみなさん。もし「私はマザーテレサの生まれ変わりです~」なんて言う人がいたら、まずはその人の行動を見守ってみてください。本当に素晴らしい霊性の持ち主であれば、そんなことをいちいち宣言することもなく、ただ黙って、行動だけですべてを知らしめているはずです。)

 既存のスピリチュアルが「正しい在り方」だと、残念ながら私は思っていません。
 しかし同時に、よく知りもしない癖して「私はスピリチュアルアレルギーなの!」という人も同じくして、間違った在り方です。
 その両者に共通するのは既存の世界システムが如何に宇宙の流れに反しているか、それを冷静に見極める努力をしていないということに尽きるからです。

 社会をみて、新聞の三面記事をみて、文句を言う人は大勢います。
 しかし、じゃぁ何故、このような世界になってしまったのか──それを考える人は、ほとんど少数と言えるでしょう。
 文句を言うだけなら、ワイドショーのコメンテーターだって言えます。(文句だけ言ってお金をもらえるとは、何ともおかしな商売です。)
 そうではなく、「何か根本的なずれがあったからこそ、今、時代における問題が浮上しているのだ」と考える方が余程建設的だし、余程賢い生き方だと、そう思えるのです。

 ちなみに、私は「世界がこのように、逆回転してしまった大きな根本原因が何か」と聞かれたら──
 それははっきりと「二律背反」であると、そう思っています。
 光・闇、善・悪──そうしたすべてにおける「ジャッジ」をしようとする視点こそが、このような世界を作ってしまったのだ、と。
 成功者・敗者、裕福・貧困──。
 実は、チャリティというのも危険な考えのひとつです。私が本当にメスを入れたいのも「そこ」なのですが、なかなか時間がなくてそこまで行かないという弱点はあるものの──安易な寄付は「危険だ」ということを、どうか皆さんは念頭に措いておいて頂ければと思います。
 もし本当にチャリティをするなら、ただ寄付するのではなく現地に行って活動しているNGOの人達に、直接寄付してあげた方が遙かにいい
 そして、それだけでなく「世界の均衡をもたらす為に、全人類学的にバランスを保つ為の研究をしているような研究者(残念ながら日本にはまだいませんが)」に寄付したようが、遙かにいい。
 自己満足の為の寄付をするぐらいであれば、ネットカフェ難民や大手町の路上でうずくまっている人達に対する「援護活動」を社会に要求した方がなんぼかマシです。

 少し話は逸れましたが──。
 光を「より強く」どんなに増そうとしたところで、闇は追い詰められ、かえってその深度を増すだけです。
 そうではなく、大切なのは「闇を知ること」。
 何故、闇となってしまったのか──その理由を知り、開示することこそが、これからの時代に必要なことなのだと私は思っています。

 今の世界は、明らかに「逆回転」しています。
 それは、「人類が勝手に『光』と信じ込んだ(或いはそう信じ込ませた)ものを中心に動いているから」。
 でも、それが「宇宙の光」を中心に動くことが出来るようになったら──世界はいつしか、正しい道へと導かれているのかもしれません。


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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