江原浩之氏の何が悪い!

 先日、スピリチュアルカウンセラーとして有名だった江原氏のギャラが「ガタ落ちしている」という記事を見かけました。
 確かに、オーラの泉が終わってからというもの、彼を目にする機会がなくなった──と思っている方も多いのではないでしょうか?

 前もってお断りしておきますが、私は本来「アンチ江原派」です。
 でも、そんな私でさえもが擁護したくなる程、江原氏叩きは理不尽だった──そう感じたのです。(大体、某教授は江原氏が人気絶頂の時は批判本なんか出さなかったくせに、下火になった途端いきなり出して──人間としてそういう行為を「汚い」と思わないのでしょうか? まるでハイエナのような行為です。)

 彼がメディアに出初めた当初(2004年頃)は、江原氏の言動、および体験(私も数々の霊体験があるので)があまりに自分と一致していたので、まるで仲間に出逢えたような喜びを感じたのは事実です。「ホスピスを造りたい」と言っていた彼の言葉に私はとても感動し、その為に陰ながら応援していきたい──そう思っていました。
 日本人はとかく「死をタブー視」しています。
 死は決して「終わり」ではなく「卒業」なのだということを、わかっていない人も多い。もしそれを伝えられるようなホスピスが出来たら日本人の死生観も大きく変わるのではないか、私はそう思ったのです。
 その関係でサポーターズに入っていたこともありました。ただ、「何故途中で袂を分かったか」と言えば、江原氏はあくまでも「自分の体験(自分のフィルター)のみを推奨し、他者のフィルター(例えて言えば、シュタイナー、スウェーデンボルグ、その他、多くの神秘学者や哲学者など)を通じて検証しようという姿勢が「足りなかった」と私の目からは見えたからです。
 私は周りの意見に付和雷同するのは言語道断だと思いますが、それでも、常に自分の体験を「検証する」という立場を捨ててはならない──そう考えている人間です。また、なかなかホスピスの設立が現実化しないことからも違和感を覚え、サポーターを脱会したのです。
  
 その辺りから──でしょうか。2006年頃から急激に江原氏叩きが始まったのは、皆さんもご記憶にあると思います。
 最初のきっかけは「猫虐待?」ですが(こういう雑誌が売れる時点で、日本のマスメディアのレベルを疑わざるを得ないのですが──買う読者がいる以上は仕方ないのでしょうかね・・・・・・)、もっとも一番大きかったのは「霊視がアテになっていない」「事前調査をしているのではないか」などなどと言った批判が集中し、そこにきて「フジテレビで美容室経営者の方に対して行った霊視が、テレビ番組の倫理審査(名称はさだかではないのですが)に引っ掛かった」として、それが一番大きな原因だったと私は記憶しています。
 私はもともと芸能人に興味がないので、オーラの泉は見ていませんでした。
 しかし、「天国からの手紙」はとても好きな番組だったので、非常に残念に思っています。本当に救われるべきは芸能人よりも、「不慮の事故や思いがけず身内を失って、哀しみに暮れる一般人」のはずです。江原氏叩きが本格化することで、せっかく心の痛みを癒された人達がまたもや同じ絶望に追いやられたとしたら──私はその方が、よっぽど哀しいことだと思います。

 私は先ほども述べたように、「江原氏に一点の間違いもない」と言うつもりはありません。
 あえて言うなれば、「霊力は決して、いつでもフラットに使えるものではないのだ」ということを勘違いしてしまったことにあるのではないでしょうか。
 ましてや、そこにお金が絡めば尚更のことです。
 シュタイナーもスウェデンボルグも──歴史的に名を残す霊能力者でさえもが、みんなこう言っていました。
 「霊能力は一定に維持出来るものではない。人の気分が浮き沈みするのと同じように、力が強まる時も弱まる時もある」と。
 私は、江原氏は番組欄や雑誌欄で名前を目にする程度にしか認知していませんので、どのような考えのもとで生きて来られた方なのかは存じ上げません。
 しかし、あえて言うなれば──「本来、人間が神から奪われた力を持っている以上は、もっと違った『人の為になる使い方』をするべきだったのではないだろうか」ということです。
 それこそ、芸能人の為にではなく──多くの一般人の為に。
 そして、それを誇示することなく──誰にも、語らずに。

 もっとも。
 私は「タダだったら、何でもしていい」と思っている人間ではありません。
 ブロガーの中には、自分が神の子であるかのように振るまい「○○に憑いてるのは××だ」とか「日本は神に守られた国だ」と言っている人もいますが、それは論外です。
 日本人は「タダ=責任を負う必要がない」と考えがちです。だからこそ、まるで自分は慈善家のような錯覚を起こしながら「とても危険な言動」をしているブロガー達が多いのも事実です。本来であれば江原氏が叩かれるぐらいなのであれば、そうしたブロガーも叩かれて然るべきじゃないかと、私には思えます。

 どんな時にだって検証は必要で、それをなくして情報をのべつ幕無し垂れ流すのは言語同断です。
 それは、江原氏に限ったことではありません。
 ましてや、江原氏はそれ以外には非常に正しいことを言っていたではありませんか。私は、彼の著作については1作目と2作目しか読んでいませんが(他にも目を通しましたが、この2冊がもっとも一番いい出来だと思います)、そういった本の中で自分の人生に目覚めた人もいたのではないでしょうか?

 私は、一番問題あるのは江原氏ではなく何でも叩けばいいと思っているマスコミにある──そう思っています。
 基本的に私は、ワイドショーは見ないし、週刊誌の類も読みません。思う存分叩いた後に、その後日報道もない。本来、言論の道徳、倫理を問うべきはマスコミにあるのではないでしょうか?
 勿論、それは周り廻れば私たち、個々人にも責任があります。
 結局、そうした週刊誌も「売れるからそういうネタを書く」のであって、私たちが「買わなければ」、自ずと書くネタを変えてくるはずです。
 まぁ、中には「ワイドショーや週刊誌が生き甲斐なの!」という人もいるでしょうから、一概に否定は出来ません。
 でも、少なくともこの記事を読んでいる皆さんだけは、安易な風評や根拠のない噂的な記事を検証もしないで鵜呑みするようなことだけは絶対にしないで頂きたい──そう願う次第です。そうすればいつか、マスコミのあり方も変わってくるはずのではないか──そのような一縷の望みを託しています。

 これは表に出せないので、名前は伏せますが──某超常現象番組の裏事情を知っている人から、このようなことを聞きました。
「一番問題なのはね、番組編集者なんだよ。彼らは、視聴者を馬鹿にしている。レベルが高いことを言ったって、視聴者は理解出来ない。そうやって、見下しているんだよね」と。

 じゃぁ、私が「いち視聴者」として文句言ってやろうか──そう思ったぐらいです。

 江原浩之氏の件についても、結果的には最も問題だったのは番組編集や構成にあった──私はそう思っています。
 にも関わらず、結果的に江原氏ひとりが叩かれている。
 江原氏のやり方に私は賛同していませんが、彼が「マスコミの餌食になってしまった」ということについては──心の底から同情している次第です。


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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