表面的な慈善などが、通用する時代になってはいけない!

 時代というのは、いつでもおおむね「何かしらのパターン」に分れています。
 1980年代後半は「バブルに向かう羽振りのいい時期」。この頃はカラオケなんてものもなかったので、多くの少年・少女達は楽器を手に自ら演奏して「コピーバンド」をしていました。
 それから1990年。この時期には「イカ天(イカすバンド天国)」という深夜番組が流行り、今でいうインディーズがもてはやされた時代でした。私も当時は音楽をやっていたので(もっとも、私の音楽はこの時代とはかなり異質なもの──今で言うイージーリスニング系でしたが)、私の知人、友人でイカ天に出ている人達などゴロゴロいた為、「音楽という業界は、決して遠い世界ではない」そう思える時代でもありました。

 しかし、そんな時代のさなかにも──私には憤りに近い思いがありました。
 表向きはチャンチキ馬鹿騒ぎをした時代でも、果たしてそこに人間として生きる価値を見いだそうとする姿勢が、人々や社会にあったのかと。
 答えは当然、NOでしょう。
 そんな不満を抱えていたのは私だけでなく、他にも沢山いたようでした。そうした人々が新興宗教──オウム真理教や世界統一協会などに参加していったのも、ある意味無理はないかもしれません。

 それから1991年。
 バブル経済が崩壊しました。
 その数年間はまだ前年の影響を引きずっていたのか、大きな問題はなかった印象もありますが──1995年に起きたオウム真理教事件を境に、日本社会は大きく変わりました。
 この事件の背景にあったのは(以前も書きましたように)個性を蔑ろにした社会へのシュプレヒコールでもあったのです。
 でも、そのことに目をつけた人って、一体どれほど、いたのでしょうか?

 その時代の後は、アダルトチルドレン世代(あ、言うのを忘れましたがブルセラ時代もありましたね。これはバブル期と一部重なっていたので、ある意味「肉体(少女)を物としか見ない象徴」の一部だったのかもしれません)。
 そして、当時自ら「アダルトチルドレンと名乗っていた人々」の多くが、2000年代になって「スピリチュアル世代」へと流れていった──そんな印象を受けています。

 さて、江原氏叩きが本格化して、スピリチュアルが下火になった次に来るのは、何でしょうか?
 私は、おそらく「これだろう」と確信しています。

国際慈善家ブーム

 以前、私がプロフィールのところに「Yahoo」のバナーを貼っていましたが、最近それを外したことにお気づきの方も多いと思います。
 理由は、「安易な寄付が、かえってその国の情勢をまずくする危険がある」そのことに気づいたからです。
 それに、みなさん──思いませんか?
 本当に彼らに必要なのって、お金なんですか?
 本当に必要なのは、「彼らが差別を受けることなく、世界で羽ばたいていく為の知識」なのではないですか?

 以前、YOU are EARTHに協力して下さった方がチャリティ推奨派だったので、私も黙って様子を見ていましたが──今、こうしてひとりになったおかげで漸く声を大にして言えるのは、
 安易なチャリティは、虚栄心の現われにしか繋がらないということです。
 本当に途上国の人達が望んでいるのは何なのか、彼らが何を求めているのか、彼らが世界の中に何を望もうとしているのか、

 その声を、一体誰が届けてくれたでしょう?

 「銃・病原菌・鉄」というピリッツァ賞を受賞した学者(ごめんなさい、名前をど忘れしました)のように、「本当に正しい声」を届けてくれる偉大な研究者達も確かにいます。
 しかし、私たちは彼らの声に耳を傾ける前に「やれ、寄附だ」「やれ、チャリティだ」と、あまりに安易すぎではないかと反省する必要があるような気が、私には強くするのです。

 私は22歳から29歳になるまでの7年間、インドの女の子の里親として学費の寄附をしていました。
 そして、つい最近でもWWFなどに寄附をしてきました。
 勿論、そうしたことをブログで一度も発表したことはありません。
 寄附やチャリティというのは黙ってするものであって、誇示するものではないからです。「いや、自分がそういうことで、他のみんなもしてくれるかもしれないから──」そういう意見も一理あるでしょう。
 でも、「あの人がしていたから、私も寄附するわ」で寄附された国の人々は、どんな気分でしょうかね? そんなありがた迷惑な寄附って、必要なことでしょうか(笑)?
 寄附は「他動」でするべきものではなく、「自発的」にするものです。
 そして、善意は言葉で主張すべきではなく、「行動で主張すべきもの」です。


 日本人は、「寄附」という本当の意味をはき違えている人が多い──そう思います。
 そういう人達は是非、「紛争が絶えないレバノンなど」に行って、数日間暮らしてきてください。
 レバノンには、「売り上げを全部、孤児達に寄附する」というレストランがあります。
 「売り上げの全部」ですよ?
 勿論、コックもウェイトレスも、みんな「ボランティア」です。
 紛争の影響なのか、片目のないコックがこう言いました。

「辛くないかって? そんなこと、全然無いよ。僕にとって、この仕事は生き甲斐だ!」

 彼らが何故素晴らしく輝いているのか──それは、自国で苦しむ子供達を、自らの手で救おうとしているからです。
 ですが、日本はどうでしょうか?
 他国のボランティアには必死でも──日本にいるワーキングプアの人達や、親のリストラで学校に行けなくなった子供達、一体、誰が彼らに目をかけているのでしょうか?

 マザーテレサが、1980年代に来日して言った台詞。 
「日本人はどうか、インドの子供達のことよりも、自分達の国にいる貧しい人達の為に手をさしのべてください」

 私は、そうした人達を保護するNPO・NGOがどれほどあるのかを探しましたが──国際関係に関するものに比べたら、10分の1にも満たず、しかもそのほとんどは「自殺防止」のものばかり。要するに「極限まで、我慢せよ」ということなのでしょうか。

 みなさんに忘れて頂きたくないのは、「私たちは地球の細胞」であると同時に「日本の細胞でもある」ということです。
 この両者は矛盾しません。
 私は世界を見つめようとする度に、同時に日本の欠点がみえ、日本の欠点が見えると同時に「世界の問題点が見えてくる」ような気がしています。
 この二つは、決して無関係ではないのです。

 YOU are EARTHでは、今後も「無意味なチャリティ」をしていくつもりはいっさいありません。
 その代わり、「何故、そのような図式が出来ているのか」を、記事にしていくつもりです。
 聡明な方は、すでにお気づきのはずです。
 要するに、「寄付行為に頼らせることで、途上国の本来の進化を阻止しようとする仕組みが働いている」──このような図式が背景に隠されている、私はそう感じています。

 寄附というのは、ある一側面では「支配者が、被支配者を言いなりにさせる図式」でしかない──そのことを、時間をかけてでも暴いていこうと、そう思っています。



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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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