答えは「自分で探すもの」

 今日は篠崎、何だか放心状態です(笑)。

 現在、エハン・デラヴィさんの活動を集約した執筆本の準備をしていて、今日、その序文下書きと目次の草案を送ったところなのですが──起きてから送るまでの三時間あまり、めっちゃ集中していたみたいでして──。送り終えた途端「伸びきったゴム」のようになってしまい、他の仕事に手をつけたくても手がつかず、仕方なく「少し寝て、リセットをかけよう」と思いきや、昼寝どころかハンパない爆睡をしてしまっておりました(苦笑)。
 今日は夕方から、YOU are EARTHの仕事を委託しているデザイナー・774さんとの打ち合わせが入っていたのですが、もぉ全然夕方どころの話ではなく(笑)、スカイプ通話で打ち合わせが開始出来たのは21時半過ぎてのことでした。

 今でもまだ、「眠い」です(笑)。
 一体、私は何をこんなに疲れているのでしょう──(苦笑)。

 そんな話は、さておき。
 私は現在、そんな事情でエハンさんの本や、2012年に関する他著者の方々の本、それに関わる資料をあさっている最中ですが、こうした「2012年に関する著書」の中で、ある共通した特徴を感じることが多くなりました。
 それは、著者がすでに、ある程度の「答え」を提示してしまっているケースが多々あるということです。

 例えば、「地球は2012年にこうなる」「霊界が消滅している」「ポールシフトが起こる」「人類はこうなる」などなど──。
 かたや、エハンさんの本のほとんどは問題提起で、答えはほとんど出していません。
 私は両者を読み比べていた際、本当に正しい書籍の在り方は、エハンさんのように「問題提起」だけに留めるべきなのだと、そう思ったのです。

 日本人はどうも、「答えを他者に求める人が多い」──そう感じることが多々あります。
 占術やヒプノなどもそうですが、「退行催眠などを受けて、自分で探していく」ことよりも「あなたは前世、こうこうでした」と他人から言ってもらえる方が納得する、という方が多いように見受けられます。
 そうした癖がどうしても日本人の中にあるのか、そうなるとこれだけ2012年の情報が氾濫していると「どれが本当なの?」と混乱してしまう人も多いと思います。
 それは事実でしょう。
 でも、あえて言いますと──

 答えは、書籍にあるのではなく「自分の中」にしかないのです。

 日本人の特徴として、「周りがこう言っているから、自分も安心する」という特徴があるように思えます。
 まぁ、それは否定はしません。私だって、人生の中で多々経験していく中で「これでいいのだろうか」と不安に思っていた際、同じように周囲の友人から言ってもらえることで安心出来ることは、沢山ありますから。
 でも、それが過度になってしまえば──ただの付和雷同になってしまいます。

 情報が氾濫している──今は確かに、そういう時代です。
 でも、「それでいいのだ」と、私は思えるのです。
 情報が氾濫することが悪いことなのではなく、それを選別する目を、自分で養う必要があるのだと。
 数少ない情報だけしかない中で選別することに比べれば、「そうでない状況下の中で、選別した方が遙かにいい」。
 そして、何を選び、何を答えとしたかは「あなたにしかない、あなた自身の大切な答え」であって、誰にも侵食される必要のない「大切な気づきとなるはず」なのです。

 私はエハンさんの本を読みながら、「本来の書籍の在り方はこうであるべきなのに、それが日本人の思考に必ず合っているかどうか」と言われれば首を振らざるを得ないことを、とても残念に思っています。
 こればかりは、「民族性の違い」ということで、仕方がないことなのでしょう。
 それは、DVD「地球巡礼者」においても、同じことです。
 あのDVDはとても素晴らしいメッセージを打ち出しており、見る側に様々な問題提起をしています。それを自分できちんと思考できるか、出来ないか──それは本来、制作者側が考えることではなくて、見ている視聴者側が決めることなのです。

 私がよく耳にする、「大嫌いな言葉」があります。

 「だから何なの?」

 「何なのかは、『あなたが決めるべきこと』でしょう?」──私はいつも、そう切り返します。
 何故、もっと自分で決めようとしないのか。
 何故、もっと自分で答えを探そうとしないのか。
 何故、何でも他人に答えを求めるのか。
 情報がこれだけ多い中で、「何を自分の答えとし、何を自分の標とするか」は、個々人が決めるべきことです。
 それが、本当の独立個人と言うべきものなのでしょう。

 遠回りをしたっていい。
 「違った情報」を信じてしまっていて、改めて「あ、これは自分に合ってなかった」と訂正したっていい。
 そうした「道順こそ」が、自分自身を決めるルートなのだと、そう思います。
 書籍や情報ばかりに「答え」を求めず、自分の中で模索し、さまざまな情報を検討した結果「自分は、これがいいと思う」と選ぶこと──それが本来、人間には大切なことなのだと私には思えるのです。

 とは、思いつつも──。
 私も、日本人の悪い癖で(笑)、このブログにしても著書にしても、ある程度の「答え」を導き出してしまう癖が染みついています。
 本当はこの癖、何とかしたいのですが──長年染みついた癖はなかなか抜けないものですね。
 でも、あえて言うなれば──私は自分が導き出した答えを、100%の真実であるという姿勢で訴えたことは一度もないということです。
 だからこそ、批判がくればそれに対して理解しあえるよう、相手の言い分と自分の言い分を整理します。
 一方的に相手を否定するようなことはしません。(そりゃ、確かに相手が感情的になって「まったく論点のずれたことばかり指摘している」ような、話にならない相手でしたら別ですが──。そういう人には、私もグサリと厳しいことを言ってしまいます。)
 この世に生きる以上、100%の真実なんか、あり得ません。
 それどころか、あの世にいっても「ない」かもしれない(笑)。
 それは本当に、絶対的な「宇宙さえをも取り巻く神の領域」になってこそ、ようやくたどり着けることなのかもしれない。

 だから、まずは「100%の真実か、否か」なんて──そんなことを問い沙汰す必要性は皆無なのです。
 それよりも、「自分なりの答えを、みつけること」
 そして、その答えに自分が正直であるか──ということ。

 情報が氾濫した時代の中で、人々に求められる課題は「そこ」なんだなと──つくづくそう実感する昨今です。


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2010-03-17 | 真理 | トラックバック(0) |
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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