(1)第六文化期における使命

先日、「ハワード氏とベンジャミン氏における符合について、過去記事をUPする」とお知らせしましたが――
……すみません。どうやら過去記事、「削除」されていたようです……orz←というか、「自分で削除しちゃってた」;
そんなわけで、急遽――予定を変更し「シュタイナーが触れていた『第六文化期』についての考察」を以下転載します。一年以上前の記事ですが、今でも当てはまる部分はあると思われますので、参考としてご活用頂けますと幸甚です。

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【2008年2月11日 ブログ「思考世界」過去記事より転載】

 「神秘学概論 宇宙の進化と人類の進化との現在と未来より抜粋」

 第五文化期の間に、超感覚的な世界の認識が人びとの意識の中へ流れ込んでいく。そして第六文化期になると、人びとは、以前の諸時期のまだ未熟な超感覚的直観を、より高次の仕方で身につけるであろう。新しい直観は、古い直観とはまったく異なる形式をもつであろう。以前の魂が獲得していた高次の世界知識は、まだ自分自身の知性の力、感情の力に浸透されてはいなかった。霊感によってそれを得ていた。本来の魂は、霊感をもつだけでなく、霊感を理解し、その霊感を自分自身の本性に由来するものにするであろう。自分の魂が他の存在もしくは事物を認識するとき、知性がその認識の妥当性を、みずからの本性によって見出すようになるであろう。
 ――中略――
 地上における人間以外の諸事物も変化していく。その変化の仕方も、人類の進化と無関係ではない。第七文化期が終わる頃、地球の状況が根本的に変化するであろう。その変化は、アトランティス期から後アトランティス期への過程で生じた大変動に匹敵するものとなろう。そしてそのあとに生じる新しい地球は、再び七つの時期を辿って進化していくであろう。その時期に受肉する人間の魂は、アトランティス人が低次の段階で体験した霊界との共同生活を、より高次の段階で体験するであろう。
 後アトランティス期におけるギリシャ・ラテン文化期やそれに続く第五、第六、第七文化期を経験した魂だけが、新たに形成された地球状況に適応していくことができる。その魂は、それまでの諸状況に対応するすべを、身につけてきた。そうでない魂たちは、それ以上先へ進むことができないであろう。後アトランティス期の第五文化期から第六文化期への移行に際して、超感覚的な認識内容に知性の力と感情の力を浸透させた魂だけが、次の大変動後の状況に適応できるであろう。


 先日、「シュタイナーが生きていた頃は第五文化期の末だったので、今は第六文化期に入っているだろう」ということをお話しました。
 もっとも、それは私の独断でしかありません。しかし、私自身の中では「今が第六文化期」ということにつき確信があります。第二次世界大戦後の世界の動きが、十五世紀から二十世紀前半に至る第五文化期の流れと格段に違うというのが、歴史的に明らかだからです。
 上記の引用部分を読んで頂いてもわかるように、シュタイナーは「第五文化期」と「第六文化期」を「1セット」として扱っています。第五文化期における「知性的発展」がなければ、第六文化期に定めた目標に到達出来ない――そう言っているかのようです。

 とはいえ。
 上記あげた抜粋部分は、いわゆる未来のことです。俗に言う「予言」にも含まれてしまう部分なので、疑念の拭えない読者の方もいらっしゃることでしょう。
 予言というものに人は惹かれつつも、心のどこかで胡散臭げに見てしまう部分は否めません。かくゆう私自身も、予言というものにはまるで興味がないし、それどころか遠ざける節もあったりします。
 しかし、仮にそれが「将来を生きるにあたって、必要なアドバイス」であったとしたら、遠ざけてしまうのは勿体ない。
 「地球が滅ぶ~」だの「核戦争が起きる~」だの、ただ顛末だけを騒いでそれを防ぐ為に何をすればよいのかを示唆しない予言であれば、耳を貸す気にならなかったでしょう。しかし、シュタイナーの予言は結果だけを示唆するのではなく、「そこに行き着く過程」をも説明しています。だからこそ私は、ただ「胡散臭い」と退ける気にならず、「そこに未来の社会に至る知恵が含まれているのではないか」という思いで目を向けてしまうのです。
 実際、シュタイナー自身この「神秘思想による宇宙進化論」を説いたことで高く評価はされたものの、反面「ものすごいバッシング」を受けたのも事実です。
 現代のように自由な思想を広げられなかった時代において、地球紀だの後アトランティス期間だのと言ったところで、夢物語に過ぎなかっただろうことは想像に難くありません。
 しかし、私達はいろいろな時代を経て――科学の発展もほんの数十年の間で体験してきた中において「非現実という一言で、すべてを退けることが出来ない」というのを実感しています。コンピューターが自家用車と同じように「一家に一台」もしくは「家族一人につき一台」なんて時代になるとは、夢想だにしていませんでした。
 鉄腕アトムがテレビで大流行していた頃にも、まさか「二足型ロボット」が登場するなんて、大人達は思っていなかったに違いありません。しかし今や、科学はそこまで追いついていて(それも、日本におけるロボット技術は世界的にも評価が高い)まるで人間のようにしなやかな動きをするロボットまでいる始末。ホント、それこそ「アトム」だって夢じゃないのです。もしかしたら、ドラえもんや「四次元ポケット」だって出来るかもしれない。←そらさすがにないか。
 そうした「予想もしなかったことが現実になる時代」の中で、シュタイナーの説いた未来論を、巷の予言と十把一絡げにして「アヤシイ!」と退けてしまうのは些か勿体ないのではないでしょうか。頭ごなしに拒否するのではなく、その信憑性と向き合う時代――否、向き合える時代になったのではないか――私はそんなふうに思っている次第です。

 では、前置きはこの辺にして――考察に入っていきたいと思います。上記抜粋した部分を、一部ごとに抜き出しながら検討していきます。

 まず冒頭部分。「第五文化期の間に、超感覚的な世界の認識が人びとの意識の中へ流れ込んでいく」については、超感覚的――いわゆる「霊学的世界観」が、人々の認識に含まれるようになる、ということを指し示しています。
 かつての人類――アトランティスに生きた人達などは、霊界と繋がっていました。しかしそれは、例えて言うなら「産まれたばかりの赤ん坊が、まだ霊界と繋がっている」というレベルのものに近かったようです。霊界と繋がっていれば、自ずと叡智を得ることが出来る故、文明的な発達が望めただろうことは理解出来ますが、実際その発想のほとんどは「霊界と繋がっているが故」のものだったと言えます。
 シュタイナーは講演録「民族魂の使命」の中で非常に興味深いことを言っていて、霊界と繋がっていた人類は一度その懐から離れ、自らの力で物質界を歩き、再び霊界との繋がりを復活させるプロセスが必要だったというのです。
 所謂、この「自らの力で物質界を歩く」時代というのが、まさに第四文化期から第六文化期にかけて――ということになります。
 第四文化期(イエスの時代前後あたり)はまだその前のアトランティス時代を多少引きずっていたものの、第五文化期に入り科学文明がどんどん発達していくに従って、人類の自立はますます促進されました。これがいわば、「神(霊界)の懐から離れる」という――通過儀礼のようなものなのでしょう。(ちなみに、私はこの流れを象徴的に描いたのが、旧約聖書の「失楽園」なのだろうとそう考えています。)
 そしてついに、今の時代――「神なき時代」へと至ります。
 宗教が消え去ったわけではありませんが、私達はその真髄を問われるような事件を多く目にしています。パレスチナ問題然り、宗教紛争然り、カルト教団によるテロ行為然り――。
 神というものが一体何なのか、宗教は人に何を及ぼすのか、人が生きるにあたって必要なことって本当は何なのだろうか――そんな根源的な問題が、私達の目前に突きつけられています。
 それはある種、「霊界との繋がりを復活させる」為の、「予習」のようなものなのかもしれません。事前に課題を出され、次のステップへ進むまでに勉強しておくよう、今の社会は私達に対して問題提議をしているのかもしれません。
 そしてそれらを包括する答えを得られたとしたら――それこそが「第六文化期における目的の一端」であったのだろうと、そんなふうに思える次第です。


※(2)第六文化期における使命に続く
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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