負(マイナス)を受け入れる大切さ

 この次元を紐解くに際して「電気」という基盤を想定すると、必ず「二元論にならざるを得ない」ということは、今までの記事で何度かご紹介してきました。
 私にとってこの発見はとても大きく、同時に「そうであるならば、世界に対してもっと違ったアプローチ法があるのではないか」という気づきにも至った程です。

 例えば、「善・悪」という対極の考え。或いは「ポジティブ(正)・ネガティブ(負)」という考え方。
 数年前まで、成功哲学の類では「ポジティブシンキングが重要。ネガティブはNG」という価値観が主流でした。それに対して、今度は「いや、ネガティブこそが成功の秘訣だ」という意見も出てみたり。まったくもって「いたちごっこ」な状況が続いたのです。
 しかし、実際は次元が最初から分離要素で構成されている以上、二元論は前提になってしまっていると仮定したら、どうでしょうか? この仮定に立てば、「ポジティブが良くて、ネガティブが駄目」という考え方は「最初から、この次元の構成そのものを否定していることに繋がる」ということに、気付かされます。
 性善説・性悪説にしても、「どちらが正しい」というのではなく「どちらも正しかった」という気づきに至れます。
 戦争・紛争が「何故終わらないのか」ということに嘆くのではなく、そういう性質の次元なんだという事実を受け入れた上で、「では、どうすればよいのか」という視点に立つことも出来ます。
 理由・原因が分からない状態で改善を求めても、堂々巡りしてしまうだけです。「根底からその性質があった」という事実を受け入れてから改めて考えると、前進する気力も湧いてくるというものでしょう。

 そういったケースは、神話や伝承などでも描かれています。
 例えば、エジプト神話のオシリスの物語。オシリスは人々に叡智を伝え、様々に貢献した存在でしたが、義理の弟であるセトに嫉妬されて殺されてしまいます。
 聖書のカインとアベルの物語もそうです。善人であった弟アベルを、兄のカインが嫉妬して殺害します。
 そうした話を聞くにつれ、「もしこうした伝承が事実であったとしたならば、どうしてこうした殺害や嫉妬が歴史的に繰り返されているのか」嫌気がさします。(仮に事実でなかったにせよ、こうした発想が古代からあったという事実はぬぐい去れません。)
 しかし、「人間には最初から二元的な分離要素が働いていて、嫉妬や摩擦、対立は本能的に存在する」という前提に立てば、見方も全然変わってきます。

 私たちに必要なのは「負を引き寄せない」だの「否定する」といったものではなく、「『もともと、この次元における前提の性質だった』という事実を受け入れた上で、それを乗り越えること」なのでしょう。
 どんなトラウマも、最初から否定していては乗り越えられません。まずはいったん「受け入れて」から、そこを乗り越えていくことが大切なのだと、私には思えるのです。
 電気というのは「摩擦」を生み、それを人間の感覚に置き換えれば「痛み」となります。「痛い」と感じることは、「この次元において、生きている証」とも言えるものなのでしょう。それを否定することなく受け入れて、「痛みを含めた全体像」を見ることが出来れば、私たちは一歩前進した人間となれるのかもしれません。

 ひとつ、面白い事例がありました。
 イタリア在住のUFOコンタクター、マオリッツオ・カヴァーロが、「クラリオン星では『カタストロフィー』がなかった」という証言をしていたのです(「スターピープルの叡智」徳間書店刊)。
 これについて、私はすぐに納得出来ました。
 地球上では、すでに何度もカタストロフィー的災害があったのは、考古学や地質学でも証明されています。それが「なかった」ということは、明らかに次元構成が違うという証だと思えたのです。
 例えば、カヴァーロは「クラリオン星は、高次元にある」と言っていましたが、高次元が「光子(フォトン)」を原子として成り立っているのであれば、電子という「プラス・マイナス」の二極から生じている次元よりも遙かに安定しています。電気は「摩擦・対立・衝突」によって初めてエネルギーを生じますが、光子は「それそのものがエネルギー」なので、摩擦や対立を必要としません。カタストロフィーが「エネルギーの増幅」によって起こるのであれば、光子が原子である高次元では「カタストロフィーは最初から起こりえない、安定した次元」ということが出来るでしょう。

 そう考えると、私たちは「最初から、この次元の法則性を理解して生まれてきていた」のかもしれません。
 今でも、この世界には多くの哀しみや痛みが蔓延し、今でもそれが噴出しています。
 しかし、それと同時に「そうした痛みを緩和したい」とする人たちも激増しています。負を受け入れてそれを乗り越えることが出来た人たちは、きっとこれからも増加し、後者のような「痛みを緩和する役目」に廻っていくことでしょう。

 すべてはまず「何故、そうなのか」という理由を知るところから始まる──私はそう思います。  
 そうした意味で、「この次元が、もともと二元的な構成になっていること」「人類には潜在的に、次元の要素である二面性があること」を受け入れることは大切なことなのかもしれない──最近つくづく、実感する次第です。


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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