アセンション後・物質の構造について

昨日は体調不良だった為、更新が出来ず失礼致しました……。

様々にアセンション後の情報を模索していたところ、今まで読んできた文献、および体外離脱から得られた情報などが面白いぐらいにリンクしあってきました。
社会システムや世界システムについて展開を進めたいのですが、まずは「物質の構造」に触れる必要性があるということで、まずはそちらから先に考察します(私はさっさと、世界システムの考察に進みたいのですが――ガイドからの強い要望に従い、致し方なく……)。

ルドルフ・シュタイナーは、三次元の構造を「鉱物界・エーテル界・アストラル界・霊界」としておりました。(ドイツ語の原文から訳しているわけではないので、必ずしもこの語源が正しいかは分かりかねます。その点は御了承ください。)
それを肉体の構造で説明すると、以下のようになります。(※鉱物界がもっとも低次元となります。)

********************
(4)霊界――自我(あくまでも自己です。利己ではないので、ご注意ください)

(3)アストラル界――アストラル体(魂の部分「悟魂・情魂・意識魂」に分かれ、左から右に行くにつれ位が上がる。)

(2)エーテル界――エーテル体(いわゆる「気」の部分)

(1)鉱物界――肉体
********************

ここで見ると、私達人間が(レベルの程度の差違こそあれ)霊界に属している――というのがお分かり頂けると思います(※だからこそ、霊界の消滅が人間にとってすごく重大、かつ怖いことなのだというのが、ことさらにご理解頂けることと思います。軸を失ってしまうのと、同義語なので)。
すなわち、私達はシュタイナーの考察によれば「世界の要素、すべてを含蓄した存在」ということになります。
そして、上記の要素を共有している世界が、以下のようになります(分かりやすいように、人間の部分と並列させて表記します)。

********************
(4)霊界――自我

(3)アストラル界――アストラル体――動物界

(2)エーテル界――エーテル体――植物界

(1)鉱物界――肉体――鉱物(物質)
********************

エーテルというのは、すなわち「生命力」でもあります。ですので、鉱物に生命力が宿ったもの――それが「植物」であり、生命に加え、感情や本能が宿ると、それが「動物」となります。(余談ですが、私は自分が「本当に疲れている時」は、植物園に行きます。動物園に行くと、返ってエネルギーが削がれるような気がして……。意識の活性化に動物園は向いているけれど、本当に生命力を補充するには、植物園の方が向いているというのは――こういうところに理由があるのかもしれません。)

植物は「エーテル体」を持っていても、アストラル体を持っていません。また、動物も「アストラル体」までは持っていても……自我はありません。
この違いこそが、「何故、人間だけが知恵を持ったのか」の根拠にも値するのです。

さて、ここで本題に戻しますが、「次元が上昇する」と、一番低い次元がなくなる――すなわち「鉱物界の消滅」を意味します。
事実、シュタイナーは著作の中で「次元が高い程、低次元の世界に対する接触が難しくなる」ということを言っています。ここでは「四つの構造」があがっていますが、ひとつあがると(例えば神界になると)鉱物界に接触出来なくなるのでしょう。だからこそ、高次の存在は私達の「自我」や「アストラル体」に対して、接触してくるのです。(よく俗に言われる「物質化現象」――。あれは、必ずしも高次の仕業ではないように思います。何故なら、高次であればある程、物質に働きかける力が弱くなるはずだからです。間近にいる人に「醤油とって」って言えば「はいよ」と渡してくれますが、遠くにいる人に「醤油とって――っ!」と叫んでも、「左の棚の、上から三段目に置いてある胡椒の隣だよ~」と答えることしか出来ません。それと同じことで、物質化現象は「私達の間近にいる存在」、すなわち「三次元に近い霊体達」が起こしている現象なのではないかと、そう思えるのです。)

確かに、「次元の上昇」という意味を考えれば、「鉱物界の消滅」がなくなるのは当然と言えるでしょう。
そう言うと……「陸地がなくなって、みんな全員海の中に『じゃっぽん』と落ちる姿」を想像されるかもしれませんが――そうはならないので、ご安心ください(笑)。
とどのつまり、「鉱物界に共通する組成要素がなくなる」という意味なのだと――私はそうガイドから教えられました。(私も実際、体外離脱先で「鉱物なくなるってことは、みんな水中動物になって『海底に住め』ってことかい!」と突っ込んだ大馬鹿者なので。←笑われたのは、言うまでもない……。)

確かに、こうした現象についてはすでにあちこちの書物にも書かれています。
ここでも何度か紹介した浅川嘉富氏「アセンション 最後の真実」318ページにも、1989年にソ連で起こった「異星人遭遇事件」についての詳細が書かれています。ここに出てくる異星人達はみな「半透明」で、人間と異星人それぞれ「擦り抜ける」ことが出来たのだ――と言います。
これは明らかに、彼らの肉体を組成する要素と、私達人間の肉体を組成する要素が「根本的に違うのだ」という証明に値します。

また、マウリッツィオ・カヴァーロ氏も、半透明のUFOの撮影、および「光を吸収してしまうクラリオン星人」の写真撮影に成功しています。(http://www.centroclarion.it/ ※イタリア語サイト)
こうした写真や、「擦り抜けてしまう異星人の体」というものが、私達「鉱物界」を主体とする三次元とは「根本的に違うのだ」というのを、端的に証明してくれています。

すなわち――。
私達がアセンションによって体験する現象。それは、「鉱物界の組成要素が解体され、新たな次元の組成要素に組み直されること」なのかもしれません。
勿論、一瞬にしてそれが行われる――というわけではないでしょう。ただ、少なくとも私達人間はすでにその要素を「肉体以外に保持している」はずなので、地球全体のそうした要素の変化に「対応できるはず」……なのですが。

人間には、さらに「付加される条件」があり――それが、先日の記事にも書いたように「一定度以上の、霊的成長」と言えるでしょう。
地球が次元上昇し、神界(1)の仲間入りをした際、そこでもまだ「支配・利己・略奪・詐欺」……そうした精神構造を持った人は、門前払いになってしまうのは、言うまでもありません(次元が高くなればなる程、階層社会は明確になります。しかし、それは「本当の意味での平等だ」と、私はそう思います。本当の平等とは、価値観が異なる者同士を無理に結びつけ、外的なラインで拘束したり支配することではなく、「その価値観に応じた世界で、自由選択の中生きることなのだ」と、私はそう思っているので)。
こうした「霊的成長の必要性」や、そうした成長が「どうやって新たな地球と連繋を組んでいくのか」ということについては、また改めて記事にしたいと思いますが、今回一番考察したかったことは――

・アセンションにより次元が上昇すると、物質界(鉱物界)の地球はどうなるのか

……ということですが――これは、上記の理由により「なくなる」と言っていいと思います。
もしかしたら――これは、今の地球が存在する三次元宇宙における「ビッグフリーズ(次元の硬直)」なのかもしれません。
勿論、だからといって全体宇宙から三次元が消えるわけではなく――新たに「三次元」はまた、誕生します。最新物理学においても、宇宙は「沸騰したお湯の中に浮かぶ、小さな水泡のようなもの」と言われるぐらい、沢山あるとされています。これは言葉が違うだけで、すなわち「次元」のことなのだと、私は思っています。
だとしたら、今の三次元にある地球が「次元上昇」を果たしたら――また別の三次元が登場し、そこには「かつて、地球という星があった」という伝説を残しながら、発展を遂げるのかもしれません(そして、カヴァーロ氏はそうした今の地球の役目にあたるのが、木星になる――と言っています)。

少なくとも、「次なる地球」に再び舞い戻るには、私達はきっと、新たな地球の様相――今とはまったく様変わりした地球を目にすることになるでしょう。
そこには陸地と言えるものは見えず、今の地球にはない要素で組成された、新たな陸地であり、新たな世界なのだと、私はそう思います。
鉱物ではない新たな組成因子が大地をつくり、鉱物とは違った組成因子で作られた建物と、エーテル体(これは次なる次元でも残りますので)による植物達との共生が、そこにはなし得るのでしょう。

まさしく「理想郷だな」と……今から楽しみにしている次第です。

※8/29 23:00追記
先日、ブロともでもある「Live the REAL」のウルさんに、プロフ画像の「未来の地球」を描いて頂きましたが、この姿がまさしく上述した「新たな地球」のように感じた次第です。


【関連記事】
アセンション後・全容についての考察
2012年アセンション 最後の真実
(1)アセンション情報における不思議な符合 
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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