「恐怖に打ち勝つこと」こそが、私たち人類に与えられた課題

 「最も複雑な意義を持つ恐怖である、心理的恐怖。これは非常に危険な感情で、誰かが多数の人間に対する洗脳の道具として用いるようになると、さらに危険度が増すんだ。恐怖を生み出すというのは、君たち(地球人類)の世界の支配者たちが広く利用しているとても効率的な手段さ。一人一人の意識を完全にコントロールするべく、大衆の恐怖をあおる」
 それは、当時捉えがたい概念でした。その頃(※1986年頃)はまだ、そんな説を裏付ける、よりどころとなるような事件もなかったのですから。よって、私は彼の説明を脅迫じみた晦渋(かいじゅう)な話と感じて、改めて不安になったことを覚えています。結局、スエルの話を完全に理解するには、二○○一年九月十一日の惨劇(同時多発テロ事件)を待たねばならなかったのです。
(「クラリオン星人はすべてを知っていた」徳間書店刊 マオリッツオ・カヴァーロ著:P81)


 上記は、このブログでも何度もご紹介したイタリア在住のUFOコンタクティー、マオリッツオ・カヴァーロ氏が「クラリオン星人」であるスエルから聞いた言葉を引用したものです。
 「恐怖」がどれだけ人の心を支配するか──それは本当に、私たち一般人でも想像可能な範疇となってきました。ここでカヴァーロ氏は「9.11」をあげていますが、あの事件は本当に「人々に恐怖を植え付けた事件」でした……。実際に、あの後(あまり日本で大きく報道されませんでしたが)「ビン・ラディンに似ている」という理由だけで、無実のアラブ人が射殺されているのです。これは明らかに「恐怖に扇動された行為」でしかありません。
 そんな根も葉もない感情論で殺人を犯した人が、果たしてどういう罪状になるのか──実刑になったのかどうなったのか、後日報道はありません。まぁ、銃社会であるアメリカにとっては、あまり注目されることではないのかもしれませんが──。

 ※余談※ 記憶にある人もいるかもしれませんが、1992年、ひとりの日本人留学生がハロウィンの際、「please(プリーズ)」と「frieze(フリーズ)」を聞き違えて射殺された──という悲惨な事件がありました。しかし、あろうことかそれは第一審で「無罪」だったのです。その後もいろいろと進展があり、アメリカの銃社会を考えるにおいて大きなきっかけとはなりましたが──現状、あまり大きく変わっていないような気もします……。(参照:日本人留学生射殺事件

 恐怖は、人を狂わせます。それはある意味、過剰すぎる防衛本能なのかもしれません。
 おそらく、戦争などはその典型例でしょうね。しかし、もはや戦争だけでは人類が支配出来ないことが分れば、そうした支配者達は策を練り、今度は「違った手段」を講じるかもしれません。

 ※余談2※ こんな言い方をするとまるで「隠謀論者」のように聞こえてしまうかもしれませんが、私は誓って「隠謀論者」ではなく、むしろ「隠謀論否定派」です。
 隠謀論というのは、結果的に「人類が陥りがちなエゴ」をひとつの組織や団体に責任転嫁するだけで、自分たちを省みようとしない──結局「現実逃避」と変わらない気がするからです。それは、戦争の責任を「戦犯」だけに押しつけ、自分たちは「被害者でしかない」と言っているのと何も変わらない──そう思えるのです。
 私たち個々人が「地球の細胞」であることを考えたら、この地球の現状に起きているすべてのことには「私たち誰にでも、責任の一端があるはず」です。
 確かに、世界を恐怖に陥れようとする人達はいるかもしれませんし、世界を「我が者にしよう」とする輩がいるかもしれないことは、否定しません。
 しかし、それは最初から「悪気のある行為」ではなく、私たち人類「誰もが持っているエゴ」から生じているだけのことだろう──私はそう思えるのです。
 だったら、外側に「悪」を見いだして突き詰めるのではなく、自分自身の中にある闇を見つめ、反省する心を持った方が遙かに尊い意義がある──私はそう思います。


 それなら「恐怖」とは、何のために存在するのでしょうか?
 これは、スエルが言うように「私たち地球人類」が愛を知らない愚かな存在が故の「失敗要因」でしかないのでしょうか?

 ──いえ。私は、どうも「そうは思えない」のです。

 私たち地球人類に「恐怖心」というものが根底に根付いているのは、否定しようのない事実です。
 しかし、それは「克服出来るからこそ」存在するのではないでしょうか?
 昨日も書いたように、この次元が「二元性」をもともと含んでいるのであれば、恐怖という前提の後には必ず「それに打ち勝つ」「それに負ける」という、二つの選択肢が準備されているはずです。
 そして、そのどちらを選ぶかこそが、私たち人類の「共通した課題」なのではないでしょうか?

 私は今までに何度も、「実際にその場で生きているとしか思えない」ほど、リアルな夢を見たことがあります。
 そうした夢の中で何度か、私は「兵士」だったことがありました。
 十字軍や、ローマ兵。ネイティブアメリカンのような部族の青年だったこともあります。
 私は、夢の中でとても「人を斬る恐ろしさ」を痛感していました。
 何度も私は「戦場の場面」を夢で体験させられましたが──西洋の剣というのは非常に重く、それを振り回すのも大変なだけでなく「人を斬った瞬間に受ける衝撃」というのが、とてつもなく「重かった」のです。
 斬った瞬間の血しぶきと、生々しい匂いまで、私は夢の中にも関わらず体感したのです。
 人を斬る時、「相手の人生」を思ったり「家族」を思ったら、絶対に斬れません。自分の感情を麻痺させ、恐怖でさえも麻痺させないと、戦場では生き残れないのです。

 例え夢とはいえ、そうした体感をした中で──私は如何に恐怖を打ち勝つことが、大切なのかを痛感しました。
 私は夢の中で、何度も「早くこんな現場から逃げ出したい」と思ったことか分りません。「こんな戦いがないところに行けたら、どれほど楽だろう」と。
 恐怖の中に立たされると、人はその恐怖から逃れたいが為に「感情を麻痺」させます。相手の尊厳や生命の大切さなどを忘れ、ただその場から逃れる一心で藻掻き苦しむだけです。
 でも──本来、「一歩」引いて見据えてみれば、そうした恐怖は「心理から引き起こされた幻覚」でしかなく、「どこか別の場所に真相があるのかもしれない」そう冷静に見ることが出来るはずです。

 恐怖に打ち勝つということは、イコール「状況に流されず、冷静に判断する目を養う」という意味でもあります。
 それは、今回の文庫本の中でも繰り返し述べていることです。
 表層的な状況、情報に流されることなく、「何が真理か」を見極める目──この「恐怖が闊歩する次元」に生まれた私たちにとって最も優先すべき課題は、まさしくそこにあるのかもしれません。


【伝言】本日フォームよりメッセを下さったK様
 心温まるメッセージ、誠にありがとうございます。(このような形でのお返事で、失礼致します──)
 お察しの通り、スウェーデンボルグの本はかなり参考にしています。それどころか、彼の著作物は「時代を超えて、新たなメッセージに代用出来る」ことに、最近気がつきました。二作目を書くにあたって、参考に出来る箇所が多々あることを、改めて実感している次第です。
 応援、誠にありがとうございますv 心から感謝申し上げます──。



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篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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