【体験談1】体外離脱の初期──夢の記憶と、部屋の記憶が並列していた子供時代

 私は今まで、自分の体験談を滅多に話すことはありませんでした。
 親しくなった友人の一部に話すことはあっても、どんなに長いつきあいの友達にさえ話していない体験談──両親は勿論、家族にさえ、ほとんど私は自分の体験談を喋らずに来ました。

 理由は──おそらく、心のどこかで恐れていたからでしょう。「精神異常者扱い」されるのを。
 事実、私はとてつもなく恐ろしい体験をした時、涙ながらに父に助けを求めたことがありました。父は顔色ひとつ変えず、こう言い放しました。
「お前は頭がおかしいんだ。今から精神病院に行ってこい」と。

 それ以来、私の数々の体験は、ずっと封印されてきました。ここ最近になってようやく、少しずつ解禁してきましたが──まだ、全貌は話したことはありません。
 それは、このブログでも──そして、本にも書いたように、体験談のみがひとり歩きして、その本質にあるメッセージを歪められるのが怖かったからです。
 この世界は、「歪んだ世界」です。赤色で出したはずのものが青色に変わっていたり、まったく悪気のなかったものがエゴで歪まされていたり──とかく変化してしまいます。
 だからこそ私は、今まで自分が体験してきたことを外に出すことを秘めていました。
 そうでなくても、今のご時世はちょっとした特殊能力があるというだけで、まるで教祖のような振る舞い方をしたり、傲慢に人を指図したりします。
 でも、本当に霊性の高い人であれば、決して人をランク付けしたり、見下したり、指図をしたりしません。私は自分がそうなるのは絶対に嫌だし、また逆に「自分がそうしているつもりはなくても、『傲慢だ』と思われること」も、怖かったのでしょう──。

 でも、今日になって「すべてを明かそう」という決意に至りました。
 大袈裟なことを言っていますが、私は別に、マオリッツオ・カヴァーロ氏やハワード・メンジャー氏など、数々のコンタクティ達が体験した程、素晴らしい体験をしたわけではありません。
 ですので、読む人によっては「こんなもの、たいしたことない」或いは「こんなことは起こりえない」そう言うかもしれません。
 或いは、「ただの自慢話だ」とか「自分を特別視しているだけだ」とか、そう思う人もいるかもしれません。

 でも私は、どう解釈されることも「もう、恐れるのはやめよう」──そう決意しました。
 私はきっと、何よりも「『自分』をどう解釈されるかが、怖かっただけなんだ」という気づきに至ったからです。

 私が本当にしたいことは、ここでも何度も書いたように高次元の探究──すなわち、この地球全体のアセンションです。
 でも、その探究をしていく過程を今後ここでお話する為にも、まずは「自分自身の体験談」を話す必要があるのかもしれない──そう思うに至りました。
 幼少期の頃からのことなので、連載としてしばらく続けていきます。アセンションの話はしばらくお預けとなりますが、しばしおつきあい頂けますと幸いです。


【体験談1】体外離脱の初期──夢の記憶と、部屋の記憶が並列していた子供時代

 私が自分のそういった体質に気付いたのは、ものごころついた時のことでした。
 勿論、それが「体外離脱」という現象であるなんてことは、子供だから分かりません。それどころか、「きっと誰にでもあるものなのだろう」ぐらいにしか、思っていなかったのです。

 子供時代の私にとって、「夜」はとてつもなく苦痛でした。
 まず「寝る」ということ自体が、苦痛で仕方なかったのです。
 何故──どうやって眠るのか自体、よく分かりませんでした。子供って「寝るのが仕事」と言いますが、母親にも「赤ん坊の頃から寝付きが悪く、眠りの浅い子供だった」とよく言われていた程です。(これは未だにそうです。その為、あまりに肉体的な負担がかかる場合は、睡眠薬を服用する程です。)
 しかも、私の場合はどんなに眠っていても「起きて、部屋を見つめている記憶」があるのです。
 子供の頃の私は記憶力が非常に良くて、見た夢のほとんど全貌を、次の日にはっきり覚えているような子供でした。
 しかし、不思議なことに「夢の記憶」があるのと同時進行で、「ずっと部屋の中を見つめている記憶」があるのです。
 その上、見つめている部屋の中に、見知らぬ訪問客が何人も訪れました。
 それがどういう人達だったか──もう今となってははっきり覚えていないし、おそらく意図的に記憶から消去した部分もあるのかもしれませんが、何人かは「自分がよく知っている存在」だったような気がします。勿論、実際に会ったことはない人なのですが。

 私は五歳まで両親と一緒の寝室でしたが、ある日、激しく泣いて「ひとりの部屋にして欲しい」と懇願しました。
 自分では「とにかく、ひとりの部屋になりたかった」ことだけは覚えているのですが、何故そう泣いてまで頼み込んだのか、理由は覚えていません。
 しかし──おそらくですが、私は寝ている最中も「意識がはっきりと起きていて、部屋の一部始終を見ていたが為」に、もしかしたら両親の秘め事(古い言い方ですね;)を見てしまったのかもしれません。
 今にして思えば、普通五歳という年齢で「ひとり部屋を希望する」というのは、不自然なことです。まだまだ親に甘えたい年齢でしょうから──。
 結局、私の願いは「半分だけ」叶えられました。
 半分だけ、というのは部屋は与えられたものの、「まだ五歳だから、ひとりで寝かせるのは心配」という理由で「寝る時だけ、祖母つき」だったからです。(祖母による監視は、九歳まで続きましたが、その後はようやく解放されました。)

 部屋が移動した後も、私の「夢の記憶」と「起きている記憶」の並列は続きました。
 ところがある日、あろうことかその「起きている自分」が、肉体を離れようとし始めたのです。
 そのたびに、寝ていたはずの私の意識が「ダメ!」と叫んで起きるようになりました。
 まるで、寝ているときは「人格が分裂している」かのようでした。
 夜のしじまの中で、寝ている肉体を後目に「起きている自分」は、絶えず私の肉体から離れようとしていました。そのたびに、もうひとりの自分がそれを止めようとする──という、果てしない葛藤が続いたのです。(私がそんな葛藤を夜の夜中に展開しているなんて、祖母は露程も知らず──です。)

 ところがある日。今までとは「ちょっと変わったこと」が起きました。
 祖母が違う部屋に移動し、ようやくひとり部屋を確保した数日後のこと。私は、完全に「起きている自分」と一致していたことがあったのです。
 ですので、自分が「起きているのか、寝ているのか」よく分かりませんでした。でも、明らかに体を半分起こして、じっと部屋を見つめていたのです。

 でも──何かが違う。
 何か、見え方が違うのです。
 これは夢なのか? 
 それとも──私は本当に起きているのか? 
 自分で自問自答を繰り返しました。
 もし起きていたら、自分は何をしようとしていたのだろう──?

 ふと、その時。
 目の前で、とても綺麗な光が過ぎったのです。
 それは、喩えて言えば「パレード」のようでした。天使のような存在や妖精のような存在や、表現のし尽くせない美しい人、美しい動物達が、私の前を行進していったのです。
 その瞬間、私は「夢か、現実か」なんて試行錯誤を投げ捨ててしまいました。あまりに神秘的であまりに美しいから、後をついて行きたくなってしまったのです。
 現実世界における幼少期の私は、とても辛い思いをしていました。詳しくは割愛しますが、あまり家族愛に恵まれていなかったのです。
 その為、私にとってはその「神秘的で美しい存在達」の方が、とても親交のある存在に思えました。自分をこの牢獄のような世界から、救い出してくれるに違いない──そんなふうに思って、つい、後を追って行ってしまったのです。

 ところが。
 しばらくその綺麗なパレードの後をついて行った私でしたが──突然、その人達が「ふっ」と消えてしまったのです。
 それは、一瞬にして夜景の灯が消えたかのような感覚でした。私は途端に、真っ暗闇にひとり、残されてしまいました。
 その時になってようやく、私は「肉体を離れてきてしまった」ことに気付いたのです。
 でも、私を助けてくれる存在は、どこにもいません。
 急に怖くなって、私はその場で大声をあげて泣き始め──その瞬間、「ハッ!」と我に返りました。それは、「起きた」という感覚よりも、「引き戻された」という感覚に近いものでした。自分の意志か──或いは、誰かが戻してくれたのかは、わかりませんが。

 私は当時、これを「ただの夢」と理解していました。
 それでも、「夢の記憶と、部屋を見つめている記憶の同時並列」や、起きている最中に時折見る「人とは明らかに異なる存在」など、数々の現象を自分でどう理解すればいいのかが分かりませんでした。
 私はこの奇妙な現象を、どうにか自分で「理解したい」──そう願っていました。しかし、心のどこかで「誰にも言ってはいけない」──そんな思いもあったのです。
 普通、子供であれば無邪気に何でも喋りそうなものですが、何故か、私は「絶対に口外してはいけない」という思いの方が強かったのです。

 ちょうどその頃、ワイドショーで「あなたの知らない世界」とか、心霊写真特集といった、おどろおどろしい恐怖番組が流行していました。
 私の姉は非常に怖がりなのですが何故かそういう番組が好きで、よく見たり、本を買ってきたりしていたのですが──私は、そういうオカルトやホラーが「嫌い」でした。
 何故なら、私が見ていた存在達とは、明らかに「異なっていた」からです。
 私に見えた存在──実際には不可視な存在──は、とても優しかったし、綺麗でした。
 だからこそ、私はそういったオカルト談からは「自分の体験を紐解くヒント」を求めませんでした。その変わり、宗教(特に、イエスの物語が大好きでした)や神話などに「ヒント」を求めたのです。
 勿論、どこにも答えはありませんでしたが──。

 私のすべての体験を「ようやく理解して、説明出来るようになった」のは、本当につい最近になってのことなのです。
 それまではずっと本当に自分でもよく分からないし、むしろ「ただ単に、精神的におかしいのかもしれない」と思うことの方が怖くて、ずっと否定し続けていたぐらいですから。
 私が「体外離脱」というはっきりとした自覚をするようになったのは、もっと後──三十代以降のことです。それまでは肉体を出て、自分で自分を見ているようなことがあっても、どういう現象かを説明出来ませんでした。

 ちなみに、幼少期。不可視な仲間は、寝ている最中だけでなく、実際にも見えていました。
 それは、私より少し年上の少年です。名前は「コーニ」と言いました。(もしかしたら「コニー」だったのかもしれませんが、私は「コーニ」と呼んでいました。)
 ここは日本であるはずなのに、何故か金髪の少年だったのです。しかも、私自身それに違和感を覚えていなかったどころか、もうずっと前からの友達だったように、親しくしていました。
 私はよく、コーニを絵に描いていました。五歳年上の姉に「これ、誰?」と聞かれた際、うまく説明が出来なくて「同じ幼稚園にいる好きな人」と答えましたが──勿論、それは意図的な「嘘」でした。
 コーニは10歳ぐらいまで一緒にいてくれましたが、私の能力が変化してしまった頃(この変化については、後日記事にします)、いなくなってしまいました。

 今でも、不可視の存在達は時折私の元に来ます。
 一時期能力が変化してしまった頃は、とても怖くて仕方なかったのですが(実際、怖い体験ばかりの方が多かったので)──今はもう、そんなことはありません。
 何故なら、世の中、本当は目に見えてないものの方が沢山あって、視覚で認知出来るものの方が数が少ないということを理解したからです。
 だから本当は、不思議なものなんて、何もなかったのです。ただ単に「人間が理解出来てない」というだけの話で。

 「見えるものだけ」しか信じない──既存の共有概念しか信じられない、という人達は今でも大勢います。
 時折、私はそういう人達が気の毒にも思えてしまいます。
 何故なら、ああいった人達は胸をはって堂々と「科学データの結果が、こう出たんだ」とそう叫びますが──もしそれが改ざんされている結果だったら、どうするのでしょう?
 もし、その結果に何かしらの異常があって、間違た結果だったら?
 そう考えたら、本当は何ひとつ、信用出来るものなんてないはずなのです。
 にも関わらず、不可視の世界を闇雲に否定するのは──愚かしいだけでなく、哀れなことです。
 歴史だって、同じです。
 本当に私達が、その歴史をこの目で見てきたわけではなく、文献や史実を総合的に捉えて「共有概念」として認識しあっているだけなのですから。
 その史実に最初から改ざんがあれば──私達は、すでに「何も見えてなかった」のと同じことになってしまいます。

 本当に信じられるものは──自分自身の中にある確固として信頼出来る真理の光、それだけなのかもしれません。(「体験談2」へ続く) 


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎の著作本】

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