次元環境が、人間の意識形成に影響を及ぼした

 以前から書いていることではありますが、私は「人間の意識形成」に対して、この二極化している次元(三次元)の影響は多大にあると考えています。
 それは、生育環境がそこで育った子供の精神性に大きく影響することからも伺えます。
 外界の事象は、私たちの内面世界に決して無関係ではなく、多かれ少なかれ精神に何らかの作用を与えています。また逆に、そうした作用に応じたその人の精神性は「行動結果」として外界に表出し、外界に表出した現象によってまたその人の感性に影響を及ぼすといった相互作用が常に起きていると、私は考えています。
 それは外界と内面世界における「循環」とも言うべきもので、どちらを切り離したとしても世界は存続し得ない──いわばこうした二元性が互いにぐるぐると廻って影響しあうというのが、この世界における特色なのだと思えるのです。
 まさしく陰陽図そのものです。陰旺じて陽を生じ、陽旺じて陰を生ず──周易でもその働きが描かれており、陰が極まった卦「坤為地」はやがて初爻に陽を生じて「地雷復」となり、陽極まった卦「乾為天」では初爻に陰を生じて「天風こう(こうは女偏に后)」となる──これによく似ています。
 拙著の巻末では、エハン氏へのインタビューを通じて、2012年問題における外界と内面世界の関連性について仮説を挙げています。
 すなわち、2012という問題が注目されるようになった背景には「多くの人々における何らかの直感」が存在したものの、それが外界に引き出されることによって直感は「確信」へと代わり、その確信が再び外界に「行動(本が書かれるとか、講演されるなど)」として表されることによって、また再び人々への精神へと影響をする──この繰り返しが、新たな時代に先んじて行われる、といった推測です。
 その為、想念が現実化されるというのは、この原理から言えば至極当然のことなのです。想念は結果的に、外界に対して自分が行う行動に何らかの色を付け加えます。想念に動機づけられた行動は外界世界を通じて他者へと伝わり、他者の想念からまた外界への作用となって、やがては広がっていくからです。

 こういう関連性で考えていけば、内面世界と外界という二極化が「完全に分離していない」ということは、お分かり頂けると思います。また、情報操作というものが私たち人間の思考にどれほど強く影響するかということも、ご理解頂けることと思います。
 どんな虚偽な情報であったとしても確固とした真実であるというふうに外界で流布されれば、その外界による影響が私たち人間の思考に影響してくる──そうすると第二次段階で私たちが起こす行動は、意図しようがしまいが、結果的には「受けた情報を外界に返すこと」に繋がってしまうのです。

 私は人間が今あるような性質(対立や衝突といった、正と負の背反を併せもった性質)に生まれついたのは、最初からこの次元における二極性によるものだと考えています。ですが、カヴァーロ氏はそれを否定していました。人間は自らエゴを選択し、堕落したのだ──と。(詳しくは今月末に出版されるカヴァーロ氏のインタビュー本をご参照下さい。)
 確かに人間に選択権が与えられているのは事実ですし、そうである以上人間が「エゴ」を選びとったということも否定は出来ません。
 しかし、その前提として何故、エゴなるものが誕生したのかということを考える必要があるでしょう。
 少なくとも、カヴァーロ氏が交信したクラリオン星人にはそうしたエゴが見受けられないし、カペタノヴィッチ氏が出逢ったアプ星人もそのような性質は見受けられません。
 なのに何故、私たち地球人にはそのような二面性が生まれたのでしょうか?
 突き詰めていくとやはりそれは、人間の特性と似た次元──二極化したこの電気的次元(三次元)に原因があるとしか、私には思えないのです。
 人間のエゴが突出した理由を、一部の人達は「度重なるカタストロフィーによるもの」だと言っています。
 それもまた否定は出来ません。しかしとどのつまりは、カタストロフィーが起きる不安定化した次元環境が、人間の意識形成に影響したと言えるのではないでしょうか?
 逆に言えば、クラリオン星人やアプ星人達は、最初から一元的な次元(或いは多元的すぎて、かえってその個性がひとつであると感じずにいられない次元)に存在していたからこそ、私たち地球人のような分離的性質を帯びなかったのではないでしょうか?
 もし仮に、そうした人達が地球同様のカタストロフィーを受けたらどうなるでしょう。ロード・オブ・ザ・リングでは、かつてはエルフ族だった人々が闇に捕らえられ、酷い拷問を受けて引き裂かれた結果、醜いオークと化したという説明があります。おそらく、高次元の人達でさえもそうした分離の環境に置かれれば、同じように分離した内面性を生じさせただろうと思えます。少なくとも、現段階では「そうに違いない」という憶測しか立てられない程に──。

 そう突き詰めていくと、「やはり次元が変わらない限り、二元性という壁は超えられないのだろうか」という思いも頭をもたげます。
 思いの外、環境による影響は多大だと言えるからです。
 しかし、完全に何の手だてもない状態であるのなら、これほどまでに多くの人がアセンションや2012年問題に注目はしないはずです。何らかの明確な答えがどこかにあるはずだ──私は常に、そう思っています。


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2010-10-11 | 真理 | トラックバック(0) |
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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