お知らせ

 小説サイトの方で軽くお伝えしましたが(こちら)、現在、篠崎は受験期間中におります。
 以前は真理探究のみに没頭するべく、岩手なりに籠もろうかと思っていたのですが──諸事情につき頓挫した次第です(苦笑)。
 ただ、私自身は「それでよかった」と──本心で思っています。

 そもそも、「何故、東北籠もりか」と言えば、私にとってそれは「出家」の意味があったのです。
 私は10歳前後の頃から、出家願望を持っていました。
 このブログを以前から読んで下さっている読者の方であれば、私が出家願望を抱くことにつきさほど疑問に思われないかもしれません。やはり幼少期の頃から「不可視の世界」とまじわっていると、俗世の価値観になかなか馴染むことが出来ず、とても苦痛に感じたりするものです。
 しかも、子供という存在は世界が狭いので、どうしたところで「学校」「家族」以外の逃げ場がありません。
 その両者に苦痛を感じてしまうことで、自分の精神を守る為に「出家」というものに惹かれてしまっても無理はないでしょう。
 勿論、当時はまだ子供でしたから、出家がなんたるものかの詳細は分かっていなかったと思います。ただ、子供時代から仏教の説話やキリストの物語などに触れていた関係で、「出家するという意味」については、子供心に理解していました。

 しかし、そんな私の願望を押しとどめていた思いというのが一門に下ることへの抵抗感でした。
 この抵抗は、未だにあります。
 今までにも何度も、私は俗世を捨てて出家したいと考えていました。しかし、その為には仏教なら仏教、キリスト教ならキリスト教と「一門」に下らなければなりません。
 その上、仏教と言っても曹洞宗、臨済宗、真言宗、色々あります。(しかも、入山は基本的に女人禁制だったりもします。最近はそうでもないかもしれませんが。もっとも、尼の世界が知られるようになったのも瀬戸内寂聴さんが現れてからのことで、それまではほとんど知られていませんでした。その為、以前は調べるのさえ難儀だった程です。)
 私は、自分のポリシーとして「一門に下る」ということが出来ませんでした。
 何故なら、すべてはひとつという考えに基づくと、一門に下ることはある意味「分離の促進」であるように思えたからです。
 勿論、それが必要な時代もあるのですが、ことさら「これからの時代には、必要なくなるのではないか」そんなふうに感じていたのです。

 私のこの「出家病」は時折強く表れるのですが、今年になって非常に強烈な程、膨張しました。
 それもあっての東北籠もりだったのですが──よくしたものですね(苦笑)。それが「私の道ではない」という示唆なのか、ちゃんと「そうならないよう」運命が手回しをしていたようです。

 その頓挫自体は9月の話なので、今からもう3カ月ほど前のことですが──その前頃から少しずつ、私の中で「いや、私の今世での目的は、精神鍛錬だけではいけないんじゃないか」そんなふうに思っていました。
 これでいいのだろうか──?
 何か、私は見誤っていないだろうか──?
 そんな悶々とした思いを抱えたまま一ヶ月ほど過ごしていましたが、やがて、一筋の光が見えてきたのです。

 それは、このブログでも何度か書いたことですが、理想は語ることよりも、体現することの方が大切だし意義があるということ。
 すなわち、精神鍛錬はただ「精神を鍛えるだけで終わってしまっては、意味がない」ものであり、「それを如何に、社会や周囲に活かせるかの方が重要だ」というところに、私自身が着地したのです。

 私は、「精神性の求道者」というだけではなく、
 「求道した精神性を、体現していく者でありたい」──そう思いました。

 そこで行き着いた答えが、再び「看護の道に戻る」という答えだったのです──。

 経緯をちょっと端折りましたが──(笑)。
 と、いうわけで──私は現在、看護師の学校の受験中にいるという次第です。
 准看護師の資格は持っていますし、看護師として就職経験もあるのですが、何せもうずいぶん前の話ですので、いくら「昔取った杵柄」とはいえ「大昔になりすぎ」です(苦笑)。
 それに看護の勉強は高校時代にしているだけで、しかも、当時の私は家庭環境や色々なしがらみと闘っている最中でしたので、決して勉強熱心な生徒ではなかったのです。
 離職した看護師の為の「復職講座」などを各大病院で実施しているのは知っていますが、私はあえてそれを受けず、自分を悔い改める意味でも「イチから」看護を勉強しなおそう──そう決意した次第です。

 私は看護の現場を見てきて、それが如何に素晴らしい仕事だったかを実感しています。
 その後数多くの仕事をしてきたから尚のこと感じるのですが、看護の仕事はある意味「生と死の探求」に通じる仕事なのです。
 如何に生き、そして、如何に死ぬか──。
 それらすべての問いかけが凝縮された空間が「病院」という場所だったのです。

 私は、一生涯真理の探究を続けていくという決意がありますが、机上の空論を積み重ねるよりも、生きた経験と生きた理論、そして「それらが、本当に人々や社会に活かされる道」を求めたい──そう思っています。

 ただし──(笑)。
 さすがに「高齢出産」ならず「高齢受験(苦笑)」はなかなか大変で、思うように時間がとれません。
 今日はかなり時間調整したのですが、あろうことか急に酷い鼻炎アレルギーにかかってしまい(涙)、ほとんどフラフラのまま一日が終わってしまった気がします……。
 そんなこんなの事情で、(小説サイトでお知らせしたように)小説サイトの更新は「週に一度」とさせてもらった次第です。

 次回は20日更新予定となっていますが、次回UPする予定の「第七章」は、作品全体の中で「もっとも重要な章」の為、なかなか筆が進みません……。
 と、言いますか──書いても書いても「気に入らない状態」が続いており、場合によっては更新が数日遅れる可能性もあります。(基本的に、私はひとつの小説を書く場合、脱稿原稿の三倍以上は「ボツ原稿」を出しているタイプです。いわばモーツァルトのような「天才肌ではない」ってことですね──)
 たびたびご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、「遅れる」というのは「妥協をしないから」ということだと思って、暖かい目で見守って頂けますと幸いです──。

 このブログはとくに更新予定は設けていませんので、このペースで書いていきたいと思っています。
 万が一更新に開きが出来そうな時は、予めお知らせ致します。


●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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次回、20日更新予定です。12月19日追記:やはり無理でした……。余裕をみて27日の更新とさせて頂きます。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございませんが、今しばらくお待ち下さいませ……。
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


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