宇宙人は「いい人? 悪い人?」

 最近すっかりGYAOの無料動画にはまっている篠崎ですが、受験期只中にも関わらず、先日まで配信されていた矢追氏の「UFOレポート」を全話視聴しました(同じ内容が、DVDでも販売されているようです。※文末参照)。
 矢追氏の名前はずいぶん前から有名でしたが私自身は全然見たことがなかったので、結構新鮮な感じがしました(笑)。そもそも、つい数年前まで私はUFOに関しては、これっぽっちも興味を示していなかったからです。
 私はカヴァーロさんのことを知るまで、UFO関連の情報について敬遠していました。中学生時代、友人と一緒にUFOを目撃した体験などもある癖に、そういう情報を遠ざけていたのです。
 理由は、それまでの宇宙人情報というのが妙におどろおどろしいものばかりだったからです。
 ミステリーサークルなどは綺麗ですが(でも、いつもあれを見るたびに「一生懸命畑の世話をしていた農家の人達は、きっと迷惑しているだろうな……」とも思いましたが)、牛の体に大きく穴を開けられたキャトルミューティレーション、アブダクションをされて体中傷だらけにされた人など、とても好戦的な匂いを漂わせる内容ばかりで、何だか納得しかねるものを感じていたからです。
 私はどう考えても、宇宙人がそのような好戦的な存在だとは思えませんでした。
 もし彼らが好戦的なのであれば、地球に来る程の高度文明があるのだから、それこそひと思いに「ずばっっ!」とやれたはずです。チマチマ小麦畑に烙印記したり、牛ばかりを狙って穴を開けるようなことをせず(そもそも、「何で牛だけ??」っていうのも疑問です。本当に彼らが研究したいのであれば、人間の腹部に穴があいた遺体があっても良さそうなものを)、最初からどど~ん!!と攻撃してくるように思えます。
 こういう言い方をしては語弊がありますが、地球まで来られる文明レベルと、地球でやってる行為レベルが、甚だしく掛け離れているように思えたのです。
 広大な宇宙から遠路はるばるやってきて、「したいことは、それだけかい??」みたいな。例えば、わざわざグランドキャニオンまで行ったのに、座り込んで砂山作って「棒倒し」するようなモンです。(「一瞬で地球まで来られる」というのであれば、尚更です。そのような技術があるなら、地球人類など「一瞬で」消滅させられそうなものです。)
 宇宙人が友好的だと「信じたい」という感情的な問題ではなしに、理屈で考えても「矛盾極まりない」──私にはそう思えていました。

 私は、思考レベルというのは人格と比例すると思っています。
 そう言うと多くの方が誤解されてしまうのですが、これは「学歴」とは関係ないです。学歴というのは三次元基準のものでしかなく、ここでいう思考レベルはもっと超立体的な深遠なる智慧のことです。
 今の人類が逆立ちしても、銀河を縦断するような宇宙船は造れません。だとしたら、少なくとも宇宙人の智慧は「私たち、地球人類以上」ということになります。
 今の水準しかない私たちでさえ、無闇に生命を傷つけてはいけないということぐらい知っています。それだけでなく、「どうやって、人類みなが調和して生きていける世界になるだろうか」ということを考えられる人達だって、いっぱいいます。
 だとしたら「いわんや宇宙人をや」だと、私には思えるのです。

 先に挙げた矢追氏の動画内容では、作成されたのが今から二十年ほど前というのもあって(DVDの販売自体は2009年ですが)、私が敬遠していた頃の情報が多かったような気がします。UFOの情報に関してはすべてが信憑性あるわけではなく、中にはねつ造されたもの、また反対に「真実なのに、それを情報として流されると都合が悪い為、『虚偽』という形に逆ねつ造されているケース」もあると思える為、一概にどれが本当かを判断するのは難しいでしょう。
 ただ、あちこちでこれほど未確認飛行物体が目撃されている今、それを2012年やアセンションと結びつけなかったとしても、何らかの時代変化の兆しが訪れていることは、間違いないような気がします。

 ずっと前からUFOを研究されている方の中には「宇宙人は、非友好的だ」という意見を持つ方もおられるようです。その理由は、上記書いたように「それまでの情報が、どこかおどろおどろしいものばかりだった」からかもしれません。 
 もっとも──もし、私が宇宙人であったとしたら……。
「あんた、いい人? それとも、悪い人?」と聞かれたら、
「好きなように思ってくれて、結構です」と、そう答える気がします。
 きっと宇宙人にとって重要なのは行為の結末だけで、それを周囲にどう思われようと「そんなことは、どうでもいい」のかもしれません。
 もし、シュタイナーの神秘学における「霊性の進化」を宇宙人にも当てはめるとしたら、私たち地球人類よりも遙かに進化している宇宙人は、よりいっそう「目的意識」が強いはずです。神の意志──言い換えれば宇宙の発展の為に、どのような行為をするのが一番適切か……場合によっては、それが小民族にとって悲劇的なことであったとしても、それを達成させるのでしょうから(その行為だけを取り出して「悪い人」と思う方も、中にはいるかもしれませんね。)

 ……って、思いつくままに書いていたら、何だかまとまりがつかなくなってしまったのですが──(汗)。
 タイトルにあるように「いい人」か「悪い人」かと問われたら、私の答えはその両者(善悪)を超えた人という感じでしょうか。
 神秘主義者やオカルティズム、神道に造詣が深い方達は「宇宙人=侵略者」という考え方をされている方も多いようですが、そもそも私たちは地球に生きている以前に「宇宙に存在している」のだから、宇宙にいる生命もまた同じように「兄弟」であるはずです。
 宇宙にいる生命が「兄弟」であり、地球に生きる人類もみな、共に「兄弟」である──。
 地球も宇宙も「相似関係」にあることを思えば、答えは容易に見えてくるものかもしれませんね。


【先日GYAOで視聴した矢追氏のUFOレポート】
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矢追純一

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※アブダクションされていた男性の経緯がカヴァーロさんの経緯と類似していたのは、とても興味深かったです。二人の大きな差違は、こちらの男性はその記憶が消されていて、カヴァーロさんは「残ってしまっていた」という違いでしょうか。カヴァーロさん同様、このDVDに出てくるアメリカ人男性も子供時代にアブダクションされていた経緯があったというのも、不思議な符号です。

【お薦めの宇宙人本】
銀河間トラベラー「アプ星人」との170時間 (5次元文庫)銀河間トラベラー「アプ星人」との170時間 (5次元文庫)
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ヴラド カペタノヴィッチ

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※この体験談は、カヴァーロさんの体験談とよく似ています。アプ星人の挨拶と、カヴァーロさんの言っていた銀河連盟における挨拶がほとんど同じ(ニュアンスが違うだけ)というのは、とても興味深いです。

アミ 小さな宇宙人アミ 小さな宇宙人
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エンリケ バリオス

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※こちらは児童文学ですが、空想とは思えないぐらいのリアルさを感じます。カヴァーロさんやカペタノヴィッチ氏(上記、アプ星人の著者)の体験、二人があった宇宙人と宇宙人アミの性格(性質?)が、とてもよく似ているようにも思えます。

◆お詫び◆
ここ2~3ヶ月、受験準備やら何やらでバタバタしており、ほとんどの方にメールのお返事が出来ておりませんでした。
いつものことではありますが、本当にすみません──。(多少、筆無精な気があるのは確かです……。)
落ち着いたあたりにひょっこりレスがあるかもしれませんが、何卒ご容赦下さいませ……。


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◆第八章(1) 23日に公開しました。
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2011-01-25 | 次元 | トラックバック(0) |
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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