二週間ほど前のことでしたか──太陽が数年ぶりにXフレア爆発を起こしました。
その週はXフレアに留まらずMフレアも立て続けで、「もしかして、何かしらの自然災害が起こるのではないだろうか」と危惧していたところ、その後にニュージーランドで地震がありました。
直接的に太陽の活発化が関係していたかどうかは不明ですが、それを度外視したとしても、昨今太陽の不安定なまでの活発化は目を見張るものがあります。今日もMクラスのフレア爆発があり、またここしばらく「放射線帯電子が強くなっている」という文言を連日目にしているような気がします。
http://swc.nict.go.jp/sunspot/ 私はどのような事態になったとしても「常に平常心」というのが自分のモットーなので、こうした現象をとりわけ特別視するつもりもありません。
ただ、「自分自身を変革していくひとつの情報として」、自然現象の中に含まれているサインを汲み取ることはとても大切なことだし、また、霊的な向上を目指す上でも有意義なことだと考えています。
現象はあくまでも「現象でしかなく」、そこに善悪の判別をつけるのは人間の思考の問題です。ただ「ありのまま」を見つめ、この「ありのままの中で、自分はどうあるのか」ということを、今の時代における個々人に突きつけられた課題のような気がする昨今です。
先週、エハン・デラヴィさんことJ.C.ガブリエルさんにお逢いした時、とても興味深い話を伺いました(一部録音しておりますので、機会があれば記事にして皆さまにご紹介します)。
拙著にも書きましたように、銀河の中心部から放出される電磁波の波が、今まさに太陽に到達しようとしているようです。仮に上記示したような現象が「銀河からの影響」も含んでのことであるのならば、本当に黙示録(アポカリプス)の幕が切って落とされたのかもしれません。
J.Cさんは、「太陽からの電磁波が、人そのものを二極化させる可能性がある」という話をしていました。すなわち、電磁波を受けて健康を害する人──或いは、それを受けて元気になってしまう人、その両極に。
どちらに転ぶかは、おそらく「肉体という物質的問題だけ」ではないのでしょう。
意識の在り方そのものが、その人の運命を決めるのかもしれません。
西洋占星術を勉強したことのある人なら、不思議な符合に首を傾げているかもしれません。
太陽というのは「獅子座」の守護星ですが、太陽の役づけは「意志」であり「信念」──いわゆる
「意識」そのものを示しています。
西洋占星術における太陽の意味を熟知していれば、「今、太陽に起きようとしている変革が、どれほどひとりひとりにとって重大な意味を成しているか」が、理解出来ると思います。
同時に、この現象は「決して個人(個性)を蔑ろにしているわけではない」ことも、理解出来るでしょう。何故なら、西洋占星術において太陽は「自我」をも意味し、他者との境界を明確にするラインでもあるからです。
そうした意味で太陽の活性化は、相対的現実を生きてきた個々人の経験を引き上げ、より高い段階へと導くきっかけになるのかもしれません。
太陽が覚醒する時──。
それは、私たちが「今、生きている」という事実に対して、意識的な目覚めをする瞬間なのかもしれません。
外界の生活に追われ、ただ流されて生きてきてしまった現代人における「生の実感を得る瞬間」こそが、もしかしたらこれから訪れるのかもしれない──そんなふうにも思える次第です。
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第九章、2月27日公開。次回第十章は3月15日公開予定(スケジュール調整により、2日ほど延期しました。)
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