辛くても、全体を見なければならない

 先月の11日に起きた震災から、私は自分の中で揺れ動く「何か」を感じていました。
 被災地にいる方々があの日に体験したエピソードは、本当に胸が張り裂けるようなものばかりです。それだけでも痛みとなるのに、福島では人類が過信してしまっていた力によって、震災の痛みだけでなく放射能の不安や、一部心ない人々による偏見という痛みまで背負う羽目となってしまいました。
 そうした記事に触れるたび、私は「今、自分が出来ることは何だろう」ということばかり考えていました。根本解決にはあまりにも長い時間がかかるだろうし、かといってそれまでに何もしないでいるということ自体、とても歯がゆかったのです。

 私がこのような状態に陥ったのは、決して今回が最初ではありません。
 2001年におきた9.11の時にも、今とまったく同じ状態になりました。
 私にとっては起きた事件が他国だろうが自国だろうが、そんなことは関係ありませんでした。「今、自分がここに生きている以上、私が出来ること、私が考えられることは何だろう」ということばかりに、意識をシフトしていたからです。
 9.11の時は今ほど国際情勢に明るくなかったので、紛争に関わる本やイスラム文化、中東の歴史に関わることを徹底的に調べ尽くしました。
 そして今回、私は「2012年に纏わる書籍」について、再び読み返しを進めています。
 報道も今は震災がメインになっていますが、実際には中東の情勢も揺れ動いています。もう今となっては、精神世界に興味ある・なしに関わらず、誰もが「時代が何か、変わりつつある」ことを自覚しているはずです。「今ある既存の考え方ではナシに、新たなスタンスを構築しなければならない」ことも、感じ取っていることと思います。
 被災地にいる方々にしてみれば、まるで時が止まったかのように、まだ哀しみの渦中にいることでしょう──しかし、普通に生活を送れている私たちは、彼らの哀しみと痛みを感じながらも、今、地球全体で何が起ころうとしているのかを感じる必要もあると思えるのです。

 とはいえ、私もネットの記事で被災地にいる方々の状況に触れる度、その心がくじけそうになることが多々あります。「今だからこそ、全体を見なければならない」と思う反面、「まずは、日本における被災の傷が癒えてからにすべきではないか」とも思い、その両者の間で私の心は大きく揺れ動いているのです。
 ですが、昨日の記事や冒頭にも書いたように、やはり本当の意味で日本が立ち直るには、しばらく時間が必要でしょう。その間にも刻一刻と情勢は変わっていき、時代の変化も進んでいきます。哀しみに立ち止まってばかりいるのではなく、この体験を経て「改めること、対処すべきことは何か」を、私たちは考える必要があるのだと思えるのです。

 既存のシステムを打破する為には、今存在している学識だけでは困難でしょう。それを超えた──今私たちがいる次元を超えた知識こそが必要なのだと、そう思えるのです。
 精神世界という言葉は、どことなくファンタスティック──或いは幻想的、幻視的に聞こえる言葉ですが、でも、本来「精神こそが、すべての基盤である」ことを思えば、実はこれほどまでのリアリティは、存在しないのではないかとさえ思いました。
 問題は、私たちの次元においては個々人が「相対的な存在」であり、精神的な融合が成されていません。だからこそ、個々人の体験を外的世界における現象で検証するしか方法がない為、精神世界で言われていることが必ずしも「真実である」とは言えない点にあるのでしょう(勿論、本人には虚偽を言っているつもりはないでしょうし、逆に言えば「ちょっとした表現の違いだけで、誤解されてしまっている」というケースだって中にはあると思います)。
 しかし、そういった問題点を除けば、本来「リアリティ」として基盤にあるべきは「精神世界分野」でなければいけなかったのではないか──そんなふうに感じる昨今です。

 そう考えると、今起きている「すべての現象」に対して、何かしらの意味があるように思えるのです。
 そして、基盤となっている精神世界において「今、私たちが創造すべき新たなリアリティは何か」を模索する必要があるように思えるのです。

 今、日本全体が自粛の傾向にある中で──しかも、多くの方々の苦悩が今尚存在している中で、私がやろうとしていることは、不謹慎極まりないことなのかもしれません。
 しかし、どんなに辛くても時はその場にとどまることはありません。そうである以上、哀しみのみにシフトするのではなく、「全体を見る」ことも大切であり、また同時に「全体を見て将来的にどうしていくかを考えることで、再び起こる哀しみを防ぐことも出来る」と、私は考えている次第です。
 

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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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