アセンションを「目的」にしてはいけない

 以前、「どのような生き方をすることで、アセンション出来るのか」という記事を書きましたが、時折「アセンションという現象に対する多岐に渡った解釈」に首を傾げたくなることがあります。
 その中でも、私が以前から疑問に思っているのはアセンションすること「そのもの」を、目的にしてしまっている人が散見される点です。
 勿論、アセンションという現象そのものは「個々人における相対的なものでしかない」ので、「これが正しい」というものもなければ「これは間違い」というものもありません。しかし、仮に「アセンションが行われる意味」という視点で考えたら──「アセンションすることそのものを、目的にする」という姿勢は、本筋の目的から外れているのではないか……そう思えるのです。

 例えば──。
 聞いた話に寄ると、アセンションが間近に迫っているため「完全な菜食主義」に転向したり、まるでかつての苦行者のように常人の生活では考えられないような極端にストイック生活を送られている方などもおられるようです。
 ご自身で納得されてやられている以上、私がつべこべ言うのは烏滸がましいことですが──ただ、「アセンションの為に菜食主義にならなくっちゃ!」とか、「アセンションの為に○○しておかなくっちゃ!」というのは、どうもアセンションという現象を、物質的な視点でしか捉えていないように、私には見えてしまうのです。その視点と「震災が来たら大変だから、買いだめしておかなくっちゃ!」という視点は、大差がないように思えてしまうのです。

 先程、「アセンションは個々人における相対的なもの」と書きましたが、その根拠はこのブログで何度も書いたように「この次元において、人は相対でしか存在し得ない」からです。
 例えどんなに気持ちを共有しあったとしても、Aさんの抱いた気持ちとBさんの抱いた気持ちは、(この次元の上では)分離されています。
 しかし、ここ最近言われている「共時性」などが起こっている次元においては、AさんとBさんは「言葉で確信しあえないながらも、精神領域の完全なる融合」が成されている可能性が高いのです。

 私たちは、「今」こうして生きている時点ですでに多次元でも生存しているのです。
 分かりやすく言えば精神的領域は、すでに一部高次元に属しているということになります。それを、ルドルフ・シュタイナーの言葉を借りて表現すれば「エーテル体(植物界=エーテル界)」「アストラル体(動物界=アストラル界)」が人間の生活領域に入り込んでいるという言葉で表現出来るでしょうし、また、スウェーデンボルグの言葉を借りれば、「人間は常に、生きている間もどこかの霊界の市民として生きている」という言葉になるでしょう。

 今回のアセンションは、「肉体がそのまま次元上昇する」と言われている為、「菜食主義に走らなくっちゃ」とか「体を清めなくっちゃ」といった発想に結びついてしまうのかもしれません。
 しかし、どんな時でも、常に主体は「こころ」であり「魂」です。いくら肉体の波動があがるといえども、こころが淀んでいたら決していい変化はないでしょう。「あなたが死んだ後どの霊界に行くかは、『あなたのこころの状態』で決まる」と言われているように、アセンションする場合も死んだ後の霊界同様、こころの状態で決まるのではないか──私はそう思っています。
 そうでなければ、どんなに逆立ちしたところで「ユートピアは築けない」からです。例え菜食主義の人が大勢集まろうと、体の清い人が大勢集まろうと、そこに欠片も思いやりが存在しないのであれば、生まれた世界も今まで同様、争いの絶えない世界となってしまうでしょう。
 アセンションで問われるのは「外見」ではなく、「中身」なのでしょうから──。
 そうである以上、私達は「形だけ」アセンションという言葉に追随するのではなく、「その現象が何故、今の時代において注目されているのか──そして、それが意味するものは何なのか」を考え、「その先にあるもの」を見つめるぐらいの思いで生きる必要があるのでしょう。
 冒頭であげた記事にも書きましたが、アセンションは「ゴール」ではなく、「新たな時代のスタート」なのですから……。

 ちなみに──。
 このようにアセンションへの蘊蓄を語る私ですが、私自身は、自分がアセンションすることに「まるで興味がない」のです。
 それは、私自身が「地蔵菩薩の誓願」を目指しているから──かもしれません。
 地蔵菩薩の誓願というのは、「一切衆生みなが覚った後、一番最後に私は覚ります」というものです。本来であればとっくに如来になれていたはずなのに、地蔵菩薩はそれを拒否して人間界に下り、救済の道を歩んでいる──というのが、この誓願の内容です。

 私は確かに、強く「新たな調和的時代の訪れ」を望んでいます。
 でも、それは「少数の人達だけが到達しても、意味がない」のです。
 願わくば、地球に生きる多くの仲間達と共に──その時代を希求する「すべての人」と共に、到達するのが望ましい。
 だったら私は、「どのような時代が、新たな調和的時代の青写真となるのだろうか」ということの模索に力を入れたい──そう思っている今日この頃です。


◆ツイッターでも紹介しましたが、篠崎が大好きで1日に何度も見てしまう動画「Where the Hell is Matt? 」
 私たちは多くの国々と、多くの人種と共に生きていて、共に笑い、共に喜び、共に分かち合う為に「ここに存在する」。
 それがどれほどまでに尊いことなのかを、思い出させてくれる動画です。

 http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=zlfKdbWwruY 


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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