ツイッターにも書きましたが、現在篠崎は、病院にて療養中です。
しかし、この時期にこうした静養期間と今起きている目に見えない事象に耳を傾けるのは、とてもいい機会であるようにも思います。様々なことが思い描かれ、今までの軌跡と共に、これから訪れる新たな時代の幕開けを感じるチャンスを与えられた――そんなふうに思えるからです。
震災以後、今目の前に起きている現実とどう対峙するかに私の意識は集中しており、外部にある宇宙の意志とは僅かに離れていたような気がします。でも、それも必要なことだ――今に至っては、そう感じずにいられません。
この機会に、精神世界系――ことさらアセンションに関わる本を読んでいます。2004年辺りから注目され始めたアセンションですが、ここ最近出版される本は情報の統一化がみられ、著者それぞれの視点から掘り下げつつも、ほぼ焦点がひとつになろうとしているのを感じています。
ある意味、これも「マージングポイント」に向かっていると、言えるのかもしれません。
ただ――。
そうした統合に向かいつつあるアセンション情報の中でも、一部分「この考え方は、どうだろう」と首を傾げるものもあります。
それが「現実の否定」です。
私達が認識している現実は仮想世界であり、ホログラムに過ぎないということは、もうだいぶ昔から言われてきていることです。もっとも古くは仏教から始まり、神秘主義でも引き継がれ、そうした人達が「実体ある世界と結ばれよう」と様々な試行錯誤を繰り返して来ました。
それは、この世に肉体を持ちながらも、実体ある背後の宇宙と調和し、より覚醒した状態で生きることを求める姿勢と言えるでしょう。
彼らは決して現実を闇雲に否定したのではなく、「現実の中に置かれた身をもってして、低次元と高次元の橋渡しをしようとした」のです。
最近見られるアセンション本、或いはアセンションに関するブログ記事を書く人の中には、「現実社会を否定し、そこからの繋がりを排除すること」を(推奨しないまでも)良しとする方もいるようです。
しかし、私はその姿勢に疑問を呈します。
何故なら、私が感じているアセンションの原動力は「統合」――すなわち、「絶対的な調和」だからです。
確かに、社会に引きずられて自己を見失ってしまううちは、社会を断ち切り、ひとり自分と向き合うことも必要でしょう。
しかし、その段階を打破出来た人達は、今の時期はむしろ積極的に社会と接し、今まであった従来の社会の流れの傍観者となり、また、共にこの地球上で誕生した仲間達のことを思いながら「今、自分に出来ることは何なのか」を探求していく必要があるように思うのです。
アセンションブームと言いながら、実際にはこの問題をまったく知らない人達だって大勢います。
それなら、知らない人は、知ってる人に比べて、遥かに不利だとでも言うのでしょうか?劣っているとでも言うのでしょうか?
そんな不公平な次元上昇なら、私は「いりません」。私は残される人と共に、残る道を選びます。
こうした情報を知らない人にも、本屋に行って「アセンション」という本を手に取らない人にも、精神世界という言葉にアレルギーを持ってしまっている人にも、「等しく平等に」機会は与えられているはずです。
勿論、機会が与えられていても、その機会を活かすか否かは、個々人の選択次第です。その選択の自由は、何があっても脅かすことは出来ません。
私が今目指しているのは、「そうした情報を知らない人達が、どのように少しでも気づきのチャンスを得られるか」ということです。
今時の十代の子の中には、本気で「死んだら無になる」と考えている子も多いのです。
そうした子達に、いきなりアセンション情報を与えて、受け入れられるでしょうか? いえいえ、きっと危なげな新興宗教だと思われるのがオチでしょう。
彼女達、彼らにとっては「現実がすべて」です。
そんな彼らにとっての現実をハナっから否定してしまっては、彼らとの接点を見失ってしまいます。
いち早く「上昇したい」と願う方は、かつての隠遁者のように社会に背を向け、新たな時代のみに意識を投じるのもいいでしょう。
でも、私は地蔵菩薩の嘆願のように、「最期まで残ります」。
出来れば、私と同じく願う人達が――出来るだけ多くの人達への呼び掛けをしてくれる仲間がいればと、そう願ってやみません。
そして、その活動は「セミナー」や「ワークショップ」といった形を持つものではなく、あくまでも「現実の中で生きる人達の支え」という形で発揮され、ゆくゆくはそうした人達が「自らの気づき」でもって、自分の力で歩いていけるのを陰ながら見届けるのが望ましい――そう考えています。
アセンション情報は統合されつつあるも、まだまだかつての宗教が犯した過ち(教祖がいて、弟子がいる関係)が引きずられている――そう感じます。
私は自分が表に立たないのも、また、YOU are EARTHとしての活動をしていても人を集めようとしないのも、そうした背景があったりもします。
これから必要なのは個々人みなの力であり、一部のグループの力では「ない」からです。
ひとりひとりの想念の力が、今、地球の運命を担っているのでしょう。この地球に、そして宇宙に「誰が必要で、誰が必要でない」なんてことはなく、言ってしまえば「みんなの存在が必要」ということになります。
それなのに、アセンションを知ってる人は宇宙の進化に必要で、知らない人は不必要だなんてことになるでしょうか?
私は「そうならない」。そう思います。だからこそ、現実を闇雲に否定せず、それをありのまま受け入れ、そこで苦しむ人達と共にありたい――そう願っています。そして、同じように思い、精神世界活動として表立って活動するだけでなく、陰ながら意識活動を推進していく人達がますます増えていくことに、心から期待しています。
【お詫び】携帯から一気に書いたので、文章が所々不自然かと思います。推敲しきれてない読みにくい状態ですが、ご容赦くださいませ。
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