私は昔から「経験主義」の人でしたが、ここ最近、とみにその傾向が強くなっている気がします。
元来学習意欲は旺盛なので、書物から得る情報も多々あるのですが、その中でも「自分が実際に経験したこと」と「そうでないこと」を、脳の記憶図書館の中で選り分けている感もあります。
私が最も嫌いな姿勢が「知ったかぶり」で、特に「経験からしか得られないもの」については、憶測の情報や理論で解釈したくないし、烏滸がましくも人に意見したりアドバイスしたくない──常々そう思っています。
そうした意味でも、エハン・デラヴィさんの活動について常々私は高く評価しております。
7月9日の記事にも書いたように、エハンさんの活動は
「意識という『目に見えない世界』のみをターゲットにしているのではなく、現実側面における諸問題とも、しっかり向き合おうとしている」からです。
精神世界のことだけに「どっぷり」漬かれるのであれば、それはそれで幸福だと私は思います。私自身、何度「出家衝動」に駆られたか分かりません(苦笑)。都会の雑踏を離れ、静かな場所、自然に囲まれた山奥で、ただひたすら真理と向き合えたら、どれほどいいか──。
でも、そんな衝動を、私の中にある「経験を求めよう」とする姿勢がいつも食い止めるのです。
泥にまみれ、
人から罵られ、
後ろ指を指されたとしても、その中でひたすら「真理」と向き合って生きていく生き方と──
清浄な地に住み、
人と交わることなく、
ただ自分の望む真理とだけ向き合える生き方であれば、
「後者の方が、葛藤は少なく済む」でしょう。
……でも、私は「前者の方が、葛藤の中で遙かに魂が研鑽される」そんな気がするのです。
精神世界の研究家は大勢いますが、自ら単身で被災地まで行き、未だに物資を運び続けている人はエハンさんぐらいだと思います。
私たちは、そうしたエハンさんの姿勢から学ぶものが多々あるのではないでしょうか?
自分の浄化、地球の浄化を願い、アセンションの準備をするのも──決して悪いとは言いません。
しかし、本当のアセンションというのは、
この星で共に生きる人達、一人でも多くの人と手を携えて行くことなのではないかと、私は思っています。
震災は、もはや終わったことなのではなく──むしろ二次的な影響が、これからますます出てくることでしょう。その為にも、まずは出来る限り早く、被災された地区の人々が心身、そして生活共に復興出来ることに協力することが優先される──そんなふうに思っています。(勿論、そうした復興の協力については、個々人それぞれやり方があると思いますし、個々人のペース、生活に応じた支援の仕方で充分と思います。)
エハンさんが被災地にて何を見て、何を感じ、どう思ったのか──書籍「外国人が見た東日本大震災」及び、明後日に行われる外国人記者クラブでの講演会にて、直接触れることが出来ます。
ひとりでも多くの方に、「被災地における現実」と向き合って頂けたらと、切に願っております。
(当日、無料でライブ中継も行われるそうです。詳しくは「
エハン・デラヴィ氏公認応援ブログにてご確認ください。)
***************
出版記念講演会『外国人が見た東日本大震災』
■2011年7月28日(木)
■講演テーマ:外国人が見た東日本大震災
■開催日:2011年7月28日(木)
■時間:19:00~21:00(開場18:30)
■参加費:5,000円(※著書『外国人が見た東日本大震災』のサイン本を差し上げます)
■定員:70名(先着順)
■場所:外国人記者クラブ(特例社団法人日本外国特派員協会)
申込締切:2011年7月15日
リンク先:
http://hopebook.jp/event01.html***************
●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
また、毎日の記事を書く為の「大きな励み」になっていますので、クリックのご協力をお願い致します。(いつも押して下さっている皆様、本当にありがとうございます。)

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
■『東京』J.C.ガブリエル(エハン・デラヴィ)アースピルグリム上映会&講演会
【ゲスト】エハン・デラヴィ氏(J.C.ガブリエル)
【日時】2011年8月1日(月)19:00(18:30受付開始)~21:50
【場所】王子北とぴあ 902会議室
☆地下鉄南北線「王子駅」5番出口直結 JR京浜東北線「王子駅」徒歩2分
【料金】4,000円(お子様3,000円)※事前振込をお願いします
【定員】50名
【申し込み】
お名前・連絡先・参加人数を明記の上、namidesign2008@yahoo.co.jp 藤野奈美まで
【主催】レムリアンガーデン
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
茨城・福島農作物サポートプロジェクト
http://www.gokigenfarm.org/0141831
「継続は力なり」です。茨城・福島の農作物に関する風評が落ち着き、流通が正常化するまで、皆様どうぞご協力の程、お願い致します。

予定については、もうしばらくお待ちください。※携帯の方は「
こちら」。
◇メインサイト◇