最近ブログの更新が滞っており、申し訳ありません。日常の多忙ぶりはいつものことなのですが、それ以上に最近は「思索する時間」の方が著しく増えている感じです。
自分の意見を発信するよりも、もっと「今」という瞬間に投じられたメッセージやサインに耳を傾けたい──そうこうしているうちに毎日が過ぎている、といった状況です。
去年に比べて、今年というのはどうも
「すでにひとつの答えが出ている」ような感があります。
私はチャネラーではないので、宇宙が地球に対してどのような意図を持っているのか──或いは、人類が何を選んだのか、そうしたことまでは分かりません。しかし、2010年の夏を目処にひとつの「答え」が提示され、今という期間はその「発現の期間」のように思えるのです。
3月の震災に比べたら、現在発現しているような事象はさほど大きく感じないかもしれません。しかし、水面下で何かが少しずつ変わっている(去年の段階で出された答えに応じた変化をしている)ように思えるのです。
その「答え」がいかなる発現をもたらすかは分かりませんが、私たちはいつ何時でも、与えられた生命に対して忠実に生きることが求められているのかもしれません。
さて、前置きはこの辺にして──。
上記したように「思索の時間」に耽っている最近の篠崎ですが、一時期学校の勉強で押され気味だった読書タイムも、再び盛り返して来たような気がします。最近は新しい本に手を出さず、もっぱら、今までに一度は読んだことのある本の読み直しをしています。
面白いことに、2~3年前に読んだ本を改めて読むことで、「そこに書かれている内容が、これからの時代を示唆している」ように思える部分が多々あります。
現在読んでいる本は、ナチュラルスピリットから出版されている
「クライオン1 終末の時」です(詳細は文末参照)。
この本を知るきっかけは非常に奇妙な経緯で、友人から紹介されなければ手にすることもなかっただろう──というものでした(この出逢いについては、機会があればお話します)。
読み始めた3年前にはこの本の内容がピンと来ず、「どことなくアヤシげなチャネラー本」という認識で留まってしまっていました。しかし、ふとしたきっかけから再度読み直ししたところ、思い当たることや、カヴァーロさんにインタビューして頂いた解答と被る内容が散見され、私の中で急激に信憑性が高まったのです。
(※カヴァーロさんへのインタビュー本二冊目が、来月ヒカルランドより出版されます。詳しいことについては、また後日ご連絡します。今回はかなり高度な面にまで話が展開されていて、前回以上にすごい内容です。)今回カヴァーロさんから頂いた解答は、正直言って3年前の私だったら理解出来ない代物だと思います。だからこそ、3年経て読み直した「クライオン1」から感じる信憑性を、私は無視出来ない──そう思いました。
私が特に考えさせられたのは、以下の点でした。以下引用しますので、皆さんもじっくり内容を検討しながら読み進めてください。
次に、人工的に生産された爆発しやすい素粒子燃料を除去する必要があります。それらは地球上でもっとも危険な物質です。科学を使い、そういう恐ろしいものを無害化するための発見計画をスタートさせてください。いまスタートすれば、あなたがたは1999年までに、結果をもって報いてくれる大きな科学的な機会の窓を得るでしょう。どんな目的にせよ、そういうものを使うことはやめてください。高い知能をもつ生き物の一種であるあなたがたがなぜ、自分でコントロールもできないで我慢するしかないような毒物を、こうも大量に開発し製造してきたのでしょう?
(リー・キャロル著 松岡敬子・訳 ナチュラルスピリット刊 P158より引用)
ここで言われている「爆発しやすい素粒子燃料」が何か──皆さん、お分かりのことと思います。現在、日本が問題として抱えている
原発のことです。この本が書かれたのは(このチャネリングが行われたのが)1992年なので、今からすでに20年近く前になります。もしこの時、機会を活かすことが出来たら1999年までには何らかの変化があったのかもしれませんが──。
ちなみに、クライオンとは「宇宙に存在する高次元意識体」のことのようです。
もっとも、実際にその意識体が「クライオン」と名乗ったわけではないようです。カヴァーロさんがコンタクトしている「クラリオン星人」と関係あるのか──と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、それはよく分かりません。高次元意識体、と言う括りでみれば同じかもしれないし、違うかもしれないので……。
とりあえず名前のことはさておき、ここで大切なのは「送ってくる存在の正体」ではなく、
「送られたメッセージの意味」です。
多くの人は、チャネリングというと「送ってきた存在」ばかりに拘ります。送ってきた存在が「イエス」だの「ミカエル」だの名乗った途端(それが本当かどうかを検討することなく)、まるで崇高なメッセージを送られてきたかのように、鵜呑みにしてしまう。
チャネリングの危険は、まさに「ここにある」と、私は思います。
本来大切なのは
メッセージの中身です。その中身に信憑性が感じられないのであれば、送ってきた相手がイエスと名乗ろうがミカエルと名乗ろうが仏陀と名乗ろうがガネーシャと名乗ろうが、「メッセージそのものが無価値」だと、私は思います。
私がクライオンのメッセージについて「信憑性(勿論、これも個人の選別の差はあるでしょう。「まったく感じない」という人もいるでしょうし、そういう方々を説得しようなどというつもりもありません)」を私が感じたのは、こうした「20年後の日本において、大きく問題となっていること」を指摘していただけに留まらず、さらなる提唱があったからです。
以下、上記引用部分の続きです。
あなたの悟った心を使って、あなたがたの都市がパワーを引き出すべき、大切な二つの無尽蔵な地域を知ってください。①地球上のあらゆる人間の足もとの直下に無限の熱があります。そしてその熱がパワーに等しいことをあなたがたはすでに知っています。熱を得るために何一つ消耗する必要はないのです。それをどうやって手に入れ利用するかを学んでください! ②海岸沿いの潮の活動の信じられないほどの一貫したエネルギーを理解することです(とどのつまり、主要都市の多くはそういうところにあるでしょう?)。宇宙は引いては寄せる無数の活動をもたらし、あなたがたがそれを使うのを待っています! 水力発電の利点をあなたはすでに知っています。それはあなたがたのものです。無料でクリーンでそして永遠です。
(P158~159より引用)
上記①は、「地熱発電」のことでしょう。最近原子力に変わるエネルギーとして注目されているものでもあります。
ちなみに、「原子力に変わる新しい資源」については、カヴァーロさんにも質問させて頂きました。カヴァーロさん自身も、「すでに新たなエネルギーがあること」を示唆しています。
何故このように、地球上ではエネルギーが歪んだ形で生み出され、活用されてきたのでしょう。
それは言うなれば、一部の人達の利益の為「だけ」だったのでしょう。その結果、理不尽な搾取が現代に至るまで続いてしまったというのは、実に嘆かわしいことです。科学者達は「もはや人類に解けない謎はない」と胡座をかいて笑ってる暇があるのなら、「何故、そのような時代になってもまだ、世界に平和がもたらされないのか」その謎を解明すべきです。
新しい時代に向かう為の様々なヒントは、すでに20年前にメッセージとして発信されていたのに、それに実際に気付いて意識出来るようになるまでに時間がかかるというのは、何とも皮肉な話ですね……。
でも、それこそがある意味「宇宙の時機─タイミング─」というものなのかもしれない──そんなふうにも思います。
【引用文献】※日本では「1」しか出ていませんが、本来10巻まで出ているそうです。
ナチュラルスピリットさん、頑張って続きを出版してください!●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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