マオリッツオ・カヴァーロさんのインタビュー本、
「クラリオン星人から日本人へ 緊急ハートサポート」が出版されました。
今回のインタビューは、前回の内容をさらに掘り下げたような形になっています。
その中でもメインにしたかったのは、
「これから地球に何が起こるのか」。そして
「私たちはどう変わっていけば良いのか」というところに焦点を当てたつもりでいます。
また、そうした「現象」についてだけではなく、
「私たちがどのように意識転換をすることで、この現状を乗り越えられるのか」といったことにも触れています。
特に「時間と空間の概念」については、ある程度掘り下げて質問することが出来たように思っています。
本来、私たちは
「時間というものは、自分たちが生活していく為に不便のないよう、脳内で創り出した『ひとつの概念』なのだ」ということを、心の奥底で理解しているような気がします。
例えば、今──私が住んでいる横浜市某区の時間表示は21:22ですが、東京と9時間違うロンドンでは朝を迎えたばかりでしょうし、17時間違うロスでは夜明け頃のはずです。もし今、自分の身体が瞬時に世界中のあちこちを移動したとした場合、太陽が地平線から昇っている場所もあれば天頂にある場所もあり、また沈み逝こうとしている場所もあればすっかり星空に包まれている場所もあるわけです。
同じひとつの星の上でさえ、こんなにも時間で表されるものが異なります。
ではもし、これから先地球において「時差」を撤廃するべくして、すべての国々で同じ時間を採用したとしましょう。イギリスのグリニッジ天文台を「主」にして、そこを中心に時間が決められていくとする──。仮にそうだとしたら、今まで21時といえば「夜」だった国々も、それが夜明けを表す時間になったり、或いは夕刻を表す時間になったり、真っ昼間を表す時間になったりするわけです。
もしそういういことが可能だとしたら──時差ボケという問題は解消されるでしょうか?
──いえいえ。かえって人々の概念に狂いが生じてしまいそうな気がします。
何故なら、私たちはある程度共通された認識で動いているからです。例えば、朝は(24時間制の)6~8時頃とか、夕方は17~19時頃というように。全世界共通の時間を使えば、時計ひとつで「どの国が何時か」はすぐに分かりますが、その時間が「その国における朝なのか、夜なのか」が分からなくなります。どんなに時差があっても、その国の時間が「何時頃」というのが分かれば、その国が朝なのか夜なのか、或いは真夜中なのかが把握出来ます。私たちにとっての時間の重要性は、数字の表す単位ではなく「私たちの共通概念として働くこと」なのかもしれません。
そうなってくると、時間というのはひとつの「目盛り」ではなく、
「私たちの脳内に染みついたサイン」であるような気がしてきます。アインシュタインの言葉を借りれば、「相対性理論」ならず「相体性理論」です(笑)。
時間の絶体性を疑うようになると、必然的に空間への疑念も生じます。時間と空間は「1セット」であるものの、その両者は切り離されないものではない──というニュアンスのことが、カヴァーロさんの1作目「クラリオン星人にさらわれた私」で紹介されています。時間と空間の関係については私たちにとって「分かりにくいもの」とされてきましたが、今回の本ではそれがある程度親しみやすい形で表現されているのではないかなと、私自身は思っています。
意識を変革していくには、まず
「当たり前」だと認識されていたことに疑念を抱くことから始まると、私は思っています。この本に書かれたカヴァーロさんの言葉は、その手助けになってくれることでしょう。
【おまけ】「時間」について、疑義を投げかける発見がすでにありました。
根底崩れた?相対論…光より速いニュートリノ
仮に「光より速いニュートリノ」にカメラを設置出来たとしたら、どんな宇宙の光景が見られるでしょうか? ひとつの星が超新星爆発した際、そのニュートリノが一緒に検出されたとしましょう。ニュートリノは爆発した際に飛び出た光を追い越し、その状態で爆発した星を振り返ったら──なにが見えるでしょう? 光が氷のように硬直した星──なのでしょうか?
私たちがモタモタしている間に、事象はどんどん「既存の常識を覆す真実」をつきつけてきているように思える昨今です。●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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