私は子供時代から「天体ショー」の大ファンなので(笑←9歳の時、部分日食観察用のサングラスを作成途中、やけどをしてしまったなどというマヌケな思い出もあります)、今回の皆既月食もマスコミが騒ぐずいぶん前から、密かに楽しみにしておりました。
今回の天体ショー、高台で広く星が見渡せる今の居住地ではさぞかし大勢の人が見物するだろうと思いきや、意外にも見物客は私だけでした……。22:25頃の段階では少し薄曇りだったのですが、23時の時点では雲がすっかりなくなっており、神秘的な赤い月を天頂で仰ぐという、またとない機会にあうことが出来ました。
私が月食を好きな理由は、宇宙の神秘を感じる以上に
地球というひとつの星に、私たちが生息しているのだということを感じられるからです。
月食が何故起こるのか、みなさんすでにご存知とは思いますが
「地球が太陽を向かいにして影を作る部分に、月が入ってしまう為」に起こります。要するに月食の時はその短時間の間、地球の影を月が横断することになる──というわけなのです。
私たちが生きている間、
私たちの人生は、地球という小さな惑星の上で起きていると感じることが、果たして何度あるでしょうか?
日常の中で生きていると、それぞれが醸す人生の劇に感情移入したり、もしくは観客の一人になったりで、なかなか「これら人生そのものが、地球という星の上で行われている」ということを実感しにくい──そう思います。
しかし、こうした天体ショーの中で私たちは、あたかもショーを見に来た見物客のようになりつつも、
「自分はこの小さな星の上に暮らしている生命体のひとつなんだ」ということを実感せずにはいられないでしょう。こうした宇宙の美しきショーは、まるで地球人達に
「お前たちはみな、宇宙の一員なんだよ」ということを呼び掛ける為に準備されているのではないか──そんなふうにまで思えてしまう程です。
今、月を見上げている人達の中には、様々な人生、様々な価値観、様々な想いがあるはずです。
そして、月食を観測出来ない地域の国の人達にとっても、地球というのは「母なる星」です。
月に映った闇は、そうした
私たちの地球が造り出した「影の部分」です。
もしも月が鏡で出来ていたら、月に映る闇の代わりに、そこには私たちと同じ地球の姿が映し出されているかもしれないのです。
そう思いながら月食を見上げると──また違った感慨が生まれてきませんか(笑)?
私には今、とても愛しい友人や仲間達が大勢います。
夢を追う中で親との狭間に立たされて葛藤している友人や、人付き合いがうまく出来ないことを悩む友人、真面目な生き方をしてきてしまったが故に自分で決めることが怖くて出来ないとこぼす友人もいれば、自分をうまく表現出来ないことに苦悩している友人もいます。
友人達はスピリチュアルも知らなければ思想にも疎い──でも、
悩みを抱えながらも、全力を尽くして「今」を精一杯生きようとしている、素晴らしい地球の仲間です。
そんな彼女たちと共に、私は
今「地球で生きている」。
これを読んでいるあなたも、そして、あなたを取り囲む色々な友人、知人、大切な仲間達も、
今「地球で生きている」。
そして、あなたの友達の仲間達を取り囲む友人、知人、さらなるその仲間達も、
今「地球で生きている」。
そうやって辿っていくことで、地球は「友情の絆」に包まれていくこととなるでしょう。
生まれてきて、誰とも一度も接触したことがないという人は、まずいません。
そうである以上、誰かが必ず誰かと接触していて、その
繋がりと絆は切れることなく、地球の全体を包みこんでいる──。
そんな私たちの絆を支える星「地球」の影が、今、月に映りこんでいるのです。 そこには目に見えなくても、あなたや、あなたの大切な人との絆も、映りこんでいるかもしれません。
月食をそんなふうに観測出来たら、さらに楽しさが倍増しますよね(笑)。
まだまだ続くようなので、是非みなさん、これからもお楽しみください。
※月食が見えない地域の方は、以下で動画中継が見られます。 http://www.ustream.tv/channel-popup/rikubetsu-ginga●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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