本日、メールフォームから質問がありました。メールアドレスの記載がなかった為、こちらでの返答とさせて頂きます。(ご意見とご質問、誠にありがとうございました。このような公の場で恐縮ですが、御礼もこちらで兼ねさせて頂きますね。)
質問内容を要約しますと、過去記事「
悲しみの星サラス」にあるコメント
「私達日本人が、戦争時代に中国にしたことを、すっかり忘れていないでしょうか? 勿論、過去に縛り付けられてばかりで国交が開けないのは当然のことですが、だからといって歴史を無視していいわけではありません。その歴史を踏まえた上で――手を取り合う術を、私達は模索すべきではないでしょうか?」という部分に対して、
「いまだにあるウイグル地区の虐殺などについて、どう考えているか」というものです。
その質問に答える前に──まずは訂正、そしてお断りしておきたいことがあります。
まず「訂正」なのですが、この記事は2009年8月31日のもので、今から約2年半ほど前のものとなります。
この2年半の間で私自身の考え方もだいぶ変わっており、視点が「国」という括りから「地球全体」へと広がっていきました。
そのため、今の私は「私達日本人が、戦争時代に中国にしたこと」ではなく、
「私達は地球上で起きた悲劇や過ち、『すべて』に関わっている」という考え方をしています。
要するに、中国で起きたことだけではなく、第二次世界大戦で起きた悲劇──ユダヤ人虐殺にしろ、広島の原爆にしろ……そして市民だけではない多くの若い兵士達の命が失われていったこと──「すべて」が
人類として生まれた私たちが背負っていくカルマだと考えているのです。
その点を、まずは訂正させて頂きます。
それと、お断りしておきたいことなのですが──私自身の立場は「今の時点で考えられるもっとも最良な調和の道を探求するという立ち位置」であり、スピリチュアル的な用語で言うなれば
「高次元の法則性を、如何にこの次元で適用できるかを探求する者」です。
その為、私自身が今から答える内容に反感を抱く方や、或いは「そんなふうに考えるのは不可能だ」もしくは「現実的ではない」などと感じる人がいるかもしれません。
でも、私自身は「それはそれでいい」──そう考えています。
この記事に限らず、私が書いていることはすべて「ひとつの提案」に過ぎないからです。
それがどんなに高い理想論であったとしても、
繰り返し想起し、呼び掛けていくことで、いつかはそれが「現実」となる──どんなに歩みの遅い進化の方法であったとしても、私はそれに期待しています。
では、本題の「ウイグル地区の虐殺について」ですが、私はどの地区に限定することなく、虐殺、侵略、或いは核実験──
「あってはならない」と思っています。それは、このブログの過去記事の中でも何度も繰り返し述べてきたことです。
そして、そうした行為を
その国限定で行っていることと考えては「いけない」そう思っています。
そうではなく、
人類がそうした虐殺、侵略、核実験を行っているのだという視点に立つべきです。
今、中東も非常に緊迫しています。イランとイスラエルのバランスが、非常に悪くなってしまっています。
でも、それは「イランとイスラエルの問題だけ」ではない──
私たち人類の問題なのだという意識が大切だと、私は考えています。
ですので、ご質問の答えとしてはこういう答えになるでしょう。
「ウイグル地区の虐殺は、一刻も早く治まって欲しい事態です。しかし、それをひとつの国の責任に押しつけるのではなく、21世紀になっても未だに虐殺を終わらせることの出来ない人類の過ちとして、私は捉えています。『○○の国が悪い』『○○の国の行為が問題だ』という視点そのものが、いつまでも虐殺と紛争を生み出す『種』となってしまうからです」と。
こういう考え方は、人によっては受け入れ難いものかもしれません。
でも、それはそれで「構わない」──私はそう思っています。その人にあった方法で、平和と調和を望んでくれればそれでいい──と。
でも、この記事を読んで少しでも私の考え方に共感して下さった方がいたなら、日々さりげない行為の中に笑顔を忘れず──そして、他者を思い遣り、人を慈しみ、ふと時間のある時は同じ地球上にいながらも紛争や虐殺されていく「兄弟達」に思いを寄せて頂きたい──そう思います。
1日の中で、たった1回でもいい──短い僅かな時間でもいい。
紛争や虐殺のない「平和な地球」を想像する時間を設けてくれたら──そして、そういう人が一人ずつでも増えていったら……いつしか、理想は「現実のものとなるだろう」──私はそう願っています。
●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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