私は今まで、出口王仁三郎や岡本天明の書籍は読んだことがありませんでした。しかし、コンノケンイチ氏の本を通じてひふみ神示などの記録を知った際、スウェーデンボルグの言っていることやシュタイナーの言っていることに被ることに気づいて、ただただ驚いています。
そして最近、霊界というのは周波数の違う次元でしかなく、それが
「地球の生命体として結晶化しているところまでを言う」のではないか──という思いに至っています。(要するに、私たちの霊体すべてが霊界と繋がっており、それが地球の生命体そのものである──という意味です。)
今回、カヴァーロさんの新刊でカヴァーロさんが「地底世界」に行った体験が書かれているのですが、これはほぼ、スウェーデンボルグが見た霊界に一致しているように感じます。
要するに「呼び名が違うだけ」であって、霊界も異次元も「同じものでしかない」という結論に達した次第です。(実は、私も20代の時の体外離脱体験で、沈むことのない太陽が見守る世界に行ったことがありました。そこには黒い肌((ここでいう黒人のような色ではなく、グレーに近い感じ))の人がいて、その人達と対話したことがあります。私はその体験を経て「あのような不自然な黒い肌というのは、現実に存在しない」と否定し続けていましたが、今回のカヴァーロさんの新刊を読んで、カヴァーロさんが「私が出会ったのと同じ、黒い人達と出会ったのではないか」そう感じました。)
ひふみ神示にしろ、スウェーデンボルグの霊界体験にしろ、そしてシュタイナーの見たものにしろ、すべてが「同じ結論を述べている」ことに、私は「答えがある」ように感じています。
要するに、
「今、現存するシステムのままで、この次元は絶対に存続し得ない」という確信です。
それが宇宙の意図のもとに行われる整頓なのか──或いは、自ずと宇宙の摂理に合わないものが淘汰されるという自然現象に過ぎないのか、それは私にも分かりません。
私が直感で感じるのは──
「今こそ、霊性をとぎすます為にも『調和の意識』を持つ必要があるのだ」ということだけです。
今の現存するシステムは「男性原理」において作られています。
それは闘いであったり、支配であったり、階層であったりと──いわゆる「分離」だけをもたらしてきました。
宇宙のシステムに則る本来の原理で考えれば、それは「調和」……均衡を保とうとする「バランス」でしかないように、私は感じています。
スウェーデンボルグは、霊界全体をみた時、それは「人間の形をしていた」と述べています。
私は、その「人間の形をしているように見えた」というのが、地球の人格化のように思えています。
いわば私たちは、
「地球を司る、細胞のひとつひとつ」なのではないか──と。
地球という人格化した存在が、細胞(私たち人類)の暴走によって「病に陥っている」のが、今の状況なのかもしれません。
人間が病気に冒された際、体の中で何が起きるかと言えば、それは
「恒常性を保とうとする働き」──いわば「ホメオスタシス」です。
これを言語化するとすれば、「調和」であり「均衡を保とうとする働き」とも言えるでしょう。
でも、その細胞が働きかける恒常性によっても他の細胞の暴走を押さえられなかった時──それは医者の手によって、治療をされることになるのかもしれません。
それが、スウェーデンボルグがみた「最期の審判」だったり、シュタイナーのいう「地球紀第七期に起こる異変」であったり、ひふみ神示がいう「三千世界の大掃除」なのかもしれない──そんなふうに思います。
私が選ぶ道は、地球の「細胞のひとつ」として、「最期まであきらめずに、調和を働きかけること」──これだけしかありません。
地球の細胞として、地球を死なせてしまうようなことは「絶対的に避けたい」──そう願っています。
世に言われるアセンションの考え方は、一部誤解されているように私には感じます。
個体の魂だけがアセンションするとかしないとか、そういうレベルの問題ではなしに、「地球の細胞として、地球の生命を復活させることが出来るか、否か」という問題なように私には感じるのです。
いわば、「個人だけでアセンションしたい」と考えることは、肉体で言えば「細胞が、本体の人間を見捨てて、自分ひとりが『助かりたい』と思う」のと同じように思えるのです。
私は、地球が死を迎えるのであれば、自分ひとりがそれに逆らって助かりたいとは、欠片も思いません。
地球が死ぬのであれば、共に死するまで──です。
最期まで、地球を支える細胞のひとつとして働き続けたい──そう願っています。
今の時代ほど、
「人々、ひとりひとりの霊性が重んじられている時代はないかもしれない」──そう思います。
人間の肉体で考えれば、ひとつひとつの細胞が「自分の働き(自分の霊性)を理解していない限り、恒常性(ホメオスタシス)を支えられないのと同じこと」だと、私には思えます。
細胞には様々な種類があって、上皮細胞、筋細胞、神経細胞、免疫細胞など、各の役割があります。その細胞における「役割」こそが、人々における「霊性」に置き換えられるのではないか──そう思うのです。
(細胞が突然変異を起こし、暴走したのが「癌細胞」です。本来の働きに反するということは自然の摂理に反するということであり、それは「エゴの肥大化」ということも出来るでしょう。いわば、今の地球は「癌細胞に冒された状態」と言えるのかもしれません。)
地球という全体を支える為に、今こそ
「個々人が霊性に立ち返る必要性がある」──そう実感しています。
そしてそれは、決して分離や闘い、階層や支配や憎悪を生み出すもので「あってはならない」──それは地球をますます病にかけるものでしかない、私はそう感じるのです。
ここ最近、私はいろいろな方からメールやメッセージを頂くことが多くなりました。そして、その大多数の意見が
「自分が世界に何を出来るかは分からない。でも、せめて自分の身近な周りの人達に対して、笑顔をもって調和するよう意識したい」というものです。
私はこうしたメッセージを、心から嬉しく思います。
日々の小さな心がけなくして、大きな変化は起こせない──そう思うからです。
私たち人類という「地球の細胞」が個々目覚めることによって──調和の意識をもつことによって、ガン細胞として暴走している細胞も「本来の役目に戻るかもしれない」そんなささやかな願いに私は賭けています。
そして、その願いの為に活動を続けていく──そう決意している次第です。
【参考図書】●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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3月23日、第十章公開。第十一章(1)は3月31日公開予定です。◇メインサイト◇