地球は「誰の星」ですか?

 最近、巷では「8月4日にUFOが姿を現す」ということで物議を醸しているようですね。
 疑念を抱く人、期待を抱く人──様々に分かれているようですが、そもそも「期待」も「疑念」も意識上のジャッジでしかありません。
 ですので、本来「霊性の統合」を目指す方は、こうした情報そのものに振り回されるべきではない──振り回されてしまう時点で、まだその方の中に「成長しきれていない種」が残っているのだろうと、私は感じています。

 ただ、ひとつ──明確に言えることがあります。
 それは、UFOが来ようが来まいが、姿を見せようが見せまいが、高次元存在はすでに存在し、私たちに呼び掛けているということです。
 こうした外部の情報に囚われることで、あなた自身に直接呼び掛けている声に気づけなかったとしたら──何て勿体ないことだろう、そうは思いませんか?

 私は、正直言えば──この「8月4日の件」については、少々情報に稚拙さを感じています。「これだけ多次元という考え方が人々に受け入れられても、まだこんな情報が出るのだなぁ……」と、驚きも抱いています。
 仮に、現実として8月4日にUFOが来たとしましょう。
 私は……「そっか~! 来たんだ」とは思うでしょうが、変わらずに看護の勉強を続け、変わらずに救護の仕方を学び、変わらずに「地球がより良くなる方法」を考え続けます。

 私は、8月4日に何が起ころうとも、今までの私と「まったく変わらずに」、同じことをして生きているでしょう。
 私にとっては、「地球の変革を知らない一般社会を生きる人達で、病気やストレスに苦しんでいる人達」をひとりでも多く救うことや、「枯れゆく森に少しでも樹が芽吹く」ための活動をすることの方が、はるかに大切だからです

 だって、考えてみてください。

 地球は「誰の星」ですか? 

 今、地球上に生きている「私たちの星」──そうは思いませんか?

 それなら、同じ兄弟姉妹(人類含む、生物達)に手を差し伸べるべきは、他の誰でもない「私たちの役目」だとは思いませんか?

 それを、何故高次元存在に「委ねよう」などと思うのでしょうか?


 どんなに辛くても──どんなに助けが欲しくても……

 「自分の足で立ち上がること」にこそ、意味があるのです!



 ちょっとここで、喩え話をしてみましょう。

 あなたに3人の子供がいたとします。
 2人の男の子、もうひとりは妹で、まだ赤ん坊だったとしましょう。
 お兄ちゃんと弟が、あなたが「絶対にやってはいけないよ」と言ったにも関わらず、あなたが留守のうちに「火遊び」をしてしまいました。
 ちょっとだけ遊ぶつもりだったのですが──火は他に燃え移ってしまい、あれよあれよという間に燃え広がっていきます。
 お兄ちゃんの方は慌てて火を消そうとしました。しかし、なかなか消えません。
 炎に気づいて泣き出した妹に走り寄り、必死に妹を助け出そうとしていました。

 一方、弟は──
「大丈夫。もうすぐ、お母さんが帰ってくるから」
 そう言って、何もしようとしませんでした。


 ──さて。
 あなたが帰宅したところ、驚くような光景が待っていました。
 幸い、火を消すことは出来ましたが──燃え広がろうとする火を必死に消そうとし、かつ、赤ん坊の妹を守ろうとしている兄と、あなたの帰りを「ただ待っていただけ」の弟……。
 あなたは……この二人の兄弟に対して、どのような感情を抱きますか?

 この「燃え広がる家」を、地球に置き換えてみましょう。
 何も知らずに生きている人達(赤ん坊)を守ろうとし、火を食い止めようとする人(兄)。
 親なる「高次の存在」が帰ってくるのを期待し、何もしない人(弟)。

 おそらく──高次元存在も「あなたが感じたのと同じ思い」を、私たちに抱いているはずです。  

 愛を実践出来てないうちに、愛ある次元にシフトすることなど出来ません。
 スピリチュアルや高次の世界は、理屈ではないのです。頭の脳みそでばかり考えても、無意味なロジックだけが並べられるだけで「本質的な愛」は伝播しないのです。
 愛は理屈ではありません。
 上記の喩え話にある兄の行動は、理屈からのものでしょうか?
 いいえ、ほぼ「本能」に近い行動だと思います。その本能は野生のものではなく、「神の一部である私たちが、原型として持っている愛の本能」です。

 あなたの中に「愛」がすでに目覚めていれば──8月4日に起こることが真実か否か、そんなことは「どうでもいい」はずです。
 どちらにせよ、「愛ある行動をし続ける」──実践あるのみ、それだけのことですから。

 さて、あなたは上記の兄と弟……どちらの立場を選びますか?


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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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