この時代に大切なのは、情報ではなく「自分との絆」

 1ヶ月以上ぶりの記事となってしまいました……。
 この状況から見るに、篠崎が多忙極まりない状態にいた──というのは察して頂けると思いますが、それ以上に、私自身が「情報が与える意味」や「その影響」について考えこんでしまい、自分は正しい情報を与えられているのだろうか、悪戯に読者である皆さんを扇動しているだけに過ぎないのではないだろうか、と自問自答してしまっていた──というのが、更新期間が開いてしまった一番の原因であるように思います。

 ちなみに、何故こんな深夜に記事を書いているのかと言えば……
 実は土曜日あたりから「喉風邪」を引いてしまい、翌日の日曜日から39度台の発熱、月曜日は何とか這って学校に行ったもののやはり途中で体調が悪くなり早退をし、夕方帰宅してからずっと寝ていたら「こんな変な時間に目が覚めてしまった」という経緯だったりします(苦笑)。

 皮肉なものですね……。
 体調不良にならないと、時間が出来ない時代なんて。(ちなみに、今、熱は微熱にまで下がっています。体力もだいぶ復活した兆しはありますが、これから12月下旬までとても忙しい時期が続き1日たりとも休みが取れないので、大事をとって明日((13日))は学校をお休みしようと考えています。)

 冒頭に書いた、「情報が与える意味や影響」について、私自身に明確な答えが出ているわけではありません。しかし、ひとつだけ明確に分かるのは結局は、情報を受けた側の「自由選択」なのであって、こちらが発した情報をどう受け止めるかの自由を、発信者側は決める権利などないのではないかということでした。
 私は執筆活動をしてかれこれ10年になりますが、この「情報発信者としての責任」について、いつでも考えていました。いえ、「考えずに何かを書いたことはない」といっても過言ではありません。もちろん、私自身の未熟さや愚かさによって、検証が曖昧なことを書いてしまった時期もありはしました。しかし、どんな時でも自分の中で「正しい」と思ったことしか書いてはいないし、少なくとも周囲の風潮や流行に乗じて、発言をしたことは「一度もない」と誓えます。
 数年経ってから考えが変わった──ということは多々ありますが、それでも、「その時に考えた精一杯のこと」を、正直に、誠実に書いてきた……という自負はあります。
 そして、そのスタンスは「これからも変わらない」そう思います。

 2012年の12月21日が迫ってきて、色々な思いを抱いている人も少なくないでしょう。
 中には「1999年と一緒だよ。何もないって」そう思ってる人も多いと思います。

 でも、物理的に考えてみてください。
 地球上で、地球の自浄作用を活かしながらリサイクルしつつ、自然と共存できるのに適した人口は約5億人と言われています。
 しかし、今の人口は……果たしてどれぐらいでしょうか?
 去年の11月に「世界の人口が70億を超えた」という記事が報道されたのを覚えている方々も、決して少なくないはずです。

 住人数の制限「5人」の家に、「70人」の人が住んでいたら……その人の家はどうなるでしょうか?
 快適な生活が送れるでしょうか?
 もし私の家に「70人住んでいたら」と思ったら……それだけで発狂しそうです(苦笑)。
 それ以上に……家が壊れてしまいそうですよね。
 もしかしたら──今の地球がおかれている現状も、それと似たようなものなのかもしれません。

 それから、日本の社会はどうでしょうか?
 私は看護学生として医療に接する中、「どれほど高齢化社会が深刻なのか」を目の当たりにさせられました。
 介護老人保健施設は、正直程度の差こそあれ(こういうことを言っては失礼ですが、高齢者に敬意を表しないようなスタッフが働いているような施設が存在するのも事実です)「家族のもとに帰りたくても帰れず、特養待ち」の人も少なくないです。
 ですが、特養もいっぱい──老健にも余裕がないのが実情です。
 団塊の世代の方々が後期高齢者(今はこの呼び名も不適当とされ、「超高齢者」という呼び方にしようという意見もあるそうですが)になるあたりには……もっとこの問題は深刻化しているでしょう。
 少なくとも、ただでさえ立ち行かない日本経済は、「国が負担する医療費」から破綻していく危険もなきにしもあらずだと、私は考えています。

 そして、何よりも「この気候」。
 発熱しているせいで熱い、というのもあるのでしょうけれど、実は私、今「半袖姿」です。
 今日の昼も、半袖でしたが──私以外にも、半袖を着ている方が電車の中でちらほらいました。
 11月中旬になろうとしているのに、この急激な気温変化。ふつう、「暑さ、寒さも彼岸まで」というのに──彼岸はもうとっくに過ぎています。店内に飾られているクリスマスツリーが、何だか「季節外れ」に思えてしまってなりません。

 私はやたらに「ただごとではない」と騒ぐのが嫌いですが、そんな私でも、「この事態は、異常なのではないか?」そう感じています。
 繰り返しますが、私は決して扇動のつもりはありません。地球の全体における客観的事実、社会事情、気象、すべてを含めて「普通とは思えない」──そう私自身の中で答えを出した、という感じです。
 こうした情報のほとんどは、ネットから得たものではありません。私自身が日々を生きる中で、空気の中から、街を生きる人々の中から、喫茶店で隣に座った人が口にする話の内容や、私自身が社会で体験する「すべてのこと」を合わせて出した結論です。
 むしろ、今はインターネットを「ほとんどしない(というか、まったくしない)」ので、ネットのスピリチュアリストの方々がどう言っているのか、私は存じ上げません。相変わらずエハンさんとは1か月に1度ぐらいの感覚で親しくお話しさせて頂いていますが、いまやエハンさんともそういう話をしていない、という感じです(ただ、エハンさんも私と同じように「今の現状は『ただごと』ではない」と仰っていました。太陽活動についても、『嵐の前の静けさでしょう』と。)

 おそらく、敏感な方々は私やエハンさんが感じているような「時代の兆候」をすでに感じ取っていることでしょう。
 ただ──その時に、むやみにネットなどの情報に頼らない方がいいそう思います。
 もちろん、とても貴重な意見や、私たちが通常のネット検索では知ることが出来ないような情報を発信している人もいらっしゃいます。しかし、情報は「あくまでも表層的」であって、その信憑性や深刻さを感じることが出来るのは、あくまでも「私たちの内面の智慧(言い方を変えれば、内在する神であったり、ハイヤーセルフ)」なはずです。

 どんなに情報を検索しても、どんなに真新しい情報に触れても、自分との繋がりが疎かになっていたら「意味がない」、私はそう思います。
 最近の私は、この三次元が「虚構の世界」であり「マトリックスに過ぎない」ことを、痛感しています。
 しかし、普段日常を送る上では、そうした真実になかなか目を向ける機会が持てません。仮にそれを確信してしまうとこの虚構に生きるのが辛くなり、世捨て人にならざるを得なくなるから──という事情もあるのかもしれないです。
 ですが、「自分との繋がりを、しっかりと持つことが出来ていたら」どんなにマトリックスに振り回されても、必ず「自分の軸」に戻ってくることが出来ます。

 今の時代、求められているのは「新しい情報」ではなく、自分との絆を再認識することだと、私はそう感じています。
 自分との絆がないのに、どんなに新しい情報を得ても、それは「ただの絵空事」でしかなくなってしまい、表層を流れるノイズに過ぎなくなってしまうからです。
 また、自分との絆がしっかりしている人は、「これはいい情報」「これはただの風評」と、見極めることも簡単に出来るでしょう。

 もはや、地球の未来は決せられていて、あとは、そこに生きる私たちが「どのような心づもりで生きていくか」を選択するだけの時代になっている──私はそう感じています。
 私の決意はもう最初から決まっていて、どんな時でも「宇宙の律動──神の真理に従う」ということです。三次元の世間体や地位や評価なんて私にとってはどうでもよく、「自分の行為は、宇宙の摂理に沿っているのか。神の意に沿っているのか」ただそれだけが私の尺度です(ここでいう神とは、ヤーウェやアラーなど外側にある絶対神ではありません。私の内側から繋がっている神であり、生命の根源であり、絶対的愛の存在です。)

 世の中の動きに目を向けず、「私の身の回りではいいことしか起こってないから、私はアセンションしちゃったのよ」と呑気に言ってる人も中にはいるかもしれません。そういう人の言動を聞いて、「私はそうではないから、きっとアセンション出来てないんだ」と落ち込むことはありません。
 なぜなら、「私の身の回りではいいことしか起こってない」と平気で言える方は「地球視野でものが見れていない」だけでしかないからです。世界の裏側では紛争が続いていて、迫害されて苦しんでいる方々もまだまだたくさんいるのが「地球の真実」です。
 そういう緊迫感は、ネットを通じなくても「空気で」感じます。(いえ、正確に言えば「二極化しようとしている空気を感じる」といった方が妥当ですが。)

 これからの時代、感情(マインド)が表層的に乱されるような情報には耳を貸さず、霊性(スピリット)が見つめる情報だけを受け入れていくようにした方がいいだろうと、個人的には感じています。
 どんなに悲惨な事実であろうと、霊性で受け入れられたことはそれを真理の一端として受け止めることが出来、それでも穏やかに日々を送ることが出来るからです。

 大切なのは、「自分との繋がり」です。
 これさえあれば、何も恐れることはない──私はそう思っています。


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2012-11-13 | 真理 | トラックバック(1) |
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


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