グラハム・ハンコックの本を読み進めていてたびたび気にかかるのが、
1万2800年前~1万1600年前辺りに起こったとされる天災は「彗星」だとされるくだりです。
彗星の逸話はかなり以前からありますし、今となってはもう彗星という言葉は天文マニア達が興味を示す程度でありますが──ハレー彗星が近づいた際には「桶に水を溜めて顔をつけるように
(何故に??)」という摩訶不思議なことが言われていたこともあったのです(私が小学生の時に、その話を聞きました。なので、決してそんな大昔ってほどではありません)。
だけど、彗星だけではなしに
太陽系は今のような安定した状態ではなく、常に不安定だったとされる説があります。
それが、ヴェリコフスキーによる
衝突する宇宙論です。
2010年に出版された拙著「アセンション 真実への完全ガイド」(←左サイドに掲載)にその科学的な部分としてエハン・デラヴィ氏が「フォトンベルトの真相」に書かれていた内容、および、UFOコンタクティであるマオリッツオ・カヴァーロ氏がクラリオン星人から聞いたとされる情報の類似性を比較した部分があります。以下引用します。
ヴェリコフスキー博士は、木星の目から金星が生まれたという学説を唱えた。
木星の特徴としてよく知られているのが、赤く光る巨大な目である。この目は実は大火山の噴火跡ではないかという説がある。博士はそれが3600年前に爆発し、そこから大きな物体が宇宙空間に飛び出し彗星となって、地球などに破壊的な影響を与えながら太陽の周期軌道を持つようになったというのだ。(中略)
しかしよく調べてみると、金星は他の太陽系の惑星と違って自転が逆回転している不思議な惑星であることがわかってきた。
さらに現在、われわれの地球から肉眼で見える惑星は水星、金星、火星、木星、土星の五つだが、4000年前と考えられている古代ヒンズーや古代バラモンの記録には金星の記述が欠けている。(「フォトンベルトの真相」P61~62)
次に、マオリッツオ・カヴァーロ氏の証言です。
木星(永きにわたって君臨した旧太陽)が、現在の太陽の引力によって粉砕したときに、悲劇は始まったのでした。木星からはぎ取られたプラズマとマグマの燃えさかる大塊は、ほかの惑星の軌道をきわどく横切りながら、新しい太陽に向かって墜落し始めました。当時は、量子波によって新しい重力相互作用が確立されつつあったので、太陽系は既に不安定な状態だったのです。(中略)
地球は、さまよえる金星(木星からはがれ落ちた大塊)の接近により、その軌道が不安定になっていたのですから。(「クラリオン星人はすべてを知っていた」P217~218)
その他にも驚くべき事実はまだまだあって、
かつて地球は木星の衛星上にあったのに、剥がれ落ちた金星がビリヤード状態になって吹き飛ばされたため、今の位置になったというのです。
確かに、みなさん「変だな??」と思いません?
ギリシャ神話でゼウス、ジュピターと言えば「神」です。
本来なら、太陽がその名を名乗ってもおかしくないはずですよね?
でも、太陽は「木星の息子」なんですよ。
(このあたりのことについても、拙著に述べております。)
最近ではまた隕石のニュースも増えていますが、本来、宇宙は「静」ではなく、常に活発に動くものなのかもしれません。
宇宙の規模で私たち地球を見た時、なんて無力で小さな存在なのだろう──そうも思いますが、その星の中でさらに小さな私たち人間が、宇宙の雄大な時間と比べてさらに小さな24時間という時間制限に縛られて生きているのも…何だか不思議な感覚になりますよね。
この辺りの「古代の宇宙の状態」については、ウォレス・ソーンヒル博士の「電気的宇宙論」でも詳細が述べられています。
ハンコック氏の「神々の魔術」を読みながらあちこち関連性のある書籍を引っ張り出しては共通項を見つけていますので、また何かありましたらこちらのブログでお知らせ致します。
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【参考文献】





【ファンタジー小説:ソラと仲間達の神様を探す旅】
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