来る10月23日(日)、グラハム・ハンコック氏が来日します。
【くわしくはこちら↓】
グラハム・ハンコック氏 『神々の魔術』出版記念講演主催:カクイチ研究所 協力:角川書店



【参考までに】グラハム・ハンコック氏をご存じない方は、6月18日の「エハン塾」でエハンさんが紹介されているので、こちらの動画をご参照ください。
私は「神々の指紋」はだいぶ前に読ませて頂いたのですが、「神話における共通点」ということにつき改めて疑問符を抱いたのはこの本がきっかけでした。
それまでは、「似たような話(洪水伝説など)って、どこにでもあるものなんだなぁ」ぐらいの認識しかなかったのですが、
「そう言われてみれば、『どうして』そうなんだろう?」と考え直すきっかけを与えてくれたのが、まさに「神々の指紋」だったのです。
今回の「神々の魔術」ではそうした疑問符の問いかけをさらに「飛び越え」、これらの遺跡達が残している
共通のメッセージについて、ハンコック氏は掘り下げていきます。
遺跡に残されたメッセージを解読していけば必ずといっていい程辿り着くのが「星々との関連性」ですが──逆に考えたら、
何故、遺跡に残されたメッセージとして、古代の人達は『星々』を使ったのだろうかという疑問にも行き着きます。
仮に、その時代を生きる人達「だけ」に伝える教訓なりメッセージであれば、使用するものは何でも良かったのだと思います。
でも、「何故、あえて『星』を選んだのか」──。
そこを掘り下げていくと、ハンコック氏が行き着いた答え
時代を超えたメッセージとして伝える必要があったからなのではないかという仮説に充分納得がいきます。
「神々の魔術(下)」では、とても気になる結びも書かれています。以下、引用します。
もし神話の基準で次の失われた文明になる……すべての条件に当てはまる社会があるとしたら、それは私たちの社会ではないだろうか。
私たちは地球という荘厳な庭園を汚染し、その世話を怠っている。
地球の資源を乱用し、海や雨林を痛めつけている。
お互いに憎しみや疑惑を抱き、激しい地域紛争や宗派間の争いで、それが何百倍にも膨れあがっている。
何百万の人々が苦しんでいても、傍観するだけで何もしない態度を貫いている。
無知から生じる偏狭な人種差別や排他的な宗教にとらわれ、人はみんな兄弟姉妹であることを忘れている。
狂信的排外主義に傾倒して好戦的になっている。
国家や信仰の名の下に、あるいは単なる貪欲から、ひどく残酷に振る舞っている。
過度の競争心やエゴに駆り立てられて、憑かれたようにモノを生産し、消費する。
物質がすべてであり、霊性など存在しない……人間は生物学と化学から偶然生じたにすぎない……と考える人が増えている。
物質科学の勝利がそれに拍車をかける。他にもまだまだあるが、こうした現実は、少なくとも神話的には好ましい状況ではない。
「神々の魔術<下> P243より引用」
この世界の状況を見て、
「うん、人類は良くなっている!」と言える方はどのぐらいいるでしょうか?
私は──正直に言って
「望ましいとは言えない」と思っています。
いえ、それは控えめな表現で、むしろ
「徐々に悪くなってきている」と感じています。
もちろん、善も悪も「考え方次第」で、もしかしたら
大いなる目的を達成させるためには、必ず通らなければならない通過儀礼を歩んでいるだけだとすれば、この状況を悲観視する必要もありません。
ただし、私たちには
真実を知りたいという欲求もあります。
今起きている現状を「いい」とか「悪い」といった判断を抜きにして、
ありのまま受け入れ、既知の情報や学説に囚われることなく、
真正面から向き合いたい。
そういう方は是非、「神々の魔術」をお薦めすると同時に、
「グラハム・ハンコック氏来日」というこの数少ない絶好の機会を逃す手はない──と、私はそう思っております。
●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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