ここしばらく、私は非常に反社交的になっていました。
もともと社会に背を向けて生きているようなアウトロータイプ故、それを打破しようとして進んだ看護の道。
その仕事の過酷さ故に、あまりに疲れ果ててしまって──ここ数か月……いえ、半年ぐらいは非常に
厭世的になっていました。
口を開けば、
「山に籠りたい」「出家したい」「無人島に行きたい」云々……。
インターネットで流れるのは、SNSにおける多くの人の日常吐露。
もっと大切なものがあるだろうに。
もっと人間は大きな目的の中で生まれてきたはずなのに。
何故、こんなにも人は
「目の前のことだけで、『楽しもう』」とするのだろうか。
そんなふうに疑問に思っていた日々。
だけど──
ふと、急に思ったのです。
そういえば、ディズニーランドで「受験勉強している人」って見たことないな、と。
もしくは、ディズニーランドに来ているのに、ベンチで必死に本を読んでいる人も見たことないな、と。
ディズニーランドに行けば、人は
「そこでしか体験できないもの」を体験するために、精一杯楽しもうとする。わざわざディズニーランドまで来て、待ち時間に「ソクラテスがさ…」「いやいや、それについてプラトンは──」なんて話す奴もいないし、私だってその場でそんな話は「しない」。
私達が
色々難ありに見えてる社会に来ているのも、
この「難あり」な体験を満喫するためなのではないだろうか、ふとそう思ったのです。
もしも私が、自分の望み通り山に籠り、廃屋で自給自足の生活をし、毎日瞑想三昧をして、覚りの境地を(仮にね)得たとしよう。
それって、別に「この世」でやらなくてもよくね??
あの世では魂がすべて真理知ってるンだから、単に覚り開くだけなら生まれてくる意味なくね??急に、そう思ったのです。
私はひがみ根性や嫉妬心等に全く無縁だし、勝ち犬だの負け犬だのそんなことにも興味ゼロなので、正直にブチまけます。
私の人生、
「めっちゃ辛ぇぇぇぇぇ!!!!」波乱万丈すぎ!!!!もう少し、
「ビーチできゃっきゃ☆」とか「草原であはは♪」とか、そんな人生送ってみたいけど、
あンまりにも無縁すぎ──!!!!(いや、そもそもあまりそういうのに興味もないけどさ)世の中の「どうせ俺(私)なんか…」といじけている諸君!!
SNSで「いいことばっかり」呟いている人多いから、「自分だけが不幸なんじゃないか」と不安に思っている方。
安心してください!!!
私もあなたと同じく、「辛いなぁ~」って思うこと、
いーっぱい「あります」。その辛さを、否定しません!
綺麗ごとにもしません!「ツイてね~!!!」ってこと、いっぱいあるし(笑笑)。
職場のドライバーさんから
「え~!! 篠崎さんが受診にあたると、絶対残業が発生するンだよなぁ」と「もってない女」扱いされ、
私が「〇〇さん、今夜あたりが峠になりそうです…」というと施設長から
「やめろよ~! いっつもそうやって死神宣告するの! 篠崎さんが言うと必ず当たるんだもん!」と忌み嫌われ、
挙句の果てには、同僚看護師から「明日休み?」と聞かれ「ううん、仕事だよ」というと、
「良かったぁ!! 篠崎さん休みの日はいっつも雨降るから! じゃ、明日は晴れるね!」と
妖怪アメフラシ扱いされ──
それでも、篠崎は毎日元気に
「凌いでます」!!!!施設で増加しつつあるモンスターファミリーに理不尽なクレームつけられても、笑顔で交わしてます!!(陰で「くそったれ!!」って叫べばいいのです。同情してくれる人は必ずいるから。)
でも、
「これが『生きてる』ってことなんだ!」ふと、そう思いました。
世の中が歪んできているとか、異常気象とか、
某国が何考えてンだか分かンね~とか、
SNSが炎上して、会ったこともない人にケチつけられたとか、
そんな社会でも、
「体験するために、今、ここにいる」のです。
その体験から目を背けて、ゲームに没頭しても山に籠っても天の岩戸に籠っても「ま、それは個人の自由」ですが、
せっかくこの「三次元」に生まれてきたンですもの!
この「三次元でしか味わえない苦痛」も味わいましょうよ!でないと、死んでから
「あ~。三次元でしか味わえなかったものを、もっと味わえば良かった」そう思うに決まっています。
自分は幾度となく体外離脱をしましたが、行った先の世界のほとんどは美しく、三次元で味わえない程輝かしいものに囲まれていました。だったら、三次元でしか味わえない
「汚れちまった悲しみに(…って歌があった気がする)」を存分に味わいましょうよ。
最近、「ストレス社会」とよく言われているけれど、私はその理由のひとつに
「辛いと思う感情に無理矢理蓋をして、綺麗ごとでごまかそうとしているから」なのではないかと思うことがままあります。
クソ味噌一緒といいますが、
クソはクソです! 味噌ではないです。(お食事中の方、ごめんなさい;)辛い体験は「辛い!」として、ストレートに認め、変に「愛」だの「ギフト」なんて言葉でごまかさず、「神様のクソったれ! こんな思いさせやがって!」ぐらいに吐き出し、そして、明日を元気に生き抜く──それが人間みなに与えられた使命なのかもしれない、そんなふうに思います。
今、エハンさんはアイスランドを裸足で巡礼しているようですが、いいですね──私も同行したかった。
だって、「裸足で歩き続ける」ンですよ。
まさしく「生きている」っていうことです。
でも、残念ながら私の戦場は自然ではなく、
「人間の現実社会」にある。
だから、私はそこを裸足で巡礼します。
それは「素足」という意味ではなく、
「素の魂」という意味で。
この記事を読まれている皆さんにも、必ずや「辛いことのひとつや二つ」はあると思います。(「いや、まったくないし!」っていう方は別にそれはそれでいいのですが。)
でも、
その「辛さ」こそが、あなたがこの世に生まれてきた目的であり、意味かもしれません。俯瞰的な魂の視点でみれば、「何だ。この『辛さ』こそが、私が生まれてきた意味であり目的だったんだ」と気づくことが出来るでしょう。
地球のアセンションが起こるとするならば、この三次元における体験を俯瞰的に見つめることが出来て「初めて」成しえるものであると思います。
現実を無視して良いのなら、あなたは最初から「ここにはいない」。
現実から浮遊したスピリチュアル的な思想よりも、三次元を「くそまみれ、泥まみれ」で生きぬいた人の方が、「この時代に生まれた意味」を味わっているように思えた今日でした。
さて、明日も「くそまみれ、泥まみれ」で生きていきましょう!!
ストレスに負けそうな人。
社会が辛くて仕方ない人。
うつ病になりかけている人。
心が折れそうな体験をして、どうしていいのか分からずネットサーフィンしている人。
私もあなたと共に、三次元の沼地を歩きます!!
恐れることなく、共に歩みましょう!!
ここは「地球」という名の「テーマパーク」なのですから。
そのテーマパークを「思う存分、体験しましょう」!!●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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