
先日11月28日に、エハンさんと篠崎の対談「第二回目」が行われました。
前回の中心的テーマは
「がんによって、魂が解放されたという神秘」。今回はそれをさらに掘り下げていくことを目的に、対談を進めました。
実は、この時点でまだ、篠崎は
「何故、がんに罹患することで魂が解放されたと思ったのか」が明確に分かりませんでした。
しかし、今回の対談を編集している時点で
「なるほど! こういうことか」と明確に実感できた答えがありました。ですが、それはまた次回の対談テーマにするとして、ここでは
お話しません(笑)。
今回のテーマは、
「社会は狂い始めているのではないか」というところがメインでした。
いえ、この表現はかなり消極的です。私とエハンさんの見解としては、
「完全におかしくなっている」というのが共通の見解です。
まず、人は「自己満足」だけにひたるようになった。
様々な自己啓発があるけれども、それによって「自分が幸せになったような気」がしていても、
世界全体がどうなっているかを考察する目を失っている。
Facebookを見ていると、中には様々な洞察をして呟いている人が散見されますが、それはただ「独り言」で終わっており、そこから先のコミュニケーションは「何もない」。
私はパソコン通信時代からのユーザー(1990年代初頭)で、インターネットは1995年頃から使っていますが、当時はまだ、誰かが洞察ある意見を提示すると、それに対して同感、或いは反論などのリアクションがありました。
ところが、今は「いいね」を押して、「おしまい」。
洞察というのは、実は
自分ひとりだけでは何の意味もないのです。ただの「考え事」にすぎません。
自分はこう思っている、だけど、君はそう思っているのか。
なら、そこからこういう考え方が導き出せないか?そういう
「思考ゲーム」が全く行われていないのが、今のSNS社会です。
奇遇なことに、私は昨日、自分と同じ考え方をしていた作家さんの本を書評しました。ヒカルランドさんから出版されている
「死に至る病い 日本病」と
「日本病脱却マニュアル」です。
【日本病脱却マニュアル】日本病を克服できなければ、新たな時代に生き残れない?!http://blog.hikaruland.co.jp/2017/12/post-1754/この著書を書いた坂の上零先生は、歯に衣を着せぬ言い方で、現代日本の欠点を指摘しています。もし、今回のタイトル「世界はダウンスパイラルに入っている」という答えに「NO」の方は、この先生の本を読んで
自分なりの反論を構築してください。反論を構築する、ということは
自分軸がある、ということになり
アイデンティティが確立していることになります。闇雲の批判ではなく、エビデンスが明確になった反論が出来る人が、果たしていまの日本にどれほどいるだろうか──私は非常に興味があります。
逆に、「YES」の方は、この本を読んで
「どこが自分と同じ意見なのか」を掘り下げてみてください。
私はこのブログを始めた2009年当初から、ずっと繰り返し言い続けている言葉があります。
それは、
「私の言葉を、鵜呑みにしないでください」ということです。
今回は、それをさらに広げて
「どんな人の言葉や意見も、鵜呑みにしないで『あなたの魂』で思考してください」そう付け加えましょう。
賛辞を向けるなら、「何をどういう理由で賛辞したいのか」、何を感じ、どう考え、どう自分は解釈し、それをどう受け入れたのか。
そう思考訓練することが、今の現代日本──特に若い世代の人達には求められている、私はそのように思います。
さて、今回は「現代社会」が中心軸となった対談ですが、次回はどうなるでしょうか?
楽しみにお待ちください。
●多くの方に、「真剣な目で地球人類の進化に意識を向けて欲しい」と、強く願っています。
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【篠崎の個人ブログ】包み隠さず、何でもぶっちゃけトークってます。


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