ファシズム化しつつある日本社会

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※自由の暴走は無秩序だが、行き過ぎた管理はファシズムへと繋がる


今日、とても驚いたことがありました。
地域名は伏せておきますが(以下、A市B地区とします)、非常に「ファシズム再来」の危機感を持たずにはいられないような場面に遭遇したのです。

A市B地区は、「学歴の高い人が多く住んでいる」というのが住民の誇りで、かつ大企業に勤め、1000万円以上の年収は「当たり前」という裕福な人(といっても、世界的に見たら「プチ裕福」ですが…)が住んでいることを自慢にしているような地区でした。
しかし、その裏では教育ママ…いえ、「教育モンスターママ」の熾烈な争いが繰り広げられ、かつ、学校と教育モンスターママ達における周辺住民に対する圧力もかなり酷いものがありました。(おそらく学校側は意図していなくても、モンスターママ達の言いなりにならざるを得ないという状況なのでしょう。)

そんなB地区で今日コンビニに寄ったところ…妙な違和感に気づきました。
なんと、酒類が1本も置いていないのです。
その横には、店主と思しき人の一筆が書いてあり「事情により、しばらく酒類の販売を中止します」と書いてありました。

その理由は、「クリスマス、お正月による未成年者への販売防止」でした。
見たところ、どこのコンビニにも置いてある「成人雑誌」さえ、そこには置いてありません。B地区に詳しい人から聞いたところによると、そこの地域には「自分達の都合優先で圧力をかけるお母さま方団体」がいるそうです。
 
私は心底「ぞっ…」とさせられました。
別に私は「酒類販売」や「成人雑誌」を置くことを推奨しているわけではありません。
そうではなく、一店舗の営業方針にさえ口出しする団体がいるということ自体に、恐怖感を覚えたのです。
恐怖感──いえ、嫌悪感に近いかもしれません。

この行き過ぎた「管理社会」を、皆さんはどう思いますか?
正直、こんな行為に出た団体は「おバカ」としか思えません。
成人雑誌をどんなに禁じても、見たい未成年者は「あの手この手」を使って、潜り抜けてネットを見るでしょう。酒類だって、よほど欲しければどんな手段を使ってでも手に入れるでしょう。ぶっちゃけ、今の時代は大人より、子供の方が遥かにネット社会に精通していて、頭が廻るのですから。

むしろ、「販売制限」をかけられたコンビニの方が気の毒です。完全に売り上げは「落ちる」でしょう。ある意味「被害者」と言えます。「店舗、建てる場所を間違えたね…」と、慰めてあげたい気分です。
クリスマス、お正月と言えば「一番、酒類が売れる時期」です。
クリスマスならシャンパン、お正月なら日本酒など、準備しておいても足りなくなってコンビニに飛び込む人は少なくないでしょう。
その時期に、「販売中止」を強いられるんですよ?
むごいとしか言いようがありません。

ですがもし、この「き〇がいじみた管理体制」について違和感なく受け入れられたり、或いは「別にどうでもいいことだから」と思うとしたら…その人は間違いなく「日本病(参照:こちら)」にかかっています。
また、そういう「ワケの分からない圧力」をかけてくる人たちは、日本病を通り越して「ファシズムの元凶」と言えるでしょう。「自分たちがやっていることが正しい」と思ってやっていたら、彼(彼女)らはもう重病です。
 
日本は思想の基盤がないせいか、何事においても極端に偏りがちです。
教育の中で「倫理」「哲学」を学ぶ機会もなく、信仰心を知る機会もなく、ただ高学歴と一流企業に入ることだけを目標に育った子供は、一体大人になってからどこへ向かうのでしょうか?

余談ですが。
仮に私が悪の親玉だったり、イルミナティの一員だったとして…「世界の中で『奴隷』を推奨するとしたら、どの国民を選ぶ?」と聞かれたら、一番先に「日本人」というでしょう。
頭はいいけれど、ずば抜けて天才というよりも平均して秀才的
民族的な血筋として忠実な精神も宿っている。
その上、「恥」を重視した歴史が長いので、周りを見ずに意見する者がいるわけでもない。また仮に、そういう意見をする者がいても多くの者は追随しない。
その上努力家で責任感も強く、仕事をやる上では完璧にやりこなす。でも、主人に抗うことはないだろう。

そういう理由で、「奴隷にするのだったら、日本人を」というのはすごくよく理解出来ます。
仮にそうなったら、私は容赦なく「NO!」と言いますけれどもね(苦笑)。

ファシズム化した社会において、アウトローは「正義」なのかもしれません。
私はいつの時代も、どんな時代になってもアウトローで居続けようと思います。


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2017-12-19 | 社会 | トラックバック(0) |
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


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