今回のタイトルは、そのままストレートに「このブログのテーマ」です。
以前から私は、「何故、『アセンション』ばかりが取り沙汰されて、
その『後』の世界像を描こうとする人がいないのか」疑問に思っていました。
それって例えて言えば、「大学卒業するぞ~!」と「卒業」ばかりに意識を向けて、「じゃぁ、卒業した後、何をするの?」と聞かれた際、「……わからない」「考えてない」「ど~にかなるんじゃん?」と言ってるのと同じことだと、そう思うのです。
それでは、今までの人類と「何も変わらない」――私はそう思えます。
「未来のことを考える」というのは「未来をコントロールしようとする」のとは違います。
コントロールには「制限」ばかりがつきまとう。「あれやっちゃ駄目だ」「これやっちゃ失敗する」「こうしなくっちゃうまく行かない」「ああしなくっちゃ納得してもらえない」。
そんなことをしていても、今までの歴史と何も変わりません。
そうではなく、新しい地球のシステムを
「想像する」ことで、「創造へと結びつける」――これが大切なのだと、私にはそう思えるのです。
リンカーンにしろ、ガンジーにしろ、国を変えた人々の最初にあったのは
「Imagination(想像)」だったはずです。それに意識を集中し、実践を繰り返していくことで、新しい国を造る
「Creation(創造)」へと至った。
今回言われる「アセンション」も、同じことだと私は思います。
もっとも、アセンションについては人それぞれ、言うことが違います。「みんなが宇宙船に乗って、星に帰るということだ」という人もいれば、「意識改革を人類が起こし、新たな未来創造に至る」という人もいるし、様々です。
「じゃぁ、どれが本当なの?」皆さんはそう思うことでしょう(私も、そう思いますから)。
でもきっと、「どれも本当」なのでしょう。
それは、私達が「どこに意識をシフトするか」という問題であり、
「一律に同じ体験をするとは限らない」ということなのだと思えるのです。
私達の時代は二元論(善か悪か、勝利か敗者かなど)に翻弄され、「全体をみる」ということを怠りがちでした。
しかも、いざそれで「平等」を唱えると「一律に同じことをしなければならない」と勘違いしてしまう(それが、個性を抑えつけた『全体主義』であり、今までの社会主義国家や共産主義国家のあり方です)。
でも、本当の答えは「そこにはない」。
それこそ、
「三次元の思考を超えた改革案」を見出す他ないのです。
「理解を超えた答えを、人は出すことなど出来ない」――映画マトリックスに出てくる預言者がよく言う言葉ですが、まさしくそれは事実なのでしょう。
だからこそ、私もこの「三次元」にいる以上、「本当に正しい『地球の未来設計図』を作れるか」と言えば……それは無理だろうと、自分でも自覚しています。
しかし、「想像すること」なら出来る。
皆さんと一緒に、未来の地球像を「探すこと」なら出来る。
これからの時代、「協力」というのは大きなポイントとなっていきます。
今までの資本主義国家の根底にあったのは、ダーウィンの「進化論」でした。
強い者だけが生き残り、弱い者は「排斥」される。競争社会が、資本主義の基盤です。この原理が、そのまま経済に、経営に、そして「人々の人生論」に反映されていたのです。
しかし、ダーウィンよりも「前」に、もっと素晴らしく、もっと高次な「進化論」を唱えている人がいました。
それが、
「ジャン・バティスト・ラマルク」。
彼の唱えた進化論は、ダーウィンの唱えた競争論ではなく
「お互いに協力しあう者が、長く生き残る」というものだったのです。
――驚きですよね。
私が見てきた「
高次の世界のあり方」そのものです。(ラマルクについて、詳しくはエハン・デラヴィ氏の『人類が変容する日』の書いてあります。以下参考文献をご参照ください。)
では、何故彼のような「高次的視点」の学論が排斥され、ダーウィンの競争主義が注目されたのか。
それは、
「その時代における人類の目覚めが、まだ『ラマルクの視点まで、到達出来ていなかったから』」なのでしょう。
でも、人類はようやく、ラマルクの視点に到達しました。(いや。まだ「しつつある段階」かもしれませんが。いずれにせよ、当時に比べたら遙かに意識進化はしているはず――)
様々な試練。二つの大戦、物質に翻弄され心を失った現代、何が正しくて何が間違っているのか分からない時代、紛争、飢餓、環境破壊。
あらゆる「困難」を経て、私達人類はようやく、
「今の資本主義は、間違っている」という気づきに至れたのだと、私は思えるのです。
それは決して、大きな「社会システム」だけの問題ではありません。
今まで私達は「社会」「世界」「地球」などにおける「全体」と、「個人」というものを切り離して考えて来ました。
でも、「そうではない」のです。
私達個人に起こることが、社会に反映され、世界に反映され、地球にも反映される。
私達は決して、「地球と無関係ではない」のです。それは、「地球がひとつの生命体だから」であり、私達は「地球の投影」でもあるからです。
そうした「今までの人類の過ち」を振り返り、同時に「ならば、これからどうしていけばいいのか」について、もっともっとみんなに伝えたい――そんな思いから、メインサイト「
地球の未来を創造する」LTS講演会企画部の
篠崎と
麻日が、
「対談セミナー」を行うことにしました。
2012年「アセンション」後 地球の未来を創造する 2009年12月12日(土)開催 東京・新宿で行います。お時間の都合がある方は、是非ご参加ください。
アセンションは、決して「ただの予言」ではないのです。ノストラダムスの予言と同じ感覚でいるのは間違いです。
そうではなく、
「今、私達ひとりひとりの目覚めが問われているのだ」ということを皆さんにも分かっていただきたい――そう願って、今回のセミナーを決意しました。
私は
「目立つのが大嫌い!」な人なので(サイトに写真を掲載することさえ、最後まで渋っていたぐらいです((苦笑)))、篠崎が主になる対談は、
今回が最初で最後となるでしょう(今後も対談セミナーはいくつも予定しておりますが、すべて篠崎はインタビューアに徹します)。
今回のセミナーでは、主が篠崎で、インタビューアが私の相方である麻日です。こういう形式は、
今回一発限りとなります。(複数の方から、ありがたくも講座の問い合わせを頂いてはおりますが……篠崎が主体となる講座を開く予定はありません。)
だからその分、私は
「自分の活動のすべて」を集約させるぐらいの気持ちで、臨む覚悟を持っています。「個々人が各々の目覚めに至り、新たなる地球の新生に携わるにはどうしたらいいのか」――「進化」に興味のある方は、是非ご参加頂ければと存じます。
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【LTS講演会企画部サイト】
http://yura-shino.com/携帯の方は「
http://mobile.yura-shino.com/」へ)
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「mixi」にて「地球未来創造部【アセンション】」コミュニティを運営しています。
地球の未来についてご提案、ご意見などがありましたら、是非コミュニティに参加して頂ければと存じます。(分野は問いません。医療分野、社会分野、教育分野など、様々な視点で「地球の未来」および「理想的な社会・国家」を探求したいと思っています。お気軽にご参加ください。)
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4172264 ※mixiの会員外の方でコミュに参加されたい方は、左フレームのメールフォームからご相談ください。
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【参考文献】
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【先に皆様にお願い】本来、会社としては(法人登録とか、まだしていないから会社ではないですが)由羅ちゃんじゃなく 篠崎 と呼ぶべきなのですがここは、私のブログでもあるし、企画部としての私だけを出す場ではないのでLTSの活動の事でも、私は彼女を「由羅ちゃん」と口語体で書かせてもらいます^^社会人としてどーよっって思う方もいるかもしれませんが、それは「私の個人的なブログ」ってことでご了承くださいませm(__...
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