2012年アセンション「後」・地球の未来を創造する

 今回のタイトルは、そのままストレートに「このブログのテーマ」です。
 以前から私は、「何故、『アセンション』ばかりが取り沙汰されて、その『後』の世界像を描こうとする人がいないのか」疑問に思っていました。
 それって例えて言えば、「大学卒業するぞ~!」と「卒業」ばかりに意識を向けて、「じゃぁ、卒業した後、何をするの?」と聞かれた際、「……わからない」「考えてない」「ど~にかなるんじゃん?」と言ってるのと同じことだと、そう思うのです。
 それでは、今までの人類と「何も変わらない」――私はそう思えます。

 「未来のことを考える」というのは「未来をコントロールしようとする」のとは違います。
 コントロールには「制限」ばかりがつきまとう。「あれやっちゃ駄目だ」「これやっちゃ失敗する」「こうしなくっちゃうまく行かない」「ああしなくっちゃ納得してもらえない」。
 そんなことをしていても、今までの歴史と何も変わりません。
 そうではなく、新しい地球のシステムを「想像する」ことで、「創造へと結びつける」――これが大切なのだと、私にはそう思えるのです。

 リンカーンにしろ、ガンジーにしろ、国を変えた人々の最初にあったのは「Imagination(想像)」だったはずです。それに意識を集中し、実践を繰り返していくことで、新しい国を造る「Creation(創造)」へと至った。
 今回言われる「アセンション」も、同じことだと私は思います。

 もっとも、アセンションについては人それぞれ、言うことが違います。「みんなが宇宙船に乗って、星に帰るということだ」という人もいれば、「意識改革を人類が起こし、新たな未来創造に至る」という人もいるし、様々です。
 「じゃぁ、どれが本当なの?」皆さんはそう思うことでしょう(私も、そう思いますから)。
 でもきっと、「どれも本当」なのでしょう。
 それは、私達が「どこに意識をシフトするか」という問題であり、「一律に同じ体験をするとは限らない」ということなのだと思えるのです。

 私達の時代は二元論(善か悪か、勝利か敗者かなど)に翻弄され、「全体をみる」ということを怠りがちでした。
 しかも、いざそれで「平等」を唱えると「一律に同じことをしなければならない」と勘違いしてしまう(それが、個性を抑えつけた『全体主義』であり、今までの社会主義国家や共産主義国家のあり方です)。
 でも、本当の答えは「そこにはない」。
 それこそ、「三次元の思考を超えた改革案」を見出す他ないのです。
 「理解を超えた答えを、人は出すことなど出来ない」――映画マトリックスに出てくる預言者がよく言う言葉ですが、まさしくそれは事実なのでしょう。
 だからこそ、私もこの「三次元」にいる以上、「本当に正しい『地球の未来設計図』を作れるか」と言えば……それは無理だろうと、自分でも自覚しています。

 しかし、「想像すること」なら出来る。
 皆さんと一緒に、未来の地球像を「探すこと」なら出来る。

 これからの時代、「協力」というのは大きなポイントとなっていきます。
 今までの資本主義国家の根底にあったのは、ダーウィンの「進化論」でした。
 強い者だけが生き残り、弱い者は「排斥」される。競争社会が、資本主義の基盤です。この原理が、そのまま経済に、経営に、そして「人々の人生論」に反映されていたのです。
 しかし、ダーウィンよりも「前」に、もっと素晴らしく、もっと高次な「進化論」を唱えている人がいました。
 それが、「ジャン・バティスト・ラマルク」
 彼の唱えた進化論は、ダーウィンの唱えた競争論ではなく「お互いに協力しあう者が、長く生き残る」というものだったのです。
 ――驚きですよね。
 私が見てきた「高次の世界のあり方」そのものです。(ラマルクについて、詳しくはエハン・デラヴィ氏の『人類が変容する日』の書いてあります。以下参考文献をご参照ください。)

 では、何故彼のような「高次的視点」の学論が排斥され、ダーウィンの競争主義が注目されたのか。
 それは、「その時代における人類の目覚めが、まだ『ラマルクの視点まで、到達出来ていなかったから』」なのでしょう。

 でも、人類はようやく、ラマルクの視点に到達しました。(いや。まだ「しつつある段階」かもしれませんが。いずれにせよ、当時に比べたら遙かに意識進化はしているはず――)
 様々な試練。二つの大戦、物質に翻弄され心を失った現代、何が正しくて何が間違っているのか分からない時代、紛争、飢餓、環境破壊。
 あらゆる「困難」を経て、私達人類はようやく、「今の資本主義は、間違っている」という気づきに至れたのだと、私は思えるのです。

 それは決して、大きな「社会システム」だけの問題ではありません。
 今まで私達は「社会」「世界」「地球」などにおける「全体」と、「個人」というものを切り離して考えて来ました。
 でも、「そうではない」のです。
 私達個人に起こることが、社会に反映され、世界に反映され、地球にも反映される。
 私達は決して、「地球と無関係ではない」のです。それは、「地球がひとつの生命体だから」であり、私達は「地球の投影」でもあるからです。

 そうした「今までの人類の過ち」を振り返り、同時に「ならば、これからどうしていけばいいのか」について、もっともっとみんなに伝えたい――そんな思いから、メインサイト「地球の未来を創造する」LTS講演会企画部の篠崎麻日が、「対談セミナー」を行うことにしました。


 2012年「アセンション」後 地球の未来を創造する
 2009年12月12日(土)開催


 東京・新宿で行います。お時間の都合がある方は、是非ご参加ください。
 アセンションは、決して「ただの予言」ではないのです。ノストラダムスの予言と同じ感覚でいるのは間違いです。
 そうではなく、「今、私達ひとりひとりの目覚めが問われているのだ」ということを皆さんにも分かっていただきたい――そう願って、今回のセミナーを決意しました。
 私は「目立つのが大嫌い!」な人なので(サイトに写真を掲載することさえ、最後まで渋っていたぐらいです((苦笑)))、篠崎が主になる対談は、今回が最初で最後となるでしょう(今後も対談セミナーはいくつも予定しておりますが、すべて篠崎はインタビューアに徹します)。
 今回のセミナーでは、主が篠崎で、インタビューアが私の相方である麻日です。こういう形式は、今回一発限りとなります。(複数の方から、ありがたくも講座の問い合わせを頂いてはおりますが……篠崎が主体となる講座を開く予定はありません。)
 だからその分、私は「自分の活動のすべて」を集約させるぐらいの気持ちで、臨む覚悟を持っています。「個々人が各々の目覚めに至り、新たなる地球の新生に携わるにはどうしたらいいのか」――「進化」に興味のある方は、是非ご参加頂ければと存じます。

【関連記事】
【1】「何」が世界を狂わせたのか―犯罪編―
【2】「何」が世界を狂わせたのか―仕事編―
死に至る反省と、次元を超えた改革案
法律のない世界
アセンションを「ブーム」で終わらせない為に
高次における「全体調和」は「個性」を排斥しない

※多くの方に、アセンション・ブームとしてではなく「真剣な目で地球人類の進化」に意識を向けて欲しいと願っています。ひとりでも多くの方に読んで頂けるよう、以下のクリックにご協力をお願いいたします。
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http://mixi.jp/view_community.pl?id=4172264
※mixiの会員外の方でコミュに参加されたい方は、左フレームのメールフォームからご相談ください。
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【参考文献】

人類が変容する日人類が変容する日
(2009/07)
エハン デラヴィ

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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

【篠崎編集担当】


【篠崎の著作本】

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