昨日「
メインサイト」にて公開した「エハン・デラヴィ氏の取材記事」、色々な方から感想をいただき、誠に感謝しております。結構辛辣に「現存スピリチュアル」を批判しているので、個人的には批判がいっぱいくるのではないかと「ドキドキ」でしたが、でも、「私自身が同じ立場」なので「批判がきても、『反論するのみ』」って感じではありますが(笑)。←大学時代、よくディベートに参加していたので、反論は慣れているし、かなり打たれ強いです。
……ンが、しかし。
肉体の疲労には弱い篠崎――(爆)。
今日たっぷり寝た割にはどうも疲れが取れておらず(というか、こなす仕事が多すぎるのと「完全にお休みな日」がないからですね。もう二ヶ月間は「休日」がありません)、今日も少し早めに休みたいな~って思ってます(といっても、すでに22時ですが――)。
そんなわけで……今日も過去記事。
1月31日に掲載された記事からの抜粋ですが(何度も言っておりますように)、当時は「アセンション否定派」だったので、頭から「そンなのナンセンス!」って言ってます。そこだけは、かなり大きく変わった点ではありますが――その他の部分については……まったく私の考えって
「変わってないんだなぁ」ってつくづく思いました(苦笑)。
まぁ、それが私にとって「自分の軸」であり、「信念である」ということなのでしょう――。
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2008年1月31日 過去ブログ「思考世界」より転載情報多様化の中、何を信じればいいのか 最近、本当にこれでもかというぐらい「スピリチュアル」に関する情報があちこちに溢れまくっています。
もっとも、シュタイナーの言う「第六文化期」の目的を考えるに、至極当然のことと思えます(※先日、本を読み進めていく中で「今はすでに、第六文化期に入っているかもしれない」と思ったのですが、実際「神秘額概論」の中でシュタイナーも「現在、第六文化期の夜明けにあたり――」と言っているところを見ると((その頃が1900年代初頭))やはり今は第六文化期に入っていると思われます。あくまで推測ですが、おそらくは第二次世界大戦後、アメリカにニューエイジが発祥したあたりに、その境があるような気がします)。
第六文化期における目的は、ここでも何度か書きましたが
「超感覚的認識内容を、知性と感情で理解すること」にあります。いわば
物質的価値観と霊的価値観の融合ともいうべきものであり、二元論として対立していた両者が
「一元論」に戻ることに目的を定めています。
その後、第七文化期末に訪れる大きな変容に向けて、第六文化期ではこの目的を達成せねばならない――そう概論には書かれています。
もっとも、それはシュタイナー論に限られたことではなく、世界全体を包む「思想の流れ」として考えても、ごく当たり前のことと言えるでしょう。
産業革命後に訪れた「唯物的価値観」に行き詰まりを感じた人類が次に求めるのは、「その背後にある法則性」であっても不思議ではありません。その上、それが平易な「宗教性」や「神への信仰」として戻るのではなく、新たな概念の誕生として成立するだろうことは、想像に難くありません。
だからこそ、今は既存宗教への回帰ではなく、新たな思想基盤であるスピリチュアルや霊学が注目されているのでしょう。
とはいえ――今はまだ「黎明期」です。
このスピリチュアルに関わる「情報の氾濫」も、黎明期の特徴と言えるでしょう。
もっとも、私自身はこの状況に対して悲観視はしておらず、むしろ「次なるステップに進む為には、必要な段階である」と、そう見ています。
ただ、そう気楽に構えてばかりいられない側面もあります。
ここでも何度か書いたように、目に見えない世界――スピリチュアルの世界は、時折「思考の逸脱」を起こしてしまう危険があるからです。
そうならない為に必要なのは、何よりも
自分自身の考察力です。そうでなければ、ただ情報に踊らされ、スピリチュアルや霊学にとってもっとも大切な「霊我の育成」が損なわれてしまうからです。
人は、何かと言えば「新たな事実」に翻弄されがちです。
例えば、今まで歴史的に伝えられてきたことが、「実は違って、○○だった」というのが判明したとしましょう。多くの人は、その新たな発見が真実なのかどうかの検証をする前に「新たな事実」だけを真実として、鵜呑みにしてしまいます。
事件においてもそうです。「真相は○○だった」とされれば、それが本当に正しいのか背後を調べることもなく、「そうか、そうだったのか」と呑み込んでしまう。
人は何故か
「後から発見されたものの方が、信憑性が高い」と思い込む癖があるのです。
しかし、それは危険な錯覚です。確かに、それが真実である可能性も否定はしません。しかし、「検証の余地がある」ということさえも念頭から外してしまったら、それこそ真理から外れてしまいかねません。
昨今のスピリチュアリストは、この錯覚に陥っている人も多々見受けられます。
「新たな真実を信じるな!」と言っているのではありません。
「それを視野に入れながらも、検証の余地があることを念頭に措いた方がいい」ということです。そうでないと、次から次へと覆される「真実」という言葉に、結果翻弄されてしまいかねないからです。
勿論、検証といったって歴史学者でもなければ考古学者でもない、社会学者でもなければ名探偵でもないのに、「どうやってすればいいのさ!」と思われるのは当然です。
ここでいう検証というのは、「真実を突き止めろ」というのではなく、「慎重になる」ことを指摘しているだけです。
そして、その「慎重さ」を産みだしてくれるもの――それこそが「思考力」なのです。
先程「第六文化期」の目的について書きましたが、こうした新たな進化の為に必要なのは、何よりも
個々人の自主性です。
要は、
「どんなに情報が溢れていても、自分にとって『何が正しいのか』を見極められる目を育てる」ということです。
ここでポイントなのは、
「自分にとって『何が正しいのか』」ということです。他の誰も、その基軸にはなっていません。神を基軸にもしていなければ、宗教を基軸にしているわけでもなく、先生を基軸にしてるわけでも、友達を基軸にしてるわけでも、三軒隣の小母さんを基軸にしているわけでもありません。
あくまで、「自分自身」です。
スピリチュアルや霊学を前にして必要なのは、こうした
自分の信じる道は、自己で責任を持つという姿勢である――私はそう、考えている次第です。
最近、どこもかしこも「アセンション」で、このブログにも「アセンション」の検索ワードで来る方が大勢います。
私は、シュタイナーの唱える第七文化期末(あと数千年先)の変容を指示し、「2012年にアセンションは起こらない派」なので、来て頂いた方は「期待外れでごめんなさい」って感じですが――(笑)。
正直言って、私にとってそれが起こるか起こらないかは、「些細な問題」でしかないのです。
しかし、中には「どうすればアセンション出来るだろう」「アセンションに乗り遅れない為には、どうすればいいのだろう」と真剣に考えている方も大勢いるだろうと思われます。
そういった方達に私が唯一言いたいことは、「仮に(仮に、ね)何もなかったとしても、それで落胆しないように」ということです。
このアセンション・ブームにも、私は「霊的な意味がある」と思っています。そこに何かしらの目的が存在するから、これだけ注目されているのでしょう。だから、それが「事実ある、ない」といった短絡的な二元論に「陥って欲しくない」――そう願っています。
こんな話があります。
「南無阿弥陀仏」を唱えると極楽浄土に行ける――と唱え続けた親鸞は、弟子からこのように聞かれたそうです。
「もし、それで本当に極楽に行けなかったら、どうするのですか?」
その問いに、親鸞はこう答えたそうです。
「それなら、地獄に行くまでよ」
この答え、私は非常に親鸞らしく――また、物質世界で暗中模索の中霊的真理を探ろうとする私達へのメッセージでもあると、そう思っています。
親鸞のこの姿勢は、「盲信」ではありません。
もし親鸞が「盲信」していたとしたら、弟子の問いに「そんなはずはない! 極楽は必ずある! 何を言っとるのか!」そう怒ったに違いないでしょうから。
しかし、親鸞は「なかったら、地獄に行く」――その可能性を視野に入れつつも、自分の教えの「責任」を自分に担う勇気も持っていたのです。
それこそが、自分の思考力を信じることであり、かつ思考した結果に責任を持つということでしょう。
私達がこれから第六文化期を生きるにあたって必要な姿勢――それは、この親鸞の言葉に集約されていると、私はそう感じている次第です。
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