最近、毎日のように
「新たな時代の『スピリチュアリズム』のあり方とは、果たしてどのようなものだろう」ということを模索しています。
エハン氏の取材内容を読んで下さった方は、「既存スピリチュアリズムのあり方に問題がある」というのを実感したことと思われます。しかし、私の立場は「だから無意味」という立場ではなく、
「それにも意味があったんだ」という捉え方をしています。
要するに、
「次なるステップに至る為、『必要な過程だったのだ』」という意味で。
昨日の日記で、痛烈(笑)に「宗教アレルギー」の世相批判をしましたが、私自身、宗教が「決して正しい」と思っているわけではないのです(思ってたらとっくに、どこかの宗教団体に属してます。無宗教であるというのは、それなりのポリシーと信念があるからです)。
でも、「そこを経なければならない(宗教という組織を時代が経なければならない)過程」があったからこそ、こういう「既存宗教のあり方」があったのではないか――そう思えるのです。
すなわち、
「どんなものにも『間違い(失敗)』はないのだ」というのが、私の姿勢です。
この二元論的社会概念も、支配・被支配階層を生み出した不平等な世界観も、貧困層から抜け出せない人々を生み出すよう作られた資本主義も、戦争も、紛争も――何もかも「間違い」なのではなく、「次なる段階に至る為の、過程」だったのではないか、とそう感じるのです。
だとしたら――。
この二元論的世界における「大いなる問題」とは何か――と言えば……。
答えはそのまま。
「二元論」です。
善か、悪か。白か、黒か。光か、闇か。勝ち組か、負け組か。英雄か、罪人か。
そうした「二つの側面」におけるクローズアップそのものが、現代世界における問題をすべて積み重ねてきているのです。
戦争にしたって、そうでしょう。
貧困にしたって、そうです。
問題はどんなに複雑化多様化しているように思えても、実はその糸をずっとずっと辿っていけば――結果的には「分離(二元論)」に行き着くのだというのを、私は実感しています。
でも、そうではない――すべてはどんなに「多角的」に思えても、それは
「ひとつのものの象徴」に過ぎないのです。
エハン氏の取材記事内にあったように、「目の見えない人達が、象のあれこれ一部分を触りながら、『これが口だ』『これは鼻かな?』」と言っているようなもので、結局は「象」というひとつの存在を触っているに過ぎない。
もし、世界的な問題、様々な問題を考えていくのだとしたら、意識を「一元論」的に持っていく必要があるのだと――そう実感します。
しかし、ここで誤解をしていただきたくないのは、それはただ単に「ワンネス」という一言で括られるものではない、ということです。
みんなが個性を持ち、
みんなが独自の自我を持ち、
みんなが個別の主張、個別の信念、個別の思想を持っていながらも、
それでも「結果的にひとつなのだ」という視点に立つこと。
そうでないと――とんでもない「過ち」……それどころか、「二元論」よりももっと最悪な地獄となってしまうからです。
みんなの個性を抑圧して、ひとつの主義に従わせ
表現の自由を認めず、すべてに検閲が入り、
少しでも周囲と違ったことをすれば、犯罪者とされてしまい、
そして――「システム的にひとつなのだ」という「一律的ワンネス主義」。
こうなってしまったら、世の中「終わり」です。
このブログでも何度も言ったとおり、
「高次における全体調和は、『システムからは派生していない』」――あくまでも
「個性から派生している」のです。
だから、
「個性が絶対的に重要」であり、かつ
「個人の目覚めが、絶対的に最優先される」のです。
何故、今多くの人が「自分探し」だの「自分が分からない」だの言ってる方が多いか――お分かりですか?
実は、日本が気づかないままに「システム論」に陥っていたからです。
「恥の文化」と言われていた日本は、いつの間にか「朱に交われば赤くなる」的に、周囲と迎合することばかりを強要する教育を優先させ、個性を育てるよりも「周囲に協調させることばかり」を優先してしまったからです。
だから「ゆとり教育」も結果的に失敗してしまいました。何故なら、その
「ゆとり」を教える教師の世代が「ゆとり」を知らなかったからです。本当の意味でゆとり教育をするのであれば、もっと事前に教育理念を明確にすべきだった――「ゆとり教育」が導入される前から、私はずっとそのことを叫び続けていました。
「そうでないと、ただの無意味な奔放教育にしかならないよ」とそう叫んでいたのです……が、誰もそんなことは提唱せず。
結局「私が思った通りになっちゃったなぁ」って感じです。(私が酷く憤りを感じるのは、こういう時です。何で私のような平凡な人間が気づけることを、知識人としてふんぞり返っている人達は「気づけないのか?」と。知識人として印税もらってるんだから、もっとまともに「頭使って叫んでよ!」と、そう思います。)
では、「個人の目覚め」「個人の自覚」は如何様に出来るかと言えば――エハン氏も言っている通り、
「方法論ではない」のです。
例えば、私はリアルなまでの体外離脱体験を多数繰り返していますが、この体験をみなさんにどんなに指導したくても「出来ません」。もともと私はそれを誰かに教わったわけでもなく、生まれついた時からの体質だった――としか言いようがないからです。
また、神秘体験も同じことですよね。
中には、同じものを同じ場所で目にすることもあります。私は子供時代、友人と一緒にUFOを目撃しましたが、こういうのは本当に「同じものを、同じ体験で共有出来るもの」です。
しかし、神秘体験――それも瞑想や離脱といった体験は、そうそう人と共有できません。勿論共有出来る人もいますが、共有出来ない人は「何で出来ないんだ!」というところで不満を感じるのではなく、
「方法論ではないのだ」ということに気づいて欲しいのです。
方法論ではなく、どうやって人々に「目に見えない世界」を提示していけばいいのか――いくらでも説明のしようはあります。(ただ、説明したからといってご自身が腑に落ちるか落ちないか、は別問題です。それは皆さんそれぞれの考察力によるので――)
もしかしたら、「新たな時代のスピリチュアリズムのあり方」とは「まさしく、それなのではないか」――そう思っています。
要するに、
現実世界――普通に生きている人達も、酸素を感じるように、肌で感じるように、目に見えない世界との絆を取り戻せる「一元論」的な世界。それこそが、新たなる時代なのではないかと、そう感じるのです。
そういう意味でも、私は「霊感ありません」「瞑想しても何も分かりません」、そういう人達にひとりでも多く分かりやすいよう、「目に見えない世界」を伝えていきたい――そう思っています。
そしてこれは、ある意味で「アセンション後」の世界に、充分「必要な意識」だと思えるのです。
私自身は、リアルな体験を通じて何度も目に見えない世界との交信や、実際にその世界を体験してきました。
勿論、それは「証明」出来ません(笑)。「方法論ではないのだ」ということを、先程も言いましたように。
しかし、私はそうした体験を通じて「目に見えない世界の存在」を
100%確信しています。
だからこそ、私はそれを「三次元の文献」の中から紐解いて、かつて偉大な書籍を残してくれたルドルフ・シュタイナーやスウェデンボルグ、直感的に導かれていたとしか言いようのない科学者達の理論に基づいて、今後説明していく術を探していくことが出来るのでしょう。
何故なら、それは
「(見えない世界について)確信を持っている者にしか、出来ない役割だから」――私はそう、感じています。
【追伸】
ここ連日(エハン氏の取材が終わってからだから――約2週間以上に渡って)目を酷使した為か、ひどい眼精疲労で、ほとんどろくに文字が読めなくなってしまいました。(視力が下がったわけではなく、ただ単に眼精疲労が原因です。もともと私は眼圧が高く、医者から「失明の危険があるので、目の酷使には充分注意してください」と言われていたンですけどね~((苦笑))←笑って誤魔化す。)
ですが、ブログの更新やメルマガの発行に関しては続けていきたいので、メールのお返事、メッセのお返事ついては――ごめんなさい、出来ない場合も多々あるかもしれませんことを、どうぞ御了承ください。
また、そんな事情によりきちんと読み直しが出来ていないので、もしかしたら誤字・脱字などもあるかと思いますが(それはいつものことかな;)御了承願います。
※今日は半日目を休めていたので、昨日よりは回復しました。1日半日だけでも休むようにしていれば、すぐに回復すると思いますので、今しばらく御了承願います。●多くの方に、アセンション・ブームとしてではなく「真剣な目で地球人類の進化」に意識を向けて欲しいと願っています。ひとりでも多くの方に読んで頂けるよう、以下のクリックにご協力をお願いいたします。
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2012年問題、アセンション、体外離脱先で得た体験を元に「未来の地球予想像」を語る「対談セミナー」を行います。
「2012年『後』・地球の未来を創造する」
2009年12月12日 新宿にて開催
根拠のないアセンション論などではなく、現実問題、およびそこから派生した考察に基づいた対談を予定しています。今や、「不思議な現象」というのは誰もが体感する「普通のこと」となっています。それだけ、時代の加速化が進んでいる証拠でもあるのでしょう。
私自身の体外離脱体験は、ただ「体験すること」を目的にしていたのではなく、「新たな時代を創造すること」を目的にされていたのだということを、最近痛感する次第です。
お時間のある方は、是非ご参加くださいv
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