自己内観のススメ

 三日間更新をお休みしておりました。
 今は「物理的に忙しい」というよりも、「精神的(?)に忙しい」時期に入っています。12日のセミナーに向けて情報収集、その他、あれやこれやと資料を請求しまくる始末。猛烈な速度で「インプット」が繰り返されています。
 受験勉強などですとまた違いますが、こうした資料を調べる中でのインプット作業に至ると――篠崎、急に「アウトプット」が激減します……。篠崎の小さい脳みそは、得た情報を「整理するのに必死」のようで、いざ文章を書こうとすると「余計な仕事、増やすンじゃない!」と怒られているような気さえしてきてしまいます――。

 ここ一週間ぐらい、そういう状態が続きそうなので――すみませんが、頂いたメールのお返事が著しく遅れるか、或いはお返事出来ない場合もあるかもしれませんので、あらかじめ御了承頂きたく存じます。
 そんなわけで……インプット脳を切り替えてアウトプットにしようとするも、なかなか脳みそが切り替わってくれなかった為、今日も過去記事を掲載します。過去ブログ「思考世界」の記事を探っていたところ、何だか今の自分と当てはまる状況を見つけたので、少しアセンションからは話が逸れますが何かの参考になれば幸いです。

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2007年12月17日 過去ブログ「思考世界」より転載

自己内観のススメ

 シュタイナーの四大主著のひとつ「いかにして超感覚的世界の認識を獲得するか」では、「超感覚的認識」に至る道程とその修行法が、詳細に記されています。
 「神智学」でも後半部分に「認識の小道」として修行法には軽く触れておりますが、それをさらに掘り下げ具体的にしたのが、先に挙げた書物にあたります。

 この本を読んでいて実感するのは、「禅」や「瞑想」との共通概念です。勿論、シュタイナーは神智学の視点からこの本を書いているので、当然東洋思想に通じるものがあってもおかしくはないのですが、それでも「超感覚を得るに至る方法」として瞑想なりの自己内観が避けて通れないというのは、実に面白い共通項だなと、個人的には思います。

 禅と瞑想の効用は、ひとえに「自己内観」にあります。神秘学なり霊学を掘り下げる第一歩に「自己内観」は必ず挙げられます。
 内観と言ってもいろいろな方法があるとは思いますが――やはり「突き詰めたいレベルに応じた方法を取った方がいい」と、私は思います。
 昨今のスピリチュアルは簡略化が著しく、それこそ親鸞の「ナムアミダブツ」と唱えるだけで成仏してしまうぐらいの勢いがあります。
 勿論、それは決して悪くないです。
 ただ、簡略化が悪くないのと同じで、もっと理論から入って内観したいという人がいたって悪くありません。(私は、簡略化スピリチュアリストが「簡単にすることこそがいい」として、他の方法を採ろうとする人を否定するような言い方している場面を何度か見ましたが――あれは頂けませんね。本来スピリチュアルな視点というのは多角的なものであって、どこから斬り込んでもOKなはずです。ただひとつの真理に向かう為、ただひとつの方法しかないというのでは、それこそ「今までの物質至高主義」と何ら変わりません。個人個人、それに応じた方法があって然るべきなのではないでしょうか。)
 自分は学術的に霊学を深め、理論と実践を混ぜて内観掘り下げたいという人には、是非、禅と瞑想がお薦めです。

 この「いかにして……」の中には、瞑想の具体的方法は載っていません。あくまで瞑想を下地において、普段の思考をよりコントロールする術や心がけを中心に描いている為、瞑想方法については他の本なりに頼るしかありません。
 しかし、他の瞑想ハウツー本だと、今度は逆に「通常の生活を送る際の思考方法や制御方法」などについては触れていません。瞑想はそれこそ、「瞑想している時だけのもの」となってしまうので、それはそれで片手落ちです。
 真剣に神秘学徒を目指す人――真剣に自分の内面を成長させたい人や、スピリチュアルの真髄を自分自身で学びたいという人は、瞑想のテクニックを中心に書かれた本の他に、この「いかにして……」の両者を参考にされるといいのではないかと、個人的には思います。

 この「いかにして……」を読むと、修行法は「瞑想している時に限らない」ことがわかります。それこそ、日常生活を送りながら実践することに「意義がある」のです。
 私達の思考は、制御していないとポンポン自由自在勝手に飛び回ります。さっき仕事のことを考えていたと思ったら、今度は夕飯のこと、明日のテレビ番組のこと、友達と喋った内容、挙げ句に「今通りすがった女の子、超可愛い」など、何の根拠もなく点々と彷徨います。
 それをコントロールするというのは、困難極まりないことです。私も何度もチャレンジしましたが、未だ成功していません。1日中思考をコントロールすることがいかに難しいかを、何度も痛感させられるだけで終わってしまいます。
 これは日常時だけに限りません。禅や瞑想をしている最中もそうです。禅をする人にとって一番の敵が「眠気」と「雑念」です。私にとっても、ホント大敵です(苦笑)。普段不眠症なクセして、何でここで眠くなるかなと、自分に腹が立つこともあります(笑)。
 雑念のタイプは、おそらく人それぞれかもしれません。瞑想なり禅のテクニックに触れた本には、必ず「それの対処方法」が載っています。それを参考にすると、より内観がスムーズになるかと思われます。

 昨今のスピリチュアルブームを見るに、「2極化されている傾向があるのではないか」と、私は思い始めています。
 目に見えない世界を外的に捉えようとし、奇抜な体験や特殊な事象ばかり追い求めるタイプ。そして逆に、そういった外的なものをいっさいシャットアウトして、内面と向き合うことを中心に据え、真理として探究しようとするタイプ
 これらの「どちらがいい」とか「悪い」というわけではありません。
 ただ、私が思うにスピリチュアルなものって、別に珍しくも何ともない――ごくごく「普通のこと」なんだと思います。だって、生まれる前は「あちら」にいたことを考えれば、何ら特別なことなんかありません。
 ただ、前者タイプが瞑想の修行を始めると、決まって「何が見えた」「あれが聞こえた」「これが出来た」と奇抜な体験談ばかりに終始し、違った道――多くの修行者達が誤った道――に進んでしまう危険を感じることはあります。

 禅にしろ瞑想にしろ、奇抜な体験は逆に「素通りしろ」とよく言います。
 私が師事した臨済禅の和尚も、坐禅の最中、世間が金色に輝いているのを何度も見たと言っています。床から坊主が出てきたり(笑)、肉体残して自分が飛び回ってしまったりと(これは楽しそうですね♪)、それこそ可笑しくなっちゃうような体験ばかりだったそうです。
 しかし、和尚はそれを「これは空なり」として、すべて受け流したそうです。そして、その妙な経験が落ち着きを見せてから漸く、ひとつの達観(悟りのようなもの)に至ったそうです。
 こうした奇抜な体験は禅なり瞑想をしている人であればいずれ体験することなので、その体験に執着せず流すことの方が大切だそうです。

 シュタイナーは著作の中で、「瞑想をしている最中、『こうしたものが見えるはずだ』と決めつけないこと。外的現象に囚われていると、本当の真理に出会した際それに気付かない恐れがある」といったニュアンスのことを書いています。
 それは確かに、そうなのかもしれません。
 世の中が無常であることを思えば――すべてが「空」であることを思えば、真理は外的現象から訪れるわけでは決してありません。常に「内から」訪れるはずなのです。だからこそ、「空飛べちゃった」だの「何が出来た」だのと、外的現象に拘ることはもしかしたら「霊学(或いは神秘学)の真髄から外れている」のかもしれません。

 あくまで真理は、自己内観の果てにあるものなのでしょうね。

━━━━━━━━━━━(過去記事転載・以上)━━━━━━━━━━━━━━


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2009-12-02 | 真理 | トラックバック(0) |
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プロフィール

篠崎由羅(しのざきゆら)

Author:篠崎由羅(しのざきゆら)
1970年生。幼少期から哲学・宗教学に造詣を深める。思想および思想史、それに付随した国際事情に興味を抱いて独学を続け、大学ではインド哲学科専攻。東西問わず、両者の思想に渡り研究を深める。

現在は看護師として施設で勤務しながら、その傍らで執筆活動を続けている。2016年11月にYOU are EARTH改め「WE are EARTH」の活動を再始動予定。より良い未来の地球のため、全力を尽くす誓いをたてている。

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